「みやるりショック」の超個人的所感

「みやるりショック」から早2回、夜を越したわけですが

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

私自身もだいぶ冷静になってきたので

今回の退団騒動における個人的な所感を述べたいと思います。

 

あくまで超個人的な所感ですので、異論・反論あると思うのですが

それをぶつけられても「そうですか…」としか私は言えませんので

あらかじめご了承くださいませ。

 

今回の退団で「誰」が憤っているのか

 

今、冷静に考えて思うのは

「そりゃ色んな人が憤るわな」ということです。

 

そりゃね、何となく皆さん思っていたと思いますよ?

「そろそろ学年的に厳しいんじゃないか」

「龍真咲退団時にトップになれたかった時点で厳しいだろう」

「星組時代を思えば2番手羽根背負えたこと自体が奇跡」etc…

 

でもさ、それでも心のどこかで

「もしかしたら…?」と期待してしまうのが人間の性ってやつなワケですよ。

 

私は今回の退団、ならびに皆さんの動揺を見るにつけ

昨年のレコ大のDA PUMP「USA」騒動を思い浮かべました。

 

一応、そんな下世話なもの知らないという皆さんのために説明しますと…笑

 

昨年、DA PUMPの「USA」が大ヒットしたわけですが

昭和生まれの皆さんは当然ご存知の通り、レコ大は洋楽カバー曲は対象外であり、

その基準でいうと、この曲はそもそもノミネートすらされないはずなわけで。

 

それでも今回候補曲(金賞受賞曲)に選ばれたことで

「もしかしたらレコ大受賞しちゃうかも?」と多くの人が期待しながら、

でも結局は受賞できず、TBSが多くの顰蹙を買った、という顛末です。

 

しかも、あげく番組中に散々「この後はDA PUMP登場‼」と

宣伝されながらなかなか出てこず、歌唱順も最後まで引っ張られたことに

「視聴率を稼ぐために利用した」と猛批判を浴びました。

 

美弥るりか退団ショックの波は、

この騒動と非常に似ていると思います。

 

「もしかしたら」と期待させながら、結局は予定調和だったこと。

「スターの人気にあやかっている」と誤解されても仕方無い扱いをしたこと。

 

そして何より、ここまで衝撃が大きい理由は

この件で憤ったり悲しんだりしている人が

生粋の美弥るりか(DA PUMP)ファンだけではない、ということだと思います。

 

判官贔屓と夢を売る事業

 

日本人には古来より判官贔屓という価値観があり、

苦労している人、頑張っている人には

いつか報われて欲しいと応援したくなる性があります。

 

現実は非常に辛く厳しく、努力しても実を結ばなかったり、

願いが叶わないことなんて往々にしてあるわけですが、

だからこそ、人間は娯楽というものを求めるのだと思います。

 

エンターテイメントという「夢を売る」商売の世界では

せめて現実世界では叶わない「努力が報われる世界」を体現して欲しいと

誰もが夢見るからこそ、ドラマも映画も舞台も、ご都合主義が人気なわけで。

 

そしてそれは、ずっと応援してきたファンだけではなく

ニワカファンや、なんとなく知っている程度の人たちも同じだと思います。

 

たまたまテレビや雑誌を通して存在を認知した人や

子供がダンスを真似して知った親世代、

他組ファンだけどその動向を何となく追いかけていたファンだからこそ

「報われるといいね」となんとなーく思っていた、という人も多いはずです。

 

けれど、現実は所詮現実であった。

多くの人から託された、その夢すらも打ち砕いてしまったわけですよね。

 

例えそれは実態が全く違うものであり、

本人たちが納得したものであったとしても

 

やはり「利用された」ように見えてしまった時点で、

エンタメ事業としては悪手だなぁと私個人としては思いますし

熱心なファン以外の人が憤るも、それは当然だと思うわけです。

 

今回の騒動における一個人としての感想

 

