人事屋ブロガーとしては、
このネタに関してはきっちり書いておかねばならないでしょう。
ということで、その去就が非常に注目されていた、
鳳月杏の任期が4作以上であることが
カレンダーによって正式に発覚しました。
鳳月杏、最低でも4作やるってよ
うーん、これはやっちまいましたなぁwww
年間作数7.5作の中で4作やるのは、
コロナ禍前の5作とほぼ同等なので、いわゆる通常任期となります。
異例の研19就任でこの立ち振る舞いは、
前々宙組トップや、前々月組トップに続き、
引き際を間違えちゃったスター列伝に名を連ねることになるでしょう。
…ということを書くと、ファンの方々か、
「そんな酷いこと言わないで下さい!!(泣怒)」
と叱られそうですが、現実を見て欲しいのです。
前々宙・前々月トップファン以外からの今の評価がどういうものかを。
エンタメ興行の美学は、人材が流動すること。
頂点を極めた人が若きスターへとバトンを渡していくからこそ感動が生まれる。
そのタイミングを見誤れば、文句が出るのは当然です。
そして極論ですが、トップスターの一番の仕事は、
引き際を見極めることだと私は思っていて、
「もうちょっとやって欲しかったな」と思われるうちに辞めるだけで、
その後世での評価がうなぎ登りに上昇する。
その分水嶺が鳳月杏にとって3作であることは、
たぶん本人も、劇団も、知っていただろうに、
でもそうしない、という決断をしたようですね。
…けど、実を言えば、
この展開はトップ発表時から予感していました。
わざわざロールモデルとして大空祐飛を引き合いに出したからです。
彼女もまた新公主演0.5回、研18という高学年での就任ながら、
異例の6作任期を全うしました。
鳳月杏のトップ就任直前に共演し、
「その系譜を継ぎます」と匂わせたのは、やはり意図的だったわけですねぇ。
問題の解決になっていない問題
とはいえ、鳳月杏を引き留めたい劇団の事情も分かります。
朝美絢・桜木みなと・水美舞斗・瀬央ゆりあら95期組も含めて、
人気スターの在任を引っ張ることでチケットを売り、
その間に心許ない若手を育てたい、つまり時間稼ぎが狙いなのでしょう。
しかし実際は、その肝心の若手育成が進んでいません。
いや、正確には「育てていない」のです。
鷹翔・礼華・彩海に東上主演を振らず、
亜音・七城・稀惺にバウ主演を振らず、
代わりに若手ショーや礼華のバウ再履修……。
「なぜ?」と思うような別箱の振り方ばかり。
これでは直面している課題の解決になっていないですよね。
スターがもっとも美しく輝くのは研12〜15あたりだと思います。
そこを逃してまでダラダラ任期を引き延ばし、
戻らない人生の時間を消耗させるのは、清く正しいエンタメとは言えません。
それは「少女歌劇」という根底を覆してしまうからです。
確かに、高学年トップだからこそ見せられる、
大人な男役芸に魅力があるのも分かります。
が、そういう高学年トップは5組中1人で十分なはずなのに、
今は3組(月・雪・宙)もいる現状はさすがに酷いと思います。
いや、持ち味的にはアダルト、顔面、悲願の生え抜きと、
ちゃんと住み分けを果たしていますけれど、
中堅・若手の活躍の場を狭めているという点では大問題ですよねぇ。
月組の問題の本質
一応フォローしておくと、
1期下の育ち切った2番手が居たのに延々居座ったあげく組をぶち壊したり、
人気者上級生を2番手で切り演目ドーピングしまくったあげく私可哀想ピエンしたり、
そうした前例と比べると、鳳月杏はまったく異なります。
彼女はむしろ慎ましく通常任期を全うしようとしているだけですから、
その点では、まだセーフと見ることもできるでしょう。
けれど、今の月組も決して安泰ではありません。
正2番手の風間柚乃はスーパー伸び悩みモードで大停滞中。
礼華はる&彩海せらはW3番手に据え置かれてステイ、
その影響は105期筆頭だった七城雅にも波及し、
かつ期待の新星・一輝翔琉は早期退団に至ってしまった。
確かにチケットは売れているかもしれない、そしてそれは正義です。
けど、結果的に、
「鳳月杏ひとり勝ち」にしか見えない構図を劇団自らが放置している、
今のこの状況に疑問を呈したいです。
だって風間柚乃が2番手として弱いのも、
MooZinGで中堅・若手のガス抜きをしているのも、
鳳月杏の任期4作への批判をかわすための手段にしか見えなくないですか?
