冷たいライトファンのつぶやき

 

落ち着きを見せているような見せていないような気がする、

今回の大きな大きな事件。

いまだファンは動揺する一方で、一般人の目に晒されることになりました。

 

今日は自分の感情を整理する意味での本来の「ブログ」の在り方として、

現在の個人的な思いを綴っていきます。

 

木場理事長のメッセージを読んで

 

まず、木場理事長からメッセージが寄せられました。

 

 

個人的には、ひとまず納得しました。

というか、第一報の内容があまりに稚拙過ぎましたよね…。一部報道に対して哀悼の意を表しているような内容になっていたし、なんだか社会人1年目の子が「社員 自殺 発表 ビジネス文書」と検索して出てきた文書を適当に混ぜたような感じで、よくこれで稟議が通ったなとぶっちゃけドン引きしてましたけど、今回はちゃんとプロにより推敲された文書だなと思いました。ま、最初からこのレベルの文書を上げてくれって話ではありますが…。

内容(名前など)について詳細に書かないのも、遺族に対する配慮と思えば当然だし、宙組延期も仕方なしですよね。危機対応に対する初動はまずまずといったところですが、問題はここから。96期問題も、何が一番ヤバかったかって苛めがあったことではなく、それを劇団側が自己正当化したことですから、木場理事長には同じ轍を踏まないよう、きちんと舵取りをしてもらいたいところです。

 

冷たいライトファンのつぶやき

 

ここからは個人的な呟きですが…今回の一件で、私は自分が心底冷たいライトファンであることを改めて自覚しました。「ブログが書けないほど悲しい」とか、「彼女を思うと胸が苦しくなる」とか、そういう共感性がまるでないし、「木場理事長はよ辞めろ!!」とか、劇団の後手対応に対して烈火のごとく怒るエネルギーも湧かない。ただ起きた出来事に対して、「可哀想だな」とか「大変そうだな」と、心の奥底に湧き出すくらいです。だから現時点では、これからも宝塚をひっそりライトに応援…というか、観察していくつもりです。ですが、苦しい思いをしたり、逆に怒りを覚えたり、そういう感情を抱くファンが大多数居ることも当然だと思います。それ程までに今回の事件は、非常に大きな出来事でしたから。

もしこのブログを読んでる貴方が、前者の「自分を責める」タイプであれば、気の向くままに宝塚やSNSから少し距離を置いた方が良いと思います。辛い思いをしてまで趣味に付き合う必要はありません。適切な距離を保ちながら、いつかまた思い出すころに帰ってくれば良いのです。ただ、逆に後者の「他人を責める」タイプの方は…どうなんでしょう、私は凄く不思議です。何に対してそんなに怒っているのか、自分で自分のその感情を制御出来ているのか、その怒りの果ての終着点は何なのか。何も分からないまま怒り狂っているならば、それこそまさに「ヒステリー」としか言いようがないと思います。

例えば、亡くなってしまった劇団員の、そのきっかけとなった本当の理由なんて誰も分かりませんし、明かされる必要もないと思います。そして劇団の対応も、そりゃ褒められたものはありませんが、だからといって他に何か方法があったのかと聞かれたら、私には現実的な提案が思い浮かびません(しいて言うなら、もう少し早く人事を動かした方が良かったことくらい?)。噂の渦中の人物が全員劇団内に居る以上、週刊誌を訴訟し返すことも出来ないし、カウンセラーの配置とか…ごめんなさい意味が有るんですか?って感じです。

某週刊誌に対してキレ散らかす気持ちは分かりますが、例えば木場理事長に辞任を求めるとか、週刊誌に名前が挙がっていた人物に対して裁きを求めるのは、(関係者が願うのならまだしも)赤の他人である一般人が強く強く強く求めるのは、違うんじゃないかと思うし、負のエネルギーに引っ張られ過ぎて、自分を見失うのではないかと心配になります。いや、余計なお世話だって話でしょうけれど、少し冷静になって頂きたいものです。

 

神聖な聖域がゆえの

 

