雪組の退団者発表から一日ちょっと経ちましたが
皆さまいかがお過ごしでしょう。
きっとこのブログにいらっしゃる多くの方から
「はよ人事を語れ」と思われていそうですが、笑
まだそんな気分になれませんので、まずは前哨戦から参りたいと思います。
彩凪翔の退団発表に思う
私は基本的に退団の時期というものは
最終的に自分で選択していると信じていますので、
それを前提に書いていきますが…潔いですよね。
スカステ等での言動を見るにつけ、
彼女はまさに竹を割ったような性格の方だという印象がありますが
今、この瞬間に退団を決意し、
それを実行するという意志力、凄いと思います。
というのも、もし待ってたら上級生2番「目」になれたかもしれないし、
自身の主演公演が出来たかもしれない。
だけど自分の引き際を悟り、
このタイミングで退団を選んだ彼女の意思決定を
私は一人のファンとして尊重したいと思います。
…とはいえですよ、
ここからは言っても意味の無い仮説なのですが、
やっぱり本当は彩風咲奈お披露目公演で
退団予定だったんじゃないかなーと勝手に思ったりするわけです。
コロナ前までのチケット難の様子から
人気スターを同時に退団させるとは思えないし(例:七海ひろき)、
潤花から急に朝月希和に登板変更したのも気にかかる。
そして瀬戸、鳳月と同じ格のスターの東上主演が続いていることを思えば、
2020年下半期で東上主演(彩風プレお披露目の裏)して、
翌年の彩風お披露目公演で2番「目」として退団、
という方が…自然な気もしますけどねぇ。
だけどコロナ禍により全てが半年後ろ倒しになってしまい、
ケツカッチンが決まっていたのかは分かりませんが、
本人はそれまで待つでなく、スパッと退団を選んだ。
そんな彼女に、劇団は花を持たせてあげたくて、
コロナ禍でも無理やりDSを上演したのかなぁと。
あるいは某OGのSNSを見ると、
もしかしたら専科行きを打診されたけど断ったのかもしれませんが、
こちらも憶測の域を出ず。
いずれにせよ、惜しまれつつ去るという
最も美しい散り際を見せた彼女の姿に、男役道を感じました。
その後ろ姿を、一ファンとして最後まで応援したいと思います。
気になる鳳月杏の行方
そしてここから波及して気になるのが
同期、鳳月杏の行方でしょう。
てっきり瀬戸かずやと同じく別格2番目コースに乗るかと思いきや、
彩凪翔の退団発表により読めなくなりましたよね。
同じ92期中卒、一緒に12月グラフに表紙で登場、だけでなく、
次期体制と思しき全ツチームでなく、
退団予定のトップ側に帯同するところまで一緒。
なまじ鳳月の組替えが、
そもそも美弥るりかの補填という意味合いが強かったことも含め、
進退が非常に気になる存在となりました。
彩凪翔と違うところは、自身が東上主演済みであることと、
次のトップが月城かなとである場合、
上級生2番手を置く柚香、礼と同じ95期トップ組になることでしょうか。
あまり軽はずみなことは言えませんが、
それこそスター専科に選ばれるのかもしれませんけど、
キャラ的にもっと似つかわしいであろう瀬戸かずやが
バリバリ路線にいることを思えば、どうかなぁ。
珠城退団公演がまだまだ先なので何とも言えませんが、
月組次期体制を読むうえでも、彩凪翔の退団の影響は大きそうです。
あ、水美舞斗もDS予定ですが、
私はDS開催がなんでもかんでも退団フラグとは思わない派なので
こちらはとりあえず静観です。笑
蛇足:カレンダー占いについて
ちょっぴり蛇足。
いつか書いた方が良いのかなとずっと思っていたことなのですが…。
宝塚の人事を占えることで有名な「カレンダー占い」ですけど、
あれってそもそもトップスターにしか当てはまらないというのが
通説だったんですよ?
