水美舞斗の魔法が解ける時・人事を憂う2025秋①

 

ここ最近の、そして近くやって来る将来の宝塚人事について、

色々とと思うところがありまして…。

 

今日は、明確なデータや根拠に基づいた分析というよりも、

あくまで私自身の体感的な印象、いわばつぶやきに近い人事考察を、

そこはかとなく書き綴ってみようと思います。

 

第1回は、水美舞斗のこれからについてという、

非常にセンシティブな話題から。

 

水美舞斗・宙組トップへのラストチャンス

 

鳳月杏の任期が4作が確定した今、

水美舞斗の月組落下傘説はほぼ消滅した、と見てよいでしょう。

 

現月組2番手の風間柚乃は100期生。

仮に次期トップを引き継ぐとすれば研13〜14あたりで、

まさにトップ就任の適齢期、何の問題もありません。

 

したがって、水美舞斗にトップの可能性が残されているとすれば、

桜木みなとの後任として宙組トップに就任する、

この一択のみになってしまいました。

果たして、それは現実的にあり得るのでしょうか?

 

まず最初に書いておくと、

私は桜木みなとの任期は4作だと考えています。

その最大の根拠は、2028年1月1日に宙組30周年を迎えることです。

 

この記念すべき節目を、

初の生え抜きにして10代目トップの桜木みなとが祝う、

この一点のために、これまでの人事を進めてきたといっても過言ではありません。

ゆえに、ここを外すことは絶対にないでしょう。

 

そして、彼女が4作目で退団すれば、

次の11代目トップは「宙組30周年の顔」として売り出すことができます。

まさに一石二鳥、この流れは劇団の既定路線と見て間違いないと思います。

 

では、その11代目トップに水美舞斗は名乗りを上げられるのか?

計算上は可能です。同じく中卒入団の鳳月杏が研19で就任し、

任期4作を務めたことを踏まえると、水美舞斗が研19を迎えるのは2027年度。

 

もし本人に、「3作でなくてもいい、せめてハログバ(2作)でいいからトップに!」

という強い意志があるならば、

その夢は、2028年度にギリギリ叶う可能性があるのかもしれません。

 

95期生の魔法が解ける時

 

け、ど。

正直なところ、現実的にはかなり厳しいのではないかと思っています。

 

そもそも劇団は、彼女をそこまでしてでもトップにしたい!!と

あまり思っていなそう、というのが一点。

 

そしてもう一つ、

これは本来、私が口にしてはいけない立場だと思いますが、

それでもあえて言わせていただきますと、

…もう、95期生は充分ではないでしょうか?

 

私が以前、鳳月杏が任期4作路線に舵を切った際に批判したところ、

「95期だって同じだろ」とお返しをいただきました。

はい、本当にその通りだと思います。

 

95期生も研17ですよ?超高学年ですよ?

もうアンバサ世代に色んなもを譲っていくタイミングのはずです。

これを引き際と言わずして、何と言いましょう?

 

そんな「95期もそろそろ…」という空気がここ最近特に濃く漂っている気がして、

それは95期ファンの私ですらその流れを感じ取っているのですから、

そうでない人から見れば「やっと気づいたのか」と思われても仕方ありません。

 

それに、95期という黄金世代の7人を抱えながら、

劇団がそれを最後まで活かしきれなかったという現実もある。

ここでさらに引っ張っても、もはや意味を見出しにくいというのが正直なところです。

 

実際、水美舞斗が宙組にやって来たことも、

オラオラいてこましたるで!!みたいな雰囲気にもっとなるかと思いきや、

実際そうでもないのかな、と体感的に思ったり…。

 

それはファンの熱が冷めたというよりも、

むしろ本人の中に何らかの覚悟が芽生えているからなのではないか、

そしてファンがその心情を何となく察しているのではないか、

そんなふうに感じています。

 

今からハレーションが怖い

 

なぜ、こんなことを書いているかというと、

仮に水美舞斗がトップにならなかった場合の

ファンのハレーションが怖いからです。←

 

ここまで水美舞斗を引っ張っておきながら、

しかも最後は宙組テコ入れとかいう禁じ手を使っておきながら、

劇団はどう決着をつける気なのか…。

 

でも、柚香光&礼真琴に水美舞斗&瀬央ゆりあの決着をつけさせなかったけど、

結局は朝美絢と桜木みなとに決着をつけさせたことを踏まえるに、

劇団はなーんも考えてないんだろうな、と思ったり。

 

95期の終焉が、

そして夢物語が終わったあとの彼女たちの関わり方がどうなっていくのか、

今からそれを想像すると、はぁ、気が重い…そんな2025年秋でした。

 

