愛月ひかる・2番手羽根を背負うの巻

【業務連絡】

現在、1週間ほど海外におりますため、

記事の更新、コメントのお返し等が不規則となります。

 

礼真琴率いる新生星組の大劇場公演がついにスタートしましたね!!

いやー、宝塚もまさに新時代という感じ。

 

さてさて、新体制発足にともない

最も気になるのは組体制と序列ががどうなるか、なわけですが。

 

皆さんもうご存知の通り、

な、なんと、愛月ひかるが2番手羽根を背負ったー!!

 

人事のジョーカー・愛月ひかる

 

愛月ひかるといば、

宙組時代は超御曹司として猛烈プッシュされながらも

3番手羽根を背負わないどころかルサンクの枠も取れず、

にっちもさっちもいかない状況の中、専科異動。

 

その時点での彼女の役割はたぶん、

95期体制という急激な若年化の中での、都合の良い蓋。

 

その時点でもしかしたら

華形の退団が決まっていたのかもしれませんし、

いずれにせよ凪七・華形以外で95期以下のスターという杭を

抑える人手が必要だったのだと思われます。

(今回、華形が瀬央の上に降ってブロックしたのが良い例。)

 

ところが、たった約半年で星組返り咲き。

路線スターとして戦線に復帰することとなりました。

 

この組替えは、スカステ等での発言を見るに

急遽だったことは間違いないわけですが、

だからと言って2番手羽根を背負わせる必要もなかったはず。

果たして、その真意とは一体何なのでしょう。

 

トップコースが別格2番手か

 

愛月が2番手羽根を背負ったことにより

理論上はどこの組に降ってもトップに立てることになりました。

 

「待望の生抜きトップ」という呪縛に囚われていた彼女ですが、

その枷が外れた途端、上昇気流に乗れたと言えるわけですね。笑

 

とはいえ宝塚の長い歴史の中で、

同期の引継ぎが今まで起こらなかったことを思えば

(気力・体力の限界を踏まえて退団を発表するわけですから

同期引継ぎが理論的におかしくなることを考えれば当然でしょう)

93期の彩風、芹香以外の組でということになります。

 

彩風は雪組で上がりだろう。

芹香の異動で吹っ飛ばされたわけだから宙組には戻らないだろう。

柚香と礼は就任直後で少なくとも中期以上はやる。

 

ということを思えば、やはりトップに立つとしたら

月組で珠城の後任なのかなーと改めて思いますよね。

(一応微細な可能性で、芹香異動の場合の宙組もありますが。)

 

その一方で、礼が敬愛する柚希礼音を支えた

涼紫央のような別格2番手ポジションということも考えられます。

 

現星組は若きトップ&組替えトップ娘役という体制であり、

劇団側がしっかりした2番手を置こうと配慮したとも言えるわけですが、

だったら最初から普通に組替えすれば良いだけの話なわけで…。笑

このあたりは今後の情勢を見守るしかありませんかね。

 

2番手羽根を背負っても安心出来ない?

 

さて、悪名高き「彩吹真央の2番手退団」以降、

劇団は2番手羽根を出し渋る方向に傾いていきました。

 

それは「変に期待を持たせると観客の怒りを買う」ということを

さすがに身に染みて実感したからだろうと思います。

 

ところが昨年、美弥るりかが2番手羽根を背負ったにも関わらず、

残念ながら退団したことは皆さんの記憶にも新しいでしょう。

 

この一件により、私たちただのファンは

「2番手羽根を背負っても安心出来ない」という

妙な不安感を今後は抱きながら見ることとなりました。

 

その一方で、美弥るりかの時とは

状況的に違う点もいくつか見られます。

 

まず、愛月ひかるは新公主演4回、バウも東上も主演済み

さらにルキーニジンクスを保有しているバリバリの正路線であること。

だからこそトップに立つ可能性も非常に高いわけです、が。

 

何より一番大きいのは、

トップと2番手が人気、実力ともにパワーバランスが逆転しているような

歪な体制では無いということです。

 

例えばもし数作後に愛月が退団を発表しても

「専科に異動したことを思えば、2番手までたどりつけて良かったね」

という心情に、大方の人はたぶんなるんじゃないかと思うんですよね。

 

それを思えば、中途半端な扱いのまま退団していくよりは

少なくとも2番手羽根を背負えて良かったのかもしれません。

 

