さて、今後の宝塚の人事を占ううえで重要な道具の1つ、
カレンダーの掲載月が正式に発表されました。
気になるのは望海風斗・真風涼帆・珠城りょうと
それぞれの相手役の任期ですよね。
さっそく徹底検証していこうと思いますが、
あくまで「スターの任期について考察する」のが主目的ですので
スターに辞めてほしいという意図があるわけではありませんので、あしからず。
宝塚カレンダーを徹底検証・2019年編
まず、大前提として
なぜ宝塚のカレンダーで今後の人事を占えるかは以前の記事でまとめました。
簡単に言えば
・掲載月がスターの退団公演・就任公演とリンクすることが多い。
・スターが退団した場合、その退団日以降の月に掲載されることはない。
からです。
試しに、2019年版で簡単に検証してみましょう。
宝塚スターカレンダー(2019年版)
[表紙]真彩希帆・美園さくら
[1月]望海風斗
[2月]仙名彩世・星風まどか
[3月]珠城りょう
[4月]真風涼帆
[5月]美弥るりか
[6月]柚香光・綺咲愛里
[7月]芹香斗亜
[8月]彩風咲奈
[9月]紅ゆずる
[10月]明日海りお
[11月]礼真琴
[12月]轟悠
宝塚ステージカレンダー(2019年版)
[表紙]朝美絢・暁千星/水美舞斗・美園さくら
[1月]紅ゆずる/真彩希帆・星風まどか
[2月]瀬央ゆりあ・和希そら/七海ひろき
[3月]轟悠/仙名彩世
[4月]柚香光/美弥るりか
[5月]桜木みなと/凪七瑠海
[6月]真風涼帆/瀬戸かずや
[7月]月城かなと/望海風斗
[8月]明日海りお/彩凪翔
[9月]愛月ひかる/綺咲愛里
[10月]彩風咲奈/鳳月杏
[11月]芹香斗亜/華形ひかる
[12月]珠城りょう/礼真琴
この中で2019年に退団したのは以下の4名。
・仙名彩世:2019年4月『CASANOVA』
・美弥るりか:2019年6月『夢現無双』
・紅ゆずる&綺咲愛里:2019年10月『GOD OF STARS』
・明日海りお:2019年11月『A Fairy Tale』
ご覧いただくと分かる通り、4名全員がルールと符合しており、
さらにいえば礼真琴はプレお披露目の11月掲載と、こちらも見事に一致。
これでいかにカレンダー占いが馬鹿にできないものかが分かると思います。
宝塚カレンダーを徹底考察・2020年編
それではさっそく
2020年度版について検証していきたいと思います。
今年の掲載月はこちらです。
宝塚スターカレンダー(2020年版)
[表紙]華優希・舞空瞳
[1月]真風涼帆
[2月]礼真琴
[3月]真彩希帆
[4月]柚香光
[5月]愛月ひかる・美園さくら
[6月]轟悠
[7月]瀬戸かずや・星風まどか
[8月]望海風斗
[9月]月城かなと
[10月]芹香斗亜
[11月]彩風咲奈
[12月]珠城りょう
宝塚ステージカレンダー(2020年版)
[表紙]永久輝せあ・華優希/瑠風輝・舞空瞳
[1月]望海風斗/芹香斗亜
[2月]珠城りょう/愛月ひかる
[3月]凪七瑠海/彩風咲奈
[4月]礼真琴/轟悠
[5月]真彩希帆/柚香光
[6月]鳳月杏/星風まどか
[7月]美園さくら/彩凪翔
[8月]瀬央ゆりあ/桜木みなと
[9月]華形ひかる/朝美絢
[10月]真風涼帆/瀬戸かずや
[11月]月城かなと/和希そら
[12月]暁千星/水美舞斗
望海風斗・任期6作が濃厚か?