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コメント

  1. YK より:

    いつも記事を楽しく拝見してます。
    記事の通りマイティはトップ就任は厳しいでしょうね、、、。最大のセールスポイントであった高い集客力も、宙組の大劇場のチケット捌けを見るに精彩を欠いているように見えます。
    恐れずに言えば、桜木さん体制ではチケット捌けに大分の不安があったためのマイティの登板だったと思いますが、マイティの強さはかつての花組レイマイコンビの強さであって、単体ではそこまでではなくなってしまったのかもしれません。
    故に桜木さんが短期で退団されてもマイティのトップ就任は厳しいと思いますし、劇団もそもそも拘ることはないでしょう。永遠輝さん暁さんレベルの御曹司だと劇団は何がなんでもになるのでしょうが。
    これからも鋭い見解の記事もお待ちしてます。

  2. Fuka より:

    鳳月と水美の「引き際」は断じて同じではないと思います。何故なら鳳月はトップという立場を手にしており、水美はその手前にいながら手にしていないからです。
    同列に語る人も宝塚がどれほど「トップ」とその他が違うか、退団後もその差がついて回るかを知らないわけはないでしょう。トップという立場は辞めない限り一人しか座れないのも知っているはずです。
    鳳月の4作は選ばれし立場を得ながら「3作じゃ足りない、もっと欲しい」と言っている状態、水美の今の立場は現状「その他」でしかない。
    育ちから見て、水美の4作以上を望むなら論外と思います。何なら3作でも多めなくらい。しかし立場を得た者がもっともっとと望むことと、その立場すら得られていない者を同列に語ることはできないと思います。

    • masa 蒼汰 より:

      確かに細かな違いはあるですけど、けどそれって外野からしたらそこまで細かい差じゃないと思うんですよね…。

  3. こころ夫人 より:

    いつも楽しく興味深く、拝見しております。

    蒼汰さんの95期生への愛、を痛感させるかのような、つぶやき…の記事。
    いづれくる終焉を、見守り、見届けたいと切望します。

  4. なし より:

    自分は人事予想屋さんが嫌いです。他の方が嫌いかどうかは知りませんので以下自分の感想です。

    ここまで持ち上げてきておいて、いざ予想が外れそうになると「本人の覚悟が決まった」などの逃げの布石を一生懸命打っていらっしゃるあたりが不誠実に感じます。
    今後も人事予想屋さんとしてブログを続けたいものと思いますが、こういう雑誌の占いのような不誠実な内容を役者という他人の実名を挙げて好きに書いているあたりが信頼できなくて嫌いなのだなと思いました。
    この感想には「うんざり」のお返事が来るものと思います。ご批判には反論せず文句を言っておくあたりも無責任に思いますがそれはご自身のブログなので自由と言えば自由ですね。

    • masa 蒼汰 より:

      まさしく芯を喰ったコメントをありがとうございます。
      そうですね、不誠実ですね。私は中途半端な言い方をするのが嫌いなので、なりそう、ならなそう、なって欲しい、そういうものを直接的に表現してきて、それこそが誠実だと思っていましたけれど、でもそれはそこまで自分自身の予想に対してそこまで思い入れがないからこそ出来る芸当であって、実際そうならそうになった途端にクルクル手の平を返してしまうのだから、物凄く不誠実なのだなと改めて実感しました。

  5. 雪組箱推しになりました より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。先般、瀬央さんの件がありじっくり考えてみました。というのも、

    ①鳳月さんが4作(研21(年度換算)での退団)
    ②同期二番手が3組(二番手切りを頻繁に実施して炎上させるのか)
    ③縣さんの歌唱力および朝美さんと組みすぎ問題(他組と比べ著しく歌唱に難ありと判断され2~3公演二番手での他組でトップ就任は難しいと判断。ですが、組替えありきで人事を動かしていたので朝美さんと組み過ぎている)

    というのが、何となくひっかかったからです。

    また、朝美さんの性格なら「自身は4作で瀬央さんをトップに」と劇団に言われることもあるかな。と。勝手に判断し、瀬央さんがトップになった場合をシュミレーションしてみました。結果は以下

    永久輝7→→→→→→→→→ 2029年④極 5(研16)→→2033年②稀惺(研15)
    鳳 月4→2027水美2(研19)→2029年①風間5(研16)→2032年②彩海(研17)
    朝 美4→2028瀬央2(研20)→2029年③縣 5(研15)→→2033年①?
    暁 7→→→→→→→→→→ 2031年瑠風2(研20)→2032年①天飛(研17)
    桜 木5→→→→→→→→→ 2029年②聖乃5(研16)→2032年③華世(研13)