個人的に今回の退団騒動で一番憂うのは、

美弥るりかの心の内です。

 

美弥本人と劇団がどういう契約のもとで仕事をしていたのか、

彼女がどう折り合いをつけたかはもちろん知りませんが…。

 

それでもやはり多くのファンは「ぜひトップに‼」と願っていて

彼女はその期待をもちろん知っていたわけで…。

 

その期待に応えられないこと、そしてそれを

応援してくれていた多くの人に伝えなければならない心境を思うと

言葉が見つかりません…本当に。

 

しかしながら、私はほとんどお金を落とさないニワカファンですし

美弥るりかや月組に大金を投資したわけではありませんので

劇団に文句を言う立場にないと思っています。

 

「宝塚は昔からこういう酷い人事をしてきたよ」

という言葉も、まさにおっしゃる通り過ぎて何も言い返せません。

 

ただまぁ、なぜにこんな

ヘイトが集まるような一手を今更打つのだろうと

不思議で仕方ないというのが個人的な感想ですね。

 

逆にこれまで、多くのお金や愛を投資してきた

ファンの皆さんの気持ちを思うと…うーん、何とも言えません。

 

 

あと、こういう騒動が起きると

「彼女が選んだ道なのだから、祝ってあげることこそがファンの鏡だ。」

「劇団や他のスターを叩くことなんて、スターはきっと望んでいないでしょ。」

という主旨の言葉をよく聞きますが、

そんなものは得てして綺麗事だと思います。笑

 

だってさ、もしも親友が長年付き合った恋人と別れてしまったとして

「相手も辛かったハズだよー‼だからさ、これも良い経験だと思って

素敵な思い出にして次の恋へ進まなきゃ駄目だゾ☆」

みたいなことを別れた直後の日に言うなんて、私にはできません。笑

 

別れの痛みは、時間が経過し傷が癒えてきた中で

自分の内のなかから許す気持ちが生まれて初めて昇華できるのであって

それをSNSやブログを通して促すのは、私は無意味だと思います。

 

だからこそ、そのようなヘイトが生まれないような采配をすることこそが

事業に、エンタメに求められる性質だと私は思うんですけどねぇ…。

 

あ、もちろん煽動しているわけではありませんよ?笑

私が思うのは「まぁ、そりゃ怒るよね」という話であり

慰めにもならない気休めの言葉を、ここで書き連ねることは私はできません。

 

いつか多くのファンの人が昇華できる日が来ることを祈るばかりです。

 

 

…まさか海外に行く前にこんな爆弾が落とされるとは思わなかったぜ。笑

※本日より休暇のため数日間、コメ返等が出来なくなります。

帰国後順次対応いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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コメント

  1. run より:

    はじめまして。いつも興味深い考察と愛に溢れる文章を拝見しております。
    今回の美弥さんの件、本当に衝撃でした。私は特段月組ファン、美弥さんのファンというわけではありませんがそれでも一宝塚ファンとして本当に悲しかったです。
    蒼汰さんのおっしゃる通り夢を売る商売なのに、努力して夢を見ることを裏切られたなという気持ちです。
    また、美弥さん本人がトップを望まなかったなんて声がありますが2番手羽根まで上り詰めて、ファンの期待もありながらそれは無いと思います。
    スター路線にいる生徒はみなトップスターを夢見ているはずです。ファンはその夢を応援しているのに、、本当に残念です。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      広く宝塚を愛するファンの方にも衝撃の内容でしたよね…。
      本人の想いを想像することは容易ではありませんが、少なくともその人生全てを賭けて路線スターとして生き、
      その生きざまを応援するファンを含め、利用したように映ってしまったのは…残酷ですよね。

  2. 池森 由美子 より:

    いつも、楽しみにブログを拝見させて頂いております。
    全くもって同意です。みやるりファンではないづか友に、「まあ、みやるりが決めたことだし、誰かが悪い訳でもないし、、(これですっきりしたんじゃない?)」的なことを言われ、どん底に落ちていました。
    こちらのブログを拝見して、
    なんか私の心を言葉にしてもらえたような気がして少し救われました。
    美弥さんのことは、1789から応援していまして、、次こそトップになると信じていました。トップになってみる景色は違うと、歴代の方々は言ってらっしゃいますよね。美弥さんにもその景色を見て欲しかった。
    せめて、たまきさんが、今現時点ででも、ここまで成長したなら納得だねと実力人気が絶頂ならまだどうにか落とし所を考えられますが、、。

    愚痴ってしまってすみません。
    ありがとうございました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼美弥さんファンの方にはなんとお声をかけて良いのか…。
      私もアンカレの映像を見て、やっぱりトップの人だなぁと思ったばかりでしたので残念です。
      現在の月組はいろんな意味で逆転現象が起きていますし、
      なかなか心の落としどころが難しいですよね。
      いつの日かその気持ちが昇華されることをお祈り申し上げます。

      • 木村聖子 より:

        アンカレライブュの時に素に戻ったるりちゃんの顔をみて、就任か退団のどっちか決まったな❗とは思いました。
        しかしこっちだったとは!
        ディナーショーも行きたいけど、大勢があぶれてしまうので、ライブお願いします。兎に角6月迄宝塚の美弥るりかさん応援します。

        • 蒼汰 より:

          コメントありがとうございます‼
          ディナーショーのライビュ、ありそうですよねー。笑
          あと4か月、あっという間ですが、全力で応援して差し上げてくださいね。

  3. 紅ペニ より:

    色々お気遣いのコメント、良いお仕事をされる方だろうなと推察しております。
    みやちゃんの退団に関しては、月が全てちゃぴありき、でまわってきたこと(みやちゃんにちゃぴの相手役できたかな?)、やはり体力的に不安があった(星時代にも休演があった)こと、から致し方ない所も。またやっと紅5として人気が出始めたタイミングでの月移動の過去からして、劇場へのパンチ復讐かもと。きっともっと楽しい何かが待っている

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼お褒めの言葉をいただき恐縮です。
      そうですね、いかんせんタイミングや運の意味で持っていなかった部分もあると思います。
      まぁ、そんな言葉で片づけるのは非常に悲しいのですが…。

      そうですね、これから彼女を待つ未来が明るいものだと信じて
      送り出してあげたいと思います。

  4. Shin より:

    本当に「誰も得をしない」と思われるタイミングの今回の人事…美弥本人はもとより、珠城も恨まれるし、(誰になるのかわかりませんが)次の2番手に選ばれる生徒も相当やりにくいだろうことは想像に難くありませんよね。

    次々にスターを育てるのも大切ですが、こんな形でスターを切っていくのであれば、それぞれの生徒にファンはついても、長年にわたって宝塚を見続けるファンは減っていくでしょうね。それを良しとする経営陣だとすれば、それは100周年からのバブルに胡座をかいているとしか思えませんが…

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      そうなんですよね、なぜにこのような禍根を残すような人事になってしまったんでしょう。
      個人的には100周年以降、労い人事が増えていたので
      綺麗な落としどころを見つけてくれると思っていたのですが…。
      まぁ今この状況が劇団的には十分綺麗な落としどころなのかもしれませんが。笑
      おっしゃる通り、他のファンの方でも応援しづらくなっちゃいますよね。果たして、どうなることやら。

  5. ヅカおばば より:

    初めまして、いつも楽しく拝読させていただいております、ヅカ歴ン十年今はライトファンのおばばです。

    宝塚人事は今も昔もファンは置き去りですね。私は美弥にワンチャンがあるなら星組のつなぎだと思っていました。珠城を鳴り物入りでトップにしたのであれば長期しかありませんよね(ご本人が女優になりたいとか将来別の道に進む希望がない限り)。トップ就任を受けた時に「ここまではおってね」という約束があったかも。

