花組『アルカンシェル』新人公演感想

 

諸事情により延期となっていた花組『アルカンシェル』の新人公演、

無事配信で見ることが出来ました。

 

実は本来の日程では仕事の都合で見られない予定だったので、

結果的にはラッキーだったのですが、

私と逆の方もいるでしょうから手放しで喜ぶことは出来ません…。

が、せっかくですので私の感想をさっくり書いていきます。

 

主要キャスト感想

 

まずは、これが2度目の主演となった104期生の天城れいん。最初に言っていいですか?めっちゃイケメンになりましたね?????

痩せた?それともメイクを変えた?あるいはスターとしての覚悟が決まった???もともと好きな顔立ちですけれど、前回の『鴛鴦歌合戦』から三皮くらい向けて、どちゃくそイケメンになりましたね???一番最初の燕尾姿の場面で、サッとハットを脱ぎ去った瞬間に「誰…?」ってなるくらいの変貌ぶりでした。1期上に希波らいとがいますし、彼女は完全別格コースの微妙路線だと思ってましたけど、想像以上に真ん中ナイズドされていて感動しました。男役としては小柄に属する部類ですが、小顔&補正の上手さであまり気にならず、キラキラオーラがとんでもない!!静止画で絵になるスターですし、血が通った熱意のある芝居に花男らしいクサさもプラスされ、物凄く引き込まれました。微かに香る陰のオーラもグッド。今後のさらなる飛躍が楽しみです。

ヒロインは107期生の七彩はづき。前にヒロインを務めた『うたかたの恋』の時に比べ、相応の経験を積んだこと+実在的なヒロインだったからか、彼女もまためちゃめちゃ進化していたように感じました。歌も上手いし芝居の安定感もある。化粧も相当上達し、個人的には潤花感があるなーと思いながら見てました。持ち味が大人っぽくて、可憐なのにセクシーみもあって、ザッツ花娘って感じ。劇団愛も納得な実力でした。あと、タイトル『アルカンシェル』にかけた歌詞「七つの色(彩)というフレーズを聞くたび、彼女のための歌詞???と思ってしまったのは私だけじゃないはず。笑

2番手・フリードリッヒ役は106期生の遼美来。花組では同期の鏡星珠がプッシュされていましたが、ここでチャンスが巡ってきた彼女。それが自身も良く分かっているのか、もの凄くガツガツしていて良かったです。顔立ちは愛音羽麗と珠城りょうを足して3で割って桜木みなと成分を振りかけたみたいな印象?永久輝フリードリッヒは脱力系で優しさ・柔軟性・暖かみがあるのに対し、彼女のフリードリッヒはパッション系で、この違いが出ていたのも面白かったし、若さゆえの表現だなと思いました。このチャンスを生かそうと努力した形跡が見られて、実に良かったです。

 

その他キャスト感想

 

3番手・イヴ・ゴーシェ役は105期生の美空真瑠。やーーーーーっぱり上手いよね、彼女。おとめにも書いてあった通り、念願のストーリーテラー役ということで、今まで以上の熱意だったようですが(スカステ参照)、そのガツガツ感を上手に隠し、きちんと舞台のうえで「イヴ・ゴーシェ」として生きていたことにスターとしての成長を感じました。そして花組生の中でもぶっち切りの芝居上手さと口あたりの良さ。やっぱり好きだわぁ、彼女。なんだけど…なぜかメイクダウンしちゃう印象で、それが本当に不思議。素顔はあんなに綺麗で男役映えしそうなのに、なぜだ???ってことで花の105期生最後の片翼として、さらなる進化に期待したいです。

そんな彼女と同期の夏希真斗は輝月ゆうまが演じたコンラート役。さすが本役:輝月ゆうまだからか、一人だけ芝居の作り方・仕方が月組っぽくて面白かったです。別格枠だと104期生の珀斗星来(白雪さち花の弟)もザ・別格役って感じで良かったですね。

あと、遼美来のプッシュで割を食った鏡星珠、今回は専科・一樹千尋が演じるペペ役でしたが、いざ別格枠に回ると意外とキラキラしてるスターさんだなと実感しました。個人的に顔立ちは好みのスターさんではないのですが、芝居も上手いし舞台度胸もあるのだなぁとしみじみ…。ほんと、花組106期生はどうなるんでしょうかね。

娘役でいうと、まずはアネットを演じた108期生の花海凛。さすが成績優秀者と言わんばかりの安定感とフレッシュさ。声も綺麗ですし、次のヒロイン候補として無事名を挙げた印象です。あと、今回で退団となる104期生の愛蘭みこがめちゃくちゃ綺麗だったことと、どこにいてもモブでも目立つ星空美咲のオーラに感服しました。笑

 

全体的な感想について

 

ただ…、コロナモード直撃の104期生が最上級生になったこと、そして公演中止の影響を最も受けた気がする花組だからか、全体的にはピヨピヨな新人公演だった気がします。上手い、下手、という話よりも、あまり調和を感じられなかったというか。

ただ、それについて文句を言うつもりはありません。だってこれはあくまで新人公演、新たなスターの発掘と学習の場ですから、次なるスターの登場と成長を生で観られるということに意義があるのです。それに若手だからこそ放てる初々しさも微笑ましいですし、ね。

次からは年2回新人公演に戻るのでしょうか?今回の経験を活かし、花組若手陣にはさらなる飛躍を目指し、頑張って欲しいなと思います。

 

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コメント

  1. より:

    七彩さんの潤花感!!!!私もものすごく感じたので、あまりの同意に脊髄反射してしまいました。
    遼美来さんの「桜木みなと成分」はたぶん鼻の形でしょうか(笑)

  2. 甘栗プリン より:

    こんばんは!
    私は配信も観られなかったので、蒼汰さんの感想が読めて良かったです。
    珀斗星来さん、白雪さち花の「弟」がツボでしたが、お姉さんのようにこれからの活躍を期待します!

  3. アライグマ より:

    宝塚ファンだとあちこちで言っていると、新人公演のチケットがあるがいかないかとお誘いを受け、初めて、A席でしたが新人公演を観てきました。

    初々しく、皆様、輝いていました。

    天城さんですが、本当にキラキラしていて、ありチャン味もあり、スタイルも良いし、何より、ダンスを魅せることができていました(柚香さんのキレッキレを見ていると事前には心配しましたが)。期待大ですね。

    七彩さんは、落ち着いていて下級生には見えないですねえ。

    私が最も魅力的に感じたのは、美空さんです。蒼汰さんは見映えの点(舞台映え?)をご指摘されていますが、特にそういう感じは抱かず、とにかく滑舌が良く、歌もうまく、安定していて、アルカンシエルの世界観をよく表していて、新人公演の中では異次元の存在感だと感じました。彼女をもっと抜擢してほしいと思いました。

    脚本のせいなのか、美空さんが語り過ぎという印象もない。ちなみに、私は、新人公演の構成、脚本が本公演よりは好みでした(笑)。