今日は大きい発表が2つありましたが、
まずは宙組別箱公演の方から。
この度、瑠風輝の東上主演が決定しましたー!!
ミュージカル・ロマン『大逆転裁判』 -新・蘇る真実-
■原作・監修・制作協力:株式会社カプコン
■脚本・演出:鈴木圭
■主演:瑠風輝
瑠風輝の東上決定で見えてくること
東上主演決定、まずはおめでとうございます!!
アンダー95期の代表格として、和希そら、永久輝せあ、暁千星の3名を
当ブログでは「9678トリオ」と一括りにしていたわけですが、
「忘れちゃ困るぜ!!」と瑠風輝もこのタイミングで
しっかり東上主演を決めてきました。本当に良かったですね。
…というか、彼女の場合はむしろこのタイミングで東上主演を取らないと、
実は路線としてアウトだった可能性が有るんですよね。
なぜなら、同ラインで上がっている風間柚乃が次で東上主演を決める可能性が高く、
ともすればついに学年逆転現象が起きてしまうから。
新体制で御曹司が降ってくる宙組の嫌なジンクスを打破するためには、
最低限、東上主演を取っておかねばなりませんでした。
逆に、このタイミングでしっかり東上主演を取らせたということは、
宙組としては「瑠風を上げる」という選択肢を取ったことになります。
なお、過去に東上主演をしたにも関わらず、
同期に降られた愛月ひかるというパターンも有りますが、
現時点で東上主演を決めた瑠風の上に降れる人材はほとんど居ません。
つまり、これで聖乃・風間のアンバサツートップの組替えブロックとなり、
芹香斗亜新体制における3番手昇進はほぼ確実のものとなったわけです。
改めて各組3番手を並べてみると、
永久輝せあ、風間柚乃、和希そら、暁千星、瑠風輝と並ぶことになり、
永久輝せあの2番手昇格に伴い花組は聖乃あすかに入れ替わる。
うーむ、学年的に実に綺麗な並びになっていますね。
宙組25周年に向けて
そして演目が『大逆転裁判』というのが実にいいですね。
宝塚では過去に『逆転裁判』を3度全て宙組で上演しており(主演は蘭寿とむと悠未ひろ)、
当時、宝塚にそんなに興味の無い私でも知っていたくらいですから、
そこそこ話題になった印象が有ります。
そんな注目度の高い原作ありきの東上作品を充てて貰えるなんて、
相 当 期 待 さ れ て い ま す し 、
なんなら路線として生き残れるかの最後にして最大のチャンスだと思われます。
ぜひ、彼女にはこのチャンスをものにして欲しいですね。
また、表の新トッププレお披露目公演である芹香斗亜主演『Xcalibur』は、
アーサー王伝説を題材にしたミュージカル作品ですが、
1998年に誕生した宙組の一番最初の大劇場公演は、ずばり『エクスカリバー』。
そして今回、宙組で過去に3度上演した『逆転裁判』シリーズの10年ぶりの舞台化、
ということで色々と宙組アニバーサリーにかけた演目になっていますね。
宙組は今年で25周年ですし、待ちに待った芹香斗亜のトップ就任と合わせて、
お祝いモードといったところでしょうか。
新時代の到来に向け、粋で素敵な演出だなぁと思います。
宝塚歌劇団の切実な問題
と こ ろ で 。
『大逆転裁判』の演出家である鈴木圭先生ですが、
過去に色々とやらかして干されていた方だったはず。
新人公演や助演出に名を連ねてはいたものの、
オリジナル作は2017年の星組『燃ゆる風』以来、約6年ぶりの登板。
よっっっっっっっっっっっぽど逆転裁判をやりたかったのか、
あるいは上田久美子、原田諒という中堅どころの相次ぐ退団により、
人材不足過ぎて登板をせざるを得なかったのか。
…ま、劇団も色々大変そうだなと思いますね。
とはいえ『大逆転裁判』はビジュアルも良さそうですし、
手堅くヒットが打てそうな作品に違いありません。
新トップコンビのプレお披露目公演も合わせて、今から非常に楽しみです!!
