皆さん、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、年頭恒例の新春連載は、
「2023年・95期の今後を考えるシリーズ」です。
これまで横並びで走り続けて来た95期生ですが、今年でついに研15。
スター人生の岐路に立つ頃合いです。
そんな7人の今後について、改めて考えていきたいと思います。
月城かなと:2023年気になるのはむしろ
年末にあった、水美舞斗専科異動&劇団の不祥事事案の連続発表の影に隠れ、
実はひっそり通達されていたのが、月組新組長の発表。
任命されたその人は、梨花ますみ氏。
月組配属からの月組副組長に就任、
そこから花組副組長、雪組組長を経て、この度の就任となりました。
正直、雪組組長から専科に戻った際は、ご隠居と申しますか、
幹部職を後輩に譲ったように見えたので、
まさかまた幹部職として戻ってくるとは思わなかったです。
梨花ますみは月城かなとが雪組時代の組長で縁があるだけでなく、
『ダル・レークの恋』『川霧の橋』と連続でサポート、
さらに『応天の門』の出演も決まったうえでの今回の就任&異動発表ですので、
劇団が月組を人気組に引き上げた月城かなと様様なのがよく分かると思います。
彩海せら、彩みちるに続き、梨花ますみまでやって来て、
和物をバリバリ演ずる様は「どこの雪組?」という感じですが、
人気なんだもん、しゃーなし。
そんな盤石な月城体制を築き、さらにそれが人気に繋がっている今、
彼女が普通任期で退団する必要性が感じられず、
中任期(7作前後)はやりそうだよね、というのが現時点での予想です。
…が、ともすれば相手役の途中変更は必須でしょう。
海乃美月との組み合わせは、確かに安定感は確かにあるものの、
エンタメに必要不可欠な鮮度を保つには、就任前からさすがに組み過ぎている。
その任期の目安は、添い遂げでないトップ娘役の任期に多い4作だと思います。
つまり、今年上演する『フリューゲル/万華鏡百景色』が、
一つの大きなターニングポイントになるでしょう。
ここで海乃美月が退団しないのなら、添い遂げ退団の可能性が、
もっと言うと普通任期の可能性が急上昇することに。
よって今年は、月城かなとその人よりも、
その相手役の海乃美月の去就に注目が集まりです。
朝美絢&桜木みなと:鳴くまで待とうホトトギス
今回のこのシリーズを書くにあたり、
正直なところ最も書く内容が無いのが、雪組の朝美絢。
『CITY HUNTER/Fire Fever!』で正2番手に昇格。
そこから全作波線上&ポスターin、かつ2度目の東上主演も決め、まさに盤石。
今年も彩風政権を支え、盛り立てることが、彼女の使命なのでしょう。
そして、宙組の桜木みなとは、真風涼帆の退団発表により、
いよいよ2番手昇格が目の前に迫っています。
宙組は代替わりの瞬間に他組の超路線が降ってきて、
そのまま次のトップに…という歴史を繰り返してきました。
桜木みなとの脅威になる人物は、状況的にも水美舞斗ただ一人だったわけですが、
彼女の専科異動が発表になったことで、
その可能性は「現時点では」潰えたことになります。
(水美舞斗が宙組2番手になるならば、次の花組外箱の後に合流すれば問題ないから)
劇団は、これまで桜木みなとに相当な期待を寄せていたと思います。
『黒い瞳』シヴァーブリン、『オーシャンズ11』ベネディクト、
『NEVER SAY GOODBYE』アギラール、『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』スモーキー、と、
人気の出そうな役を次々当ててきましたから。
極めつけは『壮麗帝』で10代目皇帝を示唆しておいたこと。
このままいくと、95期生の一人にして、
宙組初の生え抜きトップが10代目で生まれることになります。
この朝美絢・桜木みなとの共通点は「待てるか」のただ一点。
2人ともビジュアル的に渋さが似合わなそうなキャラですが、
それでも学年が上がることで身に着く大人の魅力があるはずで、
それを自身のスター性と相乗効果が出せるかこそが鍵となるでしょう。
目指すは、安蘭けいか、大空祐飛か。
2人の「鳴くまで待とうホトトギス」こそが、
少し先に待つであろう、95期最終章におけるテーマになりそうです。
2023年も95期生の活躍に期待大!!
今日は正月更新ということで、
トップとして安定期を迎える月城かなと、2番手として盤石な朝美絢、
待ち続けてようやく2番手になりそうな桜木みなとと、
95期の中でも比較的ハッピーめな内容のメンバーを選出してみました。笑
2023年もそれぞれが各々のフィールドで活躍してくれることを祈るばかりです。
さて、次の更新は誰から書こうかなぁ…。
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コメント
初めてコメントさせていただきます。
他ブログを拝見しますと、朝美絢さんに対してトップになるのは難しいと書いている方が多いように思います。
ですが、2番目でもなく扱いが悪い正2番手でもないのにどうしてそのような方が多いように見受けられるのでしょうか。
逆に、まだ3番手である桜木みなとさんについては、ほぼ安泰という方が多いですよね?