以前から望海の任期は6作(通常任期5作+理事降臨1作)
ではないかと個人的に思っていたのですが、
今回の発表でその予測がより強くなったと言っても過言ではありません。
スターカレンダーは望海6作目が公演中である8月、
そして彼女が退団した場合に次期トッププレお披露目公演となる
東上公演が開催中の11月に彩風咲奈が掲載。
さらに相手役・真彩希帆も3月&5月とどちらも前半に固まっており、
同時退団の可能性も示唆していると言えるでしょう。
ただ、任期6作目の公演は7月中旬~10月中旬であり、
その中での8月掲載は非常に中途半端な気もしますが、
6作任期として心構えをしておいて損はない展開になりそうだと思います。
真風涼帆・任期6作以上確定へ
元・星組の御曹司として非常に若い学年でトップへ就任した真風。
任期5作目はオリンピック&パラリンピック真っただ中の6月~8月公演、
ステージカレンダーが10月掲載ですので、任期6作以上が確定しました。
警備上の問題でオリパラ期間中は退団公演を行わないという予想が
多く聞かれましたが、まさにその通りだったと言えるでしょう。
とはいえ2番手として1期下の芹香斗亜を従えているので、
果たして通常任期5作で退団するのか否かが要注目点でしたが、
これで逆に「芹香はいつまで2番手でいるのか」問題が再浮上することに。
このまま来年に公演の入れ替わりがなければ
真風6作目は2021年の宝塚大劇場の正月公演になるわけで、
通例だと正月公演でトップの退団は行わないそうですが…。
とりあえず彼女の任期は6作か、7作か。
その動向についてはひとまず先延ばしとなりそうですね。
珠城りょう・なんとも微妙な12月掲載
明日海りお退団により、トップ任期が最も長くなった珠城りょう。
スターカレンダー掲載が12月ですので、否が応なく任期8作以上確定です。
気になるのは、12月というのが
宝塚大劇場で任期8作目の公演が真っただ中であることでしょう。
この任期8作目は美園さくら任期4作目の公演でもあり、
最近の同時就任&退団ではないトップ娘役任期は4作が多いことから、
珠城&美園がこの8作目での同時退団の可能性は捨てきれないと思います。
とはいえ、この任期8作目公演は東京のお正月公演となり、
上記の通り退団公演の例が少ないそうですが
凰稀かなめが2014年に退団公演を行っていますので、前例がないわけではなし。
果たして、今後の動向やいかに。
瀬戸かずや・10月掲載の意味
最後に、花組の暫定2番「目」スターとなった瀬戸かずや。
彼女の掲載月は7月&10月です。
花組の2020年2度目の公演期間が10月~12月のため、
もし瀬戸が柚香任期2作目まで上級生として支えで残っているとするならば
掲載月としては合致することになります。
昨年は美弥るりかが掲載月と退団公演がしっかりリンクしていたことを思えば、
この一致は見逃せないものかもしれません。
こちらもあわせて気になるところです。
各トップスターの任期についての個人的所感
今回のカレンダー掲載月の発表により
各トップスターの任期についての個人的所感は以下の通り変わりました。
・望海&真彩:予想通り6作退団かな。
・真風:オリパラ外しのため6作にしたのか、7作以上確定なのか微妙。
・珠城:8作退団の可能性は捨てきれないと思う。
個人的には、真風涼帆の任期6作以上が確定したことで
芹香斗亜の月組落下傘の可能性が少しばかり増えたように思います。
けどそうすると月城・桜木の昇格順序が変わったりするので
なんとも一筋縄ではいかない話になってくるわけですが…。
このあたりはまた別の切り口になりますので、後日改めてまとめたいと思います。
以上、宝塚カレンダー占いを徹底考察!!でした。
☆★☆★☆
ランキング参加始めました!!
ぜひポチっとお願いします↓↓
コメント
本格派、望海風斗&真彩希帆さんコンビ、残念ですが、来年、退団は濃厚かもしれませんね。カレンダー占いによると。。。
表紙占いの私ですが、来年の宝塚おとめの表紙は順からいって、珠城りょうさんだと思うので、真風涼帆さんは2021年に前半に在団されていないと、表紙になれません。ここは進退とは別に狙いにはいけないのですが、できることなら、表紙になれた方がいいですからね、特にファンの気持ちとしては。
ちなみに大劇場3作までのトップさんは表紙になれてませんが、4作以上で表紙になっていない方は
大和悠河さん(4作)、霧矢大夢さん(5作)、音月桂さん(4作)、朝夏まなとさん(5作)です。
5作で表紙になれないのは運が悪かったですねえ。安蘭さんは4作で表紙になっている唯一の運の良い方です。
雪組トップ退団説で唯一引っかかるのは、来年雪組公演の公演期間の短さです。過去に退団公演が短い例はあったのでしょうか?
今、ただでさえチケットが取りにくい雪組で、そのようなことがあるのでしょうか?
