柚香光・花組次期トップ就任決定‼

さて、今日と言う日は「でしょうね」ではなく

この言葉を彼女に送りたいと思います。

 

柚香光さん、

次期花組トップスター決定本当におめでとーーーー‼‼‼

 

(外部リンク)花組 次期トップスターについて

■花組 次期トップスターについて

この度、花組 次期トップスターに柚香光が決定しましたのでお知らせいたします。

なお、柚香光の新トップスターとしてのお披露目公演は、2020年1月7日に初日を迎える花組東京国際フォーラム公演『DANCE OLYMPIA』となります。

 

ちまたでは遅い遅いと文句を言われていたようですが、

集合日から2,3日後の発表ということで、極めて順当な人事となりましたね。

 

柚香光・修行の2019年

 

前身ブログ開設当初より、人事に関する私の基本的な主張は

紅退団後の星組は礼が就任し、明日海からトップオブトップの座を引き継ぐ。

明日海退団後の花組は柚香が就任するのが妥当だが、

舞台技術的に果たしてどうだろう?…というものでした。

 

基本的に明日海の後は柚香が花組を引き継ぐべき、という考えは変わりませんが、

そんな彼女に対する技術的批判を踏まえ、

以前エールを送るようなかたちで記事を書かせて頂きました。

「嫌なら見るな」は努力の放棄

 

この時「2019年は自分の魅せ方を勉強するための修行期間」だと書きましたが

少なくとも今年前半は、まさにそんな1年だったように思います。

 

彼女のもともとのスター性で考えれば

『ポーの一族』のアランや、『MESSIAH』山田右衛門作のような

鬱屈としていて陰がある役がベストマッチというもの。

 

でも本年は『CASANOVA』アントーニオ・コンデュルメルや

『花より男子』道明寺司 など、ただカッコ良いだけでなく、

ギャグテイストの混じったキャラをあてがわれていた印象なのです。

 

芝居というのは、悲劇よりも喜劇の方が難しい。

彼女の芝居力の増幅のため、この2作では任でないキャラに真っ向から挑み、

スターとしての総仕上げをしていたように思います。

 

そして『花より男子』での彼女を見る限り、主演者としての風格を身につけ、

実に堂々と芝居を演じ、ダンスナンバーでは生き生きと活躍していた。

 

確かに粗削りな部分はありましたけれど、

そんな彼女(を中心とする花組)の気概ゆえに、

散々だった前評判を覆すほどの素晴らしい公演になったのだと思うのです。

 

春野寿美礼以来の花組生え抜きトップ。

彼女はその称号に相応しい、

素晴らしいスターに成長したと言えるのではないでしょうか。

 

トップ人事の答え合わせ

 

ということで正式に、

柚香&華礼&舞空という2つのトップコンビが生まれたことになりましたね。

いやーめでたい‼まさに新時代‼

 

そして個人的にはこの時をやっっっっっと待っていました。

なんせ人事考察ブログと銘打っていますので、

ずーっと人事答え合わせをしたくてしたくてしゃーなかったのです。笑

 

ということで次回からは

・柚香&礼トップ就任に見るトップ人事の答え合わせ

・華&舞空トップ就任に見るトップ人事の答え合わせ

の2本立て、つまり男役人事と娘役人事を

個人的主観で分析していきたいと思います。

(そしてその次は別箱から見る人事考察…あぁ、いきなり忙しい。)

 

最初にオチを言っておくと、なぜこの4人が選ばれたかと言えば、

ビジュアル特化コンビ舞台技術特化コンビという

相反するトップコンビを生み出したかったから、これ以外に無いと思います。

 

というわけで…次回の記事に続く‼

 

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コメント

  1. ちょっこー より:

    めでたいですね!

