特別連載企画として
95期男役5名(月城、桜木、朝美、水美、瀬央)をピックアップし
超個人的な見解をまとめております。
本日はついに最終頁にして本題、
95期男役7人の中で礼に次ぐ成績優秀者であった水美舞斗編です。
あくまで超個人的な意見であること、
95期生箱推しとして褒め倒しだけではないことを
あらかじめご了承下さいませ。
水美舞斗の現状について
まずは水美舞斗の簡易年表から。
研7『カリスタの海に抱かれて』新人公演初主演
研10『Senhor CRUZEIRO -南十字に愛された男-』バウ初主演
研11『Dream On!』に特別出演
新公学年最後に主演を掴み、
研10にてバウ主演を果たすという
いわゆる「ギリ路線」として全力疾走中の彼女。
これまでも当ブログでは
様々な角度から彼女を取り上げて来ましたが、
本日は総まとめ、改めて今後について考えたいと思います。
2019年から続く人事の試練
2018年の水美舞斗と言えば、
『Senhor CRUZEIRO』でバウ初主演を果たし、
全ツ『メランコリック・ジゴロ』では2番手格を務めた。
まさにアゲアゲモードだったはずなのに、
2019年は『Dream On!』での謎の特別出演にはじまり、
VISAを背負った永久輝せあに後ろに降られてしまいます。
もちろん、永久輝に突然抜かれるなんていうことは
昨今の上級生に気を遣う人事の雰囲気からは無いと思われますが
トップ路線としては、正直なところ黄信号状態。
今後想定されることと言えば、
瀬戸かずやが退団した後に「花男の象徴」として
別格スター筆頭として花組を支えることでしょう。
とはいえ、彼女はまだ研11。
敬愛する壮一帆コースも考えられますし、
別格として定めてしまうにはまだ時期尚早と言えます。
鳳月杏という蓋の1人が外れたことにより、
柚香体制で彼女がどのようなスターロードを進むことになるのか。
その行方を占うものとして、
個人的には2020年夏以降の花組の公演スケジュールが気になるところです。
『はいからさんが通る』明けの外箱公演はバウと梅芸。
2019年が『Dream On!』で誤魔化したことを思えば
たぶん永久輝が取るんじゃないかと予想されますけど、
ともすれば水美の上を行ってしまう。
瀬央に続き、もしかしたら水美が芝居公演で重ねるかもしれませんし、
はたまた聖乃を抜擢して誤魔化し継続の可能性もありますよね。
(たぶん瀬戸はDSか巴里祭なんじゃないかと思ってます。)
そして気になる柚香体制2作目。
たぶん2本公演でしょうから、そろそろ命運が分かってきそうですし、
もしかしたら専科・凪七が落下して誤魔化し継続かもしれない。
などなど、色んな想定が出来るわけですが
いずれにせよしばらくは人事の試練が続きそうですね。
水美舞斗の弱点とは?