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コメント
瑠風さんの東上決定しかも逆転裁判、本当に良かったです!
蒼汰さんも度々お書きになっているようにトップ交代のタイミングで次期トップが移動してきてすんなり上に上がれない宙組ですが、これでおそらく芹香さん〜桜木さん〜瑠風さんまでの番手は決まりですよね。瑠風さんを劇団として推す気がなければ過去にシリーズで成功している版権ものを当てないと思いますし。
ただ別の可能性があるとしたら、瑠風さんに東上カードを配った上での他組への異動の可能性がゼロではないのかな、と。(その場合異動先になり得るのはほぼ月、さらに低確率で花くらいかと思いますが。)
そのあたりも含めて宙組起点の今後の人事の動きが気になって仕方ありません。蒼汰さんの分析と予測も楽しみにしています!
瑠風さんの東上主演は本当におめでたいですね!!
たとえば紫藤さんファンの自分は、紫藤さんの立ち位置(というか劇団側の扱い)について色々思ってはきましたけれど、実際のところ、瑠風さんだって単独で階段降りしているものの、でも、ねぇ…って感じでしたので。
勿論もっとアダルトで重厚な作品がいいというファンの方もいらっしゃると思うのですが、瑠風さん、スタイルもいいし、こういう2.5次元系はハマるんじゃないでしょうか。新たな魅力をみせてくれそう。
それに、こういう2.5次元系統は、やはり実力があるからこそ成り立つ面もあるわけで、その点でも、瑠風さんだからこそ任せられる作品だと思います。宙組メンバーにも似合うはず。夏ですし、こういう作品もたまにはいいのではないかと。
2番手格は鷹翔さんでしょうか。
ヒロインも気になりますね。
もし順当に山吹さんが取れば、波線上でなくても、山吹さんが強めカードを揃えてくる感じになりますよね。
もし美星さんだったりしたら(私個人はいきなり東上はないように感じますけれど)、それはそれで興味深いことになりますし…。
発表を見守りたいと思います。
そして、月組の方も発表が出ていますし、記事を楽しみにしております。
ホッとしました!
宙組新体制の発表がいちいち遅く、
まさか宙組25周年の節目をもって解体、だから副組長は若いなっつでいいや なんてワケじゃないよね?
順番からしたらもえこちゃん東上主演のはずで、ブリリアは「エクスカリバー」だから、KAAT辺りだろうと予想はつくのに、なぜ発表されない?
万博アンバサダーでバウ主演してないのは風色くんだけだから、そっちが先?いやそんなはずは と思い悩む日々でしたw
改めてもえこちゃんおめでとうございます
新生宙組で正3番手になるなら、しっかり暁を追いかけてもらいたいし、組替えされるなら東上主演のお土産を持たせてあげて欲しいと思っていたので、良かった!本当にホッとしました。
「逆転裁判」は未見ですが、弁護士は瑠風に似合いそうですね。悪の道に行きがちな ずん兄ィとは真逆の個性だ。
ヒロイン(いるよね?)はひばりちゃん。2番手は鷹翔千空 でしょうか。こってぃは円卓の騎士で見たい気もします。
このまま芹香-桜木-瑠風と上げちゃうんですかー。そら平和で大変結構な事ですが、外野からしたらつまr…いやなんでもないですなんでもないです。
宙組っぽくないなあと思いつつ、娘役トップはサプライズだったしこれでいいのかもしれません。全員歌えますしね。でも、宙組で芹香上げて、順当に次は桜木→その次瑠風…あの宙組がこれやるかなあ?と。
今後大シャッフルがあるにせよ、ガッチリ固まっておらず動きがありそうなのは102期以降。特に100期以上はもうボンヤリと先が見えてきましたね。今のところ極美と瑠風がボーダーラインに乗ってるかな?と思います。
ただ劇団は見切るとバッサリいく印象があるので、今後シビアな見られ方をされるでしょうね。
鳳月杏が退団として
瑠風の東上成功→瑠風月2番手組み替え、極美宙組組み替え
瑠風の東上失敗→水美月2番手組み替え、極美宙組、瑠風専科
な気がします。なんとなく