次は暁千星について書こうかなーと思っていたら、
この数日で『Le Rouge et le Noir』関連の発表があっただけでなく、
なんと2023年2月号の歌劇の表紙を取ったことが判明。
さすが星組、一気に畳みかけてきますね???
暁千星推せ推せモードの星組
『ディミトリ/JAGUAR BEAT』を観劇して一番印象に残ったこと。
それは、組替えご祝儀分を差し引いたとしても、
暁千星がバリッバリに推されていたことです。
『ディミトリ』のアヴァクは先代の王に仕える忠臣でありながら、
国の未来を憂うばかりに主人公とヒロインを策略で貶め、
けど結局は国に忠誠を誓うという、
出番も多いうえに悪役過ぎない点が非常に美味しい役どころ。
しかもこれが、原作を弄って出番を膨らませた役であることが興味深く、
「衣装がその他大勢と同じ」である点以外は、
星組での鮮烈デビューに相応しい貴重な大役だったと思います。
(逆にジャラルッディーンは別格役感が凄かった…瀬戸かずやや鳳月杏がやってそうな役でしたもの。)
そして『JAGUAR BEAT』もド頭から銀橋ドセンターに登場するわ、
代わる代わる娘役と組んで踊りまくるわの大活躍!!
だーれも書かないので書いちゃいますけど、
和希そらや桜木みなとはもちろん、VISAを背負う永久輝せあよりも、
よっぽど「2番手を喰ってる3番手」ポジションに私は見えました。
さすが、推すと決めたらブレない星組の姿勢がよく分かります。
瀬央ゆりあVS暁千星の経過
そもそもですよ、
瀬央ゆりあは『めぐり会いは再び/Gran Cantante!!』の時点で、
上に誰も居なかったにも関わらず、明確に2番手扱いされていません。
そこからずっと立ち位置が変わらない中、暁千星が組替えし、
直後の全ツ版『Gran Cantante!!』では必殺・番手ボカしエトワールが発動。
続く『JAGUAR BEAT』の階段降りでは順当な学年順にしたものの、
前述の通り扱いは暁千星の方が良いうえに、羽根も舞台写真枚数も同じ。
で、次の凪七瑠海全ツでも瀬央ゆりあ&暁千星を並べるかと思いきや、
ここはハッキリと分け、暁千星は礼真琴と帯同し、
わざわざ波線上にして(しかも娘役は不在)ポスターにまで載せ、
帝王学継承イベント&星組ファンへの顔売りモードに。
そんな瀬央ゆりあと暁千星を隔てる唯一の差が「歌劇の表紙」だったわけですが、
瀬央ゆりあが2022年12月号を取った矢先に、
2023年2月号の表紙を暁千星が取るという流れるような抜擢。
そう、これで完全に差が無くなったことになります。
奇しくも暁千星はファーストフォトブックを出したばかり。
この一連のスーパープッシュを見るにつけ、星組はたぶん本気です。
続く『1789』は番手がボカせる一本物ですが、
巷ではここで瀬央ゆりあが退団するのではないか?と予想されているようですが、
どうでしょう、私は「その次」あたりが危ないと踏んでます。
(日程的にサヨナラショーが出来る流れらしい、という話は分かりますが、ポッと出の新説に流されたくはない天邪鬼な私。笑)
全く別の話ですが、私が柚香光の任期6作説に否定的なのは、
「劇団は95期7人を横並びにするイベントを一度は絶対にするはず」と読んでいて、
その最大のチャンスが今年のタカラヅカスペシャルでしょうから、
少なくともそこまで全員在籍しているのでは?と思うからです。
なので『1789』は羽根無しでボカしつつ、
その次で瀬央ゆりあが華々しく2番手に辿り着いて退団、
というのが可能性として有り得るかな?と勝手に予想しています。
(そこから暁千星が2番手3作で礼真琴任期10作という計算。)
もちろん暁千星が瀬央ゆりあをあっさり抜いて、
瀬央ゆりあが別格枠に移るという可能性も有りますが、
それなら瀬央ゆりあを歌劇の表紙にはしないよな、と思ったりするわけで…。
いやはやこの2人が今後どうなるか、気が抜けない様相が続きそうです。
一人悲しき桜木みなと
ところで、暁千星の歌劇表紙が決まったことにより、
今年の表紙者はたぶん去年の顔ぶれから星風まどかが抜けたメンツ、つまり、
柚香、月城、彩風、礼、真風、水美、永久輝、鳳月、朝美、瀬央、暁、芹香