    早く次のブログ見たいです笑笑

  2. ぴょこ より:

    蒼汰様、管理人様、こんばんは。

    今回の就任発表、インターネットの反応を見ていました。応援の声もある一方賛否両論の様子。やはり「歌」なのか、「花娘4人の退団発表」があったからなのか「明日海りおさんの後任」だからなのか…

    「花組は終わった」との言葉を多く見かけました。個人的には、安寿ミラさんが就任された時と同じだなぁと思っています。
    ちょうどその頃は2番手朝香じゅんさんが退団、その後トップオブトップ・大浦みずきさんの後を継いだのが浅香さんが退団する前まで真矢みきさんとダブル3番手だった安寿ミラさんでした。当時研12。ダンスとビジュアルが売りでまだ歌も怪しかったと当時からのファンの方に伺ったことがあります。当然落下傘があるのではと言われ本人もそれを信じていたとか。当時、「花組解散説」まで流れたほど(実はこれは後に安寿さんが自分で流していたと仰っていました。それほどまでに不安だったようです)
    ですが安寿さんはその後立派にトップスターを務めあげ、当時集客率ナンバーワンの人気トップスターになられました。安寿さんの努力はもちろんのこと、私は劇団のプロデュース力もあるのではないかと思います。

    ・トップスターを支えられる、実力のある娘役トップ、2番手をつけたこと(真矢さんはもちろん人気抜群、相手役の森奈みはるさんも扱いは悪かったですが実力派でした)
    ・組子当て書きのオリジナル作品を作ったこと(出戻って知ったのですがメランコリック・ジゴロは再演されている様ですね。初演のヤンミキみはるのトリデンテ当て書き作品、毎日立見だったようです)
    ・トップスターの色にあった舞台化作品(ブラックジャックは安寿ミラさんの代表作ですが、安寿さんはずっと熱望されていたそうです。安寿さんは退団会見に黒い服で臨まれるほどアウトロー。その言葉が似合う男役さんでしたからピッタリでした)
    ・歌うまジェンヌの重用(おひとりだけ例をあげると、峰丘奈知さんという素晴らしい方がおられました)
    他にも当時「ダンスの花組」と呼ばれまた安寿さんがダンススターなこともあり外国から振付師を呼んで名場面がいくつも生まれました。ロンドン公演も主演されてます。

    とにかく80周年に向けてという強い意志のもと、安寿さんの魅力を更に押し出し、人気を出したのは劇団だと思います。当時は天海祐希さんもいらっしゃったのにそれより集客率が高かったのですから。「花組解散説」が出ても、花組子の努力と劇団のプロデュースでここまで人気は回復する良い例だと思います。

    ちなみにこれは、同じく2番手彩吹真央さんの退団があったあとトップスターになった音月桂さんの時代に、劇団がしなかったことだと思っています。音月さんも素晴らしい方だったのに、同じ3番手からのトップスターでも明暗を分けたのはやはり劇団の配慮、プロデュースが足りていなかったのでしょう。

    柚香光さんは春野寿美礼さん以来の生え抜きトップとのこと。私は映像でしか拝見したことがありませんが素晴らしいスターだと思います。ぜひとも批判を跳ね返すほど素晴らしいトップスターになって頂きたいですし、劇団には、どうか判断を間違えないで、トップスターが全ての批判を背負って退団されることがないようにしてほしいものです。

    長々と失礼致しました。明日以降の記事も楽しみにしています。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      個人的には、柚希退団時に「星組は終わった」早霧退団時に「雪組は終わった」なんて言われていましたけど
      結局宝塚はこうして105年続いているわけですから、「花組は終わった」のかはよく分かりません。笑
      まぁ音月の大失敗を踏まえ、さすがに愚かな采配はしないと思うところなのですが、美弥の件もありますし身長に進めて欲しいと思いますよねー。
      柚香さんには批判をものともせず頑張って頂きたいですが、それ以上にファンも需要も多いのでたぶん大丈夫なんじゃないかと勝手に思ってます。笑

  3. Hk より:

    宝塚の新しい時代の幕開けという感じがしますね‼️明日海さんの元で育った柚香さんいろんな意味で財産になっているでしょうね。私は月城かなとさんのファンです。悪役もコメディとか何でもできそう。特に時代物が観てみたい月城さんがトップになったらぜひ宝塚観に行きます❗️応援してます

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      月城さん含め95期を中心に台頭していく様子を見ると、まさに新時代という感じですよね。
      2番手としてエネルギーと人気を蓄積しながら、ぜひ彼女にも頑張っていただきたいと思います‼

  4. あるる より:

    いつも楽しく見させていただいてます。

    同時期にビジュ特化と技術特化並べるのは紅綺咲と望海真彩で実験済みで、ビジュ特化に持っていけそうな真風さんに並びは微妙でも実力派の星風さんつけて成功してる(2番手なしでWSS梅芸と博多座を売り切ってる)のみると、正直柚香政権に向けて娘役人事に計画性がなさすぎたような気が。
    柚香さんには劇団は実験性より組の記念イヤーに向けて落ち着いてトップを勤められる安定感を求めてくると思っていたので、もっと実力派付けるか華さんでいくなら必要以上に華さんが逆風に合うような状況にならないように上手くやればよかったのに。
    そもそも少女漫画ヒロイン枠は星風さんが既に存在していて、自分が想像する歴代ビジュ特化枠(壇、白羽、夢咲)に並べると、うーん笑
    星風さんを花配属にできてたら1番よかったですし、全ツみる限りビジュ売りならむしろ舞空さんでよく、昔から花はトップコンビ売り成功例が少なく、男役のトップ人事はとても安定感あるのに花トップ娘役人事は突貫工事ばかりだと思います。
    一方礼さんには今後のために絶対に失敗なしで一定期間勤めてもらわないといけないという劇団の信念を感じ、相手役に関してかなり検討した形跡がみられました。結果舞空さんに辿りついたのも、力技ながら、昔から星は娘役異動率が高いのもあってか総合的にみてそうなるよなってお披露目から納得できる相手用意するのが上手いなと感心します。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼花組が娘役人事が突貫過ぎるのって本当に昔からですよねー。なんでなんでしょう。
      返信に相当する内容は明日以降に記事で書くのでアレですが、唯一言うとすれば星風さんはハナから宙組20周年用に配属、育成していたと思うので
      もし花組だったら的なifはそもそも成立し得ないと思います。
      全ツはたぶん華と舞空をトップに立たせるための苦肉の配役、かつそれぞれ苦手分野の方をメインに据えたことを思うに、
      まさに「修行」だったのでしょう。これで華への逆風が吹くようになったわけですが、でも苦手分野を隠し続けても仕方ないですからねぇ。
      星組は本当に人事は上手ですよねー。しばらく生抜きが続いてますので、ガス抜きという意味でも舞空配属は正解だったなぁと思います。

  5. fanta より:

    まさしく、柚香さん、おめでとうございます!という気持ちです。

    私も「遅い遅い」というのが気になっていたので、
    トップスター就任発表と集合日との関係をちょっと調べてみました。

    花 柚香 2019年7月11日…集合日(7月8日)の3日後
    星 礼  2019年4月25日…集合日(5月28日)より1か月以上早い
    宙 真風 2017年7月7日 …集合日(7月6日)の翌日
    雪 望海 2017年3月9日 …集合日(3月6日)の3日後
    星 紅  2016年6月20日…集合日(7月15日)より25日早い
    月 珠城 2016年3月14日…集合日(4月25日)より1か月以上早い
    星 北翔 2014年12月9日…集合日(12月25日)より16日早い

    望海・真風がまさしく「順当」であり、礼は外箱の事情込みで早かった可能性があることを鑑みると、
    柚香もここ最近の例では「順当」であって遅くはないという感想です。
    「遅い遅い」といって、勝手に的外れな妄想爆発させて、「○○は嫌」「△△は許せない」とか、柚香だけでなくいろんな対象を叩いていた人は大変お疲れさまでした、と思いました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼分かりやすくまとまってて良いですね‼笑
      本当にねー、勝手に妄想・暴走しちゃうのはファンの悪いクセですよね。礼はまさしく外箱事情ですから、おっしゃる通りの色々だったのだと思います。
      まぁ芹香さんも落下傘なんてイレギュラーなことせず就任した方が本人のためですし、まさに順当という感じで良かったですよね。

  6. YS より:

    コメント失礼いたします。
    私的三拍子揃った、は、ビジュアル・舞台技術・スターオーラで、これがバランスよく整ったトップスター・トップコンビを無意識に期待しているみたいなのですが、劇団があえてそれぞれビジュアル・舞台技術に特化したトップコンビを作りたがる理由、ブログ主様の考察を伺いたいです。
    あと別箱…名古屋圏の人間としては御園座が…いくら何でも宝塚新御園座初お目見えが二番手公演というのはないんでしょうし、名古屋は月現トップの地元に近いし…と思うのですが、正直…(苦笑)。東西で月現トッププレサヨナラって事はないでしょうか?(かといって、コンサートやるか?とも思いますがw)