本来は逆であるべきでしょう。
後輩たちがまだ心許ないからこそ、
鳳月杏が任期を延ばし、時間を稼いで中堅・若手を育てる。
そういう構図であるはずなのに、今は完全に因果関係が逆転してしまっている。
鳳月杏本人にしてみれば「知らんがな」案件なのかもしれません。
けれど、今さら研10〜12のスターたちをステイさせてどうするの?
という虚しさだけが残ります。
それでも宝塚は続いていく
…ま、こんなことを思おうとも、
結局は新陳代謝が起きて宝塚歌劇団は安泰なんですけどねぇ。
だからこそ、その流転と循環を美しく見せるかどうか、
そこにこそ劇団の真価が問われると思うんだけどなぁ…とぼやく毎日です。
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コメント
いつも楽しく拝見しています。
全組観劇ライトファンですが、鳳月さんは高学年だとしても今まさしく精彩を放ち、トップスターとして申し分ない方だなと思います。学年が上がり、アダルトな魅力が増したからこそトップになられた方なので、4作でもいいんじゃないかと。(天紫さんは…どうだろうな)
どちらかというと、95期これからどうする?問題の方がモヤモヤします。朝美さんも桜木さんも素晴らしいスターさん達ですが、任期が気になるところです。水美さんをトップに!という支持も根強いですが、本気か?と。
下級生の育成の進まなさには、劇団は何を考えているのでしょうね。
高学年就任で4作より、若くして就任しても10作以上主演が変わらない方がよっぽどどうかと思います。
何はともあれ、下級生のチャンスを奪うようなことが続かないことを祈ります。
いずれ記事にしようと思ってるのですが、今の情勢的にたぶんもう水美さんは…(略)
蒼汰さん
ですよね。。。水美さん。
あんなに花があって人気があって宙組でも頑張っていて。。今回の宙組公演での劇団の塩対応に胸が締め付けられます。私自身鳳月さんのファンでもありますが、(他のファンの方の感情を逆撫ですることになるかも知れませんが)月組に落下傘して一作でもトップになって欲しかったです。
鳳月さん朝美さん桜木さんは結果的に順当に昇格したので通常任期くらいなら別にいいと思うのですが、年間上演数も減っているこの状況でトップにならない労い2番手はやはり良くないと思うんですよね。
トップを5人出しているだけでも異常値なのに、さらに2人も2番手…と思ってしまいます。
水美さんの将来は結局どうなるか、劇団は何を考えているかさっぱりわかりません。
怪しいカレンダー掲載月、テンション上がらない別箱演目、そして7枚に止まった舞台写真枚数…
水美さんのことが心配しかありません。
ぜひ蒼汰さんの見解を聞きたいです。記事を楽しみにしております!
いつも楽しく拝見してます。
風間さんのステイは意図あってなのでしょ」ねー。
本気出せる作品、役を当てないのはなぜだと思ってました。
でも、次回の栗田先生あたりが正解、覚醒の風間さんを見せてくれると信じております。
いや、そうしないとねー。。。
W3番手はぶち抜いて、雅耀さんあげたら良きです。
月組は元々若手アイドルの組なのです。
こんばんは。
宙組のチケットの売れ行きが芳しくないのは色々要因があるにしても、水美さんを投入してもなので95期フィーバーももう下火だということじゃないですか?
