遺族代理人弁護士による記者会見を見て

 

さて、皆さんもうご存知かと思われますが、

宝塚歌劇団の宙組に所属していた女性が急死した問題で、

遺族側の代理人弁護士が東京都内で記者会見を開きました。

 

 

現時点での個人的所感について述べたいと思います。

 

会見の様子を映像で見て

 

本日、雪組の新人公演全キャストとともに一禾あおの休演が発表され、同日に遺族弁護人による記者会見が行われました。それすなわち、劇団と遺族との第一交渉は決裂したということでしょう。…劇団、何してくれてんの???この一か月何してたの???なんでここまでご遺族との関係が拗れてんの???私はこれまで、週刊誌報道なんてワイドショー好きのウワサ話や巨大掲示板と同レベルの低俗なものであり、1次ソースの情報しか信用しない、すなわち劇団の発表を待つと書いてきましたけど、その1次ソースがまさか遺族代理人弁護士の会見になるなんて、本当に残念極まりないです。

たぶん劇団のことですから有耶無耶に誤魔化して、適当に再開させようとしたのかもしれませんね。それをご遺族は良しとしなかった。当然です、人が一人亡くなっているんですから。そりゃ、外に出す情報として全てを開示する必要はないと私は思うけれど、それはその分遺族への対応を誠心誠意行ってしかるものであって、そこが為されていないのなら言語道断、企業として大問題です。本当にアホですね劇団は、そこを拗らせてしまったら元も子もないでしょうに。

お花畑(笑)でも過激派でもない、いわゆる静観派は、当然ながら「少なくとも遺族に対する対応だけは誠実に行っている」ことを前提に待っていたわけですよ。「遺族は名前を伏せたがってる」と聞いたから「大きく騒ぐべきではない」と大真面目に守ってきたのに、そこが成立していないのならマジでフォロー不可能でしょう。もう何回でも言いますけど、アホなの???

で、結果的に過労死弁護団全国連絡会議幹事長にして、電通勤務で過労死した高橋まつりさんの弁護人を務めた川人博弁護士が出てくることになった。これで今回の宝塚自殺問題は、ミーハーな週刊誌レベルで騒がれた「第二のジャニーズ問題」から、「第二の電通問題」にレベルアップ。要望を読む限り、無茶苦茶な感情論じゃなく、過労とパワハラに焦点を絞ってきているあたり、当然ですがご遺族も本気です。電通過労死事件で労働行政や世論に大きな影響を与えたのと同様に、舞台興行全体の在り方も今回の事件を機転に変わっていくのかもしれませんね。

 

宙組の不思議

 

さて、正式な一次ソースとしてご遺族が宙組を名指して批判している(そりゃ比較対象がありますからね)ので、ファンの戯言として大っぴらに書きますけど、いつの間に宙組ってそういう雰囲気の組になってしまったんでしょう…?なんか宙組ってもともと「おおらかな組」みたいな売りじゃありませんでしたっけ?

で、思い返したらそれって朝夏まなと政権時代の話であって、言われてみたら最近「私たちの組っておおらかなんで」みたいなエピソードを全く聞かないことに気付きました。そもそも私は『NEVER SAY GOODBYE』の頃から、もっと言えば『El Japón』の頃から、妙な閉塞感というか圧迫感みたいなものが舞台から感じられて、足が遠のいてたことのも事実。そりゃタテマエとしてブログでは「証拠が無い」と言ったとしても、体と心が謎の危険信号を出していたんでしょうね。『異人たちのルネサンス』の時は2推しの組として熱心に見ていたし、ブログのタイトルにしたくらいなのに。

さらに、今考えてもやっぱり星風まどかスライドは意味不明過ぎましたし、相次ぐ上級生&中堅の退団、舞台上の無視、全組の中で明らかに少ない人数であることも含めて、ここ数年ずっと不思議な状態で放置されていた、というのが宝塚ファンではあるけれど宙組ファンではない外野としての正直な意見です。

 

週刊誌報道の不思議

 

そしてもう1点、今回の記者会見で印象的だったことがあります。アイロン事件、弁明会という名の紛糾、マインド発言、「いじめ」ではなく新人公演による過労。このあたり、某週刊誌報道の第1報、第2報の内容とほぼ全く同じだったことです。そもそも第1報の時に「〇〇という内容のLINEが母に届いた」というような記事があって、「なんて母親に送ったLINEの内容を知っているの?」と思っていたのですが、うん、まぁ、そういうことなんでしょうね、きっと。

で、そこからの第3報以降の内容がショボショボになってったのは、情報元が変わったからといえば合点がいきます。ってことは第1報で「小誌はLINE画像を入手した」と書いておきながらいまだ表に出てこない画像も、本当に持ってるんでしょうね、たぶん。劇団が地雷を踏んだ瞬間に出されたであろう画像はステイ状態のまま、遺族と協議を図っていたけれど、それがうまくいかず破綻。で、今回の記者会見に至ったのかなと邪推します。

すなわち、1ヶ月近く遺族はちゃんと待ってくれたにも関わらず、到底納得のいく対応ではなかったということなのでしょう。そして劇団が週刊誌相手ではなく、ファンに対して「誹謗中傷するな」とお触れを出したのも、今ならその理由が分かります。いや、正確にはみんな薄々気付いていて、だからこそ「事実でないなら」劇団は週刊誌を訴えるべき、と揃って前置きしながら訴えていたわけで。

