さらば星組が誇る三美神(天寿光希・音波みのり・華雪りら)

 

ああああああああああああああああああ

 

星組が誇る三美神があああああああああああああああ!!

 

…と、星組贔屓の管理人が立ち直れない程落ち込んでおります。

 

本日は星組の集合日だったのですね。

集合日恒例の退団者発表、今回は以下の3名でした。

■天寿光希/音波みのり/華雪りら

 

さらば星組が誇る天寿光希

 

天寿光希は91期生の首席入団者にして初詣ポスターモデル。

現在は星組の超別格スターとして活躍中で、

実は紅ゆずるが結成した紅5最後の一人(管理人が重要だと言うので特記)

 

最近は星組生え抜きスターとして、

綺城、天華、極美の3すくみを、

さらにすくませる蓋登板として活躍する場面も多かったですね。

 

彼女を人事上語るうえで避けては通れないのが、

『愛するには短すぎる』の怪我休演。

 

続く『ノバ・ボサ・ノバ』で新人公演主演を果たすのではないか、

と目されていた中での休演だったため、

まさに運命を変えた出来事だったのかもしれません。

 

結果として彼女は新公主演は果たせず、

だからこそ別格スターのドンとして星組に鎮座する存在となりました。

 

ここ最近はただのイケメンではなく、

ひとくせふたくせある曲者役が多かった印象がありますが、

これも彼女のスター性、華、そして実力があったからこそでしょう。

 

特に印象的だったのは『ドクトル・ジバゴ』のコマロフスキーかなぁ。

あの有沙瞳を「ラーラ」と呼びかけるキモ怖さは、今も鮮烈に覚えています。笑

 

ご本人としては『龍の宮物語』の龍神に相当思い入れがあるご様子で、

歌劇で取り上げるだけでなく、最後となるMPも指田先生が演出、

出演者4名は全員『龍の宮物語』経験者、という熱の入れっぷり。

 

最後にMPをさせてあげるあたり、

劇団も「今までありがとう」なんでしょうね、きっと。

 

良い意味で彼女の一昔前のTHE・男役なビジュアルが見られなくなるなんて、

本当に本当に残念です。

 

さらば星組が誇る音波みのり

 

そんな天寿光希と91期コンビの双翼を担っていた音波みのりも、

ついに、ついに退団でございます。

 

新公ヒロイン2回、バウヒロ1回、東上ヒロ2回と華々しい経歴の持ち主ですが、

当時は夢咲&蘭乃の長期政権と愛希&実咲の95期の台頭、

そして雪組のしっちゃかめっちゃかタイムの煽りを受け、

残念ながらトップ娘役の道筋が立つことはありませんでした。

 

別格移行後は綺麗なお姉さん枠として活躍し、

気付けば星組が誇る大人美女として鎮座。

 

そして舞空瞳落下のためのお茶濁しとはいえ、

『アルジェの男』ではまさかの全ツヒロに大抜擢。

礼真琴と組んでも違和感のないフレッシュさには心底驚きました。

 

さらに『婆娑羅の玄孫』は正ヒロインではないものの、

実質的に轟悠の最後の相手役まで務めます。

 

これぞまさしく別格娘役のドン、という感じだったのに、

ついにここで退団かぁ…。

最近はその美しさにさらに磨きがかかっていたので、非情に残念。

 

改めて『ザ・ジェントル・ライアー』の休演は残念でしたね。

きっと素晴らしい餞別になったであろうはずなのに。

 

願わくば、最後の階段降りは、

天寿&音波で降りて来て欲しいものですが、どうでしょう。

 

さらば星組が誇る華雪りら

 

ラストは、新公ヒロ未経験者ながら、

なぜか知名度が比較的高い方の98期生である華雪りら。

 

実は宙組出身者で、組替え経験者。

特に大きな目立つ役はこれまでないものの、

それでも知名度が高いのは、やっぱり圧倒的に可愛いからでしょう。

だって宝塚は、美人が正義。

 

