2022年の宝塚人事の目は瑠風輝？

 

年の瀬ですね。

来年、2022年の宝塚人事の目は瑠風輝かもしれません。

 

それはつまり、彼女がトップ路線にまだ乗れているか否かは、

たぶん2022年の扱いで決まってくる、あるいは分かると思うという、そんな話です。

 

宙組の御曹司・瑠風輝の命運

 

瑠風輝は98期宙組生。

新人公演主演は、大作『エリザベート』と

トップ退団公演『神々の土地』を含む4回。

これは同期の暁千星とならぶ回数です。

 

その後、研8でバウ単独主演。

まごうことなき、宙組の大御曹司様です。

 

ところが、これまた宙組の悪いクセで育成はここで一旦ストップ。

ほぼ横並びだった和希そらにガッツリ抜かされ、番手上は5番の立ち位置に。

 

そして気付けば、後続の聖乃あすか、風間柚乃の100期コンビに

序列上抜かしにかかられています。

 

安定した歌唱力に、圧倒的なスタイルの良さ。

まさに宙組の申し子のような存在の彼女だけれども、

なぜかファンからはトップ当確扱いされない彼女。

 

なぜって？もうストレートに言ってしまうと、

やはり人気が今一つだから。

 

「劇団は推したい生徒を全力で推すだけ」と言うものの、

そこまでのプッシュ度を彼女から感じたことも無い。

 

だ、け、ど。

2022年は彼女にとって非常に大事な一年になると思われます。

 

なぜなら、和希そらが雪組に組替えしたことにより、

少なくとも真風→芹香→桜木に続く4番手格には登れそうだから。

 

さらに、真風涼帆政権の終わりが見かかっている今、

このままいけば、3番手昇格も夢じゃありませんね。

 

2022年は今後を見通すための1年

 

と、こ、ろ、が。

仮に宙組の次のトップとして芹香斗亜が就任したとして、

すんなり3番手に上がれる保証などありません。

 

なので、ゆっくり待ってればオッケーという話でもないでしょう。

仮に各組新体制に向けた組替えが起きたとして、

昇格組替えさせて貰えるのか、あるいは誰かに降られてしまうか、

もしくは玉突きでどこかに逃がして貰えるのか、大事な鍵になってきます。

 

もし昇格組替えさせて貰えるとしたらどこへ？

一番分かりやすいのは星組でしょう。

 

現在ちまたで唱えられている星組3番手不在問題ですが、

瑠風が星組に行けば、全て解決出来ちゃうんですよね。

 

バウ主演済みだから綺城・天華・極美の3すくみの上に降れるし、

礼真琴を支えられるだけの歌唱力が有り、

かつ小柄たぬき顔の礼真琴と高身長キツネ顔の瑠風輝で、

持ち味が全く被らない関係性。

 

なんだけれども。

全く行く気配が無さそうなのが彼女が人事的に弱い証明だと思います。

 

花組は永久輝せあが、雪組は和希そらが居るから行けない。

残るは月組、暁千星が星組か宙組に動かえば玉突きで行けますけど、

あまり可能性は高くなさそうです…。

 

そして気になる点がもう1つ。

現在、瑠風輝と競っている聖乃あすかは、

公演中の『The Fascination!』で単独階段降りを果たしています。

 

このままいけば、風間柚乃も『FULL SWING!』で単独降りするかもしれない。

ということは、瑠風輝も次作『NEVER SAY GOODBYE』で

単独降りを果たせるかも重要になってくると思います。

 

裏を返すと、ここで2期下の100期コンビに抜かれると、

結構痛いと思うんですよねぇ。

 

そんなわけで、2022年の彼女の扱いは、

今後を見通すための重要な1年になると予想されます。

 

チャンスを掴んで、生かせるか？

 

さて、次の宙組の外箱は桜木みなとの2度目の東上に決まりました。

ここで同期の暁千星に続いての東上…は無理だったとしても、

2度目のバウ主演を取れなかったのも、彼女の今の立ち位置を表していますね。

 

一方で、歌劇の2022年新春ポートに選ばれたようなので、

路線として新たな一歩を踏み出せたことは間違いありません。

 

彼女がトップ路線のままなのか、あるいは外れていくのかによって、

勢力図が大きく変わっていくだろう宝塚人事。

 

『バロンの末裔』で凛々しく瑞々しい演技を魅せてくれましたが、

和希・永久輝・暁の9678トリオに続けるのか、

ぜひチャンスを掴んで生かして欲しいところですが、果たして。

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村