の12人で決まりだと思います。
で、悲しいのが95期から唯一逃している桜木みなとですよ…。
もちろんこれは宙組の停滞が原因なわけですけど、
「もう待ってられへん!!」と永久輝&暁が先に進んでしまいました。
もちろん桜木みなとも来年になれば順当に表紙を飾れるわけですが、
彼女にとって今年は我慢の一年になりそうです。
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コメント
こんばんは
もう2月に入りましたが今年初コメです。今年も更新を楽しみにしております。
さて、年始特集を読み、涼紫央さんについてほとんど存じ上げなかったので調べてみました。知恵袋で「別格で活躍していて管理職だと思っていたのに、どうして2番手になったのか?」という質問があり、回答も含めてまさに今の瀬央さんが言われているようなことでした。
涼さんを調べてみて、瀬央さんの役割は礼・舞空(長期)コンビの組体制におけるマンネリ防止なのだろうと改めて感じます。
組Pから「柚希・夢咲コンビの涼のように、礼・舞空コンビの2番手として退団する形で最後まで組に身を捧げてくれないか。暁が来るので正式な2番手にはしてやれないが、礼真琴の後の星組のためなんだ。管理職として星組に残る、トップになるために専科に行くなどの瀬央個人の未来を尊重する選択肢もあるけれど(ないかもしれません)、我々が瀬央に望んでいることは2番手になってもらうことだ。どうか頼む。」と言われたとして。
たとえ、2番手(2番目)ポジションで得られる恩恵を鑑みたうえで2番手という選択を最も望んでいなかったとしても、「自分の立場を弁えすぎている」瀬央さんは2番手になることを選ぶのではないかなと思ってしまいます。
『1789』が、礼真琴に似合うから選ばれた作品なのか、番手ぼかしも含めて選ばれた作品なのかが、そして95期の行く末が非常に気になるところです。
また、つくづく星組は長期的な人事計画&人選(愛月さんに瀬央さん)が巧みで、かたや荒れ気味(マイルド)&マンネリ気味の宙組や花組…と思わずにはいられません。
「推すと決めたら推す!」は正しい方針ですよ。なるべく苦笑が来ないように八方美人したら、かえって火に油を注ぐになりかねません。
ブレなければ一時的にザワついてもやがて収まるでしょう。ファンも安心して観劇できます。
「もう桜木待ってられへん!」は雪組代替わりで、朝美絢が正2番手になった時からだと思います。
あの頃はこんなに遅れるとは思わなかった‥。
今は歌劇の表紙どころか、宙組どうなっちゃうの?状態。もう溜め息しかでない。
暁さんの歌劇表紙のこと、瀬央さんと差をつけたくない姿勢がよくわかりました。私を含め瀬央さんをずっと見てきて推しているファンが暁さんを受け入れることについては、わかっているけど時間をくださいという思いです。近ごろの瀬央さんはほんとうに力をつけていてどこまで伸びるの?とうれしくなってしまいます。何よりご本人が楽しそうに舞台に立っていらっしゃる。
今の星組を楽しみたいと思っています(๑・̑◡・̑๑)
蒼汰さん
いつも楽しみにしています。
祝・ありちゃんの歌劇初表紙
去年のせおっちの初表紙の歓喜から間を置かずで熱くなって来ました。
2023の12人の顔ぶれ
娘役さんは流動的なのでまどかちゃんのOUTはそうだろうなぁと思いました。
ただ自分はマイティ大好きなのですが、おそらく専科のマイティが抜けてずんちゃんがINではないかと思います。
気になって北翔海莉さんの時を見て来たら、本公演で2番手羽まで背負っていても専科なので表紙は無く、
トップお披露目特集で表紙でした。
マイティが花組生の内に3月号か4月号の表紙を飾らなければ、トップお披露目の機会が有るまでは歌劇表紙はしばらく無いのかな…と思います。
ひとこちゃんとありちゃんが表紙に登場したので、次期2番手で間違いないずんちゃんは待たされずに掲載だと思います。
年の後半でキキちゃんの10月号お披露目特集、間を置かず、ずんちゃんの初表紙で宙組を盛り上げる予定です(私の中で)。
コメントありがとうございます!
