運命の5作目になるか?・星組『斜陽の国のルスダン』上演決定!!

 

我ながら珍しくほぼ毎日更新しております。笑

今日は星組の次の大劇場公演の演目が発表されました!!

 

公演情報

【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】

浪漫楽劇『斜陽の国のルスダン(仮)』

~並木陽作「斜陽の国のルスダン」より~

■脚本・演出/生田 大和

 

メガファンタジー『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』

■作・演出/齋藤 吉正

■主演・・・礼 真琴、舞空 瞳

 

礼真琴&舞空瞳・運命の5作目になるか?

 

演目を見ての正直な感想としては、何とも言えない既視感…。

レビューの方は柚香光主演『COOL BEAST!!』の礼真琴版って感じ?だし、

生田先生の大劇場公演って最近も見たような?

と振り返れば柚香光主演『巡礼の年』がそうだったわ、という。

 

足並みを揃えている、なんて言うつもりはありませんが、

兎にも角にも礼真琴&舞空瞳にとって、早いものでこれが任期5作目ですよ。

正直、そろそろこの2人にも代表作が欲しい!!

 

中長期トップは就任した直後は再演物だったり

意表を突いた作品でファンを楽しませ、任期中盤に差し掛かったところで

オリジナル作品で代表作候補を段取る印象があります。

 

例えば長期トップである明日海りおの初期の代表作『金色の砂漠』、

柚希礼音の初期の代表作『オーシャンズ11』どちらもちょうど任期5作目だし、

もしかしたら長期コースの真風涼帆主演『アナスタシア』もそうですね。

 

よってこの『斜陽の国のルスダン』は、

もしかしたら礼真琴の代表作になるような、

運命の一作(になるよう劇団が用意したもの)かもしれない。

 

解説文をざっと読んだ感じ、

私は『金色の砂漠』みたいだなぁと思ったので、

普通に楽しみだったりします。笑

 

しかしながら改めて劇団は、彼女に歌いまくりのミュージカルではなく、

敢えて宝塚男役ど真ん中みたいな作品、役柄を充てたがりますよね。

 

せっかく若くして就任したのだから、

もっと溌剌とした役を充ててもいいのにと思いますが、

(まぁそれが次の『めぐり会いは再び』なんでしょうが。)

劇団も何かしらの算段があるのでしょう。

 

次なる代表作候補に、今から期待膨らませておきたいと思います。

 

2022年の年間スケジュールに思う

 

さて、これで2022年の宝塚大劇場での演目が全て出揃ったことになります。

改めてざっくり振り返ってみましょう。

 

 

まず、一本物は9作品中3作品。

『NEVER SAY GOODBYE』は劇団オリジナル作品の再演、

『グレート・ギャツビー』は原作有りの再演、

『蒼穹の昴』は原作有りの新作と、それぞれ属性が微妙に異なっています。

 

また、2本立ての方は映画が原作の『今夜、ロマンス劇場で』、

小説が原作の『夢介千両みやげ』『斜陽の国のルスダン』、

EXILE一派の『HiGH&LOW』と、様々な媒体に手を出している印象。

 

コロナ禍の影響で、リスクを伴う海外ミュージカル作品が

宝塚大劇場で上演「出来ない」今、

あの手この手で話題性を生み出そうと、劇団も趣向を凝らしていますねぇ。

 

また星組『めぐり会いは再び』は、

礼真琴が若手時代に出演していた作品のスピンオフという、

星組の星組による星組ファンのためのお祭り作品、

つまり、今この瞬間にしか出来ない公演として話題を集めています。

 

完全オリジナル作品は、その『めぐり会いは再び』『巡礼の年』かな?

なんとビックリ、どちらも主演が柚香光&礼真琴の95期生コンビの作品です。

(柚香に至ってはその前の『元禄バロックロック』もそう。)

 

この2人には、壮大なプロデュースをしなくてもチケットが売れるだろうという、

劇団の信頼があるのかなぁという印象です。事実人気だし?

 

想像以上にコロナ禍の影響が長引き、

いまだ安定した公演の継続すらままならない中、

なんとか調整されたのがこのスケジュールだと思うと、

なんだか感慨深いですね。

 

今年ももう1/4が終わりましたが、大劇場公演はまだ2作品しか見ていません。

もうすぐ『NEVER SAY GOODBYE』をようやく観に行けるところですが、

残り7作品、2022年の大劇場公演も精一杯楽しもうと思います。

 

花組の一本物フラグが立つ?

 

そういえば、私は柚香光が中任期、礼真琴が長期と予想していまして、

柚香光にはそろそろ1本物大作ターンが来るのではないかと以前書きました。

 

雪組が『蒼穹の昴』で一本物、今回の星組が2本立てということで、

次は花組で一本物のフラグが想定通り立ったことになります。

 

もしやるなら、兼ねてより予想されている『エリザベート』か、

あるいは代表作となるような新作か、

はたまた中任期以上確定なのに4作連続で2本立てが続くのか?

次の演目発表、要注目です。

 

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コメント

  1. えべっさん より:

    こんにちは。いつも楽しく拝見しています。

    以前、雪組でガイズ&ドールズくるか…!?
    とブログで書かれていたかと思うのですが、
    もしかしたら花組でするのでしょうか…?笑
    1本物大作…ということで!

    なんとなくエリザベートは
    永久耀お披露目、
    星風退団公演(またはエリザの次作で退団)
    かな…という予測をしております笑

  2. とと より:

    何度も言っては外れてしまうんですが、やっぱり次の花組一本物はいよいよエリザじゃないかと思うんです。ガイズ&ドールズもアリですが、それだと番手的に永久輝さんが2作連続で女装になってしまうので……巡礼で水美さんが退団するなら行けそうですけど、うーんそんなことあるかなあ?と。永久輝お披露目エリザはフランツもルキーニも全然想像がつかない(勿論その頃には万博アンバサダー組の総トレード組替えなど起こっているかもしれませんが)し、やはり今の組体制のエリザが良いと思うんですよね……という希望的観測です笑

  3. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    「ロミジュリ」はもちろん、「ロクモ」も、礼さんにピッタリな役どころでしたので、全ツの「モンテクリフト伯」とかは、どうして?って思ってしまいます。
    中東(砂漠なんでしょうか?)の舞台は、「王家~」でされているので別段気にはならないのですが、2番手時代の役で、徳三郎の江戸弁、フロリアンの抑えたお芝居とか、好きでした。
    礼さんの星組で、是非、大作ミュージカル、観たいですね~。
    でも。やはり花組で、なんでしょう…ね。
    雪組はスーツものを是非に、と願っています。

  4. マーガレット より:

    星組の『斜陽のルスダン』はジョージア(グルジア)が舞台ですね。モアー・ダンディズムの「ミッション」の場面のジョージアのダンスが素晴らしかったので楽しみです。

    花組は次もショー付二本立て、その次がVISAガールトップお披露目『エリザベート』では?そして星風はシシイをやって退団、星空がトップ娘として二作目から組むのでしょう。冬霞でも、もう星空はすっかり仕上がっていると思いましたし(そして永久輝との相性もバッチリ)、聖乃の成長にも目を瞠りました。