水美舞斗と言えば、圧倒的なダンス能力。
『Senhor CRUZEIRO』や『BEAUTIFUL GARDEN』では
その実力をいかんなく発揮し、
我々に素晴らしい技巧を魅せてくれました。
ところが、95期生のトップランナーとして走り続けた
柚香光と礼真琴の2枚看板も、
どちらもダンスを得意とするスター。
スターシステムというパイを奪い合う構造の中で
特性被りというのは実は致命的だったりするわけで、
それこそが路線スターとしての彼女の弱点であると私は思います。
正直なところ、ダンススキル以外の何か光るものを見つけるか、
あるいはダンス路線を思いっっっっっっっきり突き詰めるかなど、
いわゆるブレイクスルーを期待したいところ。
個人的には、彼女の爽やかなルックスから繰り出される
花男らしいキザ芸なんて非常に素晴らしいスター性だと思うのですが
とはいえそれって「花組の中」だからこそ成立するわけですから
ともすればトップ路線とは言えないわけで…。
その芸風に大衆性を持ち合わせようと現在模索しているのが
桜木みなとの「ホスト芸」なわけですから
ここでも特性被りが起きてしまう。
さらに言えば、いわゆるギリ路線がトップに辿り着くという
タカラヅカドリーム路線の雰囲気の流れは
完全に瀬央ゆりあに向きつつあるわけで、ここでも特性被りが。
このように、95期生のキャラ渋滞が起きている中で、
後続組である桜木は3番手昇格時に、瀬央は礼真琴の裏の外箱公演で、
そして朝美は雪組組替え時に、それぞれ殻を破ろうと模索していた印象があります。
水美にとってそれは、たぶん柚香の全ツ2番手が該当すると思うのですが、
果たして結果は…どうなんでしょう。
もちろん彼女のファンの皆さんにとっては「超最高だった」と思うんですけど、
個人的にはしっくり来なかった印象です。
とはいえ、彼女にももう1度大きなチャンスが訪れます。
そう、偉大なるトップの代替わりです。
そんな2020年に彼女のさらなる進化を期待したいところですね。
水美舞斗に見る、95期論における総論。
ところで、水美舞斗を取り巻く環境が2019年に大きく変わり、
当ブログ以外の様々な媒体でも、
彼女の今後について論じられる機会が非常に多かったですよね。
その際にだいたい書かれていた内容といえば
「水美舞斗を軽んじるな」あるいは
「水美舞斗が輝けるポジションを」というもの。
おっしゃる通りです。
私も心からそう思っています。
問題は「じゃあ、それって一体何なの?」ということです。
花組で別格スターの重鎮として成長していくことでしょうか?
それとも組替えしてトップ路線に踊り出ることでしょうか?
実は私、この答えをここ半年くらいずーっと考えているのですが
残念ながら明確な答えを思いつくことは出来ませんでした。
ご存じの通り、95期生男役は7人いて
5組全ての組に配属されている。
トップの椅子は5つしかなく、そのうち2つは最近埋まった。
残り3つの椅子を、95期だけでなく
全ての学年のスターが奪いことになるわけですから、
残念ながらトップ路線から「脱落」する人が必ず出てくることになります。
95期生は間もなく研12。
トップ就任が研13~15が多いことを思えば、
路線の分かれ目は刻一刻と迫ってきていると言えるでしょう。
2019年のこのタイミングで、95期生5名がフォトブックを出したのは
柚香や礼以外の5名が一応「横並び」でいられる
ほぼ最終段階だからこそだったのかもしれないなと思っています。
繰り返し書いている通り、
宝塚人事は何が起こるか分かりません。
2年前に瀬央ゆりあがバウ主演を2回やるなんて
きっと誰も想像していなかったでしょう。笑
89期を見るに、そんな95期レースは
この先5年近く続く宝塚人事の話題の鍵になることは間違いありません。
それが「可哀想」だと思いますか?
スターシステムは競争社会、食うか食われるか。
我々ファンは、それを追いかけ続けるか見守るしか無いのです。
皆さんご存じの通り、当ブログはその競争理論を
クローズアップすることが主題でありますので
(もちろん宝塚という美しい世界に醜い競争なんてないという価値観を否定しませんが)
これからも楽しく95期生を追いかけ続けたいと思います。
以上、95期Analysisシリーズでした。
いやー、長かった。笑
ここまでご覧頂きありがとうございました!!
【他の95期生編はコチラ】
☆★☆★☆
ランキング参加始めました!!