ただ、宝塚歌劇団の何が問題…というか難しい点を一つ挙げるとすれば、それは「学校」と「就職先」と「プライベート」が、全て一体となっている点だと思います。例えば一般人が学校で何か人生の躓きがあったとしても、少なくとも3年我慢すれば環境は勝手に変わる。同じく、就職先が超絶ブラックでも、とっとと転職すれば良い。だけど宝塚歌劇団は、思春期の頃に音楽学校に入学し、その上下関係が構築された状態で自動的に就職。辞めたくても、同じような舞台役者はタカラジェンヌとは似て非なるもので、男役、女役でいるには宝塚歌劇団に在籍するしかない。しかも、プライベートはその価値観に拘束され、レッスンや装飾品作りの日々…。これじゃあまるで、籠の中の鳥です。そりゃ価値観も歪むし、人間関係が軋むのも当然でしょう。もちろんそれを良しとするつもりはありませんが、世界に戦争が無くならないのと同様、人間関係の軋轢はなくならないのです。私は友人から「人間関係で悩んでいる」と言われたら「環境を変えたら?」と軽く言いますが、たぶんタカラジェンヌには言えないでしょう。それが問題の本質であり、逆に宝塚が神聖な領域である証明でもあります。

だから、じゃあ何をどうすれば解決出来るのかと聞かれたら、現時点で私は答えを見つけることが出来ません。セクハラ・パワハラに向き合い、丁寧に聞き取りを行い、適切に人事を図るといった、「在団しているタカラジェンヌを大切にして欲しい」というおおざっぱな絵空事しか願えないのです。だから空しいし、同じように、ある人は嘆き悲しみ、ある人は怒れるのかもしれません。

…ってすいません、だいぶポエミーになってしまいましたが、やはり宝塚ファンの端くれとして、夢見る女性が自ら命を絶ったことは、本当に残念です。やりきれないことではありますが、これをきっかけに宝塚歌劇団はただのミュージカル集団ではなく、人様の人生を丸ごと預かっている企業としての自覚を改めて持ち、再発防止に向け少しでも良い方向に変わって欲しいと切に願います。

 

今はただ、安らかに

 

最後に、名前を伏せたまま書き続けている彼女ですが…。本公演で見つける機会はあまりありませんでしたが、例えば『Xcalibur』では序盤に修道女の役としてナンバーを貰い目立っていて、これからが期待された若手の一人だったことでしょう。堂々とした歌いっぷりで、個人的には気になる娘役として今後が楽しみでした。また、群衆で踊っていても目立つ華やかな顔立ち、明るいオーラは彼女の持ち味であり、学年があがればもっと前に出て踊れただろうにな…と思うと、残念でなりません。

今はただ、安らかに。改めてご冥福を祈るとともに、ご遺族とファンの方が、そして宝塚関係者が、静かに心落ち着く日が来ることを願っています。

次からは通常更新に戻る予定です。

 

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コメント

  1. いの より:

    私も第一報の書き方に悪い意味で驚きました。
    誰か添削しなかったんでしょうかね。
    非常事態とは言えども、厳しい言葉になりますが、お粗末なコメントを出してしまった部分は残念でした。
    これから先、劇団がこの事態にどのように向き合っていくのか非常に気になります。

  2. 桜井 より:

    いつも興味深く拝読しております。

    本当に衝撃的な出来事でしたが、私も冷たいファンのひとりとして、とうとう出てしまったのか、と真っ先に感じてしまいました。詳細を知るとどんどん違う感情も出てきましたが、そもそも劇団のロールモデル自体がいつ思い詰めてしまっても仕方の無い環境だったと思います。

    若くして芸の道に進み、社会に出ることなくひたすら芸を磨く。週刊誌の報道があったからといって、もし休演すればポジションを下げられる。こんな状況でしんどいなら辞めればいい、といってすんなり辞めることは、今までの自分の人生を否定することにも繋がるのではないでしょうか。私自身、亡くなられた方と年も近いため、もし彼女と同じ立場なら辞める決断の方が続けることより勇気がいると感じます。蒼汰さんがおっしゃるように、すべてが劇団内で完結している世界ですし、彼女の場合は姉妹も現役の団員なのでなおさら。

