まだまだ続くよ二本立て・花組本公演詳細発表

 

はい、みなさーん!!

「エリザじゃねーの?」というツッコミは一旦ステイです。笑

 

柚香光&星風まどか新コンビの

大劇場お披露目公演の詳細が発表されました!!

 

公演情報

【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】

忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』

■作・演出:谷貴矢

 

レビュー・アニバーサリー

『The Fascination!』-花組誕生100周年 そして未来へ-

■作・演出:中村 一徳

■主演:柚香光、星風まどか

 

東京お正月公演は「花盛り」

 

さて、芝居の『元禄バロックロック』は

谷貴矢先生の大劇場デビュー作となりますね。

まずはおめでとうございます!!

 

谷先生といえば『出島小宇宙戦争』に始まるデジロック路線、

公演解説を読む限りその芸風を貫く感じっぽいですね。

 

『義経』も『アインシュタイン』もそうですけれど、

電撃文庫風なヲタっぽい疑似SF的な世界観は

好き嫌いがハッキリ評価されやすい作風ですが、私は好物です。笑

 

先日の『ダル・レークの恋』の演出も実に見事でしたし

(と、前作を見ている管理人masaさんが言っていた)

大劇場デビュー作、期待しています。

 

レビュー『The Fascination!』の方は

花組100周年を全面に押し出す作品のようですね。

この流れで行くと月組も似たような感じになるのかな?

 

「花の江戸」に「花をテーマ」「花組100周年」と

2022年の東京お正月公演はまさに花盛りな装い。

どんな華やかな公演になるのか、今から楽しみですね!!

 

「エリザじゃないんかい!!」

 

って、一体どれだけの人がツッこんだのでしょう。笑

 

もちろん私も思いましたけれど、正直なところ「だよねー」というか、

「みんなそう言ってるけど、本当にやるの?」と懐疑的でしたし、

実は同じような人、意外といるんじゃないかと思うのです。

 

こんなこと書くと「お前もそう言ってたじゃねーか」と言われそうですが、

私は某流出騒動があっても星風スライド説を全力で否定してきたのと同時に、

エリザ説に言及する際も「もし本当に」だの

「仮に」だの言葉で修飾していたのは、

心のどこかにそんな疑いの気持ちが有ったからだったり。

 

だけど、じゃあなんで星風まどかが15年ぶりのスライド人事、

かつ華優希が異例の遡り退団をしてまで

このタイミングで人事異動を起こさせたのかは、結局謎のままですね。

入り組み過ぎて、私は考えるのを放棄しました。笑

 

宙組20周年でやっと生まれた生え抜き娘役を

花組100周年の娘役にまでするって、

劇団からの評価がよほど高いんだろうなぁという感じでしょうかね。

 

もちろんこのタイミングでなく、

いずれ(星風退団時?)エリザを上演するという可能性も

大いに有り得るとは思いますが。

 

まぁ柚香光はトートを演じるよりも

普通の二本立てでバリバリ踊った方が魅力も引き立つでしょうし、

良かったんじゃないかな、というのが感想ですね。

 

まだまだ続くよ二本立て

 

さて、前回の星組演目発表の時にも書きましたが、

驚くほど二本立てが続いていますね。

 

間もなく東京で上演が開始される『ロミオとジュリエット』以降、

花、月、宙、雪、星、花と6作連続となりました。

 

最近の一本物大作ブームからの反動が大きく、

やはりコロナ禍で予算が足りないのかなーと思ったり。

しかもこの流れでいくと、次の月組も100周年で二本立てになるのかな?

 

つっても月城&海乃のお披露目公演でもありますからねー。

こちらの演目内容も気になるところです。

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. まりまり より:

    いつも、楽しく拝読しております。
    タイムリーに、四半世紀前の電撃作品を入手し直したばかりの、2005年で時が止まり続けているオタクの1人として、『電撃文庫風』のワードに過剰に反応してしまい、猛烈に楽しみになりました笑
    柚香光はトップになってから欧米スタイル続きだったので、電撃仕様とはいえ、和装(蓋を開けてみないとアレかもですが)楽しみです。
    星風まどかは、劇団の爆推し感から、卒業後の契約書(エリザロード)が見え隠れしている予感は捨てきれず、どんな背景によるスライド人事だったのか…。
    結果が出るのはまだ当分先ですが、組の生誕祭を渡り歩く超トップ娘役、素敵な舞台と功績にファンとしても益々期待ですね!

