朝美絢による東上主演が決まった
『ほんものの魔法使』の原作を図書館で借りて予習しました。
とても楽しく拝読しまして、今から公演が本当に楽しみ!!
上演まで約数ヶ月、待ちきれませんので、
今回は個人的キャスト予想をしていきたいと思います。
思いっきりネタバレしてますので、
苦手な方は回れ右を。(我ながら古い表現)
前回の記事で私なりに3/5あらすじをまとめてますので
ご興味ある方はそちらをどうぞ!!
【あらすじと感想編】
『ほんものの魔法使』登場人物まとめ
まずは主な登場人物をまとめてみました。
アダム:ストレーン山脈の彼方からやってきた若き魔法使。
ジェイン:魔術師に憧れる少女。
モプシー:アダムの相棒。人間の言葉を話す犬。
ニニアン:ポンコツ魔術師候補生。3度目のギルド入会試験に挑む。
ロベール:ジェインの父。マジェイアの市長で魔術師名匠組合の統領。
ロベール夫人:ジェインの母。ケチで犬嫌い。
ピーター:ジェインの兄。気取り屋でジェインを馬鹿にしている。
アレクサンダー教授:審査員メンバー最年長魔術師。口は悪いが穏健派。
マルヴォリオ:審査員の1人で腹黒い魔術師。ロベールの後釜を狙っている。
フスメール:審査員の1人で市会書記。試験の受付担当。マルヴォリオ派。
ワン・フー、ラジャ・パンジャブ、アブドゥル・ハミド、ダンテ、フラスカティ、ボルディーニ、メフィスト、ゼルボ、サラディン:審査員の残りの面々。マルヴォリオ派もいれば中立派もいる。
その他セリフがあるのは、門番の老紳士、舞台監督、
オーケストラ指揮者、博物館の管理人。
あとは町の人たちや入会試験参加者くらいでしょうか?
『ほんものの魔法使』キャスト予想
アダムは朝美絢、ジェインは野々花ひまりは決定。
それ以外のキャストを考える時に鍵になるのは、以下の2点。
①女役が実質ジェインとロベール夫人しかいない。
②縣千(2番手格)がモプシーとニニアンのどちらが演じるのか。
で、縣千はたぶんニニアンじゃないかなーと思うのです。
隙が無いアダム、心の美しいジェインとは対照的な
良い意味でも悪い意味でも人間味溢れる役どころで、
美味しいポジションですしラストシーンまで出番も多い。
となるとモプシーは彩みちるですかね。
他に女役が無いし、人外ですけれど主人公の相棒という重要ポジション。
仮にモプシーが縣千なら、彩みちるはピーター役でしょうかね?
けどそうするとニニアンを演じる人がいないような…。
縣ニニアン、彩モプシーならば、
ピーターは期待の御曹司・華世京!!…ってことはさすがに無いでしょうから、
星加梨杏あたりかなと予想します。
ロベール夫妻は学年で考えると
透真かずき&千風カレンでしょうけれど、
そうするとアレクサンダー教授枠がいないんだよなぁ。
あ、敵役マルヴォリオは久城あす一択だと思います。
今から「ぬふ」って不敵に笑う姿が想像出来ます。笑
以上を踏まえ、超個人的なキャスト予想をすると、
アダム | 朝美絢 |
ジェイン | 野々花ひまり |
ニニアン | 縣千 |
モプシー | 彩みちる |
ロベール | 桜路薫 |
ロベール夫人 | 千風カレン |
ピーター | 星加梨杏 |
アレクサンダー教授 | 透真かずき |
マルヴォリオ | 久城あす |
フスメール | 天月翼 |
…愛すみれの役が無い!!笑
なんだろう、原作には居ないけれども
ニニアンの助手役とかを作るか、
あるいは「門番の老紳士」を女性にしちゃうとか?
女人禁制の魔術師を女性も居る設定に変えちゃうってことは無いでしょうし、
うーむ、なかなか難しいぞ。
原作がどう演出されるのか、楽しみ!!
とまぁ、好き勝手書いて参りましたが、
結局は演出家である木村信司氏がどう料理するか、ですよね。
キムシン作品は独特な世界観を持つ作品が多く、
最近は『蘭陵王』や『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』、
再演物だと『不滅の棘』『鳳凰伝』などなど、
ハッピーエンドの中にも退廃的な雰囲気が色濃い印象があります。
『ほんものの魔法使』も底抜けなハッピー作品でなく、
どこか仄暗い印象があるので、
彼のセンスが光る作品になることを願いたいです。
朝美絢の東上主演、今から楽しみに待ちたいと思います!!