    けれど1番ショックなのは、金曜の舞台では客席降りでも笑顔を向けてくれた彼女が、次の日には旅立ってしまったこと。いち観客の目にはそんな兆候まったく見えませんでした。私だけじゃなく、初日を観劇した観客全員そうだと思います。

    タカラジェンヌである自分に誇りを持っていたからこそ、悩んでいる姿は決して板の上には出さず、何があってもタカラジェンヌとして舞台に立ち続けていた彼女がこの決断を選んだことがただただ悲しい。心よりご冥福をお祈りします。

  3. 五條 より:

    清く正しく美しく
    これで金取っている以上、裏切られた!と感じる人も多いことでしょう。そら怒る人はいると思いますよ。無料なら(それでも怒る人は結構いますが、ただで怒っている人は理解できませんw)ああそうなのねで離れられますが、金も時間も使わせてこれやられちゃあ。しかも回避策あったんじゃね?という。

    あのような報道がされた場合、すぐに当事者同士を離すべきでした。事実の有無に関わらず、絶対に上手くいくわけがない。確実にギスります。当事者同士だけではなくファンも。どちらも、すぐに宙組から出さなければ。間髪入れず、即座に。
    被害者は本来出る必要ないんですが、取り巻きジェンヌとファンから攻撃されますので、出ざるを得ません。というか、加害者とされるジェンヌ(以下A)のほうが明らかに立場が上。被害者側は超絶不利です。被害者だけでもすぐに逃さなければ。
    ファンからの攻撃がヤバイです。まー手紙やら入出待ちで直接攻撃されるみたいですね。太めのジェンヌとか「いつ痩せるんですかークスクス」とか声かけられるみたいで…。手紙で他ジェンヌのファンからすげえの来るって言ってたのは誰だったか…某元トップ娘役だったかな…。

    しかも今回Aだけ外に出て被害者は残る…それ被害者針の筵では?確実に、お前のせいで出る羽目になった、お前のせいでトップになれなかった等攻める奴が内外いるんじゃねえの?という。というか、私がAのファンなり取り巻きなら言っちゃうかもしれませんね。なにせ公式発表が事実無根、なのですから。劇団がそれ言っちゃったら、被害者側は攻撃されるがママですよ。劇団はAにつくって事ですもん。しかもリークは被害者側の親族やでーって雑誌が書いちゃってるという。詰んでますね。宙組での被害者の立場は相当厳しい。

    劇団は事実無根(実際どうだか知りませんが)としたので動かせない?いや、それでも動かすべきでした。理由なんて、報道は事実無根だが報道のせいで組内ギスってる、でもなんでもよろしい。そこは適当でいいのです。
    結果がこれです。
    宝塚史上最悪の事態に、宙組はどう動くのでしょうか。月組はとばっちりですね…。事実はどうあれ、本来関係ないのにあれがあれする(意味深)のはキツいですよ…。

  4. にゃんこ より:

    いつも楽しみに拝読しております。
    全くもって同感です。私もライトファンなのですね。
    真実がわからない以上、外野が誰のせいだ、何のせいだ、とわめくこと‥それにより万が一同じような出来事が起きてしまったら、という想像力は働かないのかと、そこに憤りを感じます。
    宝塚歌劇団だけでなく、芸能の世界では特にそういったことが起きてきたことを私たちは知っているはずなのに。
    学ばなければならないのは私たちなのに。
    ただただ安らかに、としか言えません。

  5. あんがす より:

    まだ理由もわからないのに勝手に原因を決めつけて、ご遺族がいることも忘れて自分勝手な正義感で原因らしき誰かを叩く。
    つい最近の某芸能人の事件でも、世間的に見えていた大きな原因で騒ぎになりましたが、本当は世間的には見えなかった別の小さな原因だったのではないかとわかり、騒いでいた人たちが逆に叩かれることもありました。

    現時点で亡くなった理由はわかりませんが、在団中の生徒に事件が起きたのは事実。110周年よりも時間をかけてじっくり向き合わないと111年以降の宝塚はないと思います。

  6. orange芋 より:

    こうなってしまって宝塚に興味のない人にまで詮索されるようになってしまった以上、渦中の方はもうこれ以上、上がれないでしょうね。
    上がれば好奇の目に曝され、あることないこと蒸し返されるのは必至。
    劇団側も分かってると思うのですが、これで上がることがあれば「デマなんですよ」という態度をつき通すつもりでしょうか。

    どっちに転んでも良くない状況ですね。

  7. ゆうまま より:

    こんにちは、いつも興味深く拝読しております。

    今回少し思ったのが…
    身近な人が突然亡くなったことがあるのか、身近な若い人が自死を選んだことがあるのか、大きな会社に勤めたことがあるのか、人を束ねる立場になったことがあるのか、企業の外に発信する役目をおったことがあるのか…いろいろと経験の差によって反応が違ってるんだろうなと感じてしまいました。
    こういうことを客観的に考えてる時点で私も冷たい人間だとは思うんですが。

    私も、個人的には納得しました。

    故人のご冥福と、ご親族の方関係者の方、蒼汰さんのいう前者のファンの方、全ての方のお心が少しでも穏やかになりますよう(理事長だって間違いなく関係者の1人、心のある1人の人間です)お祈りしています。

    次回からの蒼汰さんの通常更新、楽しみにしております。

  8. あず より:

    蒼汰さんが冷たいだなんて全然思いません。
    冷静に劇団の対応について考える事は劇団の為を想っての事だと分かりますし、劇団への愛情があるから出来る事だと思います。
    私はただただショックでSNSや他のブログ等は見れなくなってしまいましたが、手元に花組のチケットがあるし全てを忘れてなかった事には出来ないし、ここなら大丈夫なんじゃないかと思って見に来ました。
    ブログ記事自体もコメントも、感情的な方がいなくてほっとしましたよ。
    理事長始め運営側の皆様も初めての事態で大変だと思いますし、ああしろこうしろと文句ばかり言うのではなく今だけは時間をあげてほしいなと思います。

    • あず より:

      と書いて早々、手持ちのチケットも無に帰してしまいました……泣
      しばらくこの話題から離れて、おいしいものでも食べてゆっくりしろという事なのかもしれないですね。
      大好きなジェンヌさんたちが大変な時に私は宝塚を見捨てて他の事を楽しもうなんて、と少し考えてしましたが、1人のファンが何していようがジェンヌさん達には直接関係ないですし、実にくだらない考えでした。こんな時こそ、冷静になれるようになりたいですね。自戒です。

  9. ぽんすけ より:

    この件を知った時は頭に血がのぼってしまっていたので、蒼汰さんの冷静な記事・ここのコメント欄のおかげで少し落ち着けました。ありがとうございます。

    10月下旬に宙組公演のチケットが取れているのですが、もし公演が再開されたとしてどういう気持ちで見れば良いんだろうと複雑です。
    組子の方々は私のような一ファンよりもずっとずっと深く悲しんでいるはずで、そんな中でも「やろう」と前を向かれたなら見届けたいという気持ちと。私は週刊誌報道に影響を受けてしまった人間なので、もしかすると”加害者”かもしれない人々(あえて個人に限定しません)が出演しているのならば、素直な心で楽しむことはできないな、という気持ちが相反しています。
    公演再開が長引く事としてもそれは当たり前のことで、私としてはむしろ出来る限り休ませてあげて欲しい派です。

    私事ではありますが、私には自死を試みた家族がいて、命は助かったものの未だに意識が戻らないままです。
    「ああすればよかった」「こうすればよかった」なんて、ファンに言われなくても彼女に関わりがあった全員が思っているだろうと、身に沁みてわかります。
    企業としての責任は当然あって劇団にはきちんと対応してほしいと願ってはいますが、どうするべきかは自分が口出しすることではないなと改めて思いました。

  10. きよ より:

    こんにちは!
    いつも拝読しております、宙組ファンです。

    私も同じく冷たい人間です笑…夫婦で仲良く宝塚を見ていますが、今回の件でどなかかが仰ったように「身分」が異なると見方や捉え方も全く違うことに改めて気づきました。私も夫も「残念やもったいない」という気持ちはあるものの、蒼汰さんと同じように誰かがどうとは思いません。大きな組織ゆえに理事長コメントでさえ広報が書いたと思っています。食事が喉を通らない、花組も舞踊会も止めるべき、喪服、辞任すべき、公表すべき、文春潰れろ、とか正直うーん???と思ってしまいます。