うーんどうでしょう、一回表紙に載って退団してもないのに外れるというのは考え辛い気がします…。
いつも楽しく、興味深く拝見しております。
今後を明確に推し出す星組、気持ちよいです。
月の暁さんという印象が、随分変わりました。
星の帝王・礼さん×星の王子様・暁さん、わぁ素敵です!
存在感が増した瀬央さんの、今後も気になります。
別箱2公演ともに、主席コンビが勤めるなんて、梅芸メインHとDCの観劇、各一回のみ何とかチケットが取れて、とても楽しみにしています!
難易度の高い(かつオイシイ場面の)『アヴァクラップ』をバシッと歌いきり、なんなら既存の星組ファンから感謝さえされている印象の暁さん。
天華さんへの、いい意味での配慮や、極美さん天飛さんのジワ上げも、暁さんの良き参謀(?)となってくれそうで、頼もしいです。
中四国エリアの星、暁さん瀬央さんに、今後も期待!
赤と黒の配役、ポスターイン、ファフォブの発売日、そして歌劇の表紙…!
まさに推せ推せ、ブレてなくていいと思います。
今年になって来月が誰か発売される(フラゲが届く)、まで分からなくなった歌劇の表紙、蒼汰さんのおっしゃる12人で決まりだと思うんですが、もしかすると、水美さんは花組にいる来月号か4月号でないと飾れないことになる可能性はありますか?
専科の凪七さんは表紙にならないので、どうなのかなと。
もし、それで席が空いたとしたら、新トップお披露目の後でギリギリ桜木さんが表紙になることも有り得るでしょうか?
どうだったらいいと言うのではなく、ふと疑問に思いました。
お気を悪くされる方がおられたら、ごめんなさい。
蒼汰さん、こんばんは♪
今月の歌劇の表紙を見た時から、ずんちゃん、、、と思いを寄せていたところ、ブログにしてくださって、ありがとうございます。
今、冷静に考えて、宙組が次期キキじゅりだとすると、2番手ずんちゃん、3番手もえこになるのですが、
どう考えても、こんなマンネリの状態では続けないと思うんですよね。
そこで、マイティーのご登板ではないかと。マイティー2番手からの、落下傘トップ、それを待ってのずんちゃん2番手、トップ。
ずんちゃんの大事に育ててこられた感からしても、他組でトップは考えにくくやはり悲願の生え抜きかと。
歌劇の表紙を焦らなくていいのも、トップはまだまだ先だから?と勘繰らずにはいられません。
先日も、花組千秋楽で素晴らしい姿を見せていたマイティー。
組替が寂しいはずなのに、どこかとても前向きでそこまでの行き詰まり感のようなものも感じず。これは、次の行き先が決まっているからなのかなとも思ってしまったり。
この先のずんちゃん、マイティーのタカラジェンヌ人生を影ながら見守りたいです。
10000回記念回の星組公演を観劇しました。いや、暁さん、凄い。長い手足を優雅にぶん回し、手を広げてターンするだけで空間が埋まる、埋まる。さあ星組ファンの皆様ご覧ください、暁千星ですよろしくどうぞ!とばかりに、オラオラとした押し出しが圧巻でした。若獅子のオーラでしたね。本来の気性の強さみたいなのを隠す必要がなくなったと言うべきか、やはり主席だなと強く感じました。
蒼汰様のお口には合わなかったショーですが、あ〜星組見に来てるわ〜と、徹頭徹尾ネオンギラギラなのが良かったです。初宝塚だった配偶者も「見るタイプのエナジードリンク!」と手を叩いて喜んでいました。笑