    劇団が「この子をトップにする!」と決めた人以外がトップになるのは人気・実力・そしてタイミングだと思います。決めた人には人気実力が足りていなくても何がなんでもって感じですね。「御曹司」「なりふり構わぬ組替え」「メディアを使っての強烈プッシュ」とか。その基準は「大人の事情」も含めてファンは一切関係なし。

    研7で生徒時代が終わった後は、個人事業主みたいな物ですよね。「給料」からその立場に合った「契約」に変わります。劇団からの提示「組替え」「番手落ち」「専科行」にノーは「退団」以外ないといわれています。トップ以外の「さよならショー」はないというならば、今回の退団は色々な意味で破格の待遇だと思います。あの劇団にしては十分すぎるほどのサービスでは(ちょっと嫌味あり)

    95期の2人を同時トップとか、93期以下でトップを若返らせたとか・・・ 今年下半期から来年いっぱい劇団は仕掛けてくるんでしょうね。ただ、それに今いるファンがついて行くかどうかは、神のみぞ知る・・・

    そして嫌味ではなく珠城は本当に独り立ちをしなければ、蒼汰さんのいうところの「ヘイト」攻撃を受けると思います。特異なケースでトップにはなったけれどもう「若き」トップという立場ではないのですから。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      おっしゃる通り、劇団的に予想外の人気が出たスターの場合は、まさにタイミングが命なんでしょうねぇ。
      例えばその星組トップの紅ゆずるなんかは、まさにその強運を掴んで成り上がったスターさんだと思います。
      今後はトップも娘役も若返りを迎え、まさに痛みを伴う改革が断行されるのかもしれません。
      果たして、どれだけのファンがその痛みに耐えられるのでしょう…。
      珠城の独り立ちもねぇー。なかなか本文には書けないのですが、新体制でぜひ精進して欲しいものですが、いかがでしょう。

  6. ゆきひろ より:

    毎回共感する内容ばかりで、私の気持ちも代弁してくれた感じがしてありがとうございます。
    他の方のブログでは「どんな結果でも受け止めます!」みたいなのが多くて、「それ本心??」と思ってしまうような内容ばかりだったので、このブログの内容は非常にうれしかったです。

    せっかく綺麗に番手がそろっていて月組いいなぁと思っていた矢先にこの有様、、、笑
    私も会社勤めで、出世競争にさらされながら生きている身として、
    美弥さんと自分を重ねあわせながら応援していたのですが、、、笑
    夢も希望も無くなってしまいました(笑)
    でもこれだけ非情人事が多い宝塚で、よく自○者が出ないよなぁ、、、と不謹慎ながら不思議に思います。
    (他のスポーツとかだとちらほら聞くんですけどね。)

    今度のこれから続く花組、月組、宙組公演もチケットをとってしまったので行きますが、
    正直ちょっとの間でも宝塚と距離を置きたい気分です。
    予約注文していた雪組ファントムのブルーレイをキャンセルし、ちょっとした抵抗をしてみました笑
    今後も更新楽しみにしています。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      ブログって色んな方が見ていますから、得てして無難な内容になりがちなのかもしれません。笑
      そうなんですよ、熱心なファンの方はたいそうな金額をつぎ込んだりしてますからね。
      怒りを通り越して茫然自失な状態になったりしてるのではと心配です。
      ブルーレイをキャンセル‼それは大きい反撃ですよきっと‼笑
      これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  7. しましま より:

    もはやトップ構想外かと思われていた壮一帆が、雪トップになった時、「ずっと応援し続けてくれたファンの人達が喜んでくれたのが一番嬉しい」と言ってました。特にファンではなかった私でもウルッとしました。花→雪→花→雪という組み替えは、全くもって劇団に翻弄されたわけですけれども。
    今回は真逆、美弥るりかを利用しただけ、ですね。美弥ファンじゃなくても嫌な気分になりますよ。男役10年未満でトップにさせられた珠城りょうも苦労が多かっただろうな、と同情はしていますが、さらにヘイトの矛先が向かっちゃいますよ。それでいいの、劇団さん?
    先日、アンナ・カレーニナのライビュで初めて美弥るりかの魅力に開眼した私でさえ、残念極まりない、不愉快きわまりない思いです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      宝塚だけでなく、芸事で生きる人には「ファンの想い」って本当にヒシヒシと伝わりますし
      だからこそ報われたときに自分以上に嬉しいんでしょうね、きっと。その分反動も大きいわけですが…。
      私もアンカレで改めてトップの資質を感じただけに残念でした。
      おっしゃる通り、何も悪くないはずの珠城にヘイトを絶対に向けるな、と言うほうが無理な話なわけで…劇団的にどうしたいんでしょうね。

  8. はる より:

    蒼汰さま

    こんにちは。
    海外からお帰りなさい。

    組替え発表辺りから嫌な予感はしておりました。
    夢を売る宝塚が必ず夢を打ち砕く2番手退団・・・。
    実力や人気をみても朝香じゅんさん、彩吹真央さんらはトップになれた方々だったと思います。当時もなぜ?でした。

    生徒は本人の意思で入ってきて本人の意思で退団されるのでしょうが、スターへの階段は劇団の決定ですからね~。

    昔よりは色々とやらせて貰ってからの退団になっているように思いますが、ファンにとっては辛いでしょう。
    美弥さんはもしかしたら?な匂いはしてましたもの!
    ファンの方の気持ちが浄化されて確実にくるその日に備えられますよう祈っております。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼無事帰って参りました。^^
      そうですね、鳳月の組替えは今考えれば最後かつ最大のフラグでしたね。
      色々と餞別が貰えそうな気配はしていますが、果たしてファンの皆さんが昇華できるまでどれくらいの年月がかかるでしょう。
      私達はともに祈るしかありませんね…。

  9. arte より:

    美弥さんの熱烈ファンではありませんが、今回の発表に鈍くて重い衝撃を受けました。

    気分が悪くなるような気持ちになったのは、こうした流れを作っていった劇団の意図が計り知れないからです。

    勝手な憶測ですが、二番手を切って生じる批判などのマイナス面よりも、二番手を切って得られるプラス面がある、あるいは二番手を切ってでも守りたいものがあるか、抗しきれない力がある、のではないでしょうか。

    歌劇団が利益を追求する一企業であることを考えれば、「よくあること」なのかもしれない。

    そして、おそらくは昨年のエリザベートまでには退団は決定していたのではないかと思うと(根拠はありません)、こうしてあれこれ言うのは、美弥さんを余計に傷つけてしまうのかもしれません。

    でも、熱いみやちゃんファンではない私でも、コメントしたくなるほどのことなのです(コメントするのは初めてです)。

    観劇するのは歌劇団をたたえる為ではありません。

    たとえ理不尽な環境にあっても、生徒さんは仲間と連帯し自分も輝いて見せます。そんな姿に、同じく理不尽な問題を避けることができない私達が勇気づけられ、明日に向かおうと思うからではないでしょうか。

    しかし、そうした見る側の気持ちに劇団があぐらをかくのは、とんでもないことです。

    長文、失礼しました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      そうですね、宝塚を広く愛するファンの皆さんにも大きな衝撃だったと思います。
      結局のところ、月では待てないし、花星では95期を上げたいし、で
      タイミングを掴めないまま退団することになるわけで…。非常に残念です。
      宝塚は他の娯楽以上に、スターとともに一緒に壁を乗り越えていっている感がありますから
      余計に憤りを感じますし、他人事には思えないですよね。
      劇団はそのあたりのバランスが最近取れていると思っていたばかりに、余計に難しいです…。

  10. 鹿島 より:

    こんにちは。いつもブログ楽しく拝見させていただいております。
    下級生のジェンヌさんとご縁があり、昨年あたりから宝塚を勉強し始めた新参者ですので、アメブロ時代の蒼太さんの人事考察の記事など、宝塚全体の流れを把握するのに参考にさせていただいておりました。

    今回の記事に関しまして、”綺麗事”と指摘された点について考えるところがありましたので、コメントさせていただきました。

    かなり長文となってしまった上、「そうですか…」案件かと思いますので、帰国後でお疲れのようでしたら、返信など結構ですので流し読み程度に読んでくださればと思います。

    今回の美弥さんの退団の件について、私自身は上級生のご贔屓の方というのはいませんので、一連の騒動をフラットな立場で眺めておりました。

    しかし、SNSなどの反応を見るにつけ、もちろん一部の方だとは思いますが、劇団はともかく珠城さんや紅さんに対して過激な悪口を投稿している方を目にし、正直引いてしまいました。

    蒼汰さんのおっしゃる「そりゃ怒るよね」というのも理解できるのですが、やはり外野から見れば、他の方を貶して自分の贔屓を評価するという姿勢は見苦しいものでして、本来関係のない美弥さん自身の印象もあまり良くないものになってしまいました。

    そのなかで、「叩くのは良くないよ」「美弥ちゃんが選んだことなんだから」という、たとえ小学生が言うような綺麗事でも、そうした”良識のあるファン”を演じて発信してくれる方がいたことで、私の美弥さんに対するマイナスなイメージを少しは払拭することができたように思います。

    それを踏まえまして、そういった方たちが発信されてる綺麗事というのは、実際に悪口雑言を唱えている方達を諭すのではなく、珠城さんや紅さんにしろ、美弥さん自身にしろ、思惑があってそれぞれのご贔屓を守るために言われていることなのかもしれないなと感じました。

    そういった意味で、綺麗事を並べた発信というのは、実際、私のように悪口や綺麗事に惑わされてジェンヌさんの評価を変えるような輩がいる以上、決して無意味なことではないのではないかと思います。

    今回の美弥さんの退団に対して、静かにただ嘆く方、誰かに怒りをぶつける方など、色々な方がいらっしゃいますが、美弥さんを守るために悲しみを堪えて心にない綺麗事を並べる人、そういう方にも、心の平穏が訪れること願ってやみません。

    改めて長文失礼いたしました。
    今後もブログ楽しみにしております。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      おっしゃる通り「そうですか」案件なのですが、でも非常によく分かります。
      と、いうより本文そのままほとんど同意なのですが…。

      もちろん、SNSでスターの悪口を書きなぐることを良しとしているわけではありませんが
      共産主義じゃあるまいし「書くな」とも個人的には言えないと思っています。
      だって、感情の発露は人間として正しい在り方ですから。

      今回の人事だけに留まりませんが、私は基本的に劇団の悪手に伴う波乱は
      スター自身は全く悪くなく、全て劇団の責任である、という考えの持ち主です。
      それはつまり、スターの進退について他のスターを悪く言うのはお門違いであるのと同時に
      他のスターを悪く言うファンの姿を見て、そのファンであるスターが悪く思えてしまうのもお門違いだということです。
      けど、それも感情の発露という、人間としての在り方ですから仕方ありません。

      だからこそ「他のスターを悪く言うべきではない」といのは、たとえ正論であったとしても
      今回でいう美弥ファンだけに「我慢しろ」と言っているようで
      そんな片一方に肩入れするようなことは書けませんし、
      傷ついている人間にそんなこと言うのは、道徳の教科書的には正しくても私ははっきり言って無神経だと思います。

      …まぁ、数多ある宝塚ブログのほとんどが
      「道徳の教科書」的に非常に清く、正しく、美しく諭していらっしゃるので
      たまには実在的な内容を書いてもいいかなと思い、あえて過激に表現を致しました。
      もしお気を悪くされてしまったようでしたら残念です。
      どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