    ★()内は就任時、①~④等はその年でトップになる順番です。
    ★永久輝さん7作にしたのは、6作であると極さんが100期で最初にトップになってしまう。
    ★水美さんを月組落下傘にしたのは、宙組だと風間さんより就任が遅くなる。
    ★暁さん7作にしたのは、2030年にトップ・オブ・ザ・トップになるため。
    ★110周年で、稀惺・彩海・天飛・華世は4~5作目

    ぴったりはまるんですが、にしても、高学年就任。どうなるんでしょう。

    ちなみに以前水美さんが落下傘しなかった場合の予測は下記でした。
    花 永久輝6→極 5→稀惺
    月 鳳月 4→風間5→彩海
    雪 朝美 5→聖乃5→華世
    星 暁  7→天飛5→?
    宙 桜木 5→縣 5→?
    ★これだと風間さんと聖乃さんで一年空く
    でした。

    尚、瀬央さんが退団され、水美さんが月でトップになられた場合は、就任順で風間さんが雪・聖乃さんが月・縣さんが宙になりました。

    瀬央さん・水美さんの去就次第で全く違う結果となるようですね。

  6. 雪組箱推しになりました より:

    訂正です。
    ★110周年は→2035年120周年は です

  7. mari より:

    いつも記事を拝読しております。

    すでにコメントされている方のお考えが気になってここで書かせていただきます。

    前回の記事?でも他の方からのコメントがありましたように、大劇場の売れ行きで2番手の人気を判断することはできません。
    売れ行きは結局トップスターの責任になります。昔の大人気2番手をお持ちの組のチケット売れ行きを見ればわかると思います。

    例え今回宙組が早々完売になったとしたら、それは世間的に「桜木さんやっぱすごいですね」になるだけで、別に水美さんの功績にはなりません。

    むしろ水美さんさえいらっしゃらなかったら、宙組のチケット状況はどんな大変なことになるのかを劇団側に考えていただきたいです。

  8. ウィリー より:

    都合よく使われ続けてますもんね。
    ファンも流石にバカじゃないですし、こんな劇団に金を落としても裏切られるだけと不信感が拭えない状態にあるのではと思います。贔屓を使い潰そうとしている相手に喜んで金を払う人はいないでしょうし。
    プリレジェの惨状はその表れだと思います。まぁ頑張るべきがトップコンビなのは大前提ですが。
    側から見てると贔屓があんな目にあってるのによく呑気に金落とせるな〜って感じでしたね。

  9. RO より:

    蒼汰様

    体感的印象、私もつぶやかせてください。
    阪急トラピックスの後任がずんちゃん(桜木さん)だったのは、本来ならキキちゃん(芹香さん)が務めるはずだった残り期間を受け継いだため。
    なのであえて新しい顔としての発表をしなかった。キキちゃんは、4〜5作はトップの予定だったと思っています。キキちゃんの予定任期(プラス1〜2作)が、ずんちゃんの任期な気がします。
    宙組内、やはり一部上級生と一部下級生との亀裂はまだまだ根深く、なるべく早い上級生の入れ替えで組内を安定させることの方が、宙組30周年時に生え抜きトップの拘りよりも優先すべきことのように思えます。
    叶うなら、次期トップはマイティ(水美さん)で、組長は美風さんに
    ただ、ずんちゃんが少しでも長くトップとして宙組のために踏ん張りたいと思っているなら、応援します。

  10. トムヤムクン より:

    蒼太さん、センシティブかつみんなが気にしている話題をまとめて下さりありがとうございます。
    読者もこの話題はざわつきますね。。
    水美さん、私ももっとオラオラなさるのかな、と思っていたのですが、ナウオンなどでも桜木さんをたて、皆さんに話をふり声がけをして、とても気をつかわれる方なんだなあと思います。そのお姿をみているからか組子さん達も慕っているようですよね!
    今回の本公演プリレジェではとても目立つお役ではあるし、今凄くキラキラ!花組2番手の時代より今の方が個人的には素敵に思います!宙組にはいないタイプだからもあるのでしょうか。ただ。桜木さん4作として2028年。。待てるかな。。しかも並走するであろう他の組トップはアンバサ世代。少しでも早まるなら杏さんの後ハログバでいいから!と願ってしまいます。100期以降のジェンヌさんがトップになる姿はまだ想像つかないのですが。。でも1年2年で変わってしまうのもまた事実。立場が人をつくる部分もあるでしょう。
    いずれにせよ水美さんの卒業のタイミングと卒業の仕方が今一番気になっています。どんな形であれ見守っていきたいと思います!