暁さんグッズ発売日、見るだけと思ったのにそもそもオンラインつながらなかったですよ、しばらく。
極美さんエクサイター歌唱騒動だってファンの関心があればこそ でしょう。
多くのファンの関心はもう下世代に移っているんだと思います。
星組くらいですよね、極美・天飛・稀惺をしっかり育てているのは。だから礼真琴が退団しても組人気が衰えない。雪組だって縣さん華世さんだけで心許ないくないですか。
水美さんどうするは脇に置いて、謎の博多座「愛短」はアンソニーを鷹翔さんがやるというならまだ分からなくもないんですが。
まかキキと宙組の仲間たち が長過ぎて組人気もスター人気も上がらなかったことを教訓にしてないのでしょうか。
今次世代次々世代を押し上げないでどうするんでしょうね。95期だってそうしてきたから大ブームを起こせたんではないですか?
鳳月さん通常任期は劇団ひいては演出家陣からの要請じゃ無いのかなと思います。
いまや生徒以上に多忙を極める演出家たちにとって『任せて安心の出来るトップ』はありがたい存在だと思うんですよね。
桜木さん朝美さんについても同様で任せておけば舞台の質は約束されると言いますか。
栗田先生がお休みから早めに復帰されるのも演出家の台所事情でしょうし、月組で復帰なことを考えるとなんとなくそう感じました。
また次に控える風間さんにとっても鳳月さんがもうちょっとやってくれれば他所からの落下傘をブロックしてもらえますし、さほどギスギスしてない気がしますね。
あと2年もすればかなり変わると思います。
先を急ぐ気持ちもわかりますが、下級生はいまのトップ陣から男役芸をしっかり学んでもらいたいです。
よくぞ言ってくださいましたって感じです。
正直これ鳳月杏とそのファン以外誰が得するの?と思ってます。
鳳月さんのファンはなんだかんだ言ってきますけど正直おだちんってもうトップいけますしフレッシュさが欲しいんです。二番手よりトップの作数多い方が嬉しいですしそれすら鳳月さんのせいで減ってしまったらと思うと怒りしかありません。
さらにドン引きしたのは鳳月さんをカレンダーの12月にわざわざ置いたこと。こんなことをする宝塚歌劇団に心底呆れました。
異例就任の高齢トップが年7.5作の時代に四作以上在籍、その同期は組子の命日に自分の結婚や出産のニュースを被せようとする異常ぶり…
桜木さんのファンは認めたくないことでしょうが公演のチケットが売れないのはその他色々理由はあるにしても2番手ではなく主演の責任ですね。玉城さん時代も紅さん時代も大人気の2番手がいましたがチケットは売れてなかったです。別箱の売れ行きが全てを物語っていると思います。
これで水美さんが2番手で辞めるってなったら玉城時代の月組か音月時代の雪組かの再来って感じですが(今でもかつてなく満身創痍の宙組がどうなっちゃうのか本当に空恐ろしいです)劇団はあまり先のことは考えてなさそうですね…宙組もこれでOKってことにしているんでしょうし、まあ…。私は水美さんが見たいのでチケットノルマが果てしなく厳しそうな博多座や若手中心のバウじゃなくてもう一つ別箱作ってくれって思っていますが、本当にそうなった場合マジで退団フラグっぽくてジレンマです。
鳳月4作でアンバサダー世代にバトンタッチか、
鳳月3作水美3作でバトンタッチか、どちらが良いのかは…
私は95期押しはもうお腹いっぱいなので、例え「辞め時を逃した」と揶揄されようと前者がマシなのではと感じます。
いつまでもこの話題が終結しないことで、こちらだけでなく他のブロガーさんもストレスが溜まっておられるようで…
記事にあるように「大空さんの系譜る」を狙うなら、せめて相手役はツヨツヨ娘役をつけてあげれば良かったのに…と思ってしまいます。野々さんは超路線だったし。
てっきり北翔さんパターンで、短期なら天紫さん相手役はちょうどいいとばかり思っていましたが、この任期なら若い娘役さんが上がった方が良かった。前任の海乃さんがアダルティ売りだったんだから空気を変えても良かったし。
明日海さんコンサートでの強行スケジュール出演もそうでしたが、ここまで都合よく使われ続けたジェンヌって他にいるんですかね?