    もちろん感じ方は人それぞれなので、そういった方はSNSを少し離れたほうがいいと思います。亡きジェンヌさんの冥福をお祈りすると同時に、蒼汰さんのブログ更新はぜひ引き継ぎお願いいたします。桜木さんのファンなので、二番手羽やいつもの序列更新などの考察も楽しみです。

  11. みさ より:

    思わず読んで拍手してしまいました。『96期問題も何が一番ヤバかったかって・・劇団側が自己正当化したこと。』その通りです!!!贔屓が退団する時、宝塚観劇をやめる時と思い続けて、2年前に退団した時から観ていません。亡くなったとされている生徒さんの可愛らしい笑顔は、すぐ思い浮かびました。とても悲しいです。

  12. あいこ より:

    初めまして。真風トップお披露目より欠かさず宙組を観劇しているファンです。真風ファンというより組のファンです。芹香さんのお披露目もとても楽しみにしておりましたが、急な訃報にとても残念な気持ちになり、なんというか一気に気持ちが冷めてしまいました。
    劇団に対する怒りも無いですし、悲しすぎて心が苦しいというようなこともありません。
    亡くなられた方に対してはとても可哀想で残念で、何とかならなかったのかと思う気持ちはあります。

    宝塚は夢を見に行く場所です。夢を頂いておりました。
    この6年間、亡くなられた方は一体どのような気持ちで舞台に立たれていたのでしょう。私が夢を頂いていた場所が亡くなられた方にとって辛い環境だったのでしょうか。
    そう考えるとこれまでと変わらない気持ちで舞台を見に行くことは出来ないです。

    もちろん残された組子の方々は私以上に悲しんでいると思います。これからも応援はしていきます。

    これから私たちがどのように劇団と関わっていくのか。それは各個人で決めていく事だと思います。私自身は一歩引いたところから見守っていきたいと思っております。

    蒼太さんのブログ、いつも楽しみにしております。これからも応援させて頂きます。

  13. 夏みかん より:

    今もまだ、東京宝塚劇場の付近で呆然としています。
    11時半に劇場入口を見たとき、ガラスに幕が下りていて中が見えず嫌な予感がしましたが、中止の発表は開場時間の直前でした。内部の混乱は重々わかりますが、なぜ昨日のうちに決断できなかったのでしょう。
    ファンだって上演を心配しながら集まって来たし、開演時間が近づく中で花組の皆さんがどれほど苦しんだかと思うと悲しくなります。
    劇団さん、本当に生徒さんを大切にしてください。と、上層部に伝えてくださいとスタッフさんにお願いしてきました。

  14. おさかな より:

    蒼汰さん

    冷静なブログ、ありがとうございます。読んでいて私も落ち着かせて頂きました。起きた事象は勿論、目に入るブログやSNSのコメントが辛くて……。

    暫くは劇団が人事どころじゃくなるかもしれませんが、通常更新も待ってます。

  15. はる より:

    複雑な気持ちで拝読しました。

    何に重きを置くかですよね。
    私は、誰それが仲良しとか、寮が一緒だったというような情報はあまり興味がないのですが、そうした関係性をひっくるめ、「成長物語を見守る」という楽しみ方をしていたファンにとっては、おとめに写真が掲載された時から愛でていた娘や孫のような感覚なのでしょうね。
    もちろん、そういう楽しみ方をしていないからといって、深いファンとは言えないなーなんて思いませんが。

    ひとつ感じたのですが、本文にもコメント欄にも、亡くなった方を特定してのお悔やみの言葉が結構見受けられるのですが、それは止めた方がいいのではないでしょうか。
    当日の舞台や休演情報などからわかることもありますが、今の所、公式でお名前は出ていないようです。今後出るかわかりませんけど、はっきりお名前が出た時に「あの生徒さんのここが好きだった」と言う方がいいのではないでしょうか。人事や演目については、ファンそれぞれの希望や想像で語るのも大きな楽しみだと思いますが、今回は人が亡くなっている事件なので、公式に不確かにされている部分を「この人のことだ」と判断して話すのは良くないように思いました。

