宝塚110周年に向けた人事を真剣に考えた結果の妄言を書き綴るシリーズ、
最後は宙組編です（いつも最後でごめんなさい）。
【花組編】
【月組編】
【雪組編】
【星組編】
桜木みなとと95期序列論
まず、宙組における皆さんの一番の興味関心ごとは、真風政権時に正3番手に昇格した桜木みなとがこのまま正2番手に昇格するか否か、だと思います。宙組の歴史、それは生え抜きスターが正2番手に昇格しようとする途端、他組の御曹司が降って来てそのままトップに昇格し、生え抜きスターはトップになれず…という悲しき連鎖です。ですから、これまで同様歴史を繰り返すとしたら、桜木みなとが2番手に昇格するその瞬間に他組から誰かがやって来る…という話になりますが、まず最初に言いきってしまうと、私は彼女が正2番手に当然昇格すると考えています。そしてこれは、長らく私が意図的に沈黙していた、いわゆる「95期序列論」と密接に関わってくる勝手な推論です。
彩風咲奈がトップに昇格する際、私は当ブログで繰り返し「桜木みなと雪組組替え説」を書きました。これには大きな理由があって、95期から柚香・礼・月城に続く「最後の1人」としてトップを出すとしたら、順番上次は桜木みなとになる。とすれば、宙組の真風涼帆の任期の終わりが見えない以上、雪組に組替えし朝美絢を負かして正2番手に昇格することが、いわゆる「序列を守る」イコール「順当」となるからです。
が、結局はそうならなかった。この時点で、劇団は雪組に朝美絢、宙組に桜木みなとというゴールを設定し、95期の5組制覇に向け走り出すことに完全に決めたのだと私は判断し、そして95期序列論を封印しました。桜木みなとはどんなに遅くなろうと宙組初の生え抜きトップ、しかも記念すべき10代目への、辛く険しい道を行くと定められ、そして朝美絢は雪組で頂点を目指すことにした時点で、もう「序列」というものが関係なくなったからです。ま、桜木みなとのアイデンティティは「95期」の「宙組生え抜き」であるし、『壮麗帝』で10代目就任を華々しく演出していた時点で、そもそも雪組に動く可能性なんて全く無かったんですけどね。笑
芹香斗亜のこれから
ちなみにもう1点、劇団は芹香斗亜を「待たせ続けた」わけですけど、実はその芹香斗亜の外箱主演公演（DS関係含む）に、桜木みなとを一度も帯同していません。これは、芹香斗亜政権時に桜木みなとが順当に2番手に昇格するからこそ、鮮度を保つために敢えて絶対に一緒にしなかったのだと思われます。それは本人たちも『Xcalibur』 のナウオンでも「実は一緒にあまり芝居したことがない」なんて話していたので、自覚していることなのでしょう。
そんな芹香斗亜ですが、相手役に春乃さくらを迎えたことで、人事的な出入りがほぼ無いにも関わらず見事に新鮮さを演出しています。とはいえ結果的に待たされ続けた高学歴就任ですから、お披露目→110周年の話題作FF→一本物→退団公演という、すっぱり綺麗に4作で去る安蘭けいコースかなと予想していました。が、春乃さくらに古参スポンサーである池銀様がついたことで、風向きが変わってきます。
…と、言いたいところなんですが、これは完全になんとなくですけど、芹香斗亜は「長くても」5作くらいの普通任期で辞めそうな気がするんですよねぇ。長く待たされた人ほど、あっさり綺麗に去っていく、これが宝塚の美学であり、彼女はそういう選択をしそうな気がするので。もちろん春乃さくらは添い遂げ。で、次代である桜木みなとの代で、人事的には動き出すんじゃないかなというイメージがあります。
実はキーパーソン？な鷹翔千空
さて、順当にいけば3番手に昇格するのは瑠風輝で、4番手に昇格するのは鷹翔千空になります。「TAKARAZUKA REVUE 2023」での桜木みなととの並びを見る限り、フレッシュ＆アダルトというなかなか見栄えの良いトリオで、芹香新体制が実に楽しみな顔ぶれです。瑠風輝の今後については、まぁ本人に頑張ってもらうとして、個人的に気になるのは鷹翔千空の今後です。