劇団にとってどーでも良いんだろうな〜そりゃタカラジェンヌだろうが気にせず治安最悪のトー横の劇場にも出すわと思いました。
水美さん人が良すぎるよ…
いつも楽しく興味深く、拝見しております。
高学年トップスターの適正でない(と思われる)任期が、中堅、若手の活躍の場を狭めている……、ですね、本当に。
とはいえ、次回の月組本公演「RYOFU」も、きっちり極めてこられ、魅了されるのか、と。多分……。
中華物であるなら、西遊記でももってきて、風間さんに女役(?)三蔵法師役をふり、不謹慎かもですが、話題作りをすれば、とも妄想しました。
おばさまに似て、きっと美しいと思います。妄想、失礼しました。
鳳月さん、確かに、上手い!
でも年齢を感じて、、
夢がね、、華がね、、残念ながら観れないし無い。
やはり研19でトップ就任って、、
今年齢いくつよ❓って思ってしまいます。
宝塚歌劇団人事の意思決定をしているのは男性社員。
月の前々トップの人選も、例の会見も
「ガサツさ」を感じました。
この程度の劇団だからこの程度の人選しか出来ない
のかと、、
目先の事しか考えていないのでしょう。
いつも楽しく拝見しています。
今回の記事については、まったく同感です。
惜しまれながら身を引くのがベストですよね。
これによって、私の中の鳳月さん株が相当下がってしまいました。
どこぞの●風さんの前例があるにもかかわらず、劇団も何を考えているのやら・・・
蒼汰さん
いつも楽しく読ませていただいています。今回の記事は本当に仰りたい事がまた一つ以上の記事分位ありそうですね(笑)。
敢えて燃料投下されているとお見受けしますので、次の更新を楽しみにしております。
最近の宝塚は、生徒の人気に依存した小賢しい人事で、行く末が心配になります。かつての柴田先生のように、生徒を育てられる演出家が減ったことも影響しているのでしょうか。
決して桜木さんのアンチではなく、水美さんが特別なご贔屓というわけではりませが、それでも桜木さんの下で2番手をしている水美さんを見ると痛々しい気持ちになります。それに水美さんが宙組で2番手でいる限りは、次の番手もなかなか育ちません。どうして水美さん、2作でも月組落下傘ではいけなかったんでしょうか。月組に新しい風も吹きますし、滞りムードの風間さんにも刺激になるはずで、何も良くないことはありません。
瀬央さんについても、専科時代、一度も大劇場の舞台に立たせていただけず、
雪異動になったとはいえ、和希さんの予定外の退団がなかったらどうなっていたのでしょう。余りにご都合主義の使い方のような・・・
生徒の負担を減らすため、年間公演数が減ったのなら、外箱を、水美さんなど専科スターの主演舞台にするというやり方もあると思います。
手抜き?の宙組博多座演目といい、いろいろともやもやします。
こんばんは。
ただの目先の利益なのか?はたまた大計なのか?
当たるかどうかもわからないし(ちゃんと路線となって活躍してくれるかわからない)ファン同士の争いも生みかねない思えばリスクだらけの従来通りの若手にバウを振るやり方を捨て、ワークショップやらMooZinGやら箱売りで当たり障りなくファンの恨みも買いにくいやり方を選んだのでしょうか?
5組中4組までもがトップ〜3番手に同期なんて異常事態の答えも、いつかわかる日が来るのでしょうか?