ところが最近、2番手やら、トップ娘役やら、
あるいはトップ昇格時のプレお披露目等に被ってますよね、
と記事に書いたことがあるのですが、
基本的にただの路線スターには該当しないものなのです。
ですのでこれまで、やれ2020年版の時の水美舞斗退団説やら
2021年版の彩凪翔退団回避説やら、
他の方がブログで書かれているのを見る度に黙殺していましたけれど、
今回の一件で、やっぱり関係無いのだなということが良く分かりました。
ちなみにコメント欄にてご指摘がありましたけど、
今年退団した華形ひかるも
本来の退団予定月以降に掲載されていたようですので、
「カレンダー占いは原則トップにしか当てはまらない」説が強まった結果に。
皆さん、今後の参考に致しましょう。笑
さてどうなる男役路線レース
そして皆さんが気になるのは、男役路線レースの今度ですよね。
もっと言っちゃうと、次の2番手スターが誰になるのかということ。
こちらは長くなりますので…次に続きます。
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コメント
潤花夢白トレードが規定路線だったのなら一度花娘の支え役にと決めた朝月を再登板させたのは単純にどこか娘1候補に欠員が出たからなのかな。
その場合海乃か有沙あたりが有力だけど池銀ガールに餞別なしで退団させるとも思えず(やるなら雪出戻りの超短期が最適?)仮にそれが海乃だったのなら全ツヒロも月の功労者としての餞別と考えるとなんだかしっくり。相手もよく組んだれいこですし。
じゃあ次期月娘1は雪娘1予定だった有沙が月へスライド?てことはもともと月娘1海乃、雪娘1有沙だった?そんなバカな。妄想爆発失礼しました。
あ、95期勢はそのまま各組で順当に上がるような気がします。ずんちゃんとあーさが前後しちゃうけど宙組悲願の生え抜きトップの栄冠を考えれば大した問題じゃないような。
彩凪さん、蒼汰さんのおっしゃる通り元々は彩風さんお披露目公演での退団だったのかもしれませんね。
仮に政権交代時に95期から上の学年の路線スターの組替えが無いとして、彩風さんトップお披露目(1本物、オーシャンズ11など番手に沿った作品で彩凪さんが2番手役・朝美さんが3番手役、トップ以外羽根無し)で彩凪さんが退団、単独サヨナラショーも実施→朝美さんの番手が上がり彩風さん2作目で二本立て公演(朝美さんが2番手羽根を背負い正2番手確定)→彩風さんは通常任期で退団、後任は朝美さん、というパターンが1番収まりが良くファンの反感も買いにくかったかもしれません。
このやり方ですと仮に宙組で真風さんが6作目退団の場合番手繰り上げで芹香さんトップ・桜木さんが2番手となり朝美さんと桜木さんの2番手になる順番問題も解決されることになります。
しかし彩凪さんは今回で退団を選び(その理由についてはわかりませんが)、この綺麗な計画も完全に無いものとなります。
私としては、彩風さんのお披露目にオーシャンズ11をやって彩凪さんのラスティー、そしてジョンソン先生を観たかったなぁと残念な気持ちもあります…
彼女は確かな演技力と華やかな美貌をもっていますし、退団後もミュージカルは無理でもストプレの舞台やドラマ・映画でご活躍されるのではと思っており、もしかしたら退団後のどうしても掴みたいお仕事が決まっていて、このタイミングでの退団を選ばれたのかもしれません。
私は翔ちゃんをもう少し観ていられる。…観ていたい感が強くて退団は絶対まだないと思い込んでいたので、とても淋しくて今まで言葉になりませんでした。
そして、蒼太さんの言われたように彼女は別格2番手に甘んじることなく、愛する後輩たちに道を譲りたい気持ちで退団を決めたんだろうと思っていました。翔ちゃんって優しくて心遣いの素敵な方ですからね。だから大好きなんですが…。
宝塚はずっと続いてきたし、これからも続いてゆくんですよね。スターが生まれては去り、また新たなスターが現れて…。それが宝塚の楽しみでもあって。
雪組も雰囲気がまた違ってくるでしょうが、若手も台頭してきたり、どんな組みになっていくか楽しみに見守りたいなと思います。
咲ちゃんにピッタリな作品があてがわれ、彼女の魅力でアンチさえ捩じ伏せてしまうようなアタリ役をと願っています。