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コメント
蒼汰様
いつも楽しみに拝読しております。
原作、うちの地元の図書館でもずーっと貸し出し中の地方民です。
舞台化を機に復刊しないのかな?キャトルに置いたらある程度売れるでしょうし、朝美さんの麗しいフォトの帯を巻いたら、書店の児童書コーナーで付き添いのママがよろめきそう(笑)
で、公式あらすじに役名が出ているのは、アダム・モプシー・ジェインの3名のみということを踏まえ、モプシーは縣に一票!
それに、縣っていかにも、モフモフした大型犬っぽくありません?(笑)
コメントありがとうございます!!
確かに復刊して朝美絢カバー版出したら売れそうですよね。笑
そして縣さんは確かに大型犬っぽい。ハスキーとかシェパード系ですよね。
更新お疲れ様です。
私も図書館で借りて原作を読みました!
いつの時代も変わらない優しいメッセージが込められている子供向けらしい小説でしたね。原作を読む前からチケットを取るつもりでしたが、より楽しみになりました。
蒼汰様と同じくキャスト予想をしておりまして、だいたい私の予想と一致していたので嬉しくなりました。
ニニアンとモプシーの配役についての文章に全文同意です。
違うのはロベールとマルヴォリオが逆だった点くらいですかね。
ロベールの、対外的には善人として振る舞ってるのに実は利己的でしかないあたり、とっても久城さんで想像がつきませんか?(褒めてます、演技の話です)
あとマルヴォリオはドスの効いた声の荒くれ者のイメージなので桜路さんっぽいな…と。
女性役がない問題は各魔術師の助手を出して解決したりするのでしょうか…
助手がいないとエントリーできない決まりのはずなのにニニアンの助手とかの描写が原作にはないんですよね(たしか)
小説なら書かれてなくても気にせず読めましたが、舞台で見ると「あいつは助手無しでいいんかい」ってツッコミたくなっちゃいそう笑
こうやって想像しながら待つ時間も楽しいですね。お互いにチケットが取れることを祈っております。
コメントありがとうございます!!
おっしゃること、すごーくよく分かります。
桜路さんって今までも悪者の子分系の役が多かったですし、そろそろ経験を積ませることを踏まえド悪役させるかもしれないですよね。
本を読んでてニニアンの助手は何してるんだろうって思ってたんで、若手娘役たちは基本受験者の助手役や町の人々で回しそうですよね。
チケット、お互い本当に取れるといいですね!!
配役予想、ほぼ私と同じです!!
モプシーは彩みちるにキュートで生意気な相棒を、人間味があって成長が描かれるニニアンは縣千、マルヴォリオは間違いなく久城あす!
改編があるとしたら、ピーターとニニアンを友人にして、そのほかにも魔術師見習いの学生を出せば下級生にも役がつくかな?
愛すみれさんにフスメールはどうでしょう?
魔術師だけど事務方なので、女性でも特例で…
男性しか魔術師になれないというのも、ジェインにとって重要な設定だからここを変えるのは難しいかも知れないけど、衣装やビジュアルといい、原作どおりではないようだし、キムシン先生がどう演出するのか、楽しみです。
薔薇の国の王子も美女と野獣ですけどオリジナリティがあって好きでした。
コメントありがとうございます!!
わわわ、実は私もフスメールを女性にするんじゃねーか説考えてたんですよね!
その場合だとフスメール千風さんで、ロベール夫妻が桜路or天月&愛の95期コンビになるんじゃないかなーって思ったり。
ニニアンの年齢設定をだいぶ下げることになりますから、それを含め色々改変ありそうですよね。どうアレンジされるか楽しみです!
こんにちは。
いつも楽しく、拝見しております。
そうなんですよね、朝美さん、初東上なんですね。
素敵なスターさんなので、すでに東上されているとばかり…思っていました。
姪は、珍しく机に向かい、通称・タカラヅカ選手名鑑(白地にストライプ柄のカバーをかけて、大切にしているという「おとめ」誌)を手に、蒼汰さんの、配役予想表にある生徒さんを確認して、歓んでいるようです。
そんな時間が持てるって、幸せで、また、とても大切なのかもしれませんね。
ビバ・Jのご活躍、期待しております!
コメントありがとうございます!!
おとめを素敵にデコレーションされてるんですね。うちでも選手名鑑って呼んでるんで凄いシンパシーを感じました。笑
こんにちわ。何度かコメントさせて頂いています。私もあーさ贔屓で、初の東上公演楽しみにしています。演出が木村先生とのこと。私は最近、出戻ったファンのためデビュー作の「扉のこちら」しか存じ上げませんが、先生の演出と天海さんの温かい演技が上手くマッチしていたように思います。主題歌も良かった
今回の公演はギラギラあーさを封印し、演技者としての朝美絢が試される公演になるのかなと思ってます。モプシーは私も彩みちるさんに一票です
配信ありますかね??有給とりたいので早く発表してほしい、、。
コメントありがとうございます!!