…いや、それともやっぱり2番手羽根を背負えば

本人もファンも「トップになりたい」と思ってしまうのが自然の摂理でしょう。

 

このあたりは上手に舵取りしないと

またいらぬ火種となりそうなので

慎重に事を進めて欲しいなぁと思うと同時に、

愛月はこのチャンスを是非生かして欲しいなと思います。

 

そう簡単に95期は上がりませんぜ体制へ

 

その一方で、愛月の路線復帰により、

割りを食うのは確実に95期であると言えます。

 

最近勢いのあった瀬央ゆりあは、

愛月だけでなく予想通り華形ひかるにまでブロックされ、

序列では4番目降りのまま。

 

水美舞斗は永久輝せあに後ろをつけられ、

朝美絢は彩凪翔を抜けずにいる。

 

さらに愛月が月組or宙組に落下できるようになったことで

月城かなとと桜木みなともどうなるか分からなくなってきた。

 

ということでまさに

「95期の皆さん、そう簡単には上がりませんぜー!!」

劇団から高らかに宣言されたかのような人事配置となりました。

 

いやー、面白いね!!

宝塚の人事はこうでないとっ!!笑

 

ということで今後の情勢の変化も

今から楽しみな蒼汰なのでした。

 

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コメント

  1. YS より:

    マリインスキーには行ったことあるけどボリショイは見たこともない私です笑。
    愛月氏は正路線で御曹司だったけど、正直実力的には?で、かつてブログ主様も指摘された通りだったですけど、一度梯子を外された事で判官贔屓的支持を付けたような…さらに美弥さんの退団で月落下傘待望論みたいな?のも出てきて(月城さんがこのまま月トップになれば貧乏クジもいいところだけど、愛月氏なら「トップになれただけでも良かったね」的に見てもらえるし、体制建て直しもやりやすいと思われるので)。
    でも世の中そんなに甘くないのは美弥さんの件で嫌というほど思い知らされた訳で。
    といって御曹司として誰とも争うことすらなく純粋培養されて何の苦労もなくトップになっても良いことないし(某組トップが実例)。
    今後の動向が興味深いです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まさしくおっしゃる通りだと思います。組替え前は蓋扱い甚だしかったのに、組替えした途端「あのクラシカルさは貴重だ!!」みたいな風潮になって
      いやはや判官贔屓心情って面白いなぁと思いますよね。笑
      とはいえ美弥さんだけでなく瀬戸さん(もしかしたら彩凪さんも?)も2番手で終わりっぽい雰囲気になりそうなスターも多く量産されそうで怖いですよね。
      御曹司育成の是非も含め、今後の展開が気になります。

  2. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    朝スカステを付けたら、愛月さんが2番手羽しょってる!わーい!

    しかし礼さんと愛月さんが羽をしょって並んでいるのを目の当たりにすると
    礼:
    ・ピチピチとした明朗な現代性
    ・音大卒のオペラ歌手
    ・星持ちレストランの正当的フランス料理
    愛月:
    ・前近代的な不明瞭な凄み
    ・昭和の歌舞伎の女形
    ・ローカルに愛される発酵食品(くさやの干物)

    くらい持ち味が違うなあ。私は愛月さんが大好きなんですけど、当然歌唱力とか滑舌の改善は急務なので精進していただきたいです。

    そして、彼女はここから先に行けるのか?さらに一般的な人気を獲得できるのか?彼女の持ち味はいわゆるAIで判定・数値化できるようなものではない。そこが「実力=コンクールで賞をとれる」的価値観のファンに受入れられるのか、という危惧も感じます。(もうね、長年ファンをやっていると心に鎧を着ちゃうんですよ)

    あーっ そわそわする(笑)

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      2人のスター性の違いが極端に表れていて面白いようですね。笑
      帰国したらまっさきに録画してるタカラヅカニュースで初日映像を確認したいと思います!!
      愛月さんは素晴らしい体躯にスター性を持ちますが玄人好みっぽい印象があるので、おっしゃる通り一般的人気を獲得出来るかがカギになりそうですよね。
      というわけで今後の活躍と展開が今から非常に楽しみです!!

