雪組『Music Revolution!』感想

実は雪組公演を既に2回見ている蒼汰です。

しかも1回目は組替え発表日の翌日!!

 

殺伐としてたりするんかなーと思いきや、

全くそんなこともなく、和やかに見ることができました。笑

 

ということで本日は「Music Revolution!」の感想を

さっくりとまとめていきたいと思います。

 

イチ素人が思った端的な感想

 

最初に言います。

ハッキリ言って私、雪組さん大好きです。

今回の公演も楽しみにしてました。

 

だがしかし、今回のショー開始30分時点での感想は

「ヤバい…好きじゃないかも」でした。

 

その後は中詰め以降の怒涛の展開で盛り返し、

終わってみたら「みんな素敵だったなぁ」という印象だったので

結局は普通に楽しめたんですけどね。

 

とはいえ、2回目見たときもほぼ同様の感想を抱いたので、

前半の流れが個人的にはイマイチのようです。

 

でもそれにはハッキリとした理由がありまして。

素人がこんなこと言うのもなんですけど、

緩急ってもんが無いですよね。

 

例えば望海お披露目公演である『Super Voyager!!』では

メインテーマ ⇒ 第九 ⇒ ジブリ ⇒ ジゴロと

場面はもちろん、その曲調も全く違うものでしたけれど、

 

今回はロックなメインテーマ、スパニッシュなガウチョ、

爆音でガチャガチャしたJazzに、ダサイ衣装で怒涛のオケ曲連発と、

もう音のてんこ盛りって感じで似たようなノリが続き、とにかく圧が凄い。

 

最初からステーキとハンバーグと天丼とカレーを出されたみたいで

とにかくお腹いっぱいって感じでした。笑

(そしてあのJAZZの場面、音量おかしいですよね?本気で耳が痛くなりました…。)

 

とはいえ、全体を通して見てみれば見どころ満載で、

今の雪組の充実っぷりを全力で楽しむことが出来る作品だなぁと思いましたね。

 

下級生にスポットライトが当たりまくる

 

そして全体を見て一番印象的だったのは

とにかく下級生育成に励んでいるなぁということです。

 

前回『Gato Bonito!!』では

最初から最後まで望海が出ずっぱで大活躍。

(芝居が『凱旋門』でしたから、バランスを取ったんでしょうけど)

 

それに比べ今作は、望海は凪七とノスタルジックモードに入っている傍ら、

スパルタ育成されてる若手たちが

必死に食らいついているって感じで面白かったです。笑

 

ガウチョシーンではスペイン兵のリーダーとして望海と対になった朝美絢は、

途中で銀橋からも派手に登場し、そのまま中詰めへ突入。

 

永久輝せあは中詰め後に一場面与えられ、

スターを率いながら得意のダンスをこれでもかと魅せてくれます。

 

さらに綾凰華、縣千の若手コンビも

JAZZで目立つ立ち位置に置かれているだけでなく、

2人とも銀橋に出てきて、各々スポットライトが当たるようになっています。

 

 

そして、全体を通して銀橋渡りが多いのですが、

黒燕尾後の2度目の中詰め(?)での銀橋祭りは、まさに圧巻でした。

 

とにかく誰もかれもがみんなで銀橋に出てきて、

畳みかけるようにキラキラオーラを放ってくる…。

 

いやー、雪組って凄いなぁって思いますよね。

色んなジェンヌさんに見せ場があるのは素直に嬉しいですし、

この圧倒的な華やかさは、まさに宝塚ならではって感じでした。

 

 

恒例:感想箇条書き

 

というわけでここからは箇条書きで感想を書いていきます。

 

・冒頭、キンキラバックに黒い衣装でトップが仁王立ちって

まんま『Dramatic “S”!』ですやん。笑

 

・想像よりロックで、想像よりスタイリッシュな始まりでビックリしました。

 

・「革命と独立」の場面はセットや立ち位置がコロコロ入れ替わって

見ていて非常に楽しいですね。

 

・相変わらず望海氏はスパニッシュ系のノリがよく似合う。

 

・スペイン兵の衣装が良過ぎません?朝美絢イケメン過ぎません?