  11. 東海からの遠征民 より:

    初めてコメントします。
    水美さんと瀬央さんはニコイチ状態で退団し、そして両者揃ってハイロー続編登板なのかな?と予想している者です。

    水美さんやそのファンについて、以前から危険視(!)される方が多いですが…。
    レイマイでの過剰な競争意識を高めるコンビ売り、ドリームオンでの謎の特出、ひとこの下に着けなかったこと、ありちゃんとのW主演、そしてこの度の宙組配属。
    瀬央さんはこういう嵐(?)に巻き込まれてこなかったことを考えると、常に煽られるような状況された水美さんファンが気の毒になりますし、ファンの性質として熱く燃え上がってしまうのは必定と思います。
    (本公演中も、多くの水美さんファンからこの先のトップを願う話を聞いています。もう…そうならなかった時の修羅場は想像するだに恐ろしいです。)

    いずれにしても、劇団が最後の最後に彼女を宙組配属したことの罪深さを思うと、どうか水美さん本人が望む形でジェンヌ人生のラストを飾ってほしいと切に願います。

  12. かがみ より:

    いつも楽しく拝見しております。
    私は水美さんはトップにならないと思ってる。というか、もうなって欲しくない派です。あまりに遅すぎる。
    煽りを受けるのは若手であり、特に100〜103期あたりは何年目で就任するのよって感じです。
    後進の芽は摘むものではない。

    正直水美さんについては花組時代の扱いも良すぎた方向にやりすぎでした。
    永久輝さんが来た時点で別格に落とせば良かったし、あの時点では2番手羽を背負わせるべきではなかったと今でも思ってます。
    ファンはジェンヌの経歴でファンとしての歳(精神的な)を取っていくと考えています。
    イケイケの路線の時はファンも気持ち若くアクティブに、別格になった時にはおだやかに贔屓を見守るといったように。
    たいてい舞台や周りを観てれば自分の贔屓がどの立場かわかるのでファンは察していくものだと思ってます。
    ただ水美さんには今までそれが無かった。路線路線といった役、学年にしてはギラギラした雰囲気(正しくギラつく必要があった時期はギラギラしてなかった記憶です。)
    ファンも血気盛んになるのも当然だったと思います。
    そのおかげで永久輝さんが来てから水美さんが移動するまで花組の雰囲気めちゃめちゃ悪かったです。れいまいでスクラム組んでしまって他が入れない雰囲気(2人はそんなこと意識してなかったと思いますが)、2人のファンも入るな!って感じでしたし。
    いつまでも馴染めない永久輝さんが心配でしたし、聖乃さんや侑輝さんと仲良くしてるとわかった時は安心しました。
    今の水美さんはそのギラギラが無くなったというか、あるべき立場、学年相応の雰囲気であり、ファンもファンとしての歳を取ったのだと思ってます。
    専科に行き、同期下に行く。ファンの方ももう察しているのではないでしょうか?

    今の水美さんは円熟期に入ったのだと認識しています。個人的には今の水美さんの方が余裕があり立場の中で最大の輝きを放っていて好ましいです。

  13. ゆうまま より:

    こんにちは、いつも楽しく拝読しております。

    まずはコメント欄が荒れないことをお祈りしてます…。

    そもそもマイティの去就、どうなったとしてもここ数十年で指折りの大荒れになるのが確定していると思います。
    新専科制度前後のハログバをリアルタイムで見てるのですが、今のマイティとせおっちに似てる気がします。高嶺ふぶきと絵麻緒ゆうは3番手くらいには既に結構な人気があったので劇団ふざけんなって感じでしたが、天海祐希と真琴つばさに挟まれた久世星佳のトップ就任は短期でも祝福されてました。
    今後マイティが仮に短期トップになったとしても、ずんちゃんが居座ったせいで!未熟者の○○のために早々に道を譲るなんて!…とかなりそうな気がします。2番手退団の方がまだマシなのかな。
    …もうある程度ファンの恨みを引き受けてくれる人材を探しにいく段階な気がしますね。。。

  14. N より:

    いつも興味深く拝見しています。
    水美さんと瀬央さん同じように論じられることが多いですが花組星組の若手時代は全然違いますよね。水美さんは役付きを抑えられ(邪馬台国の風では声の出ない役!)別箱では明日海さんとは離され続けた。瀬央さんは礼さんとガッツリ組んだ坂上田村麻呂役や名作龍の宮物語の主演。
    応援してこられたファン心理を考えると(判官贔屓も含め)このまま水美さんを2番手で退団させるのは悪手ではないかと思います。
    あの脚本で最近では超チケ難だったRED STONEを思うと宙組の大劇場売れ行きを水美さんの力不足に言及するのはあまりにも気の毒な気がします。

