さてさて星組の演目が発表されましたよ!!
【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】
『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』
■脚本・演出/谷貴矢
レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』
■作・演出/指田珠子
■主演・・・礼真琴、舞空瞳
ついに本気の代表作候補が出た!!
2024年の正月公演にして、110周年の幕開き公演は、
現在絶賛上映中のインド映画に大決定!!
いやー凄いですね、露骨に代表作を狙いにいっています。
110周年記念公演がインド映画とバカにするなかれ、
10年前の100周年幕開き公演は、
礼真琴の敬愛する柚希礼音×宝塚の至宝たる小池修一郎による某ナポレオン。
絶対に絶対に絶対に大成功になるはずが、
まさかの演目内容的にアチャーだったため今はもうほぼ語られず。
これは小池先生のオリジナル脚本力の低さ?
あるいは気合の空回りが原因なわけですが、
そういう意味で、原作ありきかつ現在進行形のヒット作を持ってくるあたり、
逆に手堅いなぁと思います。
その一方で「え、宝塚がインド映画???」という話題性と斬新性もあり、
新時代の門出に相応しいと言える一方で、
踊りまくる作風は礼真琴×舞空瞳×暁千星のトリデンテに絶対にピッタリ。
任期も7作目、後任であろう暁千星の2番手昇格もほぼ決まり、
そろそろ本気の代表作が欲しいと思っていたところで、
(私が勝手に見たいと思っていた)学園ミュージカルではなく、
まさかのインド映画を持ってくるなんて、まさしく盲点。いや、面白いですね。
新たなレビュー作家の誕生か?
で、レビューの方はというと、
『龍の宮』『冬霞』『海スト』で知られる指田先生の大劇場デビューが決定。
同時期に出現したライバルたる栗田先生と全く同じ流れですね。
最近の宝塚はスーパー深刻な演出家不足、
さらにレビュー作家なんてネタが枯渇しているのもいいとこなので、
新たな風を入れるのはとても良いことだと思います。
テーマはユートピア(ディストピア)だそうで、
なんともフワッと漠然としながら妙に退廃的な雰囲気なあたり、
実に指田先生らしい作品の模様。
ま、前作(現在上演中)が『1789』と一本物公演なので、
次作が二本立てなのは想定済みですが、まさか指田先生がデビューとは…!!
ここでデビュー作品を当ててもらえるということは、
相当期待されてのことだと思います。
新たな演出家の誕生を喜ぶとともに、
110周年らしい華やかなレビュー作品になることを、
そして星組生の煌めく輝きを楽しみにしたいと思います。
若谷先生の活躍が嬉しい
ところで、『RRR』の演出家に若谷先生を持ってくるあたり、
うん、分かってる…!!
若谷先生は『ダル・レークの恋』『Le Rouge et le Noir』で見事な演出力を魅せ、
劇団がずっと探して求めていたポスト小池修一郎、
すなわち原作ありきの作品を宝塚ナイズトさせる天才候補だと思うので、
この抜擢は個人的には納得です。
そういえば花組100周年『元禄バロックロック』も若谷先生でしたので、
劇団的も相応期待してるのかもしれません。
礼真琴率いる星組にとっても、
若谷先生や指田先生にとっても重要な作品になりそうなお正月公演。
今から非常に楽しみです!!
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コメント
正直RRRを見た時に、これ宝塚でできるぞ?バディものだし…と感じていました!女性陣が集団でドレスヒラヒラさせつつ踊るシーンがモロでして。琴ありでナチョダンスやるなら、かなり激しくキツイものになるでしょうね。ただ流石の礼でもアクションは再現不可能ですw 人間の動きではないので。
ちなみに私はまかキキで想像してました(今考えればこの2人ではあのダンスできないかも…)。
とりあえず、インド的にはイギリスはどれだけ悪人として書いても問題ない、と言うことがよーくわかる映画でしたw イギリス人はガンガン死にますが、多分回想を除けばインド人ほとんど死んでないんじゃないかな?えっ!母親生きてんのかよ!?みたいなw
星組次回大劇場いつになったら発表されるんだろうと思っていたらド本命作品で驚いています、笑
ナポレオンの新公主演だった礼さんと新公の演出担当だった若谷先生が110周年の正月に再び大劇場でめぐり会う、しかも星組は紅さんのプレお披露目でボリウッドは経験済み。暁さんや詩さんもダル恋でインド×若谷先生の経験済み、ありとあらゆる演目をここで収束させていて間違いなく当たりそうな予感……!!!
指田先生のレヴューも間違いなさそうなあらすじで、110周年の幕開けから全力な姿勢が見えるのが嬉しいです。
さて、この次の花組はほぼ100%一本ものな訳ですが星組がここまで本気な演目だとどうなるんでしょうね?ヅカローの後の蒼穹の昴を何となく思い出しますが。どうかこの流れに乗って柚香さんにも本気の一作を!!頼んだ劇団!!!!