  2. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。最近観劇感想より、演目が発表された日の妄想フル回転のほうが楽しいライビュ専科の地方民です。

    ウエクミが難解で困る、と言っていたけれど、そうだ、ヤング谷先生がいた。私はヤング谷先生に比べたら、fffのほうがよっぽど語り易いです。

    ヤング谷先生の「電撃文庫感覚」って言い得て妙ですね。ホント、自分は旧世代だとしみじみ感じます。

    『義経妖狐夢幻桜』で、演目紹介を読んで「歌舞伎の『義経千本桜』の現代的解釈かな?」と思いこんで、肩透かしでありゃりゃ、だったからな。

    イメージのコラージュ、モチーフを多用するのはいいのだけれど、モチーフを繋ぐ回路がごちゃごちゃで、電気が通っていないところが目立つのですよ。「世界の果てまで連れてって」の決めセリフも何度も言い過ぎで、かえって決まりきらなかった感が・・・

    最近某モデルが、某ブランドのイメージ広告で帯を踏んでいる動画で炎上していましたけど、あの元の動画は泉鏡花作「草迷宮」、それを基にした寺山修司の映画版「草迷宮」へのオマージュらしくて、そう思って見れば、決して侮蔑的な作品では無かった。

    でも、そんなハイコンテクストなものを説明なくポンと出されて「考えるな。魂で感じろ。」と言われてもねえ。解説は必要ですよ。谷先生も小劇場はともかく、大劇場作品では、忠臣蔵を知らない方でも普通に楽しい、知っていればもっと楽しめる作品を作ってほしいです。

    • ねこまさ より:

      谷貴矢先生、ついにデビューですね。

      アイラブアインシュタインで凄い演出家が現れ、
      義経妖狐夢幻桜でこういう解釈も有るのかと思い、
      出島小宇宙戦争で理解が追い付けなかった

      というような印象です。

      バロックロックが、デジカルマジカルミュージカルにどことなく似ているのが、いささか不安です。

      一本ものが無いのは予算もあるかとは思いますが、公演ペースが半年遅れなので、オリジナル脚本が貯まってしまっているから、版権の高い作品を回避しているのではないでしょうか。

  3. 12がつ より:

    義経妖狐夢幻桜、現代人の生き方にも通じる深いテーマが感じられて、なにより朝美絢、永久輝せあ、星南のぞみはじめ美しくハマり役なうえ、曲者の久城あす、頼れる真那春人、諏訪さきと確かな演技力の雪組生たちが観られて大好きな作品です。
    ただ、確かに上田久美子先生同様、正統派メロドラマ好きのファンには受け入れ難いかも(笑)

    エリザじゃないんだ!とは思いますよね。
    花組100周年、スライド人事、VISA、思い出再演…
    今じゃないだけで何作か後にほとぼりが覚めてから上演するのか?
    そもそも無いのか?

    永久輝せあのルキーニが観たかったのでちょっと残念です。

    ともあれ、ショーはいいですよね!
    帰り道のテンションが上がります。
    宝塚観たな〜ってなります!

  4. なぁ より:

    華優希、退団時期変えられなくて一作縮まった派の自分としては、元禄バロックロックというご機嫌なタイトルを見て、やっぱりこれが華ちゃんの退団作でしょー!と確信を強めました。笑
    華ちゃんは暗い作品より元気な作品で見送られるのが似合ってる気がします。

    なので、エリザありきで華を追い出したんだ!という世論に絶対反対派としては、ちょっとホッとしました。もし元々星風が華の後任の予定だったとしても通常任期4作分の後だっただろうと思っていたので。

    それにしても星風のスライドは予定通りだったのでしょうか。自分としては蒼汰さんのこの間の娘役人事の記事をふむふむと全面的賛成で読んだ上で、
    華起点の娘役ラインと
    珠城起点の男役ラインの
    両方の予定外が合わさった結果の、真風継続・星風スライド(と、潤・朝月・夢白予定外)な気がするんですよね。

    作品は3年前には決まるといいますし、星風スライドさせるならエリザベートとなるのもわかるので、そのうちエリザをしてくれれば、いつ頃スライド決まったのか考察を深められる時が来るのでしょうか。

    ちなみに四半世紀前の電撃文庫(なんならスニーカー文庫)を愛読し、2005年ちょっと前に時が止まったオタクとして、まりまりさんのコメントに同志!と感動し、私もなんだか楽しみになってきました。笑

  5. はは より:

    エリザじゃないんだ
    これ、もうtwitterでトレンド入りしないかなあ?(笑)。

    し過ぎの深読み(※個人の感想です)で、東宝とのスケジュールが合わなくなったんだろうなあと思っています。
    エリザ退団→東宝エリザなんだと思い込んでいましたので(笑)

    次作退団でなかったら、今ミューサロやる必要もなかったですしね。

    あとは、この宝塚では新しいと思われる?分野が、ファンの間にどれだけ浸透するかですね・・・大事故が起きなきゃいいなあと祈るまでです(笑)(笑)

  6. ちゃとらし より:

    こんにちは。

    エリザじゃないんかいっ!と突っ込んだ人です笑

    華ちゃんが遡り退団発表をしたからには花組11月公演はまどかちゃんじゃないといけない何かがあるんだろうと思っていたらエリザじゃなくて花組100周年ですかそうですか。
    何故宙組初の生え抜きトップ娘役をわざわざ異動させたのか、結局謎です…。
    第二の花總女帝を生み出すべく大作初演をまたやらせたいのか、退団後を見据えたロードマップが何かあるのか。答えはしばらく分からなさそうですね。

    演目的にも楽しみですし、ショーが続くのも嬉しいし、宙組の真風潤花コンビも結構いい感じなので楽しいは楽しいんですが、疑問は残ります。

    それはそうと、柚香さんの3作目が思い出系大作ではないということは、5作任期ではなく長期コース確定でしょうかね。

  7. orange芋 より:

    いきなりエリザはもってこないでしょ、と思ってます。まどかちゃんスライドさせて即エリザって反感買いそうだし…。

    エリザはまどかちゃん退団時にやることが前提なんじゃないんですかねー。。。
    それまで2本立てなりなんなりでこのペアを慣れさせて(ファンにも)、って流れかなと思いました。

    でもタイトルだけでとても華やかな感じになりそうだなとわくわくしますね

  8. こころ夫人 より:

    こんにちは。
    いつも楽しく、拝見しております。

    はぁ、驚きました。そうなんだ、大作だからの…ではないんだ、という気持ちでいっぱいです。

    ㊗️花組誕生100周年。
    星風まどかさん、華やかに朗らかに、そして健やかに。
    大成功を祈っております。

  9. あず より:

    エリザじゃない→華ちゃんに似合いそうな演目→こりゃ劇団側の都合じゃなくて華ちゃん側で退団後の大きい仕事が決まってて退団時期がずらせなかったんだな!と思いました。
    あらすじ読む限り、華ちゃんの退団作っぽい匂いがプンプンしますもん。
    そう信じたいという気持ちもありますが。
    何はともあれ、面白そうな演目だし二本立てが好きなので楽しみです!

  10. スミス より:

    スミスです。いつも楽しく拝読しております。

    新しい記事を更新されましたのに、こちらにコメントしてすみません。

    新生花組がエリザでなかったことはなんとなく予想していました。
    (もしエリザ1作で星風退団となったら、退団会見をやるタイミングもありませんし、やったとしても蘭乃はなのときのようなバッシングになりかねませんよね…)
    ただミュサロをやった意味がまだ不明ですね…「宙組へのけじめ」なのか「組替えご褒美」なのか「花組に長くいないことの示唆」なのか。今後わかってくることなのでしょう。どちらにしても花組の星風まどかを楽しみにしたいと思います。

    さて、蒼汰さんの楽しみになさっているタカヤ先生のお芝居、とは別にショーの話をして恐縮ですが、花組100周年のレビューショーにあきらがいないというのがとても残念でなりません。あきらなし、雪組からきた御曹司、宙組のお姫様で花組レビュー…。あきらはきっとこの演目を知っても尚退団を選んだんだろうし劇団側もこのショーには、と慰留の交渉をしたと信じたいですが、今回クールビーストではなく100周年のショーではダメだったのだろうかと思ってしまいますね。なんとも不思議です。
    そして2本立てということは2番手羽を誰が背負うかが注目ですね。エリザに備えて、水美とひとこをひっくり返しひとこを2番手にあげるか。もしくは誰かが組替えで来るか。そしてこのショー自体が2番手を明確にする目的だったら…と想像しております。

    2番手考、95期考、さらには芹香の今後についても蒼汰さんの考えをまた記事にしてくださると嬉しいです。(キキちゃんは今後どうなるんでしょ…そろそろ別箱主演だけでもやって欲しいなと思うのですが)

    タカヤ先生の作品は多少不安はありますがわたしもとても楽しみなので、演目詳細発表を楽しみにしたいと思います。