と、いいますのも（ここから今まで以上に妄想度高めにお送りします）、このタイミングで鷹翔千空を上げたということは、劇団的には彼女を路線として諦めていないという意思表示である。だけど宙組は鷹翔・風色・亜音の3人がひしめき合い、しかも代替わりしたばかりで上に上がることが出来ない。じゃあ誰かが他組へ組替えしよう、ではどこに？あ、ちょうど下級生の路線候補が薄い組があります。それは花組です。聖乃あすかの下がぽっかりと空いている状態、じゃあここに誰かが行くとしたら誰が適任か？風色日向はアンバサ縛りのため動けず、亜音有星は同期の希波らいとが居るため、もっと大がかりな組替えとなる。と、考えた時に、花組に行くのに一番スムーズなのって、鷹翔千空じゃね？と超個人的に勝手に思い至ったのでした。
いつも当ブログで作っている番手表に収めてみると、こーんな感じ。
| 花組 | 月組 | 雪組 | 星組 | 宙組 | |
| トップ | 柚香 | 月城 | 彩風 | 礼 | 芹香 |
| 2番手 | 永久輝 | 鳳月 | 朝美 | 暁 | 桜木 |
| 3番手 | 聖乃 | 風間 | 和希 | 極美 | 瑠風 |
| 4番手 | 鷹翔 | 礼華 | 縣 | 天飛 | 風色 |
| 5番手 | 希波 | 彩海 | – | – | 亜音 |
ドヤ！！！綺麗やろ？？？？！！！！これで花組や月組に人事的な動きがあって玉突きで昇格したとしても、学年や属性的が横並びで綺麗だと思うんだけどな、という素人妄想です。いや、正確には鷹翔千空は結構な逸材だとずーーーーーっと期待しているので、宙組で腐らすくらいならとっとと外に出して欲しいというのが本音です。まぁ妄想度高めということで、当たらぬも八卦だと思って聞き流してください。笑
若手を育て切れない宙組問題
そして中堅以下を見てみると、宙組は鷹翔・風色・亜音の御三家に105期生の大路りせ。人気が出ちゃった同じく105期の泉堂成に、外箱で話題を攫った104期の真白悠希。新公路線役をあてがっている106期の鳳城のあんに、ネバセイ抜擢があった107期の奈央麗斗…。はい、相変わらず節操なく若手をぽこぽこ売り出し過ぎです。冒頭で書いた「宙組生え抜きが2番手に昇格出来ない問題」の本質は、若手にカードを配り過ぎてリソースが足りなくなり、育てきれずに自滅することであり、恐ろしいのは今なおその歴史が繰り返されようとしていることです。とりあえず今は「大路りせを売り出そう」という雰囲気になっていますけど、うーん、果たして押し切れるのだろうか？という感じ。
ま、芹香新体制で想像以上にフレッシュになったことですし、たぶん桜木体制まで見越して色々動くでしょうから、若手陣も切磋琢磨しながら一人でも多くの「トップ候補生」が生まれることに期待したいですね。
以上、久しぶりの人事考察シリーズでした。お粗末様でした。
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コメント
いつも楽しく読ませてもらっています。
宙の若手売り出しすぎ問題、一から十まで同意です。
スター量産は組ファンにとっては楽しいけれど他組でも良いので全員ちゃんと上げてほしいものですね。
ただ宙もこの別箱で上げる子上げない子別格系の線引きをした様に見えます。
多くは語りませんが。
とりあえずPAGADスカファンの本公演と新公配役に注目しています。
どうしても、ここしばらく気になっていることをお話したくて失礼します。
芹香さんが綺麗に去る選択をしそう、とのことですが、さくらちゃんへの態度を見ていると、あまり自分がどう見えるかを考えられていないように思えてしまいます。
ExcaliburはNOSも千秋楽挨拶も、さくらちゃんに触れることはなく、千秋楽挨拶では目を向けることもせず。就任に合わせて放送されたスカステの特番では、さくらちゃんに対して、経験がない・自分で頑張らなきゃいけない、という発言。
特に宙組は真風さんからまどかちゃんへのパワハラ疑惑が報じられていましたし、Capricciosa!のデュエダンの件も思い出され、もっと上手く立ち回った方が良いのでは…？と思ってしまいます。
確かにさくらちゃんの経験が浅いのはその通りですが、いまの芹香さんを見ていると、嘘がつけないタイプではありそうですが、決して頭が良いわけではなさそうな。結果として4,5作退団になったとしても、「綺麗に去る選択」を自らするタイプにはあまり思えません。
長々と失礼致しました。
新生宙組が心穏やかに観れる日を願っています。