  15. より:

    仮に水美がこのまま退団となった際、ハレーションはもはや確定事項です。かねてから私は水美に上がり目なしの予想一択で一度もブレておりませんしその旨何度もコメントしていますが、その度にトップになるべきとの予想派の多さと熱さを痛感しています。
    蒼汰さんがその影響力を以て、今から当該者達にそうとはわからないよううっすらと自制を促そうとしても、大半にはその思いは届かず、般若と化したハレーションは避けては通れないでしょうね。
    でも、その場合、私はかなり冷めた目で見届ける覚悟です。いつの世もファンは生徒の鏡であることを念頭に、醜い軽蔑したくなるような振る舞いはなさらないことを切に祈ります。
    勿論、私の予想が外れたら、読み切れなかったことには悔しく思いますが、良かったねと祝う気満々です。

    ■以下、当該記事某コメに寄せて

    無責任な立場で好き勝手書いている自覚はありますが、私は自分なりに潮目を読んだつもりで予想ゲームを展開し楽しんでいます。
    当たらないことも沢山ありますけど、過去の自分の発言を無かったことにして「前からそう思っていた」と掌返しをするような見苦しいことはしていない筈です。
    進退に言及するのも、好き嫌いに左右されているような印象を与えないよう、技術やオーラや人柄などは一切抜きにして企業目線からのフラットな書き方を極力心がけてもいます。

    結局何が言いたいかと言うと、上記スタンスに概ね近く共感出来る人事予想屋さん。。。即ち貴ブログが私は好きです。他の方が好きかどうかは以下略。

    確かにこれまでの過去の蒼汰さんの記事の中で、後日掌返しのように感じることもなくはなかったです(^_^;)
    中でも最も顕著だったのは、初期の頃に「桜木があっさり生え抜きトップの称号を取るとは思えない」と組がえ説を力説しておきながら、就任後に10代目トップのシナリオに最初から気付いていた、に変わったことですかね。
    いや、文中では「最初からわかっていたけど、一時期は組がえ説に揺らいだ」という風に明記されているので、実際には掌返しでは無いんでしょうけど、初期にはひと言も言及が無かっただけに、一見するとそういう印象に見えて残念という話です。
    しかし初期の頃は5組95期制覇なんて容易く書ける空気ではなかったし、日が経つに連れて徐々にベールを脱ぎ捨てて書けるようになっていく様子も日々の記事で目の当たりにしていましたので、初期の頃はフェイクを交えていたんだろうなと最終的に私は納得をつけています。

    なので、それに比べたらというと語弊がありますけど(^_^;)、今回の水美の記事は単純に、正に移り変わっていく渦中の記事なのだと読みました。考えが変わらざるを得なかった事も充分伝わりますし。
    最初に予想した時点から新たな情報が生まれたり状況が変われば、そりゃ見解も変わるでしょうしね。
    まぁ、そこも踏まえて最初から予想してくれたら、最高にカッコ良いに越したことないんですけど、宝塚の人事は本当に難しいところがありますので(^_^;)、そこまで盲目的にそもそも望んでいません。
    それに極端な話、仮に一部残念に思う記事があったとしても、それを上回る数の面白さの供給を得ることが私にとっては大事なので読み続けてきましたし、今後も読み続けていきます。
    見解の移り変わりも含めて、その時その都度の率直な切り口の蒼汰さんの予想を拝むのが楽しいのです。私はね。

    変に言葉を濁す書き方より、本人なりの分析でもって明確に言い切ってくれる人事予想の方が読み応えがあって私は好きです。それに倣ってコメント欄も活気づきますしね。諸刃の剣ですけど(^_^;)
    予想ゲームとは言え、上がり目なしと言われることに苦痛を覚える気持は、実はこんな私だってその苦痛の経験者ですのでよくわかります。
    が、しかし私はそういう見解もあるのかと心構えの参考にしたり、好き嫌いに左右された浅い分析だなと内心で一刀両断したりなど、自分の中だけで咀嚼します。
    その後努めて冷静に客観的に見解を述べることもあるけれど、みだりに私情で吠えるのは恥として、常に心の安寧をはかってきました。
    ハッキリとした予想を不愉快に思われる方に「自身で安寧をはかることに長けてくれ」と強制は出来ませんけど、叶うならばそうであれと願っています。