 

・『20世紀号にのって』で目をつけていた下級生スター101期・望月篤乃

朝美の左の左にいますので、ぜひ確認してみて下さい。笑

 

・続くJAZZは定番になりつつある、彩風のダンスシーン。

とにかく「ここは俺の見せ場だぜ!!」的全力ダンスは、見ていて本当に爽快です。

 

・意図的に見ようとしていないのに、目立つ舞咲嬢。

 

・中詰め「Classic World」は楽しいけど、衣装ダサいですよね…。笑

 

・とはいえ、知名度の高い曲を大胆アレンジでノリノリで見せられると

楽しいもんは楽しい!!やっぱりショーはこうでなくちゃね。

 

・「Music is My Life」ですが、確かに名場面なんでしょうけど、

みんな真っ白な衣装で、残り少ない89期生にスポットがあたり、

望海が歌いながらみんなに目くばせして、それを頷きながら聞く組子たち…。

ここまではまだ良いが、いかんせん歌詞がちょっぴり説教臭い。笑

 

・「フィナーレ」のロケットでは潤花氏が大活躍。

否が応でも目立つので「きっと潤だろうな」と思っていたら、正解でした。笑

 

・続くトップ娘役の場面ではボブヘアー&シックなドレスで

しっとり歌う真彩希帆。これが今ハマるのはやはり彼女だけですよねー。

 

・待ってましたぜ雪組黒燕尾!!

ファントムのフィナーレでも思いましたが、いやー見ごたえがある!!

 

・そっからの怒涛の銀橋祭り。まさかの中詰め第二弾。笑

入れ替わり立ち代わりスターが出てきてはキラキラするので、

まさに目が追いつかない。

このシーンだけで「来て良かった…」とつい拝みたくなるレベルで素敵です。

 

雪組はショースターの集団である

 

なんだか今回は少し辛めな感想になっていますが、

普通に楽しめましたよ?(今更)

 

というより、正直なところ構成としては普通でも

雪組のスターパワーでそれをねじ伏せ、魅力ある作品に引き上げている感じで

それはそれで面白かったです。

 

改めて現在の雪組はショースターの集団であると確信した私なのでした。

次も楽しみにしたいと思います!!

 

ということで次は芝居の感想です。

 

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コメント

  1. skyblue より:

    『壬生義士伝』で集中力を使いすぎ、いつもよりショーの印象がだいぶ薄い公演でした。
    プロローグの曲のサビ部分、特に『Dramatic “S “!』と似てますよね?
    初めて聴いた時、思わず作曲家を調べました(笑)
    後半の娘役の紫のドレスも『Dramatic “S “!』と同じで、演出家の先生も色々大変なのだろうなと思ってしまいました。
    デジャブ感満載でしたが、やはり私も雪組大好きです!

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます!!
      私の場合演出家が同じと知っていたので、余計「まんまやん」って思ってしまいました。笑
      けどさすがの雪組生でしたね!!

    • みー より:

      こんばんは。千秋楽ではありませんが先日ようやく雪組公演を観られました。
      蒼汰さまのご意見にめっちゃ同意!なんですが特に共感したのはjazzの場面での音量、あれはうるさいレベルです。
      最初のシーンがこれはちぎさんの退団公演にそっくり??と確認したら演出の先生同じなんですね~~

      ステーキとハンバーグと・・・・いや、本当その通りで笑いました。例え方が上手いですね!
      私も、あんまり好きなショーじゃないなぁと早々に感じてしまいましたが雪組生の実力を楽しんで帰ってきました。

      • 蒼汰 より:

        コメントありがとうございます‼
        あそこまでソックリだと失礼ですが引き出しないんかなーと突っ込みたくなりますよね。笑
        味付けは似たような感じで微妙でしたけど、雪組生を楽しむという意味では十分楽しめた公演でしたね。

  2. モリリン より:

    私も望月さんのひそかなファンですのでスペイン兵の場面は大好きです。朝美さんのお隣という立ち位置は嬉しいかぎりです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      密なファンの方がいらっしゃって嬉しいです。笑
      2人が好きな私としては、まさに眼福なシーンでした!!