承認制ということなので、非公開にしてくださっても大丈夫です。
単純に疑問なんですけど、スカステ番組での春乃さんとのやり取りにおける、経験がない・自分で頑張らなきゃいけない発言って何か問題あるんですかね？たぶん貴殿は舞空さんに対する礼さんの態度も冷たいって思うタイプの方でしょう？
ま、芹香さんが嘘がつけないタイプなのは何となく分かるんですけどね…。2番手長期時代は明らかに覇気がない時とかありましたし。ただ4作で去らせるのは彼女の判断という意味ではなく、劇団がそうプロデュースさせるという意味なので、そのあたりどう折り合いをつけるのかは見ものかなと思います。
蒼汰さん
わたしのひとりごとを押し付けてしまったコメントに対して返信をいただけるとは思っていなかったので、まずはお礼を言われてください。
ありがとうございます。
そして蒼汰さんの疑問についてですが、発言自体が問題とまでは思っていませんが、パワハラ疑惑を助長させるように感じてしまい、例えば「その分、自分が助けていきます。」のような発言がさくらちゃんと2人で話している時にあれば、また違った印象になるのにな、と感じたまでです。
また返信を拝読して、礼さんから舞空さんに対しての発言も内容的には近いのに、冷たいと思ったことが全くないことに気付かされました。
その理由を考えると、舞空さんは礼さんの発言を好意的に捉えている返しをしているのに対して、今のさくらちゃんは上手く返答をすることが出来ず「一方的に言われている」感が出てしまっているのかなと思い、一概に芹香さんだけの問題とは言えないと考え直しました。失礼しました。
任期についても、劇団のプロデュース、ということであれば納得です。
年明けに重なった報道を忘れさせてくれて、ただ純粋に舞台を楽しませてくれることを新生宙組に勝手に期待していたので、色々と気になってしまった故のコメントを読んでいただいた上に、返信まで本当にありがとうございます。
キャラ立ちできないスターは全部さっさと宙から出してあげればいいのにと思っていました。宙はキャラ立ちさせるのが巧い組長を置くべきだと思うのですが…
桜木みなともなかなか垢抜けず、ぬるま湯感があって、さっさと輸出してくれと思っていたのですが、徐々に垢抜けて歌も良くなってきたと思ったら、姿月あさとからプライベートで歌のレッスンを受けていると話していたので、宙で天下を取る覚悟はできてるのだと思い、応援することにしました。
私は「大逆転裁判」を東西合わせて15回ほど見ましたが、鷹翔さんはとにかく凄すぎました。鷹翔さんはイケてるシャーロックホームズ役でとにかくビジュアルも綺麗でした。そのうえ歌も凄く上手く、芝居も出番が多くて鷹翔さんのオーラは圧倒的に感じました。宙Pはバウ主演を経て鷹翔さんを本気であげてる気満々だったので、それだけの逸材を手放すということはないと思います。長文失礼いたしました。
追伸:「夢現の先に」は本当に名作で、鷹翔さん、山吹さん、亜音さん、大路さん、泉堂さんの魅力が詰まっているので是非スカステで見てみてください。
こんにちは！最近どんどん垢抜けられている鷹翔さん、組替えしたらさらに化けそうですね〜宙組ファンとしては寂しいですが、学年的にも花組に異動するとすっぽり収まっていいですね〜
ただ桜木さんが宙組トップになられたら２番手はどなたになるんでしょうか？桜木さんが順当にトップになった場合、２番手がそのまま瑠風さんというのも順当すぎる気がします笑笑
いずれにせよ、これからの宙組が楽しみですね！！
いつも楽しく、拝見しております。
本当に、綺麗に収まった番手表ですね、大々納得です。
瑠風&鷹翔コンビを長年見せてもらっていた感があり、淋しいような気もしますが…。花組で席を空けていた、とも思えますね。組替え、大賛成です！
そして、桜木さんの大羽根も期待しています。
そしてそして、新生宙組大劇場御披露目公演、楽しみです！
明日のチケット先着、気合いをいれて挑みまーす。
こんばんは。
桜木さんは実力面ではトップになることに心配はないのですが、スカステ特番を見て、失礼ながら桜木さんのビジュアルがかなり厳しくなってきていると感じました。芹香さんは3作か4作だとは思っていますが、できるだけ早くトップになってほしいなあと思います。その延長で、110周年の会見を見て全体的に「疲れているなあ」（婉曲表現）という印象だったので、極美さんとか今すぐトップにならないかななんてバカなことを考えたり。