結果として今回の記者会見で報道はさらに過熱するだろうし、ほじくり返されたくない過去がどんどん明るみになるのでしょう。いや、本当にフォロー不可能、劇団は悪手を続けているとしか言いようがありません。

 

宝塚と宙組の今後について

 

そしてこうなった以上、ぶっちゃけ宙組は再起不能かもしれませんね…。今更どうやって公演再開するのか、私には想像もつきません。けど、それは取り潰し不可避となってしまった劇団のやり方に問題があると思います。繰り返しになりますが、女性が集団で集まる以上、人間関係の摩擦が起きることは不可避であるのだから、それを上手くマネジメントすることこそが劇団の仕事です。それが為されていないために招いた最悪の結果が今回の事件であり、劇団はそのことを深く受け止めるべきでしょう。…ま、薄々感じてましたけど、劇団は96期問題の時から何も変わってなくて、もしかしたら遺族と全面対決などという最悪手の方向に舵を切る可能性だってあります。いやはや勘弁して頂きたい。そのあたりは阪急阪神のテコ入れがあると信じたいところです。

たぶん、劇団としては宙組以外は公演を継続したい目論見なのでしょう。だから慌てて雪組新人公演の全キャストを発表した。一禾あおを置き、残りの雪組生で西の幕を開ける気満々だし、新人公演の再開も彼らにとっては当然の選択です。だけどそれを世論が許すか、あるいは中の生徒たちが精神的についていけるかどうかは分かりません。ただ一つ言えることは、ファンに謝れ、あるいは説明しろ、ということではなく、ご遺族に対しては誠心誠意を尽くした対応をして欲しいということ、それだけです。

そしていわゆるパワハラ上級生については、記者会見でも明言されていないことから、私は敢えて今回言及しません。彼女たちにももちろん言い分があるでしょうし、それは今後の話し合いの場で共有されるものだと思いますから、これについては改めて「劇団の発表」を待ちたいと思います。

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. あきな より:

    私も「宙組っておおらかな組じゃなかったの…?」という感想を第一に持ちました。まぁ様政権の時はもちろん、それ以前も88期トリオや83期&85期ツインタワーなどカラッと明るい雰囲気のスターが多かったですし、2014年前後のスカステの組対抗クイズ番組などでも、組長を筆頭にとてもノリが良くまとまっていた感じでした。確かにかなめさんは神経質そうでしたが、緒月さんなどが雰囲気を悪くさせ過ぎないようにしていた印象です。真風さんになった途端、ガラッと変わったということでしょうか…。現在のトップは芹香さんですが、彼女がずっと辛い思いをしてきたというのは真風政権の時がほとんどだったはず。前政権のメンバーにも、よく話を聞いてもらいたいなと思います。

  2. 五條 より:

    各週刊誌だけでなく、TVニュースでもガンガン扱われ始めましたね。NHKや報ステ、ZERO等全国ネットで。youtubeにも放送局が公式でガンガン上げてます。現在再生数それぞれ万単位。終了ですね。劇団はイメージが大事なスポンサーへの対応で大わらわでしょう。
    文春は一報かました後に、相手の出方を見てから「じゃあこれは?」と証拠を突き付けるので(ベッキーの時とか)、宝塚の出方次第で後から色々出すつもりだったのかもしれません。
    遺族が先に動きましたね。メールやLINEもガッツリ残ってまっせーと。

    文春の記事、当初からやたら上級生の罵声内容が具体的だったんですよね。マインドがどうとかって、それ知ってなければ書けなくないか?この時点で宙組内部リーク確定じゃねえの?と。発言した当の本人は青ざめたことでしょう。
    なので、頭ごなしに文春は嘘!とは言えないなと思っていました。
    しかも被害者は劇団へイジメはあったと言ったのに、事実無根と発表されたと。終わってますよ本当に。どうしようもない。
    で、10/7の会見(あのニヤニヤのやつ含む)を見て、遺族から弁護士に相談があったと。そらそうなりますわな。あれは遺族キレますよ。

    また、若手は劇団内で日が変わるまで稽古が当たり前…以前から他組でも笑い話みたいに言ってる人大勢いますけど、いやそれアウトじゃねえの?と思ってました。某組では、若手への駄目出しは集団で日が変わるまで、そのジェンヌが泣いても続く、とか。
    案の定突っ込まれましたね。
    日によっては拘束時間が朝9:00~30:30だそうですよw 1日の労働時間14時間超えが基本で20時間超えの日も。もちろん残業代なんて払ってないんでしょう。ヤバすぎます。

    弁護士はその筋の専門家(会見場は厚労省記者クラブ)。
    遺族はガチです。
    阪急電鉄や阪急阪神HD、および代表取締役CEOの名前出してガッツリ言及してますので、これは相当厳しい。
    また、劇団は阪急電鉄の一部門にすぎず、法人格もないし法的主体とは言えないのに、なんで劇団が契約してんの?とかも突っ込まれてますね。

    11日の東京宝塚劇場にも、TVクルーとか来ちゃいますよねえ…月関係ないのに、そこは素直に同情します。お騒がせyoutuberとか来ないといいんですが。

  3. たなか より:

    宝塚を愛する者ですが、当然、人の命以上に重要なものはなく、好きだからこそ抜本的な改革をして欲しいと思っています。改善されないのであれば、宙組だけではなく全組の存続はすべきではないでしょう。

    あまりにも幼い子供たちをカルト的な規則で縛り上げて学校生活をさせ、その後長時間労働・競争社会に置くことは健康的ではないと思います。音楽学校の廃止、もしくは音楽学校の入学年齢を高卒以上にする、劇団に在籍していても劇団外のオーディションに参加できるようにする、私設ファンクラブの廃止など、今までの当たり前を変えなくてはいけないと思います。

    弁護士の方は論点を絞ってくるので、私設ファンクラブの話は出されないでしょうが、週刊誌あたりが脱税も絡めてファンクラブの話は出してきそうだなと想像してきます。

    ここまで書き連ねましたが、まずは1日も早くご遺族に誠実な対応をなされることを切に祈ります。

  4. はとこ より:

    会見全編をノーカットで拝見しましたが、印象に残ったのは以下の点です。

    ・ここでの「遺族」とは具体的には「両親、妹」であること。
    ・宙組を名指しで批判されたこと。
    →当たり前の事かもしれませんが、「妹」まではっきりご遺族側が明言されたことに驚いたと同時に、覚悟を感じました。
    また、他組の生徒本人も含めてのご遺族の訴えとして、宙組が名指しで批判されたことには大きな意味があります。

    ・ヘアアイロン事件について劇団が『事実無根』などと本人の訴えとは異なる公式発表をしたことで、追い詰められたのを理由に今年の夏で退団しようと思っていたこと。

    ・パワハラ上級生が具体的に誰かは明言されていないものの、「ヘアアイロン事件の加害者とパワハラ発言の発言者は別人で。発言者は複数人である」ことは明言されていたこと。
    ・ご遺族側は、労災認定などで劇団に対し訴訟を起こしたいわけではなく、謝罪と補填を求めていること。
    →ご遺族は劇団に対して無用な争いを求めておらず、劇団や宙組に対してあくまで「謝罪してそして変わってほしい」という、わずかに残っている劇団への期待を感じました。
    パワハラ上級生が誰かというのを具体的に把握されているにも関わらず、個人名までは明言されなかったことも、なるべくなら穏便に進めたいという意思の表れに思われます。
    一方で劇団への期待がわずかに残りつつも、劇団との関係が拗れているのも明らかで、今後の劇団の対応によっては訴訟も免れないと思っています。
    また、劇団への期待が一切無くなってしまった時には、具体的な上級生名を公表されるのだろうなと。

    ほんと、劇団何してくれてんのという思いですし、ここからご遺族の意思に100%沿うような対応ができるとも到底思えません。

  5. マリー洗濯ネット より:

    宙組ファンです。
    初めてコメントします。

    「遺族はそっとしておいて欲しい」と言っているのに外野がやいやい言って気の毒だな、というのが最初の印象でしたが会見を見て本当にガッカリしました。

    劇団がまだ謝罪すらしていないというのもとても残念で、心が痛いです。
    謝罪したら自分達の非を認める事になるからでしょうか…。
    ここまで来たら隠す事なく「正直に」交渉を行って欲しいところです。

    公演再開を祈り頑張れ!という気持ちで、宙組東京チケットも取っていたのですが、これからどんな気持ちで見たらいいのかわからなくなりました。

    人前で宙組が好きですなんて恥ずかしくてもう言えないです。
    これから宙組はどうなっていくのか…。
    宙組に贔屓のいるファンとしてそうなってしまっても致し方ないのかな、と納得してきました。

    好きな物がこんな形で終わっていきそうなのがとても悲しいです。
    最後のチャンスがご遺族に真摯に向き合う事だと思うので、これ以上悲しませる事がないようにして欲しいという気持ちです。

  6. にゃん より:

    同感です、悔しいです。
    ご遺族が何も発さられない以上は静観、と思ってきました。
    ご遺族がこうおっしゃるなら、あー無理だなと報道を知っての第一声でした。
    比較対象があり、宙組を名指しされていることにご遺族の愛が見えます。
    もうこれ以上それを裏切らないで欲しい。
    1ファンとしてそれだけを切に望みます。

  7. YK より:

    いつも記事を楽しみに拝見しております。
    別の記事で「世間がドン引きする対応を期待」なんて呑気なコメントを付けさせて頂きましたが、超弩級の悪手を劇団を打っていた結果を目の当たりにして言葉がありません。本当に文春の記事がほぼ真実だとは、、、。
    悲劇から1ヶ月間あったのだから劇団は事実を調査して遺族の方に謝罪する機会はあったはずですが、その努力さえ怠っていたということでしょう。
    宙組は本当にダメかもしれませんね、擁護出来ないレベルに到達してしまったという感じです。
    もし宙組が東京公演を無理やり開くならば、いつもは全く当たらない友の会で期せずして当たったチケットを手に拍手なしで抗議の意を表したいと思います、完全に自己満ですが。桜木みなとは好きだけど、素直に応援する気持ちになれない、、、。
    駄文失礼しました。

  8. mippyon より:

    こんにちは。

    いつも冷静で、客観的なブログを
    ありがとうございます。

    貴殿のブログを読んで、
    はっと冷静になるファンも多いのでは?
    と思います。

    人は自分の価値観で物事を判断します。

    出来事は、見る側によって、
    様々な捉え方ができますし、
    言葉は捉え方によって、180度変わります。
    しっかり聞き取り調査をして頂き、
    両社のプロの弁護士に委ねるしかありません。

    ここからは個人の意見ですが、
    亡くなられた方は、最後まで舞台に立つ
    ことを望んだ優しい方だったと思います。
    そんな彼女が、親族と劇団との「争い」
    を望んでいるとは思えません。

    憧れの上級生もいたでしょうし
    上級生と、組の全員とうまくやりたかったはず、
    みんなから愛されたかったはずです。

    彼女が笑顔になるのは
    お客様に素敵な舞台を見せて、
    感動を与え、拍手をもらったとき。

    そんな宙組の舞台が、
    真の意味で、素敵な舞台が再開することを
    心よりお祈りします。

  9. ちゃとらし より:

    朝夏政権以来の宙組ファンです。
    生徒さんが亡くなられた事もショックですがこの遺族の会見もショックでした。
    本当に宙組終わりかもしれないですね…。辛いです。

    劇団はより大きなニュースに紛れて世間がその内忘れる事を期待していたんでしょうか。
    ここから先の手を誤ると本当に110周年どころではなくなってしまいそうなので、小川元理事を呼ぶなり阪急本体からメスを入れるなりしていただきたいものです。

    記者会見では宙組が名指し批判されていましたが、未成年含む若い女性の長時間労働体質は劇団全体に言えることです。ここも改善していくとなると宝塚の文化も変わっていくでしょうし、その変化は舞台にも現れるでしょう。例えば新人公演はクオリティが下がるかもしれないし、娘役が徹夜して作る髪飾りも消えるかもしれない。長時間労働回避のためにWキャストが当たり前になり、そもそもスター制度がなくなるかもしれない。それをファンが受け入れられるのかそれでもチケット売れる舞台が創れるのか、劇団全体の模索の時代に入るかもしれませんね。

  10. みみ より:

    私は芹香さんのファンです。
    蒼汰さんのおっしゃる通り、すべての劇団の決断は「遺族の意向に沿っている」ことが大前提と思っていたので、
    今回の発表を受け、もう自分の中に再開してほしいという気持ちは1mmも無くなったのを感じました。

    それと同時に、ここまで拗らせてしまえばもうこの体制、この組はもう存続も危うい、というか、再生する手立てが1社会人としては見当たりません。
    いっそのこといつかのJALのように一度破産して会社更生くらいのことをして根本的抜本的に改革しないと、宝塚というジャンルそのものが終わるんだろうなと思いました。

    私は幸いにもエクスカリバーを3度見させていただきました。
    あの時の彼女は本当に輝いていて、のびのびとした歌声を響かせてくれていました。

    どうかこれ以上ご遺族の心を踏みにじらないこと、そして第二第三の被害者を生まないことを祈り、そっと宝塚からは距離を置こうと思いました。

  11. たんたん より:

    遺族コメントを読んで涙が止まりませんでした。

    ブログの記事、全部同意です。
    週刊誌ではなく、当事者の発表を静かに待っていたのは、たとえ公式に発表できる内容が限られていたとしても、遺族に対しては誠心誠意向き合ってくれれば…と祈るように信じていたからで。
    それが、まさかの調査結果の発表や、雪、宙公演をどうするかの発表前に、遺族からの会見になるとは!
    そばにいながら娘が命を絶ってしまった親の気持ち、甘く見過ぎです。

  12. コスモスハート より:

    蒼汰様

    ついに遺族が動きました。蒼汰さんが劇団に対してバカ発言されるとは。いつも良識あるコメントと思っていましたから、よほどです。

    実は遺族に寄り添って対応していなかった。
    それらしい事、言っていましたけどね。
    やっぱりか。というのが正直な感想。

    真風氏のイジメ記事が出た時、劇団の対応は、何もなさらず、コンサートで本人にコメントさせて、ただの週刊誌の戯言で片付けた。
    叩けばホコリが出るから、静かにやり過ごしたのか?
    ヘアアイロン事件も事実、私はイジメ問題だけでなく、そのような事態を引き起こす仕組み、運営組織のヒビ割れをどうやって改善するか、歌劇団自体の運営危機と思っていました。

    親にしてみれば、娘の夢を実現させてやりたい、好きなことで成功し、輝いてほしい。その親の夢を詐取しているビジネス。
    私設ファンクラブは非公式だから、問題を起こされても会社とは関係ないと言える逃げ道。
    贔屓のファン心理を巧みに利用して、競わせることで課金させるような仕組み?
    コスパ良いと自慢していた組織ですから。

    歪んだ競争意識が芽生えやすい仕組みなら、その対処法も必要。そこを手抜きして見て見ぬふりをしたから、いや、やってますとポーズはしても、機能しているかしていないか確認するのが管理者の仕事。
    コスパ重視なら、早々に組替えしておけば、コスパ良いまま、最悪の事件は起きなかったのでは?
    争点を絞って、謝罪する事を求めておられるようですね。
    辞めたければ辞めたら、という姿勢では、まずは演出助手という名のスタッフの労働時間のごまかし、によって人手不足になったと思われる。これはタイムカード導入、しかし、時すでに遅し、担い手不足になっているのか???ジェンヌ達下級生に担わせているのか???