ぜひポチっとお願いします↓↓
コメント
お疲れ様でした 特別連載企画、大好きなマイティが最後だったのでハラハラしながら拝読しました そうなのですね➰蒼汰さんの読みは‥‥ 末端のファンとしましては遠くから応援するだけですがセンターオーラ✨半端ない彼【蘭とむさんを彷彿とさせますよね】 もったいないですよー❗✨
明日海さんもおられない今、関心が宝塚歌劇から遠ざかりそうになりましたがマイティのトップのお姿を拝むまでは暫くは蒼汰さんのblogの更新を要チェック☀する日々が続きそうです❤✨
コメントありがとうございます‼
実は本当の最後は瀬央さんの予定だったのですが(冒頭の順番)、書いているうちに「これはトリだわ」と思い立ち、急遽逆になりました。笑
キラキラオーラ、本当に素晴らしいですよね。爽やかでフレッシュ。そこがファンの皆さんの心を掴むスター性の一つだと思います。
彼女をはじめ、今後も95期生を応援していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。^^
今日は!いつも、楽しく読ませて頂いています。
水美舞斗編、出ましたね!私も水美さんのファンとして、8月の組み替え発表から悶々とした日々が続いていました。
はいからさんが通るで、主な配役に入り、大劇場ポスター入り、本当に嬉しかったです。
また、ダンスオリンピアも観ましたが、プログラムでは明確に2番手、そのあとの生徒は、写真の並びも学年順、成績順です。意外だったのが、永久輝さんは学年順の中に掲載され、97期なので結構後ろの方でした。
最後の階段降りも、永久輝、その後に水美と、明確に差を付けていました。踊るときも、三角形の真ん中に水美さん、後ろに永久輝さんとほのかちゃん、など。もちろん、永久輝さんは、ダンスの場面や舞台上1人でのソロもあり、ダンスオリンピアでの扱いは3番手でした。
劇団がとても水美さんを大切にしてくれているのが分かり、ホッとしました。マイティを抜かす気であれば、こんなに明確に差をつけるでしょうか?私は、ここ一連の扱いで、少し考え方が変わってきました。
そして何より、今回沢山の場面をもらい、水美さんは爆踊り、本領発揮でキラキラ輝いていました!それに、れいちゃんをしっかり2番手として支えていました。
マイティの売りは、やはり絶対的に信頼できるダンススキルと大きな穴のない舞台技術、そして舞台上でのはじけるような笑顔と美貌、色気だと思います。あの屈託のない笑顔、意外とできないですよ!
そして、面白いと思ったのですが、結構水美さんと永久輝さんのコンビは似合い、面白いかもしれません。永久輝さんのダンスと歌も、魅力的でした。
マイひとコンビは、人気が出るかもしれません。
今回のダンスオリンピアで、マイティは真ん中が似合うことを再認識しました。マイティには、このまま上がって欲しいです。!
コメントありがとうございます‼
プログラムの順番もお噂で聞いたのですが、やはり劇団は永久輝さんに突然抜かされるようなことはせず、あくまで彼女を大切にする方針に舵を切っているんですね。
彼女の活躍はまさに「ダンスの花組」の復活のカギであると思います。その中で評価されていけば、逆転ホームランもありうるかもしれませんね。
個人的に彼女のファンはアツイ方が多い印象なので、それこそ応援と売り上げがついて行けば何か変わるかもしれません。
というわけで今後の行方に要注目ですね!!
95期Analysisシリーズお疲れ様でした。どの記事も興味深く拝見しました。
花組全ツを観劇した時に感じたのがショーにおけるスター不足でした。前回全ツと同じ演目だっただけに余計に。。。蒼汰さんがおっしゃっているように、水美さんはまだトップ路線としては違いをだせてない印象です。(礼、柚香の特色が両極端に尖ってるだけに他の5人は大変そうです。)
ここまで混戦すると人事に困ったときの常套手段スター専科も起こりえるのかなと。
ファンの方には怒られそうですが、水美舞斗は個人的には職人系スターと思うのでスター専科として各組出演もいいのではと思ったりしたんですが、蒼汰さんはいかが思いますか?
コメントありがとうございます‼
確かに同じ演目だと露骨に比べられてしまうので大変ですね…。
実は私も職人気質な方なんじゃないかと思っているのですが、その枠に収まらないくらい人気があるのも事実なので、劇団もどうするんだろうなと思っています。笑
とはいえ結局彼女は花組で輝くタイプだと思うので、スター専科は難しい気もしますけどね。
こんばんは。いつも投稿を楽しみにしております。お忙しいそうにも関わらず適当でなく丁寧な文にいつも感動しております!!そしてコメント欄もひそかに楽しみにしていまして、、笑
私も参戦させて頂きたいなと思いコメント致しました!