  3. アオセトナ より:

    中村Bのショーはセットも構成も同じようなものばっかりで、本当につまんないです。
    そしてなぜか衣装もダサい笑
    今回は銀橋メドレーがなぜか複数あって謎でした。

    オギーに帰ってきて欲しいです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      私も個人的には相性悪そうです…。まぁこのあたりは好き好きなんで仕方ないかもしれませんが!!

  4. より:

    初めまして。
    わたしは「女王の教室」時代から女優・天海祐希さんが大好きで、先日たまたま機会があって天海祐希が活躍されていた時代の宝塚作品を視聴→今の劇団ではどんな方が活躍されているのかしら、と興味をもって調べるうちに、蒼汰さんのブログに出会ったところです。

    わたしは幼少から音楽の世界に身を置いています。お金を払って観劇して、演者様の歌の音程が上ずっていたり、不安定だと、正直、萎えます。人前でのパフォーマンス、それもお金をもらって、その程度のプロ意識なのね、と思ってしまいます。確かに彼ら・彼女らは、「歌手」ではないかもしれません。では「役者」でもないのか…?

    オペラもそうですが、登場人物が歌を歌うのは感情が昂っているからこそです。その感情の集大成である歌の音程やリズムが不安定だと(わざとそのように“演じて”いるならもちろん別です)、本当にそう思ってる~?となんだかお芝居自体も嘘くさく感じられて、話が入ってこなくなってしまうのです。
    歌は演劇に絶対不可欠なものではありません。歌なしで演じることも可能なはず。なのにあえて歌を取り入れているなら、そしてそのような劇を専門としていく「歌劇」団なら、なおさら歌のクオリティは追求してほしいところだと感じています。

    と、宝塚に限らずそんなことを感じているわたくし、こちらのブログでの評価を参考に視聴した<ひかりふる路>と<SUPER VOYAGER!>ですっかり歌ウマコンビ望海さん&真彩さん率いる雪組さん(さらに朝美さん)のファンになってしまいました。本当に、出会わせてくださってありがとうございます。
    これは生で観ないと一生後悔すると思い、全ツ<はばたけ~>を観劇予定です(現在ド田舎に住んでいるので、一番近い会場ですが片道2時間&2000円かけて行って参ります…笑)。願わくばこの望海政権、可能な限り続いてほしいと思っていますがどうなるでしょう…

    先日、予習として麻実れいさん主演の初代<はばたけ~>を視聴しました。数々のソロ曲を望海さんの歌唱力で聴けるのが楽しみです。(関係ないですが初代・麻実れいさんは素晴らしい安定感をお持ちであるものの、「♪ときーーーンめくーーーー」と若干歌い方にクセがあり面白いです笑)

    ヒロイン・クラリーチェは当時娘役が空位だったため男役からの大抜擢、一路万輝(改名前)さんが演じられています。意図してなのかなんなのか、舌っ足らずな感じがとても可愛らしいです。ただ歌では、慣れない高音域に苦戦しているような様子が見えたので、今回の真彩希帆さんに期待がかかります。
    そういえばクラリーチェのドソロあったかな…印象が薄くて覚えてないだけで本当はあったかもしれませんが、もしドソロがないなら、歌姫・真彩さんのために新曲いれてくれたらなあなんて密かな願望。

    2番手役・ファルコは、「♪ヴィットリオのために~」のドソロがあるので、歌ウマさんにやって欲しいと願望を抱きつつ、まあ番手的に彩咲さんなのだろうな、、、と思っていたら!
    なんと<はばたけ~>全ツの間、彩咲さんは<ハリウッド・ゴシップ>を主演されているのですね(^^)出演者一覧を見てみると、彩凪さんも<はばたけ~>には出演されない様子…!
    これはファルコ役に朝美さんはほぼ確定ですかね。ファルコは<ひかりふる路>のサン=ジュストと被るところがあり、あの役で好評だった朝美さんの演技、生で観れたらこの上なく幸せです。