  3. シンゴ より:

    何も知らずにちょうど今日の公演を見てきましたが、ショーでは出番も扱いも瀬央とほぼ変わらない印象だったので、瀬央→華形と羽根無しで降りてきた後に、愛月が結構大きい羽根を背負って降りてきたのでビックリしました。

    芝居では人を疑わない「ザ・いい人」の主人公に対して、愛月は得意の黒い感じの役だったので、トップの対角としては有りなのかもしれませんが、瀬央も美味しい2番手らしい役だったので、あの羽根はなんだったのかな?と。

    瀬央はこのところグッと歌も上手くなって勢いがあるので、今後の二人の人事から目が離せませんね。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      逆に公演内容が序列とリンクしてない場合だと、愛月組替えという突発人事により
      色々と書き変えたり間に合わなかったりしたのかなぁなんて思っちゃうのですが…まぁさすがにそれはありませんかね。笑
      礼、愛月、瀬央というトライアングルでしばらくは星組を舵取りしていくことになりそうですが…瀬央さんはどこまでいけるのか今後の展開が楽しみですね。

  4. しろん子 より:

    旅行中にもかかわらず記事アップありがとうございます!
    「神々の土地」でのラスプーチンに度肝を抜かれて以来、愛月さんから目が離せないので、今回の2番手羽根は目頭が熱くなりました。
    急遽の星組異動は、やはり月城さんの怪我が原因かなあと思ってしまいます。トップスターは激務なので、愛月さん3作くらい挟んで、体も万全にしてから満を持して…とか。
    月城さんが怪我でトップを諦めていて2番手退団、というのはあってほしくないですが。
    いずれわかることとはいえ、おそらくは月組がらみと思われるので、かなり気にはなりますね。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼海外の夜は暇なので良い暇つぶしになってます。笑
      ちょうど発表されたのが月城さんケガの後だったので、私もその説を睨んでいるのですが…どうなるのでしょうかね。
      このあたりは珠城さんの任期の問題とも絡んできますので、月組の今後も踏まえ気になりますね。

  5. 藤尾 より:

    こんばんは
    愛月さんが月組に落下傘されたら、月城さんは雪組に出戻りかしら。「雪組で」月城さんの和物が観たいので実現したら嬉しいです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      どうなんでしょうねー、愛月さんと雪組後任が彩風咲奈さんだとして、どちらが先に空くかと言われれば月組だと思うので
      もし愛月落下傘の場合は月城さんは雪組ステイだと思いますけどね。芹香さん落下傘の場合は組替えだと思いますが。以前記事を書きましたのでそちらをご参照下さい。

  6. 夏みかん より:

    蒼汰さま
    羨ましいです、海外旅行。

    いや~、背負いましたね愛月さん。
    なので、トップより上級生の2番手について、超個人的な私の見解を述べてみようかなという気になりまして。

    最近の劇団の動向を見ていると、今後は必ずしも「2番手羽根=次期トップになる」とは限らないのではないか?と思うのです。
    (愛月さんがトップにならないという意味ではありません)

    トップが早期就任の場合、若いトップを支える上級生スターが絶対必要ですが、ただの「別格上級生」でなく「正2番手」という地位で重要な役を演じ、組と作品の質を上げ、長年の功労を十分にねぎらった上で「元2番手」という肩書を持たせて卒業させる、というはなむけ人事があっても良いと思うのですよね。
    その第1号が美弥さんだったんじゃないかな~、と。

    花組はいからさんは1本物だけどフィナーレに力を入れているようだし、月組オーストリアの前例もあるので、番手をぼかさず新2番手も羽根を背負うかも?と密かに期待しています。
    (もしも瀬戸さんが背負ったら、2番手卒業は特殊なことではない時代が来るかもしれません)

    星組が始まったばかりなのに、もう花組初日が待ち遠しい私なのでした(笑)

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      たぶん2番手としてはおっしゃる通りなんだと思います。スター本人しても最初からトップになれないと分かっているならば、たとえ暫定であろうと2番手は幸せでしょうから。
      美弥さんと珠城さんに関しては色んな逆転現象が起きていたので猛反発が起きたわけですが
      瀬戸さん愛月さんだとそれが起きなそうな気配がないのが興味深いなぁと思ったりします。
      私は1本物だから背負わないとは思いますが…果たしてどうなるかでしょうねぇ。

  7. k より:

    ご旅行中とのこと。道中お気を付けて楽しんでいらしてください。
    さて、愛月ひかるさんですが、星贔屓からすると割と星組っぽさがあって、二番手羽根もさもありなん、という感じがします(今だから言えますが、正直、彼女に宙っぽさを感じたことが無いんですよ……星に来ればいいのにと思ってました。笑)。
    先代トップの紅ゆずるさんもそうでしたが、何となく、マリコさん(麻路さきさん)を彷彿とさせるのですね。実力派でも技巧派でもありませんが、男役の型とでも言いますか、蒼汰さんのおっしゃる『男役芸』の説得力や包容力で舞台を引っ張るようなところに共通点があるかな、と。
    ※余談ですが、早口の関西弁のせいか、紅ゆずるさんを見て紫苑ゆうさんの名前を出す方が多かったんですが、紅さんは完全にマリコさんタイプですw シメさんは芸風に癖はありますが、割とそつなく何でもこなす方だったので……(そういう意味では龍真咲さんが近いのかも)。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      やっと映像を拝見したのですが、思いのほか星組でしっくりこられていて面白いです。笑
      麻路さきさん…確かに。エリザとスカステ名場面ぐらいしか拝見していませんが、実力うんぬんよりもオーラで圧倒っという意味では星組でピッタリなのかもしれませんね。

  8. ロット より:

    こんにちわ。
    鳳月杏さんの羽根なし、愛月さんの2番手羽根、瀬戸さんのグラフ表紙。。。さて、瀬戸さんは羽根はどうなるのでしょうか?一本物であやふやにする?(笑)

    昨年12月に月城さんが歌劇の初表紙を飾られました。グラフの12月は柚香さんの1人表紙ではなかったのが意外でした。既に明日海さんが退団済みでしたので、トップになっていたにも関わらず。

    今年の歌劇の表紙は轟さん、5人のトップさん、2番手、芹香さん、彩風さん、月城さんが確定、あと3名枠が余ります。星風さん、真彩さんが飾ったとしても、もう1人枠が余りますよね。その枠に愛月さんが飾ることになれば、トップ候補への駒がまたひとつ増えますね。星風さん、真彩さんが飾らず、瀬戸さんや鳳月さん、彩凪さん、飾れるのでしょうか。。。。

    何か、やはり、2019年になんらかの計算違いが劇団に起こっての愛月さんの処遇の変遷なのかなあと思いますね。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      表紙関係は色々気になりますよね。轟、5人トップ、正2番手3人は確定で、もし瀬戸、愛月ときても1人余る。
      娘役歌劇表紙って最近だと愛希さんですが、星風真彩がそのレベル(劇団からの評価という意味で)まで達しているとは思えず、
      考えられるとすれば彩風トップ就任からの雪組の正2番手で誰かが載るかくらいですが…該当者いなそうですし。
      このあたりも含め予想は色々楽しいですね。笑
      あ、瀬戸さんは次作では背負わないと予想しておきます。

  9. 渡辺 より:

    こんばんは!
    まさに今日星組公演を観てきたのですが、そうたさんが仰られているように、劇団による95期ステイ体制をひしひしと感じました。
    というのも、瀬央さん芝居ではそれなりに美味しい役でしたが、ショーでの印象の残らなさがアレレ?という感じでした。
    出番は番手順でしょうからそこそこ多いはずですし、もっと言えば、礼愛月華形が明るい髪色な中で彼女は黒髪なのでビジュアル面だけでももっと目立っていいはずなのに、です。
    観劇した周りの友人たちに聞いても、出てくる感想は、トップコンビ愛月華形 とんで 綺城、という感じでした。
    これ完全に彼女の力量の問題ではなく、使い所の問題だと思うんですよね。
    私のような単純なファンは”ことせお”売りすればファン受けもいいのになんて思ってしまうのですが笑、劇団は95期のカードをそう簡単には切らないものですね。
    これからの95期人事にハラハラしてしまいそうです。

    長々と私の主観ですが、コメント失礼致しました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      色んな方のコメントやブログを拝見するに、芝居では瀬央さんが美味しく、ショーでは愛月さんが美味しく使われているようで
      上手にバランスとってるなーという感じですよね。笑
      「ことせお」同期売りはこれから先にとっといて、今は今の美しさを堪能させようという魂胆がよく見えるのが面白いです。
      はてさて95期はいつまで引き延ばされるんでしょうかねー。