私が宝塚にハマったのが2016年エリザベートでして、そこからほぼ宝塚大劇場公演は全組全て観劇しているのですが、トップさん以外の男役さんであ、素敵。と目がいったのが各組のこの5名でした。調べるとこの方は95期生なのね。あ、この方も。この方も!!!とびっくりしました。
それほど若手の時から素人が見てもこの5名の皆様なにか惹き付けられる魅力がありました。
なのでトップになることも勿論素敵ですが蒼太さん同様、舞台で活躍してキラキラしている姿を応援したいです!!!!
長々と失礼しました!次回の投稿も楽しみにしています。
コメントありがとうございます‼コメ欄まで見て頂けてるなんで恐縮です。笑
95期生は娘役や別格組を含め、本当にスターの宝庫ですよね!!
みんながみんな惹きつけられる分、スターとしての成長、そして競争も激しくなっていくわけですが、それもまた楽しみの一つだったりしますよね。
というわけでこれからも一緒に応援していきましょう。^^
蒼汰さん、こんにちは。今回もブログの更新ありがとうございます☺︎
95期連載、全て楽しく読ませて頂きました!核心を突いた言葉ばかりで、蒼汰さんは本当にジェンヌ一人一人のことをよく見ていらっしゃるというか、95期がお好きでいらっしゃるんだなと思いました。余談ですが、朝美さんの記事が更新された時だけIN数が上がっていたり、コメント欄が熱くなっていたことを見受けると、やっぱり彼女の注目度は他の95期に比べ断然に高いのか、もしくは熱心なファンの方が多いのだな、と実感いたしました。
ふと思ったことなんですけど、例えばこの5人(もしくは月城さん以外の4人)が、全く別の時代にばらけていたとしたら、みんなトップになれていたのでしょうかね?あまりにもスター揃い過ぎる期のせいで、少しの欠点も大きな欠点に見えてしまっているような気がします。彼女たちが一昔前に研12とか、それ以上の学年だったら間違いなくトップになっていただろうな、なんて思います。蒼汰さんの記事を読んでいて、「贅沢な悩みばかりだな〜!(笑)」と思っていました(笑)。本当に95期は礼さん、柚香さん、個人的に大好きな輝月さん含め、素晴らしいスターばかり集まった期だと、今回の連載で再確認しました。
ワンスのムラ遠征、楽しんでくださいね!安全な旅になりますように。それでは次の更新も心待ちにしております。
コメントありがとうございます‼お褒めの言葉を頂き恐縮です。
管理画面で詳細なアクセス数が見えるのですが、やっぱり朝美絢編の盛り上がりは凄いなぁと思います。笑
(まぁ蒼汰が朝美さん好きなので似た趣向の方が集まっているというのももちろんありますが。)
例えば中卒組が97期だったり、高学年組が94期だったら、どうなってたんでしょうねー。
93~94期の路線組を見るにスタイル重視の人たちばかり推されているイメージなので、
それこそ低身長組は最初から推されなそうだなぁと思わなくはなかったり…そんな歴史のifを考えるのもまた楽しいですよね。
初のムラ遠征、全力で楽しんできまーす!!^^
マイティ記事待ってました!
先日アーサの記事を読んで、「あれ?マイティの見逃してた?」と探してしまってましたが、今回拝読して諸々納得しました!
90年代から観ている中古参(?)ファンですが、諸事情あり昨年星組から3年ぶりに観劇復活、瀬央さんの活躍ぶりに仰天したのは確かです。
そして柚香さんが次期トップと知ったときも、アーサがいつの間にか雪にいたことにも仰天!