こんばんは、いつも楽しく拝見しています。
RRRを宝塚でやったら楽しそう(だけど難しいだろうな)と思っていたので、嬉しさ半分、驚き半分です。数あるシーンの中でも、クライマックスのシーンはコーラスが力強くて宝塚で見たかったので、今から待ちきれず夜しか眠れません。総督邸襲撃のシーン、そしてナートゥはきっとド派手なことになるんでしょうし、とにかく楽しみな場面ばかりです。
ところで、ヒロインポジのわりにジェニーの印象がいまいち薄かった(というかビームとラーマの2人が強すぎる)ので、どれだけキャラクターの比重が変わるかが不安なところです。個人的にはシータ姫が好きなので、映画同様きっちり見せ場があるといいなと願っています。
ナポレオンって、
キューブリックや黒澤明が映画化を望んで叶わなかった題材ですし、
今冬、リドリー・スコット×ホアキン・フェニックスで超大作として控えています。
クリエイター人生の中で、
是が非でも扱いたい人物であり、
小池修一郎も例外ではなかったということだと思います。
しかし、その生き様が男のロマンであるナポレオンを、
女性客がメインの宝塚でやるのは、
小池先生のエゴですよね笑
やっている柚希はじめ星組生も女性なわけで、よくわかっていなかったと思います。
逆に言うと、宝塚でやることによく許可が出ましたよね。
劇団上層部も男の権力者ですし、
ナポレオンにひかれるところがあったのでしょう笑
蒼汰様
ついに大作、ど本気、きた!私もそう思います。原作ありき、ですが、舞台に上がる作品としては、過去物でもなく、新たに宝塚制作ですから。
ハイローを宝塚でやる、と聞いた時ほど驚かないというか、なるほどねーという感じです。
そして、1789で、実力を見せつけた星組ですので、その分楽しみ。
何でしようか、芝居力上がりましたか?歌はもちろんですが。
フェルゼンを見て思いました。マリーアントワネットが恋した理由。
周りは軍隊で戦うような人はおらず、何だったら着替えすら自分でやらないから、スタイルの良い人などいなかったか?そこへ軍人であるシュッとしたフェルゼン登場。しかもジェントルやし、もしかして、フランス語に囲まれていたマリーアントワネットにフランス語以外の彼女のわかる言葉で話せた人だったかな?とか
以前はそんな想像は全くせずに見てました。
農民は日に焼けたメイクというか、マリーアントワネットは白塗りですが、小桜ほのかちゃんの肌色は浅黒く、外で働く労働者をイメージしやすいというか、人間の生命力を感じた。
キラキラより、星組はギラギラしていた。それを見ていないと、RRRとか、ピンと来なかったかもしれません。この調子で110年の顔に!そこへ注目作品当来、気持ちが盛り上がります。おそらく、2番手が宝塚として理想の下級生となり、礼真琴第二章スタート、と思います。
チケット難は続くよどこまでも。。
礼さん、休養期間中と称して、映画監督と対談、大使館にご挨拶、ぶらりインド旅(with 凪七or瀬央でもいいよ)マスコミ鬼取材。萩の月カレー味の発売(ごめんなさい)。
インド映画特有の、大味・暑苦しい芝居とダイナミックなダンスは、はりきりタヌキトリオ(褒め言葉)にぴったり!お耽美な指田ショーもきっと素敵でしょう。妄想が膨らみますね。楽しみ!
いつも楽しくブログ拝見させていただいております。
RRRを是非宝塚で!と友人と話していたのでニュースには飛び上がりました。
宝塚で見てみたいと思いつつどの組でやるかは具体的にイメージついていなかったのですが、礼真琴率いる星組で超納得!!!
なこちゃん、ありちゃんと踊りまくるシーンは想像するだけで鳥肌ものですね。
そして今の星組の勢いにこの作品は合ってるでしょう。
配役を想像するのも楽しすぎます。
若いイギリス男の役が極美慎くんかな?
ヴィジュアルは納得だけどさらに一皮剥けて嫌な奴な極美くんが見られると嬉しいです。
シータ役が娘2ポジかと思われますが、詩さんでしょうか?
総督府の意地悪な夫婦はまたキサキさんたちが炸裂してきそう笑
主人公の弟分は天飛くんか?もしくはご末裔か!?
個人的に気になるのは攫われる女の子の役。
小柄で歌うまな娘役さん誰だろう?
エトワールと兼任しそうな予感。
きっと来年1月までには組替えもあると思いますが、果たして配役どうなるでしょうか!?
RRRは舞台での再現が難しいシーンや残虐なシーンも多いですが、ハイローで宝塚では無理と思われる作品を上手にまとめてくれたので、私は劇団を信じて待つことに決めました笑
そして今回の作品を一本物にせずショーをつけるところも劇団さすが!!
これもハイローの時と同じく新規ファンをしっかり取り込もうとしてますね笑
自分の周りでもまんまとRRR好きな友人(非ヅカファン)が宝塚見に行きたいと言ってくれました。笑
果たして彼らは宝塚ファンになってくれるかな!?笑