他ブログの話を持ち込むのはよくないと思いますが、そのような方が多いのはどうしてでしょうか?
可能であれば考えをお聞かせいただければと思います。
ね、ほんと不思議ですよね。笑
横から失礼いたします。
他ブログの記述は存じませんが、一つ思ったのは”三番手羽根”の有無なのかなと想像しました。
これまでの三番手羽根に関するデータを分析している訳では無いので、単なる主観・体感レベルの戯れ言ですが、個人的には三番手羽根を背負わず二番手羽根を背負った方々の進退はデータとして気になっています。
しかしながら、朝美と桜木はある意味ニコイチというか、片方がトップにならないならどちらもならず、片方がなるならどちらもなるという形ではないかと私は予想しています。
宙悲願の生え抜きと全組95期制覇という大義名分がなければ、そもそもトップ戦線には入れなかった二人でしょうし(個人の見解です)。
どちらかと言うと宙生え抜きの方が優先で、全組制覇はその為の地固めで桜木に下駄を履かせる印象ですね。
中々出ない人気面が弱点なので、もっとえげつない下駄を履かせるのではと実は私は想像したりしています。
星風を再度スライドさせて初恋物語ごっこするとか(笑)。
星風は宙生え抜きトップでしたから宙で卒業させるのもアリかもと。。。。流石にぶっ飛んだ予想ですけど、星風の女帝化も見てみたい気がします。
少し話が逸れましたが、95期に関する連載は特に注目していますので、残りメンバーも楽しみです。
本年も切れ味ある鋭い記事をお待ちしております。
明けましておめでとうございます!
早速楽しそうな話題です。
今やスーパームーンはすごい潮汐力でコメントも多かったですね。全然地味じゃないじゃないですかw月組
数年前に朝美絢と桜木みなとチェンジ説などありましたが、雪組人気を引っ張っる朝美と、宙組生え抜きであることに意味がある桜木を入れ替える訳がないと思ってました。
良かったよ、組替えされなくて。
2人ともその組になくてはならないスターです。
朝美絢も桜木みなとも「待つ」でしょう。使命背負ってます。ま、本人しだいですが。
宙組だけトップを出さないというのも、さすがに宙組だけ扱いおかしくないか?とファンも思っていますしね!
月はどんどん月城政権が盤石になってますが、月ファンもそこまで文句もありますまい。だってすげー人気じゃん!w なんだかんだ客呼べるのが大正義ですから。
残りは色々ありそうな花と星ですかw
正直95期の7人は、もう結末が見えているかなと。というか、全員自分がどうなるか知ってるんじゃね?と思います。多分。
もっと言っちゃうと、それに伴う永久輝と暁も、もういつ頃どうなるか等ある程度は決まってるんだろうなーとか。和希(と瑠風)は読めませんけど。
スレチかもしれませんが、不明瞭なのは100期以下。特に極美、鷹翔、礼華。立ち回り次第でワンチャンあるが、ヒトコケしたら終了な匂いを感じます。極美はバウクリア済だから他2人よりは上ですが、聖乃風間ほどではない。
愛月が退団時の後悔として「エリザで明確にミスった」(意訳)と言ってました。劇団は上がると決めたら上げますが、見切りも豪快にズバッといきますよね。今後、バウだけではなく本公演含め、ミスが許されない状況が続くかなと。
他、聖乃風間は安泰に見えますが、縣はそろそろハマり役の一つも欲しいところですね。
102以下は、天飛と彩海がバウやるのかな、くらいでしょうか。それと(私が無知なだけかもですが)103と104が割と空気…目立った評判を聞かない気がしています。105は末裔。106はカセキョーがそこそこ目立っていますが…。誰も路線に上げないってこともなかろうと思うんですけども。かと言って新公2回やらせるようなのいるんかな?って。
明けましておめでとうございます。
朝美ファンとしては鳴くまで待とうホトトギスで待ちます。笑
そして在団中は健やかに伸び伸びと舞台を楽しんでくれると良いなぁと思っております。
本年もよろしくお願い致します!
鳴くまで待たせていただきますホトトギス!な宙組ファンです。
オールラウンダーな優等生で、ニコニコほんわかした雰囲気のせいか、絶対トップになる!という空気じゃなかったのですが、インタビュー記事でも優等生なりの苦悩を語っていて、もがいて成長してきたんだな…と既に感無量です。
宙組といえば代替わりと共に2番手が降ってくる慣習がありますが、桜木さんの上に降られて、しょうがないよねと諦められるような方がいらっしゃらないので、もう素直に上げてもらいたいです。
愛月さんの二の舞になったら恐らく宝塚見るの止めるだろうなと思います。
今年も既にコロナウイルスによる公演中止が出ていますが、どの公演もコロナウイルスの影響を受けず、宝塚がより一層輝く年になるよう祈ってやみません。