コメントありがとうございます‼
唯一の疑問点がソコなんですよねー。柚希さん退団公演も確か西が短期でしたが、その辺の調整はどうなるんでしょうね。
そうなんです。柚希さん退団公演の時は西は短かったですが、東はそれなりに。でも、来年雪二作目は、東は西より短いです。本当に退団公演なら日程は長くしてほしいです・・・でないとただでさえチケット難で暴動が起きても。。。((-_-;)
コメントありがとうございます‼
月組が東西長期だったりと、なんだかいろいろといびつなスケジュールですよね。
こればかりは発表されないと何とも言えないです…。
ムラ正月公演でのトップ退団は姿月あさとという例がありますけど、彼女の場合は強行退団なのであんまり参考になりませんね。
東京正月公演退団は凰稀以外にもそれなりにいます(ふづき美世、大鳥れい、花乃まりあ等なぜか花娘1が多い)が、正月公演はただでさえ入りが悪いのに退団公演といえ現在雪組とセット販売してるような月コンビで大劇場を埋められる気がしないので9作までどうにか持たして、退団公演で集客の見込める大作をやらせて退団させそうな気がします。
月組の次回作がなかなか発表されないのは、オリンピック中でも何とかトップ退団公演を行うべく各所への根回し調整を行っているからだと思っていたのに、その前にカレンダーで少なくとも来年内の確約を出され、脱力しました。。
こうなると発表が遅いのはまたよほどの大作調整中なのかと…
一方で現在のドル箱雪トップコンビの退団濃厚で、通常なら妥当なところと納得出来そうなものですが、現状ではファンの不満が爆発しそうな気がします。
コメントありがとうございます‼
たぶん7作目は初舞台公演になりますし、どんな作品が来るのか楽しみなような怖いような…笑
個人的には惜しまれながら退団するくらいが丁度良いと思いますので、他人との比較というよりは自分の中での折り合いの中で
ベストなタイミングで退団して欲しいなぁと思います。
コメントありがとうございます‼
なるほど、姿月あさとの例くらいなんですねー。改めて考えるとやはり事例としては稀なんですね…。
まずその9作まで持たせるというのが難題な気がしますが…笑
さてさて、7作目が何なのか発表待ちですね。
雪組のトップコンビは心構えはしておいて損はなさそうですね。。。
違ったら良かった〜となるだけですから。
もっと色んなお芝居観たいんですけどね。。ご本人が決める事ですから。。
私の中の番狂わせ案もカレンダー占いで消えてしまったのでテンション下がり気味です。
観られるときは記憶の中に大事に大事にとどめようと改めて思いました〜。
コメントありがとうございます‼
私も今の雪組体制が大好きなので、口では「6作だな」と言っておきながらも、やはりショックです…。
私も1回1回の公演を噛みしめながら見たいと思います。
訂正させていただきます。
今年の望海風斗さんの宝塚おとめの表紙、順からいくと、珠城りょうさんの方が1年1就任が早かったんですね。うっかりしていました。
近いぐらいの就任だと、上級生が先に表紙になることが多いですが、1年ちがうのに今年、望海さんが選ばれたということは珠城さんが長期なので、まだ表紙のチャンスはあると見送られたということですね。まさか、真風さんにも抜かされるとは思えないのですが、どうなるんでしょうね。
コメントありがとうございます‼
そうなんですよ、順番でいうと次は珠城さんなんですよねー。だからもしかしたら真風さんは表紙を逃すかもしれません。
2代続けて表紙を逃す宙組…タイミングが合わないと残念ですね。
蒼汰さんのカレンダー分析、楽しみにしていました!
やはり予想どおり、屈指の実力派トップコンビの望海さん&真彩さんは6作目退団になりそうですね…。
先日、早霧せいなさんの「夢のつかみ方、挑戦し続ける力」を読んだのですが(もう読まれましたか?)、その中に、「自分が退団を延ばすことで、今まさに輝いているだいもんのタイミングを逃すことになってはならない」という一節がありまして。
今の望海さんも、まさに同じ気持ちで現役生活を過ごされているのでは、と想像した次第です。
逆に言えば、トップが後進のことをちゃんと考えて決断でき、それを実現出来る環境が整っているからこそ、雪組がとてもいい状態を維持できている気がします。
それを考えると、月組が…ちょっと心配なんですよね…
ボタンの掛け違いによる悪循環が、ますます深刻化しないといいなあ、と勝手に心配しています。杞憂に終わりますように。
コメントありがとうございます‼
そう言える早霧さんの器の大きさ、本当に凄いですね!!潔く後進に譲るというのもまた美しい。
月組はねぇ…そういう体制にあえてしていないような流れになっているのが気になるところですよね。
宝塚ステージカレンダー(2019年版)
掲載で2019年退団されたのは、七海ひろきさんもでは…
確かに、言われてみれば…。
皆さん、そんなに月組のトップコンビが嫌いなんですねぇ…
あーだこーだ言われて可哀想に。
やたら長く居座った和央、春野、柚希、明日海の方が断然嫌だったけどな。
たぶん、「嫌い」という話じゃないと思いますよ。