102期生が95期、98期に続き、
全組新公主演制覇を達成したことは記憶に新しいですが、
そのさらに上をいく勢いがあるのが、105期生。
そもそも105期生は娘役の期として知られ、
既に新公ヒロイン経験者が4名も登場しています。
当ブログでもたびたび取り上げている彼女たち、
改めて105期生の娘役戦線について考えていきます。
【男役編はコチラ】
105期4人娘+αのこれまで
105期生の4人娘といえば、
星空美咲、音彩唯、詩ちづる、山吹ひばりですが、
それぞれの持ち味と今のポジションについて、
まずはざっくりまとめていきます。
花組:星空美咲
まずは花組の星空美咲、入団成績5番。
『PRINCE OF ROSES』での謎の突貫バウヒロインに始まり、
『銀ちゃんの恋』『冬霞の巴里』と、外箱ヒロインを独占。
ついに『巡礼の年』で新公ヒロも取り、
105期生4人娘の中で先頭を行く存在となっています。
娘役としては少し大柄、裏を返せば見栄えが華やかで、
安定した歌唱力と、可愛らしいヒロイン声が特徴。
そう、声がヒロインって宝塚においては大きな武器であり、
それが彼女持つ大いなるスター性でもあると思います。
雪組:音彩唯
雪組の音彩唯は、首席入団にして初詣ポスターモデル。
夢白あやの組替えにより割りを喰うかをと思いきや、
『CITY HUNTER』でしっかり新公ヒロをゲット。
続く『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』でも娘2ポジを取り、
現段階で出来る最大限の経験値を与えられています。
彼女の武器は、オールマイティさでしょう。
歌もダンスも芝居も卒無くこなし、さすが首席!!という感じ。
その中でも、彼女もヒロイン特性の高さが目を見張るものがあります。
『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』メアリー役なんて、
あれがクドい&嫌味にならないって、相当だなと思いますね。
星組:詩ちづる
唯一の組替え経験者である詩ちづるは、
月組出身、現星組、入団成績は3番。
『ザ・ジェントル・ライアー』での微抜擢、からの、
『めぐり会いは再び』で初の新公ヒロインをゲット。
なお、阪急の旅ポスター(?)という謎のイメガも務めています。
華やかな顔立ちが多い105期生の中でも、
彼女はどちらかというと和風美人。
そして月組時代からコーラスでならした歌唱力が武器です。
宙組:山吹ひばり
ラストの宙組、山吹ひばりは入団成績9番。
実は『シャーロック・ホームズ』にて105期生新公ヒロ一番乗りにして、
『HiGH&LOW』で2回目の抜擢を受けています。
また『夢千鳥』彦乃、『バロンの末裔』では娘2ポジのヘレン、
『NEVER SAY GOODBYE』新人公演ではペギー・マクレガー役と、
実績を着々と積み上げている彼女。
その武器は、ずば抜けたビジュアルでしょう。
一般受け最強の美貌を誇りながらも、
声質が独特ではありますが舞台技術も安定値あるというのが強みです。
ダークホース:愛未サラ
そしてもう1人、忘れちゃならないのが、
105期娘役のダークホースになりつつある愛未サラでしょう。
宙組配属、入団成績13番ですが、
現在の成績は同じ組である山吹ひばりを抜いている模様。
身長165cmと娘役としては大柄なゴージャス系、
インフルエンサーモデル的な今風なビジュアルを持つ彼女。
実は『NEVER SAY GOODBYE』新人公演で天彩峰里の役、
つまり娘2ポジのエレン役を取っており、
微妙に扱いの良い若手娘役となっています。
彼女のような存在が居てこそ、
105期生がゴールデンエイジ候補と呼ばれる所以だと思います。
新公ヒロを取ってダークホースになるも良し、
強い別格娘役として105期の知名度を高める存在になるも良し、これからが注目の存在です。
果たして何人トップ娘役が生まれるのか
さて、ここからは妄想度高めの雑文を書いていきますよー。(前置き)
既に有力候補が4名も生まれ、
路線戦線ひしめく105期生娘役ですが、
当然ながら、全員がトップ娘役になれるとは限りません。
「トップ娘役は水物であり、事前予想は何の意味も持たない」
ということを分かっていながら、敢えて書いていきますが、
じゃあ果たして誰がトップ娘役になれるのでしょう?