    話を戻すと、誠実・不誠実の定義は人それぞれですが、人事予想ゲームに限って言えば「最初からそう思っていた」と後出しジャンケンの印象さえ与えなければ誠実と私は受け止めます。
    途中で見解が変化することなんてある訳ですし、その変化も含めてどんどんハッキリ明確に言い切ってくれることに、思い入れ有無とは角度の異なる誠実さを見出します。なので今後も引き続き蒼汰さんらしく語っていただきたいと思っています。

    まぁ、蒼汰さんの返信を拝読する限り、一片の事実としてご自身を不誠実だと公言されたものの、今後もスタンスは変えない方針とお見受けしましたので安心しておりますけども。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    何だか支離滅裂になりましたが(^_^;)、
    つまるところ私は今日も貴ブログが熱いコメント欄含めて大好きです。

    • masa 蒼汰 より:

      熱いコメント、ありがとうございます。
      記事の主旨とズレる内容ですが補記しますと、お察しの通り95期近辺(桜木組替え説)についてはフェイクというか予防線を張っていました。だってあの時点で朝美絢が順当にトップに上がるなんて風潮的に大っぴらに言えない雰囲気でしたんで…。ただ、結果的に桜木みなと10代目トップ既定路線で走り続けた過程の中での芹香斗亜超ステイ&例の事件後の雁字搦めがあったと思うので、果たしてこれで正解だったのかは正直分かりません。

  16. うちゃ より:

    なんか聖乃花⇒宙で、桜木から聖乃に引き継ぐのが一番現実的な気がして来ましたね。
    鳳月4作⇒風間、桜木⇒聖乃、永久輝⇒極美
    これなら今までの聖乃・風間>極美の序列通りにトップ就任しますし。100期序列3番目よりも101期序列1番目が先に就任することに違和感はないから朝美⇒縣も問題なしなので、、、。

    暁は就任したばっかだけど上記アンバサラインよりは早く退団し102期1番目(天飛)に繋ぐと。。

  17. りす より:

    いつも楽しく拝読させていただいております。
    雪組トップ裏別箱が発表された時「もう水美のトップはないだろうな」と感じました。同期7人まとめて売り出しておいて1人だけトップにせずに退団させるというやり方はしないかな、と。
    雪は今回任期2-3の間なので今回宙組別が退団餞別じゃなくても一応はおかしくないのかなと思い、次の2-3間の別箱で娘か2番手かどちらかの退団餞別じゃないだろうかとは思いますが……

    春乃は現在の相手役の印象をつけるために添い遂げしそうな気もしますが(星風がそうであったように)、ただまあ夢白より任期が長く出来るか?と言われるとそれはないと思うので雪と(1期ずれるものの)同じ娘餞別→2番餞別な気がしますが、それだと待ち過ぎですかね?一方「さくら」コンビはキキさくより長くやりそうだと感じますが……

  18. lily より:

    蒼汰さま

    いつも拝読しております。

    水美舞斗はトップにならない。概ね私も同感です。
    ただ、組の屋台骨としては良く馴染んでいるのかしら?とも思います。現に宙組変わった気がしましたしね。
    なので本音を言えば管理職になってほしいのです。(今まであまりないと思いますがこのご時世であればそんなルートがあるのも一つだと)
    数作組長として組子を纏めて、桜木とともにやめていく…そしてその頃には新しい組長・副組長が育っているという筋書きです。

    本音を言えば桜木みなとの隣にずっと春乃さくらがいてほしいですが、天彩峰里が退団する際に序列的に一番上にはさせないと思うので、春乃さくらがすべて引いていくのかな、なんて思います。

  19. はる より:

    こんにちは。
    このコメ欄が、意見の違いはあれど「水美もう諦めろよ」的な本人叩きより「劇団それはアカンやろ」な風潮になっている感じが、まだ救いがあるなと感じます。

    未曾有の超絶イレギュラーが続き、「短期でもトップになれるかも」と僅かに思えるような隙間がちょこちょこあったことが、かえって不運だったのかな。
    彼女にしっかりスペア枠の貼り紙を貼り、一旦脇に置いておけたら、「報われて欲しい」論もここまでこじれていなかったと思います。

  20. まぜまぜ より:

    ただのファンの気持ちをここで語らせてください。

    95期はもう十分とか、都合よく使われているとか、いろいろ言われていますが、ファンとしての望みは極めてシンプルです。

    応援している方がトップスターになって欲しい、それだけです。

    ヅカファンなら誰でわかるはずのその気持ちです。

    9月のいろいろなお知らせにメンタルがやられてて、涙の毎日を過ごしていると言っても過言じゃないくらい、苦しくてしんどくて、どんな結末になっても水美さんが退団されましたら宝塚を卒業することを心の中に決めてようやく少し落ち着いてきました。