  11. 通りがかった人 より:

    レコ大のたとえ話わかりやすくて興味深かったです。
    これを見て今回の騒動で私が強く感じたのは、
    皆さん大いなる勘違いをされていることに気付いてほしいということです。
    二番手は将来のトップ就任を約束されたポジションでないことです。
    トップという立場は大変過酷で責任重大なものです。稽古期間を合わせて4か月余りを休むことなく務め上げられなくてはなりません。それが何年も続くのです。その立場を任せられる人を劇団は慎重に選んでいます。
    二番手はその候補にすぎません。トップの席が予定通り空くとも限りません。そのタイミングまで皆さん研鑽を積まれています。しかし、タイミングが合わないこともあります。
    皆さんワン切りと言われますが、これはワン切りではありません。彼女たちの今までの功績、今後の活躍のためにトップという立場を与えたいという劇団の恩情と、それをファンの人に1回でもその姿を見せたいという彼女たちの思いが一致して一作トップという選択をされたのです。なかには1作じゃ受け入れてくれた組のみんなに迷惑がかかるからと辞退してそのままおやめになる方もいます。
    しかしながら、二番手という立場の人はそれなりの人気も実績もある人ですから、さよならショーをすることは決まっています。なかには要望が強い写真集やDSをさせてもらえる人もいるでしょう。
    今回のことで劇団は十分に応えていると思います。
    彼女がトップになれなくて悲しいとか退団してしまうのが寂しいとつぶやかれるのはもっともなことだと思いますが、
    ご自分の勘違いから劇団やほかの生徒さんを誹謗中傷されるのはいかがなものかと思います。蒼汰さんがそうとは思っていませんが。
    私は歌劇団の一ファンとして冷静な行動につとめたいと思います。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      おっしゃる通り、劇団は2番手羽根を背負わてもそれがトップ確約だなんて一言も言っていません。
      他にも、16時に情報を公開することも、ブロマイドの写真の数で番手を明示していることも、退団発表が千秋楽翌日であることも
      別に「いつもこうします」と言っておらず、ただファンの皆様が勝手に「そうだ」と思っているに違いないことです。

      私のようなニワカファン&企業人としては、サヨナラショーやDS等の餞別(今考えれば思い出作のバウも)を与えられて
      美弥さん良かったねと思えますし、十分過ぎる餞別だとも思うのですが
      大金をつぎ込んだ方からすればそう簡単に納得できない気持ちも分かりますし、
      「2番手羽根を背負えばトップになれるなんて一言も言ってないのに騙されるなんてバーカ‼」とも言えないと思うわけで。

      ただまぁ今回のことで言えば「2番手羽根を背負わせたのに劇団は裏切った」という印象よりも
      そこそこ人気があって実力も破綻していないスターにも関わらず、トップにならなかった(しなかった)ことに驚いているのだと思うのですが、
      ただおっしゃる通り内情は分かりません。もしかしたら美弥さんが体力的に断念したのかもしれませんしね。

      事業としては事を荒げずに順調に、たまにはサプライズがあるくらいが調度良いと思うのですが
      なかなかその裁量が難しいのだなと痛感させられます。

  12. ys より:

    こんにちは。
    今更ですが、私も今回の件は綺麗事では収まらない、と思ったので…
    私も美弥さんに特別お金と労力を突っ込んだ訳ではないライトファンに過ぎないので何か言える立場じゃないですが、「アンナ・カレーニナ」LVで観た美弥さんの姿は紛れもなくトップスターであった、と思ったので、悔しくて。
    同時に「これが本当の退団公演」だというのも何となく分かってしまったのですが。
    あの日、私は新国立劇場(月前トップさんが出演中だった)にいましたが、そこで飛び交っていた会話は、美弥さん退団を悲しむと共に、「美弥さんを見送ったらもう月組を観に行く理由もなくなる」。
    こう書けば、以前からの月組ファンの怒りの深さが理解していただけるでしょうか。
    現トップが、何か実力でも華でも(人気は所詮流動的なものなので置いといても)、納得できる「何か」があったら、ここまで言われる事はなかったでしょう。
    現トップは、何ら苦労らしい苦労もせずに今の地位を得た、そして全面的に守られている、と感じていますが、これから彼女はその代償を贖って行かなければならないのではないか、酷なようだけどそれが本当のところではないか、と思います。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      従来の月組ファンの皆さんの驚きと落胆は、私のようなニワカファンの想像を絶するものだと思います。
      現トップさんに関しては、どうしても屋面に立たされることになってしまうわけで
      (前回の水夏希さんも当初はたいそう叩かれたそうですが)
      これから劇団的にもどのようにフォローするのかが気になるところです。

      …まぁ正直なところ、現トップさんファンの方から私は大層怒りを買っているようでして。笑
      なかなかに明文は避けたいところなんですが、ファンの皆様は頑張って支えてあげて欲しいですね。
      そしてysさんはじめ、多くの月組ファンが納得のいく道が示されることを祈るばかりです。

      • ran より:

        横やりごめんなさい。
        私は珠ファンですが、私もリアルファン友も学年の割には頑張っているがまだ実力的には届いていないととらえています。
        ファンといってもわりかし客観的に見ていますし、一部のファン以外は蒼汰さんの意見に同意してると思いますよ。
        そんな怖いファンばかりではないということで。

        • 蒼汰 より:

          コメントありがとうございます。
          なんだか不快な思いをさせてしまったなら申し訳ございません。
          もちろん色んなファンがいらっしゃることも重々承知しておりますよ。
          けど、そう言っていただけてホッとしました。笑

  13. ほの より:

    蒼汰さんの素敵なブログに慰められた美弥ファンです。
    美弥さんを星組時代から応援しているのですが、100周年以降「龍さんと一緒に辞めるよ」「東上餞別で辞めるよ」「DSするから辞めるよ」「カンパニーのあらすじが美弥ちゃんサヨナラっぽいから辞めるよ」「なんか清々しそうに見えるから辞めるよ」と毎回外野からの「辞める辞める詐欺」が凄かったので(笑)今回のアンカレもいつものことだと思って流していました。(無意識のうちに敢えて考えないようにしていたのかも知れません)
    もうブログの内容に全て同意!!以上!!という感じです。最終的に決めるのは本人なのも誰かをヘイトしたところで何の解決にもならないのも分かっています。でも組を背負う立場にある人の去就が100%自己都合の訳がないし、正直SNS上の罵詈雑言にやり場のない怒りや悲しみが救われる部分もあって…
    鳳蘭さんの頃から宝塚ファンを続けている美弥ファンの祖母も「もう二度と宝塚は観ない」ときっぱり言い切っていており…私も6月9日を最後に宝塚からは離れる予定です。
    後付けで二番手退団の理由を探すのは簡単ですが「あの人やこの人がトップになっているのに何で美弥ちゃんはなれないんだろう」「そもそもトップスターの定義って何なんだろう」「宝塚が理想とする男役って何なんだろう」と考えてしまうのが辛いところです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      確かに、美弥さんに関しては長らく「辞めるんじゃね?煽り」がずーっと続いていましたからね。
      まさか本当に退団するなんて…と、驚きを隠せない人が多いのも事実だと思います。
      誰が悪いわけでもないけど、それで割り切れるわけでもないし、なかなかに難しいですよね…。
      それは自身で折り合いをつけるしか方法はないわけですから、少しずつ許しの感情が湧きたつなり、
      そんなものは生まれずもう許すことはできない、という思いであるならば、それはそれで仕方ないわけですから、しばらく距離を置くのも1つだと思います。
      おばあ様も含め、いつかお気持ちが落ち着かれることをお祈り申し上げます。