また、宙組の記事で恐縮ですが、彩風ファンとして一本物退団は避けてほしいですが7作は長いです。雪組の記事のコメント欄にもありましたが冗長な印象になります。でも7作っぽい雰囲気でうーん…。7作になるせめてものメリットは朝美さんが夢白さんではないまだ見ぬ娘役を迎えることになるかともいますが、朝美さんファン的にはどうなんでしょうね。
110周年人事予想、楽しく読ませていただきました。スター一人一人を語っている記事が好きなので、もう1カ月以上前みたいですが、トップ娘役シリーズが更新されることを心待ちにしています。
蒼汰さんの｢雪組組替え論｣覚えています。その方が人気も上がるのではとも書かれていたと思います。
でもそうなったらずんちゃんは退団を選んでしまうのではないかと不安でした。
振り返ると博多座｢王家に捧ぐ─｣でウバルドをやらせた頃には、愛月ひかるの立場が怪しくなってたのではないでしょうか。
愛月諦めるかわりに桜木で。博多座で試したように思えます。
ポコポコ路線を作る組ですけど、桜木で行くと決めたらブレません。
和希そらの方が人気が出れば外に出し、留依蒔世は残酷なくらい出番を押さえて別格に行かせました。
とにかく誰か降って来る隙を作らないように宙Pさんは頑張ってきたと思います。
スルスルと苦もなく上がってしまうより、どうなるのか気を揉ませるやり方で返って良かったのかも知れません。桜木さんもさらに努力を重ねて来たでしょうし、ファンも一層応援します。
宙組は路線過多でどうする？という感じですけど、桜木さんの例を見ても誰かに絞って来ますよ。
私も鷹翔さんと確信してます。
｢大逆転裁判｣は配信視聴のみですけど、それでも鷹翔さんの輝き方がすごいのはわかりました。
バウ主演を経験して自信がついたのか、｢カジロワ｣でも存在感ぐっと増してました。
外様を挟むか組替えかわからないですけど、桜木さんの後は鷹翔さんでしょうね。
今の宙組にファンが求めているのは、高い歌唱力を活かした舞台でしょう。絶対本公演で海外ミュージカルをやるでしょうから、せっかくの歌えるトリデンテを崩すことはしないと思います。
キキさくコンビの任期は分かりませが、ここまで育てた生え抜きが時間切れになったり、ハログバになる程長くはやらない、と信じたいです。
キキさくコンビは好きですよ。念の為。
花と宙ファンです。蒼太さんと同じく、1年半ほど前からヅカ友たちと〈鷹翔さん、花組だと人事的にぴったり説〉を唱えてきた1人です。
花組は聖乃さんの下には希波さんがいますが、路線としてはちょっと弱さを感じていて。永久輝体制になったとき、聖乃さんの下に鷹翔さんが入ると、5組の強さのバランスがちょうどよくなるなぁと思っていました。やはり万博アンバサダーに選ばなかった時点で劇団はそのつもりだったのかと？レビュー本でも花組だけ４番手を空けていますし、いよいよ組替えでしょうか。
ただ、個人的な思いとしては、組としては宙が一番好きなので、鷹翔さんが抜けるのはかなり辛いです。私も『大逆転裁判』を東西で10回以上観て、改めて鷹翔さんはどんな役をさせても本当に上手い方だと感じました。ハイローの村山、夢現の僕、カジロワのイリヤ、大逆裁のシャーロック…。全く毛色が違う役なのに、どれもハマり役になってしまう。歌も上手いし、スタイルもビジュアルも良くて、私もすごく期待している大好きなスターさんです。なので宙組で上がってほしい！
願望としては、鷹翔さんは宙組のままで、瑠風さんが月組、礼華さんが花組というのもきれいな形かも？なんて妄想しています。鷹翔さんが花組に行くのが一番スムーズなのですが…。
コロナ前と後でスケジュール変更されているのは確実。真風も公言してましたし、中で色々あった（というか現在進行形）のでしょう。なので、コロナ前に劇団が決めた事が今現在も有効かどうかはまったくわかりません。
劇団との話し合いの結果、続けるつもりだったが辞める決断をした人もいれば、逆に想定外に長く続ける事になった人もいるわけで。なんかベテランがバタバタやめてったり。本人が見切りをつけたのか劇団が見切りをつけたのかはわかりませんが…。