    何の根拠もなかったとしても、他の方からの「やっぱり最終的にはトップになれると思いますけどね」のコメントを見るだけでも少し救われた気がします。

    なんかもう本当に無理です。

  21. かなこ より:

    拝読させて頂き有難うございます
    あまり書かれていない事(自然に目が行く範疇)で、ずっと疑問に思う事があります
    結論から申しますと
    水美舞斗さんがトップになると予想しております

    水美さんが2番手でお辞めになって、次の2番手はどうされるのでしょうか?
    組異動で、縣さんですか?聖乃さん?
    それこそ、オカシナ事になると思います
    いくら御曹司でも生え抜きでない組でトップ就任し盛り上げていくには、かなりの人気若しくは実力が必要です(まして宙組)組体制(花組のれいまい等)に馴染むのは永久輝さんでさえも苦戦されていました(プライベートは関係ありません 印象の問題)組に馴染み御本人の良さが発揮されるまで時間がかかる場合もあります(プライベートは関係ない 舞台での印象)

    また実力派でスタイリッシュな瑠風さんを異動させた意味の整合性がとれず(一時の事としても)納得出来る解答がどこにも見当たりません
    仮に水美さんが2番手退団でしたら、愛月さんの様に星組に異動すればファンも悟り(宙組異動2番手退団よりは)衝撃が避けられたでしょうし、星組との相性も悪いとは思えません
    加えて仮に、宙組で瑠風さんが2番手退団だとしても、桜木さんトップの何作かの間に本命である風色さん大路さん等を育てる事が出来たはずです 
    また、瑠風さんでしたら学年・実力的にも専科異動も可能な方でした

    ただ、現実問題として聖乃さんの行き先を絡めると、水美さんの2番手は微妙になります しかし宙組を一新している最中に、元々いる路線さんを大切にしない事は結果的に得策だとは思えません

    憶測ですが(個人も含めた)グッズ・チケット売り上げ等、劇団は把握しながら人事を考えているハズです AIも活用されている?若しくは新しい方や外部の意見を取り入れている??と最近の各種コンテンツや演目を拝見していて思う事が有ります(同期や上級生への引継ぎは個人的には大歓迎ではありませんが)既定路線に拘るよりもファンは実力や人気を、組織は売上を重視していると思います AIが最適解を導き出してくれると良いのですが(汗)

    水美さんは人気も実力も着実に重ねられてきたと思います(本音は月組で鳳月さんとのワン・ツーを希望していました(小声))
    以上の観点から
    水美舞斗さんが次のトップと考えています 

  22. より:

    いつも楽しく拝読しております。
    最近の記事のトピックがなかなかセンシティブなので、コメントが荒れそうだと思ったらまあそこそこに……。
    私も自分が割と好きな方に関して容赦ないことが書かれていると正直ムッとすることもありますが(笑)、好悪で悪し様に言われたら反論したくなるかもしれませんがあくまで個人の見解としての予想なので感情的にいちゃもんをつけるのはこちらの品性を疑われるだけだと冷静になれています。
    昔の記事でおっしゃっていた予想と違う新たな予想を書かれることに関しては不誠実とは思いません。だって、新しい事実が出てきたときにそれを無視して自説に拘泥する方が分析・予想ブログとしては不誠実ではありませんか?そしてあくまで予想であって本当のところは劇団しか知らない、なおかつその劇団の立てた計画が何らかの事情で変更を余儀なくされることもあるでしょうから外れることだってあるのは承知の上で拝読しております。そもそもこういった人事予想に主眼を置いたブログを楽しく読んでいること自体、そういったことをエンタメとして消費していることは自覚しております。

    これまでのご対応を拝見していると、熱狂的なファンからのきついコメントが来ても蒼汰さんのメンタルにはそこまで影響していないかとは思いますが(でも本当に悪質なものは載せていないのだと想像するのですが)、ご自身のメンタルを大事に無理なく続けてくださいませ。

    • masa 蒼汰 より:

      あたたかいコメントありがとうございます!私の感性というかスタンスと凄く似ている、理解頂いているコメントを頂き嬉しかったです。これからも気ままに続けていきますー。

      • ちゃばしら より:

        いつも楽しく拝見しております。
        我が家は揃って水美さんが大好きです。
        先日も揃って宙組を見に行き、無事ノックアウトされてきました。

        ですが、我が家ではもう水美さんのトップはないのでは?
        と思っています。
        理由としては、①遅すぎる②水美さんが望んでなさそう
        この二つです。そして雪組別箱で瀬央さんの去就がチラチラ見えた時に8割確信しました。
        水美さんはトップにならない、と。