個人的には宙組生の印象が強い彼女ですが、

星組の美人枠が一気に欠けることになるわけで非常に残念…。

最後は本公演で目立てる役が貰えると良いなと願っています。

 

そして星組98期といえば、暁千星の組替えが決定済み。

また同期の綾凰華、星南のぞみ、真彩希帆が退団したことから、

天華えま、有沙瞳の去就が注目されていたようですが、

退団したのは華雪りらだけでした。ま、そうですよねって感じですが。

 

今回の発表を受け、ついに代替わりの時が来るなぁという印象ですね。

退団者3名が無事千秋楽を迎えられることを祈っています。

さて、管理人を慰めに行ってきます。←

 

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コメント

  1. おさかな より:

    蒼汰さん

    天寿&音波コンビが退団となると、代替わり感が凄いですね……。ついに退団か、とは思うのですがやっぱり寂しいですし、もっと見ていたかったです。特に星組の芝居面では欠かせない存在だったと思うので、中堅若手の踏ん張りどころになるのでしょうか。

    98期は退団者出ると思っていましたが、りらちゃんだったか……。雪に比べるとまだまだ大所帯ですが、暁さん支えになるのかな。

    配役も同時に出ましたが、役の多さにワクワクしますし、小柳先生期待してます!

  2. ちょっこー より:

    音波みのりファンだったのでとても悲しい。
    天寿さんも大好きだったし、
    りらちゃんの美人さは好きだった。毎朝のタカニュは癒しだったなあ

  3. すー より:

    管理人様、痛いほど気持ちがよく分かります。
    星贔屓としてはあまりにも痛すぎる退団者発表でしたね…

  4. こんちゃん より:

    masa様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    そうかあ、天寿さんも、かあ。管理職とか、専科の雰囲気でもなく、本人も美味しい別格路線をやり切っての卒業とは思いますが、とにかく寂しい。

    紅さん時代の、100周年以前の、「男役のダンディズム」が、トップ男役が紅子キャラでふざけていられた時代の残り香が、消えていきますね。

    コロナ禍を挟んで、紅5も、もう5年前くらい遠い思い出になってしまった。

    「真面目が肝心」「歌うまは正義」の時代には、紅5的な存在はもう見られないのかも知れませんね。最近ファンになった方は、「紅子ちゃん?誰それ?」な方もいるでしょう。

    私のブログのおふざけスタイルも、もう潮時かなあ。

  5. みけ より:

    わたくしも、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!的な感じでショックを受けております。。。
    そっか、みっきぃもいつまでもいてくれるわけじゃないんだ。。。
    代替わり、しょうがないことではありますが。
    せめて、せっせと通って見届けなければ。

  6. すや より:

    宝塚好きになって日が浅く、蒼汰さんのブログを度々読んで勉強させてもらってます。いつもありがとうございます。

    天寿光希さん。いつもキラキラ輝いていて、スターってこういう人のことを言うんだろうな!いつか生でお芝居やショーを観てみたい!と思ってましたが、まさか退団されてしまうとは泣

    やっぱり観たいと思ったら、即観に行く!と言うのが一番良いですね。
    まだ居てくれるはず、というのはファン側の勝手な思い込みなので。悲しいですが!泣

  7. MS より:

    華雪りらちゃんは、まあ様の花組から宙組に組み替えになってすぐのブリドリプラスnextで、下級生ながらダンサーとして出演していて、可愛いダンサーが入ってきたんだなーと思い、ずっと気になってたジェンヌさんでした。でも役付きは悪く、まあ様ご卒業とともに星組に異動になってしまいましたね。今でもあの異動は何だったのかよく分かりませんが、星組でも楽しそうに過ごしていたようで良かったです。仲良しの雪組のあやなちゃんも退団という事で、第二の人生も楽しく過ごしてほしいです。
    みのりさんは、メイちゃんの執事が印象に残ってます。可愛かったですよね。すっかり大人の女性になられて、月日を感じます。
    91期のこのお2人は、暁異動前に、専科か退団の二択だろうと思っていて何も驚きはなかったのですが、なんでしょうね、このポッカリ穴が開く感じ。自分でもビックリです。