    人様のブログに勝手な口出しをしました。失礼しました。
    非承認でも結構です。
    通常回、これから年末に向けて忙しいですね。ご自愛下さい。

  16. たんごろう より:

    ルネサンス蒼汰さま

    蒼汰さんは冷たいのではなくて、
    理知的なんです。

    だからこそ蒼汰さんの文章には読み応えも説得力もあるのだなぁと感じています。

    今回の件についても
    私は理知的の対局にある頭なので、たいそうこんがらがっていました。

    でもおかげさまで少し頭(気持ち)の整理ができました。

    彼女の命が絶たれてしまったこと、そしてそれによって多くの人が傷つき苦しんでいることだけは事実です。

    どうかタカラジェンヌという人間ひとりひとりに真正面から向き合って、人としての彼女たちを大切にしていただきたい。
    今、思うのは本当にそれだけです。

  17. ちよ より:

    ただ言えるのは、もう二度と同じことが起きてほしくないということです…
    そのために劇団はできることをなんでもしてほしいし、今もそうしてくれているはずと思っています。拝金主義なら無理矢理にでも花組は公演してたと思います。
    私たちにできることは静かに待つことだけですね。

    今回驚いたのが、週刊誌を本気にする人たちって意外に多くいるんですね。真風さんが涙ながらに否定したのはなんだったのだろう…なんだか残念です

  18. おかず より:

    蒼汰さんは冷たいのではなく、冷静なんだと思います。今回の記事の内容は、本当にその通りだと思いますし、他の方のコメントにもあったように、立場が変われば考え方や受け取り方も変わりますよね。私も今回の件はとても残念でいたましい出来事だと思いました。そして、蒼汰さんのおっしゃる通りで、生徒達は大事にして欲しいですが、ヒステリックに理事長辞めろ!週刊誌バッシングは違うかな。と思ったり。後は亡くなった生徒は特定はされているだろうけど、公式で公表していないにもかかわらず、名前をあげてブログ等SNSにあげている人も、個人的にはどうかと思いました。

    乱文で失礼致しました。

  19. より:

    すっきりと言語化してくださったという思いです。
    「自分を責めるタイプ」「他人を責めるタイプ」「どちらでもないタイプ」非常にわかりやすいです。

    蒼汰さんはご自身を心底冷たいと自虐的に仰ってますが、表立ってはそう表現するしか無いだけであって、どちらでもないタイプとしてそれが誠実だと感じました。
    とは言え、「自分を責めるタイプ」「他人を責めるタイプ」に分類される方々も、冷静にご自分を見つめ直せば実のところはほとんどの方が実態はそうなのではないですかね。
    そう思うからなのか、自分や他人を責めている発言を目にするのが寧ろしんどいので自衛していますね。
    ここで語るのも詮無き事ですが実父を自死で亡くしておりますので、何と言うか。。。疑問を感じるのです。私の勝手な話で蛇足ですけど。

    劇団には、対処の仕方だけ迅速的確にしてほしいとひとまずは考えます。

    言うまでも無いことですが。。。
    何も実際に関わりがなく公演でも特段注目していなかった私ごときが言うのもおこがましくて憚られることと敢えて文字にせずにおりましたが、
    名前を伏せた彼女の御霊がどうぞ安らかであるよう、そしてご遺族・ファン・関係者の方々にとって時が優しく寄り添う日が訪れる事を切に願っております。

  20. ものぴ より:

    「渦中の人物が全員劇団内にいる以上、週刊誌を訴訟し返すことも出来ない」と、思うのはなぜですか?

    すみません、批判ではなくロジックが知りたくて。
    利害相反するからとか?
    訴訟になると証言とかで忙しくなるとかですか?
    私が世間の事情に疎い(組織であまり働いたことがない)から分からないのかもしれないです。
    聞きたい点をはっきりさせようとして、ぶっきらぼうな聞き方になって申し訳ないのですが、もし、よろしければ教えていただけますか?

    もしこのメッセージで気分を害されたら申し訳ありません。
    そんなつもりはないんです。