私の予想は、2番手あーさ、3番手があやなちゃん、次あがちん。
順当すぎますね^^;
組み替えはあるでしょうから、蒼太さんの「よみ」を楽しみにしてます。
連投すみません。ファンはどうしても自分の思いを投影しがちで、その意味で以下もその1つに過ぎませんが。。。
彩風さんが二番手になった時点で、いろいろ進退を考えはじめたのかもしれませんね。彩風さん二番手、そして月城さんと朝美さんのトレード。それ以後、彩凪さんは「ひかりふる路」では女役、「ファントム」では朝美さんとWキャスト、「二十世紀号」では役柄のバランスとはいえ、朝美さんの方が役付きは良く、「壬生義士伝」では、土方として、大人の男役として必須な立場を示しましたが、こうして振り返ると、二番手に続くスターとして、立ち位置は曖昧だったように思います。
同じ別格あるいは「二番目」でも、彩凪さんが鳳月さんや瀬戸さんと違うのは、鳳月さんは、ご自身が、月⇒花⇒月と組替をされているので、いわゆる既にスター専科的な位置、瀬戸さんは、トップとその下にいるのは、花組でずっと同門だった柚香さんと水美さんです。一方、彩凪さんの場合、すぐ下に控えているのは、「外様」の朝美さんで、鳳月さんや瀬戸さんと、心情もやはり違うのではないでしょうか。
雪組育ちの月城さんが雪組に残っているままでしたら、彩風さんトップ体制でも、瀬戸さんのように、生まれ育った組を支える別格二番目として残留もあり得たと思いますが、彩風さんに一度抜かれ、そして、遅かれ早かれ、いわゆる「外様」の朝美さんが二番手に立つ形になるのは、やはりいかに良い人であれ舞台人のプライドもあるでしょうし、また、新体制と共に道を譲る引き際も考え、決断されたのでは、とも思います。
今となっては、昨年の東上外箱公演も、朝美さんだった可能性もあったかもしれませんし。または、餞別公演だったのかもしれません。
あと、もう1つ、やはりコロナの影響で、入り出やお茶会もなくなり、ファンの人と触れ合う機会がなくなったのも多かれ少なかれ、心情に変化をもたらしたようにも思えなくもありません。やはり、「いつも自分を待っている」ファンの励ましは、大きく、支えになると思うんですよね。この人たちのために頑張らなくては、と。
でも、コロナでそうした機会もなくなり、自分の立ち位置をよりシビアに見るようになり、心情に変化もあったのかもしれない・・・あくまで勝手な想像ですが。
個人的には、既に95期生は、娘役も含め、男役もトップほぼ確定の月城さん含めると3名もトップである中、これ以上、無理に95期生をトップにするのかな?とも思います。朝美さんや桜木さんは嫌いではありませんが、桜木さんはアクが強く、好き嫌いは分かれるように思います。むしろ95期から次のトップを出すなら、水美さんか瀬央さんの方が、と思うのですが。
いつも楽しく拝見しております!彩凪さんと瀬戸さん鳳月さんをフォーカスオンと題し、同じ一括りにして語るのは、やはり予想が外れましたね。組内での役付きの比重や努力賞の受賞、そして東上主演を考えても、後者の御二方がの方がシビアですがやはり劇団から評価されていることはわかります。辞めて欲しくない生徒には、劇団はそれとなりと主演公演等をちらつかせ引き留めますので、そういう意味でも悟ったのかなと個人的には思いましたね。
予想を外したのはおっしゃる通りなのですが、さも彩凪さんが評価されていないような表現ですけど、ちょっぴり聞き流せません。
つい1年前(Fairy Tale前)まで本公演舞台写真枚数が3枚だった瀬戸さん鳳月さんと、ずーっと4枚だった彩凪さん。
この場合、もちろん彩凪さんが上だったというわけではなく、この3人はだいぶ前から枚数が変わってこなかったわけですから、
組内での役付きの比重や努力賞の受賞等鑑みても、そこまで差があるように私は感じませんし、
結果的に無理くりDSを開催してあげたわけですから、充分評価されているのでは?
…つっても、結局瀬戸さんは写真の枚数も増え、2番「目」に昇格しているわけですから、人事的に評価されていらっしゃるんでしょうし、
「生え抜き花組スター」という看板の強さを実感したりもします。もちろん本人の努力込みですが。