95期Analysis・瀬央ゆりあ編

特別連載企画として

95期男役5名(月城、桜木、朝美、水美、瀬央)をピックアップし

超個人的な見解をまとめております。

 

本日は95期生ラストランナーにして

ダークホースになりつつある瀬央ゆりあ編です。

 

あくまで超個人的な意見であること、

95期生箱推しとして褒め倒しだけではないことを

あらかじめご了承下さいませ。

 

瀬央ゆりあの現状について

 

まずは瀬央ゆりあの簡易年表から。

 

瀬央ゆりあ・簡易年表

研7:『ガイズ&ドールズ』で新人公演初主演

研10:『New Wave!-星-』で紫藤りゅうとバウ初W主演

研10:『デビュタント』でバウ単独初主演

研11:『龍の宮物語』で2度目のバウ単独主演

 

95期生最後の新公主演者であり、

バウ単独主演も一番最後であったにも関わらず

ここにきて猛烈な追い上げを見せている彼女。

 

全てが計画通りにはいかない、だから宝塚の人事は面白いってヤツですね。笑

そんな彼女について思うことをまとめていきたいと思います。

 

番手レースにおける下克上の芽

 

まず、大前提として書いておきますが、

瀬央ゆりあと水美舞斗は、

最初からトップ路線ではありません。

 

ですが、宝塚の長い歴史の中で

絶対にトップになると思われたスターが退団してしまったこともあれば

その逆ももちろん起こってきたわけですから、

彼女たちがどのような命運を辿るのか、現段階で確実なことは言えません。

 

とはいえ「完全別格」から少しでも路線に近付き、

そこからトップ路線へ逆転ホームランをかますかは

何か特別な出来事が起こらない限り変更されることは無いのでしょう。

 

そんな前提を踏まえ、最近の彼女を見ていると

なんだかその「特別な何か」の風が吹いているのを

感じられるのが面白いですよね。

 

それは、95期体制後のトップオブトップとして

劇団から大いなる期待を寄せられている礼真琴の影として抜擢され、

その期待を上回る結果を出してきたからなのかもしれません。

 

その結果、「新公主演1回のギリ路線」「成績下位の劣等生」という

紅ゆずるが描いたタカラヅカドリームを愛する層を一手に引き受け、

どんどん吸引力が増していっている印象です。

 

だからといってすぐ「トップになれる」という話ではなく、

あくまで限りなく路線に近い別格コースに留まるのかもしれませんが、

少なくとも彼女がそのポジションまでたどり着けると誰が想像したでしょう?

 

果たして彼女が辿る道の先がどのようなものであるのか

今から非常に楽しみですね!!

 

瀬央ゆりあの弱点とは?

 

そんな彼女の弱点を、

私は少し前まで「自信の無さ」だと思っていました。

 

抜擢が遅く成績も下位、何より同期に礼真琴。

出番が増えてきても、どこか「私ですいません…」みたいな

所在無さげな印象が漂っていました。

 

ですが『Eclair Brillant』あたりから

そんな雰囲気もあまり感じなくなってきてはいるのですが、

とはいえ、やはり番手レースを競っていく中では

もう少し前に出ていく自信があっても良いと思うんですよね。

 

顔の造形的に結構「圧」を感じるタイプですし、

何よりも舞台上のドヤを最も大切にしている星組生ですから

もっともっと押し出しが強くても良いと思います。

 

まぁそんな品の良さみたいなものを感じるのも

彼女の美点ではあるんですけどね。笑

 

 

また、これまで十碧れいやや麻央侑希といった

配慮すべき上級生がそこそこいたため、

本公演の芝居作品で重要な役を担ったことがない点も気になるところです。

 

いわゆる「ボロが出る」なんてことがないよう、

外箱公演でぜひ研鑽を積み続け、魅せ方を研究していけば

タカラヅカドリームを果たすことも夢ではないかもしれません。

 

2020年の彼女に期待すること

 

礼新体制である『眩耀の谷』では専科・華形ひかるに振られ、

続く『ロミオとジュリエット』は役替わりが多いと思われる一本物。

 

つまり、番手をボカそうという

劇団側の計画的な意思がハッキリと見て取れるわけですね。

 

2020年の彼女は番手的に

不明瞭な時期が続く情勢であると言えますから、

それは逆に、舞台人として研鑽に励むには良いタイミングとも言えるでしょう。

 

果たして彼女が、95期番手レースをひっくり返すダークホースになるのか。

それは2020年にかかっているとも言えるのかもしれませんね。

 

【他の95期生編はコチラ】




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コメント

  1. ねじねじ より:

    コメント欄があーさとは対照的に落ち着きかえっていますね。
    せおっちは基本的に登っていくだけなので、ファンもどこまで行けるかハラハラしながらも、一つひとつのマイルストーンを僥倖と受け止めている感じがします。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      ね、そのあたりはやはりスターさんに似るんですかね?笑
      ラストランナーとしてどこまで行けるか非常に楽しみですね!!

