彩風咲奈・退団発表!!

 

雪組トップスター、彩風咲奈が退団を発表しました。

 

 

…ま、実は、今日発表されるかなと思ってました。

（から花組退団者の記事をローテとは別に出したのでした。）

 

なんでって、本来の宙組千秋楽が12/24で、25が月曜定休日、

年内に発表するなら26日しかないからです。

(和希そらのDSは差し込み案件だろうしあまり関係無さそう)

まぁ予感していたからといって、寂しいものは寂しいですねぇ。

 

彩風咲奈の退団発表に思う

 

まず最初に書いてしまうと、超予想通りでした。

…ということを言ってしまうと、

「喜んでるのか!!」と的外れな批判をされそうですが、違います。

 

先にこうやって言っておかないと、

「劇団に謀反を起こして首を切られた」だの

「汚職だらけの宝塚に愛想をつかして逃げるように辞めた」だの、

宝塚を知らない人に無茶苦茶言われそうじゃないですか。

 

ってことで改めて言います、

超順当なトップスター人生でしたね。

私は就任当初から本命6作任期とずっと言い続けてきましたけど、

まさしくその通りとなりました。

 

話題作でお披露目 → 和物 → 代表作一本物 → 味変 → 思い出再演系 → 退団公演with野口君

という予想も、ほぼその通りでしたでしたけど、

唯一外れたのは、思い出再演である『ベルサイユのばら』が最後6作目になったこと。

 

けど、これにはちゃんと理由があって、退団公演に1本物大作を持ってきて、

その1作前に縁のある演出家によるショー公演をあてがう、というのは、

真風涼帆と柚香光と同じ流れなんですよね。

 

これってつまり、もしかしたら木場元理事長による、

「退団公演に派手な一本物を!!」という新方針だったのかもしれません。

…ま、今となっては真相は闇の中ですが。

 

きっちり雪組御曹司として和物を昇華しつつ、

話題作である『CITY HUNTER』、久しぶりの中華物『蒼穹の昴』、

そして本人が一番似合っていたキャリエールっぽい扮装の『ボイルド～』。

 

雪組100周年＆宝塚110周年のホストとして、

10年ぶりの『ベルサイユのばら』で主演と、

コロナ禍不況の現在にしてはまさに破格の、御曹司に相応しい、

そんなトップ人生だったように思います。

 

雪組御曹司という生き様

 

そして、人事ブログという性質上、

コメント欄には論戦を交わしたがるタイプの方がいて、

中には「雪組御曹司の彼女が6作で辞めるはずがない」というコメントを、

何度も何度も頂きましたけれど、個人的にはずっと懐疑的でした。

 

そもそも、コロナがなかったとしても研14就任で任期7作以上というのは、

最近の傾向上厳しいと思いますし（そしてこれは実は永久輝せあ＆暁千星にも言えるという…）

人気者の早霧せいな、望海風斗が5作、6作で退団している流れで、

7作以上やるような図を劇団は描かないでしょう。

 

あと、雪組出身のスターって、

月城かなと、音月桂、凰稀かなめ、安蘭けい、貴城けい、高嶺ふぶきと、

みんなあっさり辞めちゃうイメージなんですよね（娘役はもっと顕著）。

 

たぶん最後に長期を張ったのは和央ようかかな？

彼女の場合は「たかはなシステム」だったので、

雪組御曹司とかそういう話とは関係ないですし、

さらに遡ると一路真輝になるでしょうか？相当前ですねぇ…。

 

まぁ何が言いたいかと申しますと、

彼女が任期7作張るのは最初から想定していなかったと思いますし、

そんな劇団の指示に従って、きっちり綺麗に任期を全うしてこそ、

劇団が心を込めて育てあげた御曹司の誠の姿だと思うのです。

 

その意味で、彼女はまさに真のトップスターだったと思います。

コロナ禍の大変な期間、本当にお疲れ様でした。

 

色んな意味で気を遣いそうな退団会見

 

そして、明日の退団会見で一体何を語るか、ですよね。

諸問題や110周年行事など、ノータッチというわけにはいなかいでしょうけど、

けど変なことを話して炎上するのも避けたいところ。

 

そして新理事長もお目見えでしょうか？

各所で避難ゴーゴーな彼ですけど、実は個人的に期待しております。

 

新理事長については別の機会で語るとして、

まずは明日の記者会見の内容を心して待ちたいと思います。

 

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