現時点での超主観的な「なれそうランキング」を書いていくと、
星空美咲>詩ちづる≧音彩唯>山吹ひばり
という感じ。
まず、星空美咲はやはり固いと思いますね。
星風まどかの後任(つまり永久輝せあか柚香光の相手役)、
潤花の後任(つまり芹香斗亜の相手役)だけでなく、
海乃美月の後任(つまり月城かなとの後妻)まで射程圏内に捉えています。
星空美咲は外箱ヒロインを独占していると前述しましたが、
実は全て「波線下ヒロイン」であり、
これはつまり、すぐにトップ娘役に就任出来るともとれるし、
少し待つことだって出来るよう、上手く調整していると考えられます。
続く詩ちづると音彩唯の差は微妙ですが、
105期生が相手役として嫁ぐ可能性が高いのって、
星風、潤花、海乃の後任の次は、
舞空瞳の後任(つまり暁千星の相手役)だと思うのですよ。
それはつまり星組でのトップ娘役就任劇になる可能性が高く、
既に動いている詩ちづるの方がアドバンテージが高そうなので、
詩ちづる≧音彩唯としました。
しかしながら詩ちづるはポスト有沙瞳、
つまり強い娘2ポジションになる可能性も微妙にありますよねぇ。
あと個人的に暁千星には音彩唯の方が似合うと思ったり…。(小声)
山吹ひばりは立ち位置的に潤花の後任を狙うわけですが、
その割に『カルトワイン』でヒロインを取りませんでしたし、
少しスローペースになっていますよね。
見た目が最強なのが素晴らしいですけれど、
声質が独特過ぎて、相手役を選びそうかなぁと個人的には思います。
それこそ有沙瞳の後任として池銀ガールで別格枠なんてどうでしょう?
…とここまで書くと妄想強過ぎですかね。笑
まぁこんなことをグダグダ考えている時が一番楽しい、
ってことでご容赦下さい。
105期生娘役のこれからを応援したい!!
以上、105期4人娘役+αの改めての紹介でした。
もちろん、今日書いた5人以外にも、新たなヒロインが生まれる可能性もあり、
またエトワール職人や別格枠など、
ニュースターの誕生も楽しみだったりします。
男役含め、まだ研4でこれだけのスターを輩出している105期生、
これからも引き続き応援したいと思います。
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コメント
ビジュアル、舞台技術を総合的に判断+判官贔屓で愛未サラちゃんが推しです笑
でも背高すぎるから宙組以外には行けないかな…
FWM苺美瑠狂でのメンチ切り最高だったので、ハイローも楽しみです♪
でももう1人のダークホース春乃さくらちゃんも活躍してほしい…!組替えあるとしたら彼女あたり?なんて思ってます。宙102期に固まりすぎ…
星空美咲ちゃんは今回のショーでは完全に美羽愛ちゃんとニコイチですが、音くり寿ちゃんが抜けたらそこに収まるのでしょうかね。流石に娘1めがけての爆上げだったと思うのですが、もうちょい垢抜けてからかな〜
ほかの子たちはわりと相手役とか作品を選びそうなので、どうするのか気になりつつ本公演での活躍を期待してます。
超綺麗系に振り切った美女は逆に娘1になりにくい説、あると思います。と言ってもパッと浮かぶのは伶美さん星蘭さんくらいですが、山吹さんってなんとなくそこと同ラインな気が……
音彩さんは雪組のまま上がるにはお顔が洋風すぎるかな?と思うので(近代和物で彼女は異国からやってきた設定とかなら出来そうですが)どこかに組替えする前提の組配属だと思っていましたが、最初に動いたのは詩さんでしたね。
娘役育成、正直男役人事よりもあーだこーだ考えがいがあって好きです笑
いつも楽しく読ませていただいております。
美咲ちゃんは、後は「どなたのお相手?」なだけですね
音彩ちゃんの場合 雪組はしばらく組替えトップ娘が続いてきたので、夢白ちゃんの後、深窓の令嬢として雪トップ娘に。
ひばりちゃんは、芹香の相手役な気がしない‥。愛未サラちゃんの方が合いそう。でもさすがに12期差は‥105期生が相手役はないかと。
宙組は上級生娘役少なすぎ問題があるので、サラちゃんは別格育成中じゃないでしょうか。
芹香の相手役は潤花ちゃんと思いますが、「ゆりかさんとご一緒する」と言って聞かないので、大慌てで春乃さくらちゃんを育成しだした という疑惑を抱いています笑笑
雪組ODYSSEYの幕が開きました。
1月の公演が中止になり、無事、船出出来たこと、感無量です。
退団された方や、今回「心中恋の大和路」出演となり、役代わりとなった方たちの活躍が素晴らしくて、1月に中止となった公演にも思いを馳せました。
オープニング、音彩唯ちゃんの歌声で始まります。
おこぼれと言っては申し訳ないのですが、美穂さんが星組に出演されて28日までの間、彼女の場面を観れるのは、運が良いと思いました。
すごい抜擢ですね。
これからの彼女の舞台が楽しみになりました。
次の記事で書きましたが、実は生で拝見させて頂きました。音彩唯すげぇ…と単純に感動してしまいました。笑
映像化は美穂さん版でしょうから、ほんと見られてラッキーです。