いつも拝見しております。
同じくトップの高齢化と敢えて若手に別箱主演のカードを配っていないのは気になります。
直近3つの別箱主演を見ると
花組:聖乃さん(東上)→希波さん(バウ)→極美さん(東上)
月組:風間さん(東上)→若手ショー→礼華さん(バウ)
雪組:朝美さん(全ツ)→縣さん(東上)→華世さん(バウ)
星組:暁さん(東上)→極美さん(バウ)→天飛さん(東上)
宙組:風色さん(バウ)→水美さん(東上)→若手ショー
花組は希波さんに続く若手が出てくれば順調で、星組は次のバウで稀惺さんが主演になればとても順調、雪組は平常運転で分かりやすい育成方針ですのでとても順調だと思います。
問題は残りの2つの組で、この段階で鷹翔さんや礼華さん、彩海さんに東上主演を振らなかった事、亜音さんにバウ主演を振らなかったのは手痛い采配をしているなと感じました。
立場が人を作るので、若手にチャンスを与えて欲しいと思いました。
95期は「神7」と全員上がれるような錯覚を起こさせる通称でもてはやされたのがよくなかったですよね。冷静に考えれば7人全員を上げるのはバランス考えれば不合理なんですが。来年あたりに残り二人の退団が決定すれば他の95期叩き(現役OG問わず)がそこらじゅうに満ち溢れるのもたやすく想像できます。
最近105期の主演を増やしまくったのも「これだけいたら全員上がるわけねーだろ 妄想するのもいい加減にしろ」と伝えたいのでは と勘ぐってしまいます。
(昔からとよこやまっつ、マギー、とし等々上げる気はないけど主演はさせた感があるジェンヌはいましたよねーー最近もいるようですが)
で月の将来ですが
とうこが77期でちえが85期 まさおが87期でたまきちが94期
ちなつが92期でおだちんが100期(これは前任れいこがいるので変則ですが)
と、(ほかにもおられると思いますが今気が付いたものだけ)月に限らず結構先輩を吹っ飛ばして就任する(予定)場合がありますよね
いつか来るおだちんの後任もぐっと若返らせるかも。
風間さんが、スーパー伸び悩み中の大停滞・・・ですか。私は風間さんのネイサン,素晴らしいと思いました。渋くて可愛らしくて愛おしい。初演の剣幸さんのネイサンを思い出しました。演技派だった剣幸さんの作品『哀愁』や『南の哀愁』、『心中・恋の大和路』など観てみたいですね〜。人の感じ方って、本当にそれぞれなんですね。
任期の話と少しずれますが…
今日発表の11月TCAプレスの表紙を見て、再びの鳳月さんでえぇ…となりました。
8月と10月も表紙だったんです。
暁さんはまだとしても、朝美さんはまだ1度きり、桜木さんも表紙未掲載。
ファンとしては色々なトップの表紙を楽しみにしてるわけで。
もちろん、本人に罪はないことなのですが、TCA全体で鳳月さんへのフラストレーションを溜めていっているようで…
本人のことは本当にいいジェンヌさんだと思ってます。
ただ、引き際って本当に大事だな、と。
もういいから、と思う前に、好きだと思えている間に退いてほしいと考えるのはワガママなんでしょうね。
奈緒子さんのお考えに同意です。
私含めて周りの水美ファンはご贔屓に会いたいのですが今回の大劇も博多座もred stoneほど気合い入ってないですよ。
再び同期の2番手をやっている姿を見るのが苦しいので。
宙売り行きの問題をさすがに水美さんのせいにしないでいただきたいです。
トップ就任したての若き御曹司との人気比較も勘弁してください。
いつも興味深く拝読しております。
水美さんファンの立場で申し上げるのも恐縮ですが、カレンダー月の発表は心底がっかりしました。
それは水美さんの落下傘の可能性がほぼなくなったからとかではなく、別箱含め演目にかなり恵まれているんだからさすがに3作だよね?と思っていたので、4作「以上」の事実を改めて突きつけられたからです。
なんだか前前代の宙組トップを思い出します。あの時は花組演目の微妙さや中止に心底しんどくなっていたため、宙組はいいな〜と指咥えて見ていたので(苦笑)
劇団は92期にすこぶる思い入れがあるのかな?と邪推したくなりますね。同期の娘役トップも色々言われながらも長期を張り、結局宙組組長は続投ですし。