今作は感情を荒げたりするような役ではなく、人々に教え諭すような役どころですものね。新たな魅力が引き出されることを楽しみにしたいです。
配信どうなるんでしょうねー。というかいつになるんでしょうね!結構ギリまで発表されませんよね…。
蒼汰さん初めまして、いつも楽しく拝読し勉強させていただいております。
私も原作を読み終えてキャスト予想してみましたが、蒼汰さんと概ね一緒でした!
読んでる途中はモプシー→縣くんかなと考えてましたが、ラストまで読んでみるとニニアンが美味しい役どころだったでこちらが二番手役かなぁと。
と言いつつ、舞台上で縦横無尽に暴れ回るモプシー縣とそれを制する朝美さんの掛け合いなんかも見てみたいですし、とにかく配役発表が待ち切れないですね。
バウホールは席数が少ないので、梅芸でやってほしかったですが、そこは何かしらの事情があるのでしょうね。
これからもブログ更新を楽しみにしております(^^)
蒼汰 様
いつも楽しく拝見しています。
本物の魔法使い、私も図書館で借りて読みました。
魔法使いアダムの風貌や 周囲の風景など、描写がいきいきしていて、お話の初めから、わくわしながら、一気に読んでしまいました。
これを朝美絢の主演で、と思うと、想像が膨らみました。
配役予想、楽しいですね。
ネタバレ いっぱいになってしまいますが、
私も妄想しました。
モブシーは、胡散臭い魔法使いたちに対する本音を 犬の言葉でアダムに話すので、
見た目は可愛くて、そのくせ、大人なことばを話す感じが出せる 彩みちる。
アダムは モブシーの本音が聞こえていながら、魔法使いたちに礼儀正しく もてなしの心で応じていく
このふたりの 掛け合いがどうなるんだろう。
両親や兄から 馬鹿にされてお仕置きされているけれど、こころ密かに魔法使いになりたいと憧れている娘ジェイン。
この物語はジェインの成長のお話でもありますね。ひまりちゃんのジェイン、ぴつたりですね。
アダムと知り合って彼女は自信を持ち始める。偏見なしにジェインを認めている、アダムの紳士的なふるまい。
朝美絢の魔法使いに 期待が膨らみます。
市長であり、魔法使いの長であり、資産もあり、技術もあり、全てのものを持っているようなロベール。
でも、彼にないものをアダムは持っている。
それは、目に見えないもののようだけど。
アダムをもてなし、客として丁重に迎えつつ、実は娘さえ利用してアダムの武器を手に入れようと画策するロベール。燕尾服を並べて どれでもご自由に、なんてアダムに言ってる姿、目に浮かびます。
心と言葉の裏腹なロベール、透真かずき とかないですかねー。
魔法使いの試験会場で、アダムが出会った 不器用で ラストチャンスの魔法使い志望のニニアン。
ちょっと小心で ちょっとロマンチスト、胡散臭い人たちのようにごまかしができないところが 憎めない。 縣千でみて観たいな。
両親(ロベール夫妻)の期待を一身にうけながら、いい気になって妹ジェインを馬鹿にしたりいじめたりしているピーター。ちょっととぼけて背伸びしている感じのビーター。 星加梨杏に似合いそうです。
慇懃に 魔法使いの試験を受ける人たちの気持ちをくじきながら、もったいぶって振る舞うフスメール。
アダムに自分の弱点を見つけられて動揺したり、時にはロベール、時にはマルヴォリオの味方になって 自分の立場を良い方にむけようとするフスメール。ちょっと滑稽にみえるひとですね。フスメールを女性にして、愛すみれで見てみたいですね。
マルヴォリオは、確かに久城あす、ぴったりですね。今まで 久城あすの色んな悪役を見てきたけど、どんなふうに策略家のマルヴォリオを見せてくれるか、楽しみに思います。
本物の魔法使いのお話の ファンタジーな世界を 舞台でどんなふうに作って行かれるのか、
木村信司の演出に期待したいと思います。
再度失礼します!
ほんものの魔法使、東京創元社で復刊決定です!
5月の新刊と言うことで、オンライン書店では予約可能ですよー!
絶版の、かなり昔の児童文学が復刊するとは、厳しい出版社事情の中期待はしても叶うとは予想外でした。
まさしくこれが朝美絢か!案件かどうかは分かりませんが、購入不可と思われていた本を手に入れることができるのは嬉しいです。
原作本を手に、初日を楽しみに待ちたいと思います(チケットはこれから!)
いやービックリしました!嬉しい驚きですね!
マスカレードホテルのように朝美絢カバー版で売り上げ倍増目指して欲しいっす。笑