それ以降、95期大好きなこともあり、ルネサンスさんのブログは私の空白期間を埋める貴重な資料です。
マイティは研一の頃から、顔芸&角度がちょっと不思議なダンスを愛でていましたが、貴重な新公時代を観ていなかったのが悔やまれます。
演出家によっては花組同期の中で一番セリフや役付きがよいことも多々あったので、新公主演は遅くてもなんとなく期待そのままにファンも本人もそ来てしまったかも?とも感じます。
いずれにしても、ひっそり見守り、陰ながら応援するばかりです。
今後も深い洞察楽しみにさせていただきます。
コメントありがとうございます‼
確かに95期にとって激動の3年間でしたもんね。笑
別の記事でも触れましたが、水美さんの場合は柚香との成績逆転現象や、早期抜擢との落差などもあり、ファンはやきもきするだろうなぁと勝手に思っています。
果たして、彼女がたどりつくスターとしてのゴールはどこなんでしょうね。ということで私も95期揃ってみんなを応援していきたいと思います。
今後もよろしくお願いいたします!!
今回も見応えのある記事で、ルネサンス宝塚ブログさんには日々感謝の気持ちでいっぱいです。。。。!!
私は95期ファン、中でも水美舞斗さんことまいてぃのファンです!
今回はまいてぃの記事でしたが、どれも的をつく考えだったように思います。
先日、ダンスオリンピアを観劇し、まいてぃの扱いを見たところ宝塚人事はまだまだ読めないと改めて思った次第でございます笑笑
褒め倒すだけでなく、いち主張として本人の弱点をつくというのはファンとしては嬉しいです。それだけ一人のタカラジェンヌとして、細かく分析して見ていてくれているということだと思います。それはとても嬉しい!!涙
これからまいてぃ以外にも多くのタカラジェンヌの皆さんが人事の波に乗っていくと思います。それでも宝塚ファンとして応援していきたいです。
また、面白い記事を楽しみにしています!!!ありがとうございました♀️
コメントありがとうございます‼お褒めの言葉を頂き恐縮です。
ダンスオリンピアを私は拝見出来ないのですが、きちんと水美さんの見せ場もあり、きちんと立てられている印象のようですね。
その方がきっとファンも応援し甲斐があるというものなのでしょうきっと。
というわけでこれからもぜひ一緒に95期を応援していきましょう!!^^
マイティって確かに掴み所が難しいですよね。
以前に蒼汰さんが「花男芸に逃げがち」みたいなことを書かれていて、私はマイティに優等生のイメージがあったのでなるほどと思いました。
本人もまだ道を模索中なんでしょうかね。
あと、マイティは爽やかなお顔立ちとがっしりした体格のギャップがちょっと使いにくいのかもと思ったりします。柚希さんや珠城さんみたいにお顔がもう少しワイルドというか男らしかったら更に抜擢されていたのではと思います。
コメントありがとうございます‼
今回は「花男芸に逃げがち」というのをだいぶマイルドな表現にしてみました。笑
確かに芸風や体格と違って、顔も声も爽やかですよね。成績逆転現象も合わせて、劇団側もどう使っていくのか模索中なのかもしれませんね。
ダンスオリンピアも大熱演で大好評のようですね。「セニョールクルゼイロ」での舞空瞳とのダンスは息を飲むほど張り詰めた、官能的なシーンでした。舞空瞳の魅力も引き出していて、暁千星や礼真琴では無理、マイティのシュッとした顔じゃないと。名前の通り水も滴る色男ぶりですね。
さてさて、5人皆がトップになるのは難しくても別格だって一握りの生徒しかなれない選民スターポジションだと思うんです。輝月ゆうまは新公していないから脇役にしかなれないわけだし、蒼太さんのスター格付けランキングに登場するだけで大出世だと思いますけどね( 笑 )
瀬戸かずやはある意味で最高の到達点だと思うので、その美味しいところを引き継ぐのもよし、大逆転もよしですね。
新体制になってやはり新陳代謝が宝塚の生命線だなと思います。これから何年間の95期の黄金時代楽しみたいです。
コメントありがとうございます‼
セニョールは水美さんも舞空さんもどちらも素敵でしたよね!!あの公演の水美さんは、まさに水を得た魚のように生き生きとしていた印象です。
た、確かに。おっしゃる通り瀬戸さんのような別格枠もある種の最高到達点ですよね。そこに辿り着けるだけでも凄いけれど、
でもやっぱりファンはトップを目指してしまうのだから難しいところです。
というわけで私も95期黄金時代を精いっぱい楽しみです!!