  8. なぁ より:

    暁の組替が決まって、98期の去就が今回どうなるか・・・と多くの方が話題にされていた気がしますが、組替発表された頃には今回の退団とっくに締め切られてたんじゃないでしょうか。特に天華や有沙みたいな立場のある人たちは。と思うのですがどうなんでしょうかね。

    なんて言いながら、3美神同時退団は、あ”ーーーーって未だにショックです。いや、もう、無理。2人共は高望みだけど、せめてどっちかは管理職になってくれないかなと思ってました・・・

  9. ねこまさ より:

    天寿さん、新公別箱主演なし・別箱でも公演チラシ画像なしで、ディナーショー主演ですよね。
    緒月当麻は真ん中近くでしたが、天寿さんはそうでもない。
    これぞ破格の待遇。

    『ランスロット』のアーサー王、『ナポレオン』のナポレオン2世のような美青年が似合いますね。
    2013年の『ロミオとジュリエット』のマーキューシオはヤバい野郎感が溢れて出てました。

    ご本人は、『天使のはしご』のコリンズ神父が自身の転換となる作品だったとのこと。

    その後はマオポコ台頭により追い越されるも、
    2年ぐらいで追い越す(彼らがバックした?)。

    紅ゆずるトップ時代の本公演では、
    『スカピン』のアンドリュー、『another world』の杢兵衛など、トップ近くの脇役的なのが多かったかも。

    そして、近年は、
    『ドクトルジバゴ』のコマロフスキー、『東離剣遊記』の蔑天骸、『龍の宮物語』の龍神、2020年の『ロミオとジュリエット』のキャピュレット卿のような、
    主人公と対峙する大ボス系で、時に驚くほどビジュアル崩壊させてました。

    あと、『眩耀の谷』の慶梁では、主人公を支える脇役かと思いきやまさかの裏切り者にはイイ意味で裏切られました。
    (いつもなら、悪役一味の多かった大輝まことが、主人公を助けて殉ずるという逆パターン)

    あと、トークも安定感あるのか、トークスペシャルも多かった。

    歌にダンスに芝居にこれぞ首席を見せてなおかつ美青年。
    身長は低めなのと若手時代の怪我なのですかね。
    1期後輩に真風涼帆がいたのも影響したかも。(1回ぐらい譲れよぉ)

    いつかは退団が来ることは覚悟していたので、
    ああ その時が来たんだな、という感じです。
    公演中止とならずに観て終わりたいですね。

  10. はは より:

    音波みのり、退団・・・
    ものすごく、感慨に浸ってしまいました・・・
    「音」「波」 の漢字の並びで空気の振動じゃないものを多くの方が想像できるようになったのは、偏に彼女の努力の賜物かと(笑)
    ・・・と、冗談はさておき。

    彼女をみていると、『娘役の不条理』というか『どれだけタイミングが大切なのか』を、思い知らされる気がするのですよ。
    あれだけ有力スターに気に入られ(←ここは妄想の域を出ないが)まるでコンビの如く相手役を努め続け、そのスターと共に去る道もあったであろうに、そしてその後の自身の「タカラジェンヌとして生きる道」について、かなりの葛藤があったであろうに・・・凛として美しくタカラジェンヌとして娘役として生き続けてくれた。

    ある時は主演として、ある時はモブとして、舞台のどこにいても目を引く輝かしさ(※本当に舞台メイクが映える!!!)に、娘役として生きる彼女の「男らしさ」すら感じておりました。

    退団を知り、メイちゃんの執事を改めて観ました。
    「・・・かわいいなぁ・・・」思わず漏れ出た言葉です・・・