    色々明かされて改善される事を願っています。

  13. ucchie より:

    蒼汰さん、こんにちは。
    ご遺族の会見内容はショックを持って見ました。会見をすると決めるまで、娘さんや劇団について多くのことを考えられたと思うと、想像を絶する辛さだったのだと思います。
    私も、宙組に気になるスターはいたものの、今思い返すと前政権になって以降他組と比べて極端に観劇数が少なかったです。それは演目に惹かれないだろうなと当時は思っていたのですが、この件以降、何か自分で感じ取っていたことがあったのかもと思うようになり、蒼汰さんのコメントを拝見して、やはりそうだったのかと再確認しました。

    今も頑張っているタカラジェンヌさんが多くいらっしゃり、応援したい気持ちは変わらないのですが、今後どのように向き合っていったらよいのかということをぐるぐる考えています。
    今はただ、故人の御冥福をお祈りし、ご遺族が少しでも救われるよう、劇団が誠意ある対応を行うことを願います。これまでのような小手先の、心が通わない対応では宝塚の存続に関わりかねないし、夢を与えるなんて絵空事でしかなくなります。劇団の保身よりも故人とご遺族、そして今も必死に舞台を作り上げている関係者のことを考えた対応がなされることを期待します。

  14. より:

    宙組ファンです。今回の事件は労災とし、労働環境改善を行うことを劇団が発表、週刊紙報道のようなパワハラが事実であれば、内部(会見を開くのではなく、ご遺族への謝罪・賠償を行う形)で決着をつけることを期待していました。しかし、パワハラについても「6人の上級生の謝罪を求める」と言われた以上、うやむやで終わることは難しく、組ファンとして宙組生全員を応援している立場であっても舞台に立つことを受け入れられないのが素直な気持ちです。
    記者会見全てを映像で見ていないのですが、遺族側の会見でもお名前が明かされなかったのでしょうか。そうであれば、ご遺族が実名を明かしたくないのではなく、芸名は劇団が権利を持っており、遺族であっても使用できないということなのかと疑ってしまいます。
    また、ご遺族のお言葉で宙組に配属されたことが原因と言われました。組のファンであることが虚しくやるせない気持ちになりましたし、宙組生の行く末を考えると哀れでなりません。
    既に退団している方の関与も考えられますが、現在組織にいない人の責任追及はハードルが高く、費用対効果が薄いから追及されないだけなのでしょうか。

    宙組は凰稀就任時はピラミッドがなく、立て直しを求められて就任したと本人がインタビューで話していました。その甲斐あってか、朝夏退団時にはピラミッドが形成され(組本田渕先生談)、末広がりの8代目にはさらなる発展が期待されていました。しかし、仰る通りネバセイからは明らかに舞台上に歪みが見えていましたし、スカステの過度に緊張する下級生、退団者が不自然なくらいヨイショする千秋楽挨拶、退団後の組長インタビューの脈絡不明なフォロー発言等々、不穏な空気を感じていました。今回、週刊紙報道で名前の上がった彼女がMCをしていた番組のある回では、とにかく気を使って会話をしていたのが印象的で、庇うわけではありませんが、加害者の中でも上下関係があったのかとも思います。
    今はただ、故人とご遺族に真摯に対応してくれることを期待します。

  15. そりた より:

    いつもブログを楽しく拝見しております。

    今まで小手先の対応に終始した劇団や電鉄本社 HDの責任はあまりに大きいと言わざるを得ません。ファンやマスコミに言うこともあるだろうが(むしろちゃんと言ってほしい現状もあるのですが・・・)それは自らが襟を正してからということです。一からの出直しとなり非常に大変でしょうが、期待はしております。

  16. 玉から毛が生えた より:

    ここ最近の各組退団者の最後の挨拶を聞いていると
    劇団の環境や方向性、在り方に対してへの不満を含める事が多くなりましたよね。

    今回の件を宙組だけの問題でなく、劇団全体の問題として捉えないと
    更に悪い方向に進むだけだと思います。

    今からできる事は遺族側、劇団側、双方納得の人選で第三者機関を作って
    今回の件を全て透明化する事だと思います。
    (その過程や結果を世間に公表するかどうかは遺族側に決めていただければと思います)

    その結果、劇団側に非があるならば遺族に対して誠心誠意謝罪し
    2度とこの様な事が起こらない様に劇団を良くする方策を遺族と生徒たちに示すべきだと思います。

  17. mi より:

    蒼汰さんこんにちわ。
    劇団が96期問題時代と体質が変わっていなさそうなことに愕然としています。

    パワハラに関しては劇団の発表を待ちたいと思います。
    長時間労働に関しては、業務委託(スター契約?)とのことなのでおそらく労働基準法は適応されませんし、自主稽古やレッスン、アクセサリー作りも強制力あくまで“自主的“な行動と取られるのだろうなと思っています。

    芸事を磨き上げるのにレッスンや自主稽古を規制しろとも言えませんし思いませんが、
    もっとタカラジェンヌさんがのびのびと芸と自身の心身に向き合える公演スケジュールを組んでほしいなと願うばかりです。

  18. はる より:

    蒼汰さま

    記事、同意しかございません。
    本当にどこからボタンのかけ違いが起きて負の連鎖が始まってしまったのでしょうか?
    ・放任という名の放置(生徒の自主性に任せる)
    ・生徒のやる気搾取
    ・いじめなんてそんなもの起こる訳がない、宝塚ではあり得ない、あっては
     ならない思考体質。

    96期騒動から体質変わってませんね。
    非常にがっかりしました。
    危機管理能力を持ってる上層部は劇団にはいないのか、、。

    80人所帯の組子に負の連鎖を起こさせないようにするのは競争社会でもある芸事の世界では非常に難しい事とは思います。
    愛情を感じられない厳しい指導はパワハラになります。
    (「嘘つき野郎」はもはや指導ではない。。)
    しかし、過酷すぎるスケジュールには驚きました。いつの間に新人公演の長が演出助手の仕事を請け負う事になったの?!寝ないと精神おかしくなりやすいですよ。。

    17日の劇団の発表が無惨な結果に終わらないことを願ってやみません。

  19. それでも推す より:

    ブログ、いつも興味深く拝読しています。私は芹香斗亜さんが宙組に組み替えして以来の浅いファン歴ですが、芹香さんも宙組も大好きです。トップ就任しこれから、、という時のこの事件にショックを受け、いまだに引きずっています。出来るだけ一連の報道を見ない様にしています。いちファンとして舞台の華やかなところを見て、日々の活力にさせてもらえればよかったので、その後ろにある黒い部分は知りたくなかったからです。ファンの間でも他の組が好きな方の宙組への少し冷たく感じる態度もモヤモヤします。宙組は悪者なんでしょうか?悲しいです。

  20. より:

    私は報道を斜め読みしただけで会見を視聴した訳ではなかったので、ご遺族が「宙組」を強調したのは単なる宙組憎しの思いと誤解していました。私も子を持つ親なので同じ立場ならそう思う事にも疑問は無かったですし、まさか劇団がここにきて不誠実な対応を取るとは思ってもみなかったからでもあります。
    しかし、蒼汰さんの記事で、劇団が誠意を尽くさなかったからだと知りました。ご遺族に対して失礼な事を考えたと今は恥じ入る思いです。
    ある意味、劇団が誠実な対応をすると私は信じきっていたからなのでしょう。そこに対する憤りは筆舌にし難いです。

    私の誤読はともかく、いずれにせよ報道を知って感じたのは、宙組の公演再開は元より存続すら難しいという事です。
    しかし、それは、そうすべきという世論が高まるからであろうという事からそう思うだけであり、私個人としては宙組を廃止・解体するのが良しとは思いません。
    その理由としては二つ。
    ひとつは、組や誰かを蜥蜴の尻尾切りのように処罰したとて、それで一件落着ではないという事。
    もうひとつは、宙組の組子全員の努力全てまで無かった事にされ、何もかもが「悪」と評価されてしまう事に抵抗を覚えるからです。よくイジメにおける傍観者も加害者と同罪という論調がありますが、そうコメントする方ご自身とてそこでの権力や空気に立ち向かえたりするのかと問いたい。世の中のイジメがあった学校がそのクラス自体を無くしたりしないのと同様に、宙組自体を罰のように解体するところまでの必要があるのかと。
    とは言え、退団希望やメンタル問題、意欲低下による結果として存続が出来なくなる可能性は充分あり得そうではありますけど。

    望むのは、
    兎にも角にも遺族へ誠心誠意尽くす事。
    そして劇団全体としての的確な今後への対応・改善。
    その上での宙組の再生・再開。
    どのようにすればそれが叶うのかはわかりません。
    こうなった今となってはとても難しく厳しく茨の道が確定していますが、叶うのならば私は今後も宝塚を宙組を応援していく所存です。

  21. 星野 より:

    初めてコメントします。
    こちらでこの記事が上がるのをお待ちしておりました。
    同感です。

    まずは、本当残念です。劇団。
    後手後手、悪手。
    この一ヶ月、本当何してたんでしょうかね。
    まぁ、96期の時も、ヘアアイロンの時も、残念な対応でこうなってしまったんでしょうけども。
    相手が相当本気でお怒りで、今頃報告書とか、もう弁護団も変えて、真剣に取り組んだら方が良いのでは…と思わなくもないです。

    ショースターさんたちはイメージも、大切なわけで、コンプライアンスに厳しくなっている昨今、今後どうするのかと要らぬ心配もしています。
    ワシも渦中の組が全トップの頃より違和感を感じることが多く、いくら相性が良さそうだからと嫁をスライド?!と疑問に思っておりました。トップがたいだんするから他組で再婚…ということならわからなくもないんでけどね。
    どこまで波及するかわかりませんが、どの世界でも才能や一時の人気より、最後は人柄なんだろうと思います。
    あれだけ煌びやかな世界なので、どうかホンマに裏側も清く正しく美しくあってほしい、今回を良い方向へ舵を切って欲しいと願います。

    最後に、真実がわからないので、何とも言いようがないですが、なおすべきところは、と発言している時点で、劇団の不誠実さを感じてしまう気がします…。

  22. でぶちょ より:

    決着&落とし所の難しさ

    90年代初頭から宝塚の舞台を永年楽しませてもらってきたファンとして、中・高生の子どもがいるアラフィフの母親として、人の命が失われた事実の衝撃。
    組織で仕事をしていると、厳しい上司や対応が難しい同僚様々な関係性の中で仕事をしていかなければならないのは世の常とはいえ。
    全てが白日の元に晒された後に、どんな気持ちで観客は舞台を観たらよいのか。観たくなければ観なければ良いとは正論ですが、今回の件に無関係で素晴らしい舞台を魅せてくれるタカラジェンヌから、その場を奪うことも、本当にして良いことなのか。
    トカゲの尻尾切りよろしく、当該生徒だけを辞めさせて終わり、なんて事になったら本気でファンを止めます。

    アイロン報道が出た時点、所謂初動のマズさがここまで事を大きくするとは。
    10年後に「しくじり劇団、いじめ&パワラハラ放置で110周年を目前に閉幕」なんてならない事だけを祈ります。

  23. あかねさす紫 より:

    蒼汰様のご意見、私の思いをすべて記事にして頂いたかのようでした。感謝申し上げます。
    前回「ご遺族に納得して頂ければそれが答え」とコメントしました。ご遺族が納得する解決策を提示し円満解決すれば、細かい内容を公表せず、部外者を黙らせ、宙組を蘇えらせることは可能だったはずです。「遺族の意向」を振りかざす劇団は、てっきりご遺族と連携して解決策を練っているとばかり思っていたのですが、まさか文春=ご遺族側の代弁者だったとは。(私もお母様宛てのLINEを把握している事に疑問を持っておりました)

    他組トップの退団が続く中、劇団は芹香さんをこれから劇団の支柱になる存在に据えていたと思います。守りたいと思うでしょうがやり方を間違えましたね。私も、彼女のこれまでの実績、実力を考えて、宙組が存続し、トップスターを続ける道が残されることを是と考えてきました。
    理性あるご遺族を敵に回さなければそれが出来たのに。文春記事が(遺族側の言う)真実だと周知されなくて済んだのに。全国的ニュースとなり、イメージが地に落ちることもなかったのに。何と愚かなのでしょう。

    故人に課せられた過酷な労働状況が根本原因だとしても、それを上級生がさらに追い詰めるのではなく親身になってフォローしていれば、この不幸は起こらなったでしょう。
    いじめではない、良い舞台を作りたいという情熱が行き過ぎたのだと、上級生にも言い分はもちろんあると思います。が、人の命の重さを考えた時、そんな言い分はもはや意味を持ちません。自らの過ちを認め、心を入れ替え、ご遺族に詫びることです。ご遺族の傷が癒されるよう、ひたすら謝罪し、それを劇団が金銭であったり改善策として形で示すこと。寛容なご遺族は解決策を言葉にしておられます。
    それができれば、また何らかの道は開かれるかもしれませんね。
    これ以上の対立はもう見たくありませんが、近日中と告知された劇団の発表を、過度に期待せず見守りたいと思います。

  24. メール夫人 より:

    的外れなコメントになりますが
    宝塚ファンは変わらなくて良いのでしょうか

    ファンの観たいもの
    ・横並び一斉に脚を上げるロケット 
    ・大階段からの燕尾服群舞 
    ・娘役さん達のスカート捌き 
    ・下級生グループのパフォーマンス 
    ・トップコンビ及び主だったペアによるリフト等々 
    踊りながら歌う(口パクでなく)そして観客を感動させる芝居 
    AKBをモー娘。を 遥かに超えるような舞台技術を当たり前のように見て 揃っていないと感動しないと文句を言うファン
    独り言でとどまらず劇団にジェンヌさんにクレーム出す方もいらっしゃるのでは
    ファンの求めるクォリティに答えたい答えなければと強く思う気持ちに自主練という時間外の練習も発生するのでは
    1回でできる人 50回100回練習しないとできない人と個人差もあるでしょう
    あるがままのパフォーマンスを受けいれるファンの覚悟も必要では ないのかと

    あと 組長、副組長というのはどんな役割仕事をされるのでしょう
    宙組に関して言えば 先に卒業されレジェンドと呼ばれた方は何をなさっていたのか?

  25. とと より:

    想像のはるか上を行く対応の悪さに目眩がしました。それでもご遺族は無闇矢鱈に訴訟でやりあいたいと思っているわけではないのでしょうね。明確に宙組を名指ししていることや求めていることを見るに、劇団への最後の期待が残っているのかなと。ただ自分達がというよりも、本当に劇団の体質を改善し、今後二度とこのようなことが起こらないよう望んでいらっしゃるのだと想像します。問題は前組体制から始まっている訳ですし、前トップや組長が現在どこまでヒアリングを受けているのかも気になります。いじめのターゲットはクルクルと変わっていくことが多いですし、特にああいった閉鎖的な空間で加害者と被害者は表裏一体というか、1人に同時に成立しうる立ち位置と思うので。
    ここから宙組が再起するというのは、厳しいでしょうね。方法が全く思いつきません。相当なエネルギーを要しますが、希望する人はここで組関係無く全員一斉退団、宙組解体、新たな5組目を作るかつ全組大幅組替え、くらいのことをする必要があるのでは……それも根本の解決にはなりませんかね。J問題は事務所の形や名前まで何もかも変わった(あれらが良かったかどうかは分かりませんが、少なくとも被害者と名乗る人達に対しての対応には誠実さがあったと思います)のに対して劇団があわよくばこのまま変わらず乗り切ろうとしている姿勢が見えちゃってる辺り、しんどいです。