水美さんがご自身の意思で舞台に立たれている以上見れる限りは見続けますが、いよいよ退団の時には宝塚歌劇ともスッパリお別れできそうで1周回って晴れやかな気持ちになってきました。
1公演の期間が延びたので通い詰めるファンは大変だろうし、公演数が減る分パンフレットとブルーレイ販売はダメージ、舞台写真なんかも発売数が減る分じわじわ減るだろうと思ったのでトップ任期を縮めるのかなと思ったのですがそんなことは無さそうですね
トップの人数を増やした方が監修グッズやら退団グッズ販売機会は増えるし、そもそも公演数が増えてカラカラにした財布じゃ最後の退団スパートもきかないのではなんて思ったけどそんな財力層がターゲットではないのかもしれませんし、トップの人数は絞りたいのでしょうか
トップの短任期は組に悪影響があるのかなと邪推までしてしまいます
退団発表から退団までの期間が長いので確かに3作だと任期半分が退団発表後、2作だとほとんどの期間が退団発表後になりますけどそうなると組子に影響が大きくて、これまではいやいや気にせず自分の芸を磨けだったけどそうも言えなくなったとか
引き際を間違えたというのはあまりに主観的見解だと思います。
もちろん次期に引き継ぐタイミングの見極めは大事ですが、鳳月さんに関しては今が引き際に見えない。
鳳月さんが4作以上だから下が停滞してるとおっしゃってますけど、実際は下が停滞してるから鳳月さんが4作と考える方が自然です。
根拠は正3番手を明確にしていないこと。鳳月さんが何作だろうと正3番手を据えることは可能なはずですが、それをしてないということは別の理由で番手ぼかしを続けていると考えられる。例えば劇団が次期2番手を決めきれていなかったり、組み替え調整待ちをしているなどの事情があるのだと思います。
次期が万全ならまだしも、この状況で引き際引き際と声を大にして言うのは厳しいものがあるかなと。自分も3作以下かなと思ってたので驚きはしましたけど、引き際を間違えたとは思わないです。
ましてや鳳月さんは長期に突入するわけでもありませんし、現状はチケ売りに特別問題があるとも言い難い(大人気ではないけど)。
劇団としては鳳月さんにもう一作やってもらって体制を整え、満を辞して風間さんに引き継ぎたいと考えているのではないかと。
鳳月さん一人勝ちというよりかは、しっかり劇団や組の都合も考えた上での選択というように感じられます。
珠城さん真風さん大空さんも引き合いに出されてますけど、今回の鳳月さんに限らず全ての人事が劇団にとって最良と考えられて選択された道なのだと思います。劇団が自らに不利な選択をすることはあり得ないですしね。我々ファンには見えていないことがたくさんあるだろうし、素人の1ファンが考える正しい引き際なんて願望でしかない。屁理屈こねくり回すのではなく、はっきり「自分は〇〇さんが好きじゃないから早くやめてほしい」と言った方がマシだと思います。
そうですか…。あなたがそう思うんならそう思っていれば良いんじゃないですかね?
推しも、推しと組まれていたお相手も退団してしまい、すっかりのほほんと見守っていてあまり意識していませんでした…が、確かに、旬や華が命の特殊な興行において、引き際って大事ですよね…
もちろん、言われているところでは今も言われているのでしょうけど、前宙トップや前宙娘1に対して大々的に無茶苦茶悪し様に言う意見ってそこまで見かけなくなったなと。あくまでライトファンだからこその錯覚かもしれませんけど。引く時に引くのは大事なんですねえ。
鳳月さんの就任自体がかなりのドリーム達成でしたし、他の方もおっしゃられてましたけど大空さんは宝塚の北島マヤならぬスーパー路線娘役を連れての落下傘でしたから、またちょっと状況が違う。
超絶惜しまれながら潔く退団した和希さんが外部で大活躍しているのをみると、実力とガッツで塞翁が馬だなと思ったりもしました。
蒼汰様
ゆるゆると、ご縁があれば観劇程度ですが、ブログ更新を楽しみにしております。
前々月組トップの”演目ドーピング”のワードセンス、思わず唸ってしまいました。素晴らしい!