蒼汰さん初めまして。
いつもブログ楽しみに拝見しております。
95期Analysis・水美舞斗編を心待ちにしておりました!
といいますのも、ダンスオリンピアを観劇して
以前、蒼汰さんが柚香さんと水美さんの相性がよくないと言っていたことを思い出したからです。
今回、私はそれを生でひしひしと感じました…。ダンスオリンピアは柚香さんと水美さんを組ませるシーンがとても多くて感じずにはいられなかったのです。
水美さんは真ん中がとても似合う人で…それは柚香さんがトップになった今“真ん中しか似合わない”となり、舞台上でとても悪い風に出ている気がしました…。
そして、別箱だからか得意の花男芸もうまく作用していなかった様に感じるのです。
ダンスオリンピアの演出にも私は難儀な点が多く…水美さんをただ踊らせとけばいいってもんじゃないんだぞ!と思ってしまい、劇団側も水美さんの扱い迷走してるなこれ…という印象を持ってしまいました。なので、新年の幕開け、新生花組の幕開け公演なのに、とってもモヤモヤが残る公演となってしまったのです!!!(つらい)
とはいえ、巷では絶賛されている様なので、水美さんが好きだからこそ、厳しい目になってしまい素直に見れていないのかな…と自分で思ったりもしました。
なので、蒼汰さんが観劇されるのなら全ツで感じた違和感を今回も感じられるかどうかお聞きしたかったのですが、今回は観劇されないとのことで(ほかの方のコメント欄拝見させていただきました)…とても残念です。
私は水美さんが大好きなので、トップになれるかはともかく(トップになることが全てだとは思っていないので)、早く自分のカラーを見つけてほしい。水美舞斗といえば…に続く何か(踊り以外のオンリーワンの何か!)を見つけてほしいなと思っています。それこそ蒼汰さんがいう殻を破るってやつですよね。
2020年水美さんにとっていい1年になってほしいと思います。
いつも楽しく読ませていただいているのですが、出来ることがランキングのポチッとしかなくて歯がゆい思いをしております。
今後も無理のない範囲で、是非執筆活動続けてください。
コメントありがとうございます‼
いやはや、ダンオリを見られず非常に残念ですが…水美舞斗さんの活躍は素晴らしいご様子ですね。
とはいえ、おっしゃる通り「踊らせりゃ良い」みたいな、安直な抜擢なされ方も、なんというか別格臭が醸される印象で…なかなかに難しいですよね。
少なくとも、柚香も永久輝もダンスが得意という中で「水美舞斗といえば…に続く何か」が見つけられるか否かが本当に鍵だと思います。
体制変更の今がまさにチャンスですので、ぜひ頑張ってほしいですね。
いえいえ、ランキングを押していただけるだけで本当に本当に本当に嬉しいです!!
