極美慎の組替えをトリガーに、
各組のことを色々と考えるシリーズ。
本日は前回の花組と対をなす、星組編です。
【花組編はコチラ】
やっぱり星組は強い
柚香光と礼真琴という人気スターを頂きに置き、
当初は別格上級生の瀬戸かずや&愛月ひかるを2番手に、
そこから水美舞斗と瀬央ゆりあという同期を置き、
そして時代の御曹司であった永久輝せあ&暁千星に引き継がせる。
こう書くと、花組と星組は2020年頃から
全く同じ流れで歩んでいるように思いますが、
(ちなみに次期トップ娘役が105期生で、ダブルスポンサートップであることも同じ)
けどこと下級生の状況は違います。
星組は人気者である極美慎を外に出しながらも、
天飛華音、稀惺かずと、ついでに大希颯と頭数をきちんと揃え育成し、
トリデンテが暁千星、詩ちづる、瑠風輝という外様トリオという状況でも、
きちんと星組らしさ&組人気を維持できそうな雰囲気があります。
暁千星の後任が天飛華音であるかは不明ですが、
とはいえ瑠風輝を2、3作で2番手スターとしてで見送り、
その後昇格させて次期トップにする、
という算段が見えるあたり、やはり星組は人事上手だなと思います。
ま、肝心の礼真琴と舞空瞳の扱いについて私は不満タラタラで、
どこか人事上手やねん!!と怒りたくなる気持ちもありますが、
私の見えない部分で何かあったんでしょうかね?←
そして星組は紅ゆるず(&綺咲愛里)→礼真琴と、
とんでもなく長い間「生え抜き」を頂点に置いていたので、
ここで風通しを良くするため外様トリオを上に置き星組成分を薄めるというのは、
長い目で見れば正解だったと後世で評価されるはず、と信じたいです。
気になるのは大希颯と馳琉輝
そんな星組の今後について気になるのは、2つ。
まずは105期生の大希颯。
星組の大本命は稀惺かずとであることは明白。
よって大希颯はただの風よけ…と思うなかれ、
最近の扱い的に、きっちり正路線の一人として扱われている気配ですよね。
これはたぶん、105期生の3番手となるはずだった大路りせが、
宙組事情により身動きが取れなくなったことが遠因と思われます。
星組は1学年に有望なスターが2人いた場合、
芹香斗亜、綾凰華、咲城けいと新公学年のうちに外に出し、
他組で活路を見出すよう取り計らってくれる素晴らしい組ですが、
105期生は今年もう研7。
上記の3人は、他組で新公主演カードを重ねるため外に出した感が強いため、
今更、その目的のために大希颯を外に出すとは思えませんし、
そもそも全組に渡って105期包囲網が完成している時点で動きづらい。
つまり、自組にいるままじゃ番手が上がれない→稀惺かずとが外に出る?
という状況を今後どう動かしていくのかが、人事的に気になるポイントです。
そしてもう1人が、馳琉輝。
108期生の男役首席にして初詣ポスターモデルという路線候補様なわけですが、
星組には珍しい相当なスロースタート。
同期の苑利香輝、雅耀が既に主演カードを配られているのに、
外箱で目立つことなく(ダンスの場面はあったかな?)ステイ中です。
…ただ、個人的に今のこの扱いは納得している部分があって、
どうにも彼女から一輝翔琉っぽさを感じてしまうんですよね…。
それすなわち、緊張しいな雰囲気といいますか、心が定まっていないといいますか…。
あまりスターとしての覚悟が感じられず、
星組は超抜擢することに躊躇っているのかな?と勝手に邪推してしまいます。
結果的に月組が超抜擢した結果、
一輝翔琉が脱落してしまったことを考えるに、
そりゃ慎重になるよなぁ…、と思います。
本人に適正がなければ、このままカードを配らず別格路線でいけば良し。
あるいは気持ちが定まった段階で、挑戦させるも良し。
このあたりを今後どう判断していくのか、見守っていきたいです。
娘役の受難は続く
最後に、娘役について。
星組は96期生の綺咲愛里を最後にトップ娘役を輩出していません。
次期は詩ちづる、たぶん暁千星と同時就任同時退団でしょうし、
短期で辞めるなんて到底思えませんので、しばらく受難が続くことになります。
乙華菜乃、藍羽ひよりと早めにカードを配ったものの、
この2人が外に出てまでトップになれる勢いのあるスターかと言われたら、ねぇ?
このまま自組の可愛い子ちゃん枠か、ポスト瑠璃花夏枠か、という感じでしょうか。
次期候補である天飛華音の相手役を務めるには、
相当長い間待つことになりますし、
だったら107期生の七彩はづきとかの方が可能性がありそう。
ってことで、星娘たちの受難はまだまだ続きそうです。
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