  2. あやこ より:

    『霧深きエルベのほとり』にある「あ゛ーーー!うらやましぃーーー!」の釣りの場面、今の瀬央さんの状況にしっくりきていて、かつ清々しさも感じられ、じんわりとオツなシーンでした。
    礼さんを『エース・四番・キャプテン』にしてしまうと、はいはい、お上手ですね、になりかねない今後の星組。いい意味で、瀬央さんに「かき乱して」頂きたいものです。(水美さんは、柚香さんをかき乱してはいけません。本当に乱れます。このあたりの見解、最終回の水美編を期待しております。笑)

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      あそこの暑苦しさと爽やかのバランス、面白いですよね。笑
      瀬央さんのかき乱し、楽しみですよねー。星組だけでなく宝塚全体のカンフル剤としての活躍を期待したいです!!

  3. シェルティ より:

    蒼汰様
    初めてコメントさせていただきます。昨年やっと全組観劇を達成した、ライトな新参者の一感想であることをあらかじめご了承ください。

    先日、『龍の宮物語』を観劇しました。初めてバウ公演観劇ということもあり、そこまで期待値は高くなかったのですが、結果として昨年観劇した作品の中で最も素晴らしい作品だと感じました!もともと95期はもれなくみんな好きではあったのですが、ここに来て瀬央ゆりあさんの株が急上昇しております。
    この度の観劇で、なによりも驚いたのが瀬央さんの滑舌の良さ、もとい声の良さです。私は台詞や歌詞を聞き取れないと大変ストレスを感じてしまうタチなのですが、舞台を見ながら台本を書き起こす事ができるのでは…!?というほどクリアで心が洗われるような声でした。
    歌唱力についても、元々高音が得意な印象でしたが、有沙さんとデュエットを歌う際、低音が非常に綺麗に出ておりました。星組のスター不足の影響で駆け足で推されたことによる大躍進…という意見はごもっともだと感じながらも、着実に実力を備え、成長されていることに好感をおぼえます。

    ただ、蒼汰様も何度かご指摘されておりますように、95期のなかでは最も男くささのある風貌で、トップの礼さんとキャラ被りしないのは武器となりますが、星組には男くささのプロみたいな愛月さんがいらっしゃいましたから、今後も吉と出るかどうか…。

    ただ、現在真風さんが一手に引き受けている「THE 男役」枠みたいなものが現在の2番手3番手の顔ぶれにはいないようですし、そこで愛月さんとワンチャンス巡ってバトルする展開になれば面白いなぁと思います。…とはいえ、愛月瀬央の2択になった場合はさすがに愛月さんが優先されるのだろうな〜とは思うため、トップは厳しいのだろうと思います…(というより、古き良き男くささ枠は風間が上がるまで設けないような予感も…)

    個人的には、瀬央さんは男くさいビジュアルでありつつも、高貴な立場が似合っちゃう系の品の良さが魅力と感じています。豪快な男らしさが似合う愛月さんとの棲み分けは一応できる…のかな?

    余談ですが、奇跡的に逆転サヨナラホームランでトップの座につけたとしたら、水美さんのファンから総叩きにされるのだろうな、と思ってしまいます(笑)。そんなところは見たくないので、私はいまだに7人全員トップ就任という夢を追いかけてしまいます…。長々と駄文を失礼致しました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      滑舌と声の良さって本当に重要ですよね。私も舞台を見るにあたりそこが一番最重要だと思っているので、とても共感致します。
      そして瀬央さんはビジュアルと声が一致しているというのが、一つ大きな武器だったりするんじゃないかと思うのですよね。どちらも渋みがあるというか。
      愛月さんが路線復帰なのか別格なのかで、瀬央さんの今後の流れもだいぶ変わってきそうですよね。とはいえ礼、愛月、瀬央のならびもそれはそれで素敵そうですが。笑
      個人的には逆転サヨナラホームランが起こった際って、結構な高学年になっていると想定されているので
      悲しい話ですが95期で別格コースにいった方や、トップでも早期組は退団しているかもしれませんので、そのころには「良かったね」ってなってくれるといいなぁと思うのですが…どうでしょうね。