    ロドミア(2番目に目立つ娘役)もしっかりめの歌の見せ場があるので、歌唱力のある方にやってほしいなあ(初代・草笛雅子さんはとても安定感がありカンツォーネ風の歌を歌いこなしていて素晴らしかったです)なんて願望を抱きつつ…。雪組さんは<SUPER VOYAGER!>(の特に暴風雪)で男役さんのイメージが強く、あまり歌ウマ娘役さんを把握していないので、雪組さんの他の作品を視聴して配役予想なんかしようかなと思っている始末です。(書いてて自分の暇人ぷりに笑います)

    にしても、1985年の初演からこれまで再演されなかった理由がわかる気がします。初演時代の雪組さんは毬谷友子さん、草笛雅子さんをはじめ歌唱力のある方が多く、主演の麻実れいさんも(クセはあるけど)安定感のある方ですし、これだけ聴きごたえのある初演をされたら、なかなか再演しにくいだろうな…なんて思ってしまいました。
    その分、今の雪組体制で再演というのが、このメンバーならきっと大丈夫、なんていう劇団の期待を(勝手に)感じてしまいます。
    そして当時話題となったらしいベッドシーンや拷問シーンの演出の行方も気になるところですね…

    長くなりすみません。蒼汰さんのブログはとても客観的にひとりひとりの演者や作品を評価されていて、人事考察も説得力があり、一番好きな宝塚関連ブログです!
    もちろんご無理のない範囲で…次の更新も楽しみにしております。もしリクエストが叶い、蒼汰さんがオペラグラスユーザーでしたら、おすすめのオペラグラスを紹介いただけると嬉しいです。

    それでは、朝美さんファルコを祈って。(くどい)

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼当ブロクから雪組さんに行きつかれたなんて…なんだか恐縮です。
      『はばたけ~』の配役、気になりますよね。私ももちろん朝美さんにファルコを演じていただきたいなと思いますが、
      花組組替えが決まっている永久輝さんに花を持たせるかもしれないですし、そもそも演出変更等で役の比重を変えるかもしれませんしね。
      遠方にお住まいということで難しいかもしれませんが、ぜひ本公演もご覧いただきたいと思います。
      望海さんの任期は分かりませんが、組体制はいつだって流動的ですのでどうなるか分かりませんから…。
      あ、オペラグラスは楽天で買った安価なものを使っているので、紹介できるようなものではございません。笑
      熱いコメントをありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

      • ムラサメ より:

        はじめまして。初コメです。
        ブログをいつも楽しく拝見しています。

        壬生義士伝が陰でしたから、マイレボで陽を解き放ちまくったのでしょうが。
        ブログと同じ感想で共感しまくりました(笑)

        お衣装がダサいレベルではなく、予算が無かったのか?!と疑うレベルでした。あれだけJazシーンでオシャレな衣装を大量に作ったら仕方ないのかもしれませんが、ショー全体の衣装と比較したらモヤモヤが残りました(笑)

        ただ
        音量問題とは違うかもですが、
        舞咲りんさんは良くも悪くもお顔の存在感から意図せず目立ちますよね。今回はJaz幕での彼女の歌声と合いの手?が正直きつかったです。マイク何とかならんかねと辛かったです。

        イャアォ。アーォ。何言ってるのかわかりませんが後半の合いの手連呼が邪魔で邪魔で。推しの方には大変申し訳ありませんが、他の方が合いの手してくれませんか状態でした。

        私が観た日だけ合いの手祭りだったのかもしれないと目をつぶりましたが、Blu-rayを観たら祭りでした。

        • 蒼汰 より:

          コメントありがとうございます‼
          ファントムで予算を使い切ったからか、壬生もそうでしたけど全体的にお金かかってなかったですよね。笑
          舞咲さんのクセはねー難しいところですよねー。個人的には嫌いでないですけど、あれをやり過ぎと思う方がいらっしゃるのもよく分かります。
          カルロッタ的な使い方なら全然オッケーなんでしょうけど、そろそろショーでは中堅娘役があのポジションにいても良いと思うんですけどね。雪娘は難しい。