劇団が長期展望でスケジューリングしている中で、絶対動かないはずの案件が、
No.1、星組御曹司、120周年時にトップスター
No.2、宙組30周年のトップスターは、生え抜き10代目トップのずんちゃん(桜木さん)
No.3、風間、聖乃のトップ就任時期、誤差の範囲
なのかなぁと想像しておりました。
そんな中、ちなつ(鳳月さん)の4作以上決定を受け、これは、No.2を諦めた?と思いました。ちなつが4作以上になったのは、マイティ(水美さん)が落下傘できなくなったから?ちなつが辞め時を自ら見誤るとは思えない。何か想定外のことが。
ずんちゃん3作で、マイティが次期宙組トップの可能性、ないでしょうか?
マイティ短期トップの後任は、こってぃ?なにーろ?で、再び生え抜きトップに。
優しいずんちゃんを思うと、現状の負担は側から見ているより相当なのではないかと思えて。
全部、何の根拠もありませーん。
鳳月さんの意思なのかはわかりませんが、
やっぱり天紫さんと一緒に3作で退団が美しかったでしょうねー本当に。
この問題が水美さんにどう影響がくるのかはまだ
分かりませんが、特別彼女に思い入れがなくても、ここまで引っ張ってさすがにこれで退団はあまりに可哀想過ぎるし、水美さんのファンの方々の気持ちがまた違う方向に向かってしまいそうで心配です。
考えが甘いのかもしれませんが、ここまで都合良く彼女を使いまわしたのだから、さっさと2作とかでもしてあげたらみんな気持ち良く納得して95期を締めくくれるし、下もさっさと上げれるのにと思ってしまった。
停滞は計画通りというか、
101期から104期において、懸と天飛以外では上げられても2名か多くて3名でしょうからね。
その限られた枠を誰にあてるかは劇団も迷い中で、下手にカードを配らない方針に見えます。
迷い中だから誰かに特別な経験を積ませる気は全く無く「だ・れ・に・し・よ・う・か・な」な状態というか。。。
決して好手とは言えませんが、裏を返せばまだ皆にチャンスが残っているとも言える。かつて私は残り枠をひとまず彩海や亜音と予想していましたが、今となってはそんなこと言えなくなりました。
懸と天飛以外の101期から104期の路線は、全員が赤よりの黄色信号であり、同時に全員にまだチャンスありだと思います。特別な舞台が無くても、ここで腐らず一歩抜きん出て輝いてチャンスを引き寄せてほしいものです。
とは言え、この計画的停滞は当然105期祭りに向けてだと私は予想しています。若手ワークショップはその為の布石の一つでしょう。早いとこ105期にバウ主演カードを配り回れるようにしたいでしょうからねぇ。
105期計画ありきなので、鳳月が時間稼ぎしなくてはならない。かと言って水美を挟む気なんて無い。
とにかく101期から104期を停滞させて、そのうちに105期の下剋上を実現させることが目的だと思います。
いいように利用されるのは鳳月や水美に限らず入団した全員の宿命なんですよね。。。
と、偉そうにのたまってみましたが、居座りぶち壊しトップやドーピングぴえんトップ(蒼汰さんの言い回しに拍手)のことを振り返ると、そんな明確な計画があっての結果とも思えないので(^_^;)、やっぱり劇団の考えはわかりません〜
昔ファンで今はニワカです。
皆さんのコメントで違和感があるのが、95期アンチ。
生徒を期でくくるのは、宝塚の異常なところだと思います。
優秀な人がいるなら、その能力を存分に発揮させるべきです。
◯期だから、◯人まで…という考えに違和感しかありません。
私もそんなことを最近思いました。水美さん=95期おなかいっぱい、とはちょっと違うのかなーと。
水美さんが94期とか96期だったら、もう少し同情が集まるのでしょうか、かつての彩吹さんや美弥さんのように、、、?
鳳月さんばかりにフォーカスされてますが、雪・宙組のお二人と然程年齢変わりませんよ。
北翔妃海で5作やって欲しかった民からすれば、実力あれば4作でもどうぞって感じ。
天紫さんが先に退団もあるでしょう。
もしかしたら、理事コースかな…とも思えなくないですけど。
鳳月さんが4作確定なら、何故か鳳月さん以上に4作4作煽られる朝美さんも普通に雪組任期の6作やるだろうなぁっとこっそり思ってます。