  26. そらら より:

    会見の動画を全部見ました。

    労災関連の敏腕弁護士さんの説明だけあって、
    要点がちゃんと説明されていた印象です。
    記者からの質問も意図を踏まえて的確に回答されていました。

    契約に関しては業務委託契約になっているので
    劇団側の解釈は、フリーランス・個人事業者扱いで契約しているのだろうけれど、劇団員は法律に詳しくないし
    そもそも「生徒」と呼んでいるくらいなので
    一人一人が個人事業主の自覚は持っていない。
     ↓
    第三者がどう評価するかが問題になり、
    弁護士側としては明らかな労使関係にあると判断している。
    (最近の判例でもa〇azonの配達員が業務委託契約で
     契約していたけれど労災判定が出た)
    と説明されていました。

    宝塚が世間の常識だけで白黒つけられる場所ではないことは、
    理解していますが、
    これを機に世間の常識とも照らし合わせて
    改善すべきことをしっかり改善おかないと
    劇団の明るい未来は無いのかもと思います。

    宝塚を愛するものとして頭ごなしに拒否反応を起こすのではなく、
    冷静に今後のなりゆきを見守っていきたいと思います。

  27. サントン より:

    更新ありがとうございます。些細なことで一つだけ気になったことがあります。「実はハボンの頃から、閉塞感や圧迫感を感じていた」とのことですが、今このタイミングでそれを言うのはズルくないでしょうか。どうしてだかその一文に引っかかり、「宙組」と検索して出てきたハポン以降の記事で観劇感想記事を始めそのようなことを書いてありそうなものに目星をつけて探しましたが、体制が長すぎる・飽きたという趣旨のことはあれど舞台から感じたというソレを見つけることはできませんでした。どこかに書いてありましたら大変申し訳ございません。

    フリューゲルの記事で「彩みちるがとんでもなく綺麗になっていた」とあって、これは彩さんがトップ娘役になることがあったら引用されるだろうとか、月城さんの退団発表時における「とある出来事」についても気になりませんでした。普段の蒼汰さんの鋭い考察があっての時々出てくる「実は~」については、悪印象を得たことがありません。

    舞台から不穏さを蒼汰さんが感じていたこと自体を疑っているわけでは全くありませんし、宙組の観劇回数が減ったというようなことも証明しようと思えばできるのだと思います。それでも、事件が起こる前のタイミング、せめて週刊誌しかソースがないタイミングならまだしも、被害者遺族と弁護士が出て来て確定も同然のタイミングで言うのは死体蹴りに他ならないのではないでしょうか。

    私が蒼汰さんのブログを好きなのは、スターを基本的にはポジティブに述べてくださるからであって、宙組の舞台の雰囲気についてこれまで書いてこられなかったのもその延長だとは思っていますし、それを踏まえて今回の記事中に補足が入っていることも重々承知です。お目汚しを失礼いたしました。今後も更新を楽しみにしております。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      はい、おっしゃる通りだと思いますし、たぶんこういうご指摘があるだろうなと予想してました。敢えて言わせて頂くなら「どう見ても舞台上でギスギスしてるよね」と言おうもんなら宙組ファンからボコボコに叩かれることが分かるからこそ、長い、飽きた、組替えしようぜ、という言葉で良い含めてた部分があります。けど閉塞感については過去(芹香さん就任時あたり)に2回くらい書いた気がするんだけどなぁ…自分でも見つけられなくて困ってます←
      そういう意味だと、たぶん私は思ってくださってるほど良い人ではありません。

  28. より:

    それでも私は劇団や本人たちの口から真実が語られるまで上級生を信じてます。
    おっしゃる通り文春のネタ元がそこなのであればヘアアイロンの件とて一方的な言い分な訳で双方の意見ではありません。
    週刊誌の二月の報道姿勢にも疑問があります。
    突然名前を出された上級生はどんな思いを抱き周りはどう受け止めたことでしょう。
    結局亡くなった方が窮地に立たされるのは明白な伝えられ方でした。

    全ては結果論でしかありませんが、あれさえなければ命が失われる事はなかったかも知れません。
    根本的な解決にはならないけれど…でも少しずつですが劇団も変わろうとしていたと思えて仕方ないのです。
    それは単純に公演数が減ったり礼さんが休養したり…もちろん裏事情は分かりませんけれど。

    今日の会見をみて色んなことを判断しようと思います。

  29. サントン より:

    ご返信ありがとうございます。私は見つけられておりませんが、記事に書いてありましたら、そちらについては改めまして申し訳ございません。

    最近だと某娘役さんへの苦手意識が珍しいほど露骨な点もそうですが、そもそもこんな世の中で読者の多いブログ運営をし、私も含めてめんどくさいコメントに毅然と対応をできる人が皮肉を込めた意味での「性格のいい人」であるはずがありません。そんな事言うくせに、揚げ足取りのように「死体蹴りダー」という私は同じ穴の狢か、それ以下です。重ね重ねお目汚し失礼いたしました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      いえいえ、事前確認を怠らないうえ何が何でも絶対に言い返してやろうという粘着性、私は好きですけどね。