というわけで今後とも何卒よろしくお願いいたします。^^
連投失礼致します。上の方がおっしゃってるマイティの扱いについての不安、私も同様に感じました。
私もつい先日ダンオリを観劇致しましたがヅカ初心者の友人を連れていき「なぜあの人たくさん出番あるの?」とマイティの扱いに疑問視されており、かつ、「トップ娘役の出番はなぜ少ないの?」と聞かれました。非常に回答に困りました(笑)
そして永久輝さんについては、初心者の友人には印象にあまり残らないとのこと。Twitterなどではマイティ絶賛で永久輝さんへの当たりが厳しくなりそうですし、華さんの技術がイマイチだからと言って極端に出番を減らすのはどうかと。蒼汰さんに見てもらいたかったです。
コメントありがとうございます‼
永久輝さん、実は私も全路線スターの中で一番最後に顔と名前が一致した方なので友人のお気持ち非常によくわかります。笑
ノーブルで正統派過ぎて、印象に残らないのかもしれません。逆に水美さんのような圧のある方は印象に残りやすいですよね。
仕事の関係でみられないのですが、スカステでの放送を楽しみにしたいと思います。
ジェンヌさんにとって同期はかけがえのないのもの、一人を好きになるとその期全体が気になるというわけで95期生には興味があり、つくづく歌劇団の戦略に乗せられているなと感じます。(ちなみに、入口は朝美さん)
今回の95期生の考察、大変興味深く、読ませていただきました。前後する学年での競合はよく言われますが、同期内のキャラかぶりという視点が目新しかったです。
それとともに、いつも端正で美しいなと思う月城さんに、自分がはまらない理由もよくわかりました。「宝塚的オーソドックス」という特性、振り返ってみるといままで自分がファンになってきた方たちは個性は様々なれど「正統派」ではない(お一方近い方はいるが、同時代にもっと正統派といわれる方がいた)方たち、はまるわけなかったでんです。
彼女たちは(あと上級生ですが鳳月さんも)それぞれ魅力的だし、もっと活躍してほしい、できればトップもと思う反面、でもトップの椅子は5個、各々1年ぐらいで交代していけば全員なれるなんて意見も目にしますが、それでは組が落ち着かないし、トップを頂点とした宝塚の特性そのものがなくなりますので、そんなわけにもいかないし、悩ましいところですよね。
結局、路線でないと活躍の場が乏しいというところに原因があるように思います。
大劇場の2本立てのお芝居では、あまり役を作りすぎると話が散漫になるし、群像劇でありながら話を成り立たせるのは、よほどの名脚本家で練り上げる時間を与えられないと難しいでしょう。
でも、ショーはトップ2番手が中心でない場面をもっと増やしてもいいように感じています。
その点で心配なのが新生星組。礼さんが歌もダンスも飛びぬけているだけに、演出家が何でも礼さんに頼ってしまいそうなんですよね。
研鑽を積んできた上級生の活躍は、努力が報われるのは見ていてうれしいし、舞台のクオリティも上がります。
でも、5年先を考えると、現在新公内の学年も舞台で鍛えていかないといけない時期。歌劇団の采配が気になるところですが、今いち歌劇団が生徒を大事にしているかが信用しきれない。
新春インタビューで、理事長が舞台のクオリティを追求すると言ってましたけど、それを支える生徒の健康には無頓着(一か月公演を終えた2・3日後に次の公演の集合日とか平気でやってますから)、彩吹さんで2番手退団は荒れるとわかっているのに、美弥さんで再び繰り返したし。
いろいろファンの思いを掻き立てておいて、終始がつかず、新専科制度の悪夢再びみたいなことにならなければいいなと感じています。
まとまりのない文章で、失礼しました。今後の更新も楽しみにしております。
コメントありがとうございます‼
正統派というのは裏を返せば「個性派」がいるからこそノーブルさが際立つというのもあると思うので、
私も個性派ジェンヌさんの方がどうしても目がいってしまうのでお気持ちよくわかります。
宝塚というスター制度の中で、スターに満遍なく出番を割り振ると物語が浅くなるし、
本の構成を重視しようとすると登場人物が少なくなるし…というジレンマがありますよね。
劇団は忘れたころに同じ過ちを繰り返す印象ですので、今後の展開が楽しみであり、ハラハラでもあります。どうなることやら、ですね。
いつも楽しく拝見しています。ところで東京宝塚劇場の設備改装に伴う長期休館が来年あるようですが、それに伴う人事、ということで95期が使われていくのではないかと思うのですが、どう思われますか?普通に公演できないのであれば何かその期間に目玉のようなものが必要と、経営陣が考え、その渦中に95期生がまさに巻き込まれていくのではないか、という気がしてならないのです。
コメントありがとうございます‼
設備改装はまだなんとも言えないですよねー。減収が見込まれるほどってどれくらいの期間か読めないですし…。
想像よりも短かったりするのかなと思うのですが、それは楽観的過ぎますかね?笑