        勝手な肌感ですが、水美さんの今のキラキラは何か覚悟を決めた。という様に思えてなりません。

        コメントにて蒼汰さんの言ってることが過去と違うと書かれている方もいらっしゃいますが、
        劇団から出されるヒント(情報)が増えていってますし、情報をアップデートしながらなのでそりゃ変わりますよね。
        というのが私の考えです。
        ちょっと違うかもしれませんけど、スポーツでも有力選手がケガしたとかの情報があれば優勝予想も変わってくるだろうと考えられますし。

        これからも変わらないブログ運営楽しみにしております。

  23. ホアキン より:

    批難覚悟でコメントいたします。
    水美さんは素晴らしい舞台人だと思います。
    しかしながら、トップにするか否か、劇団が迷われた事は一度もないと感じております。
    もしも可能性があったならば、同期売りはしなかったと思いますし、早めに組替えが検討されたはずだと考えております。
    ご本人の実力の高さ・人気の高さを軽んじることは出来ず、努力に報いる人事が行われてきたように感じておりました。決して都合よく、ではないと思ってます。(そんな都合よくされたらご本人が辞めたらいいだけです。)

    彼女はおそらくダンサーとしての重要度で役付きされていた気がしてます。
    どなたかが書いておりましたように、若手時代にもっとギラギラしていたら、、、瀬戸さんや鳳月さんを押しのけることが出来ていたら、、、

    とはいえ、いまの水美さんが本当に明るく楽しそうで。何か呪縛から解放されたかのように、本来の可愛らしい水美さんで素敵度が上がってます。
    改めて組に属すると決めた時に、何かしら覚悟を決めてきたのだろうと思い、見守っております。
    〇〇さんが退団したら水美さんをトップに、と名前が上がるたびに、都合がいいのはファンの方かもしれない…と感じております。

    時が違えば、95期でなければ、確実にトップになれた逸材なのは間違いないです!!!

    • まったり宝塚 より:

      30年以上ライト箱推しファンの者です(数えてびっくり)。いつも記事を楽しみにしております。
      皆さん、色んな考え方があって、今も昔も、ファンの方々は苦しんだり、ヤキモキされているんですね。ライトファンでも、あの方もったいないなとか、この人事なぜ?と思うことがありました。

      一つ、超高齢就任ですが、時代は遷り変りってゆきます。
      動けるのなら、そして芸に曇りがなければ、いつ就任してもいいのではと個人的に思います。
      生徒さんには、それぞれの適齢期というか、旬が違うとも思いますし。

      先日、月を観劇して、破綻もないし素敵だったし、大人の魅力の組もいいなと感じました。

      そして、今、水美さんがイキイキされていると私も感じました。人事についてご本人の想いを推し量る事はできません。でも、舞台に立てることが幸せなのかなと、勝手に感じていました。

      それと、これも個人的な意見ですが、一組だけでもトップシステムをやめて、オーディション形式にすることはできないものかなと。

      例えば、一つの組からは出られても10人までとか、それぞれの組のトップスターは除外にするとかして、オーディションに合格したら、その組に、その公演の間だけ入るシステムです。

      ゴリゴリの実力派が並んで海外ミュージカルをやるなんて楽しそうだなと、一人妄想しておりました。
      皆様、勝手な妄想をすみません。

      長々大変失礼しました。
      これからも楽しみにしております。

  24. tomato より:

    いつも楽しく拝見しています。水美舞斗さんのファンです。宙組に来た時に、禁断の同期引き継ぎが95期ならあり得るのか?考えていました。マイティートップお披露目か、退団公演で銀ちゃんを演る未来予想図思い描いていました。しかし、マイティーファン、95期ファン以外だと確かに食傷気味なのかもなぁとも感じます。彼女がどんな道を歩くのか、見守りたいと思います。

  25. ぱすた より:

    いつも楽しく拝読しております。
    転ばぬ先の杖的思いやりに満ちたこの記事、興味深く読ませていただきました。
    95期、宙組、こどもアテネ出身といえば水美舞斗だけでなく伶美うららが思い浮かぶのですが、彼女の退団公演と同様の戦法をとるなんてどうかなと記事を拝見して妄想してしまいました。

    折しも水美舞斗、星組でトップ娘役と組む別箱を経験していますし、表立って出来なくても春乃さくらの退団→新トップ娘役と水美の別箱→本公演退団、とかなら「トップ娘役の相手役」にはなれますよね。

    こんなことを書くと怒られそうですが、、、。

    これからも更新楽しみにしております。