特に2番手羽根は昨今非常に曖昧なものになっているように感じます。以前は（基本的に）2番手羽根＝そのうちトップ就任、と考えて良かった…んですよね？
今はもう
・2番手羽根を背負えない
・背負った後スムーズにトップ就任
・背負った後専科
・背負った後退団
・背負ったが待たされまくってやっとトップ
とパターンが多く…。
まあ永久輝と暁はいいとしても。
鳳月、朝美、桜木あたりの動向はいつなんどき何が起きてもおかしくないと思います。
憶測ですが芹香、ただでさえ待たされてるのにコロナで更に待たされたのは、相当キツかったんじゃないかなと。それこそどこかで迷ってもおかしくないほどに。
スカイステージで芹香さんの「はじまりの時」を見て、トップが決まった時の「２番手羽根を背負わせていただいてから次はあそこしかないと思って頑張ってきたので嬉しかった」との感想に意外な感じを持ちました。
トップになった方は安蘭けいさんのように「トップになりたかった」と明言されるタイプと本心かどうかはともかく「トップになれると思っていなかった」と言われるタイプと大きくわけて2つと思いますが、彼女はずっと待ったからまさか２番目とは言えず、「大羽根を背負って最後に降りるのを夢見ていた」でもなさそうなので、これは前理事長の発言のせいかなあと。忖度とか身贔屓と言われるのを本人が一番気にしていたのかと。実際カリスタの海～で２番手になったときは一般ファンの私はびっくりしましたし、その後は名ばかり２番手で気の毒でした。宙組に異動してのびのび楽しそうに見えましたが、この組替え時に２番手で終われないと改めて決めたのかなと、またそのこだわりで待てたのかと思いますが、同時に偉いさんのひとことでここまでと気の毒にも思いました。妄想が過ぎますかしら。芸の鍛錬に身を削っている人達に一般人が失礼が過ぎますね。決まった彼女ができてなんだか可愛くなってｗ次の公演が楽しみです。
それで次に待たされる桜木さんですが、彼女自身に宙組初の生え抜きトップという称号にこだわりがあるのでしょうか。もしそうでないとしたらこれも気の毒です。研１２や１３ではないですから。９５期の全組制覇なんて考えなければ今頃は他組の次期トップ決定でしょうに。なぜ男性経営者はかくもあれが何周年これが何周年とか〇〇揃えとか数字にこだわるのでしょう。路線のジェンヌが振り回されているようなのがなんとも不憫でなりません。
宙組も2024年は特に大きな動きはないように思います。芹香さんと春乃さんは添い遂げるように見えますが、春乃さんがこのタイミングで池銀ガールに就任したことで、短期という線はなく、通常任期5-6作になるというのが自然のように思います。
問題はその後でしょうか。仮に芹香さんのコンビが5作とすると、退団時期は2026年1作目(23①24②25③④26⑤を想定しています）で次期トップ就任時期は2026年前半。6作なら後半です。桜木さんは研18、瑠風さんは研15。この時期には他の95期トップ（礼さん、柚香さん、月城さん）は全員卒業済みでしょうから、95期揃えのシナジーも期待できない（むしろ26年段階だと逆風になっている可能性すら感じます）。
学年的には、芹香さんの代で2番手を桜木さん→瑠風さん（or100期以下の路線メンバー）で回し、後半で2番手を張ったメンバーがトップに昇格する方が自然に見えますし、真風さん、芹香さん、桜木さんと路線にいて、コロナ禍によるスケジュールの変更があってもなお真風さんが9作トップを務めて芹香さんに引き継いだという事象もそれを後押ししています。
劇団はこれと決めた人は絶対にトップにするでしょうから、そうと決めたら前節のような不自然さがあっても桜木さんはトップになるでしょう。しかし、その場合は宙組の人事の回し方はどうなんだろう、という印象を持ちそうです。
いつも楽しみに拝読しております。
個人的にはまだ鷹翔さんトップを諦めていないので、聖乃さんの下だと1学年差でほぼ無理になってしまうかと思うので悩ましいです……。とはいえ宙組の路線渋滞もなんとかしなくてはまた共倒れになるのが見えますし、やや全組的に(特に娘役が)停滞気味な印象なので、近々大規模な組替えがあるのか、あるとしたら誰なのかは気になりますね。
宙組の若手男役の人事どうなるんでしょうね。
102期はすでに娘役が3人トップに、天飛と彩海がトップ候補として育成されてますからね…。風色はどうなるんでしょうか。
鷹翔の組替えについては、あり得ると思いつつも、月組の風間、礼華、彩海と1期違いで続くところも気になってます。礼華が異動になる？と思ったり。ただ、あのヴィジュアル月組にはいてほしいとは思います。燻銀系の芸風が続くんですよね、月組。それが組カラーなのかもしれませんが。
泉堂成、真白悠希には、一度真ん中に立ってみた姿を見てみたいですね。泉堂成は色気のある立ち姿ですが、線の細さがネックです。瀬央ゆりあに似た感覚です。真白は言わずもがな…超実力派。2人が真ん中に立つだけの華やかさがあるのかどうか…見てみたいですね。
こんばんは
あらためて真風さん長かったというか、芹香さん待ちに待ったなぁという感じです。春乃さんの池銀ガール、まさに松田聖子というか、あまちゃんで有村架純演じた若き日のキョンキョンそのものに見えてしまいました。
トップ就任の高学年&高齢化が気になります。来年は110周年イベントで大劇場公演8つになるなら宙組は1公演のみとなり、芹香さん4作だとしても、次期桜木さん就任は研17で、桜木さん4作でも次期瑠風さん？就任研17となり、学年と実年齢はそれぞれでも、タカラジェンヌとしての旬や退団後を考えてもどうなの？と思います。
110周年人事、五組の考察が出揃いましたね。
毎度興味深く拝読しております(感謝)。
少々出遅れましたが参戦すべく馳せ参じました。
確かに一覧表で見ると鷹翔の花組は綺麗に収まりますね。
とは言え私的に懐疑的です。
停滞の要因は宙組の悪しき慣習もさることながら、アンバサ面子の固定も大きな理由の筈。
言い換えればアンバサ面子は役目を終えれば必ずシャッフル異動の対象であり、そこを踏まえてでないと鷹翔の進退も読めないと思うからです。異動は間違いないとは思うのですけどね(^_^;)
「コロナ前の110周年計画は95期トップ横並びだった説」を捨て切れない私としては、95期の五組制覇に舵を切ったのかも疑問で、”保険”の専科二人をトップに据える算段をつけるのでは!？という意識も芽生えてきました。
前者であれば芹香は短期で勇退、後者であれば通常任期かなと。
池銀イメガ嫁持ちですが前者後者どっちであろうと良くも悪くも問題なさそうですしね(^_^;)
春乃の池銀短期の可能性もトップ就任の娘役を起用した時点で当の池銀側は折り込み済みでしょう。
短期だと看板などの更新などコスパは悪いもですが、確実にトップ娘役の称号をイメガに得られるコスパ!？は良い訳で、企業がどこに重きを置くかってだけですしね。
そして、悲願の宙生え抜きトップ輩出のシナリオだけは確定的に見えます。
個人的には桜木の容貌の衰え云々よりも、彼女のトークから感じる浅慮さに、トップとしての資質を心配していたクチです(^_^;)
なので、学年を重ねてその部分がかなり修正されてきつつあるので高齢就任になるのは結果的に良かったのではないかとも思ったり。
ともあれ、ようやく芹香がトップになり長年の重きタスクが一つ減りました。
次に劇団の抱えるタスクの優先順位は、宙生え抜きトップ輩出と95期五組(制覇or横並び)で、それが減ってからいよいよVISAガールのトップ就任てとこでしょうか。
あまり御VISA様お待たせ出来ないと界隈で言われてはいますが、VISA側としてもイメガ変更に伴う経費を削減したいのではと勝手に邪推しておりまして、こう言っては何ですが一般的に世間に知られているイメガな訳じゃなし、確実にトップにさえなってくれれば任期が延びるのは寧ろ有難いのではないですかね。
色々脱線気味に述べましたが、そういった諸々を加味すると、鷹翔が異動するとされる頃には、今とは状況が路線スターの卒業有無も含めて変わっていそうです。
誰が卒業していそうかだなんて、ここで述べるのは避けますが、一覧表に名前の挙がっている方々の中では
トップを除いて三名程思い浮かべています。
ちなみに、異動するのは聖乃、風間、極美、鷹翔、亜音あたりが濃厚かと考えます。
95期祭りの為に安定という名の停滞を続けてきましたが、運営としてもそろそろ大がかりな風穴のようなお祭り!？をぶっ込む必要がありますしね。
人事ゲーム予想としては、今後かなり滾る展開になりそうで楽しみです。