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      この返事に相当する内容は近々記事に上がるのですが、一つ言うとすれば現時点で真風&星風、珠城&美園(愛希)が
      ビジュアル系スターに舞台技術高いスターがフォローという組み合わせですから、そんな似たような組み合わせばっかり作ったってつまらなくない?って感じでしょうかね。

      なんだか最近珠城7作説(東西長期ですし)が持ち上がってますよねー。とはいえ御園座がプレサヨナラにするには難しい気が…。
      (蛇足ですが私は父方が名古屋近郊なのでご縁があります‼)

  7. 土屋真美 より:

    いつも本当に納得で、更新を楽しみにさせて頂いております。誰に偏ることのない俯瞰でのコメントが有り難く。柚香光さんのトップ就任、色々言われておりますが、100周年以降の流れで、宝塚に求められものへの変化を感じております。柚香光は、天海祐希と同様、宝塚だからこそ輝けるスターだと思っています。トップ就任後の活躍を応援したいと思います。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼お褒めの言葉をいただき恐縮です。
      おっしゃる通り、彼女はまさしくTHE・宝塚的男役スター。色々言われていますが、きっと彼女らしさでこれからの劇団を引っ張っていってくれると思います。
      これからも一緒に応援しましょう‼^^

  8. ともじの嫁 より:

    おはようございます!
    れいちゃんトップの発表があり、ホッとしたやら、まだ心配やら、複雑な気持ちです。宝塚人事って、イチイチ寿命が縮みます。以前、もう、いつでもドーンと来い!と書いたはずでしたが。笑
    私を含め、ファンの方々は真剣に宝塚の事を考え、御贔屓さんを考えてしまう。ホントに宝塚の世界って不思議です。
    退団する娘役さんも多いので、異動してくる方もいるのかな?2番手は誰?など、私にはよく分かりませんが、まだまだ人事は目が離せませんね。
    まずは、発表になったので、安心して少しボーと暮らします。半面、時は容赦なく確実に流れてるんだなぁ~と寂しさが襲ってきてしまいますが。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まずは無事発表があって私もホッとしました。確かに上級生娘役が一気に枯渇するのは気になるところですよねー。
      とはいえ数年前に朝月が雪に組替えしたように、誰か来るかもしれませんね。
      後は明日海りおを見送るだけですねー。果たして穏やかな気持ちで見送れるかな…?

  9. ヒマワリ より:

    いつも冷静な分析を楽しみにみています。

    花トップ就任はある程度予定調和だったのでついに発表されたのかーという感じなので、
    それ以上に花の今後の体制が気になります。

    星も2番手以下不明であるものの、トップコンビの実力安定なのでその点での不安はありませんが、花はトップコンビとも歌が不得手という弱点があります。

    ①95期同期が昇格か、②専科特出でしのぐのか、③組み替えかのどれになるのか気になるところです。

    いずれにせよ、各組のバランスを考えると2番手の件を置いといても組み替えはありそうですね。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      花組は瀬戸&96~100期までの男役が充実しているので、意外と組替えも無くワラワワ&専科でごまかすのかなーと思い始めてます。
      実力派の鳳月を出したことを思えば、何かしら勝算はあるということなんでしょうけど…気になるところですよね。

  10. にこ より:

    いつも面白く拝見しています。以前にもコメントさせていただきました。
    柚香光ちゃんのトップ、とても嬉しく思いました。歌だ技術だみなさんいろいろと言われますが、総評論家か!と思います。わざわざ宝塚を見るのなら、素直にキラキラを楽しめばいいのに。彼女ほど、宝塚らしい夢夢しい輝きのスターはそういないと思います。
    で、ふと今、バウsinging workshop 花を見ていたのですが、劇団の推しを感じるカメラワークを見ても(今さらですが)彼女のトップは規定路線だったのだなぁと思わずにいられません。苦手意識からか、お歌の時はパフォーマンスが控えめですが、カメラワークが彼女を強調しています。そして、どんなに控えめにしていても目立つ、目立つ!スターってこういうことなんだなぁと、改めて思うのでした。トップになればあと数年と限りがありますが、キラキラを存分に楽しみたいと思います。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼その節はありがとうございました。
      彼女のようなキラキラスターも宝塚では重要だと思います。私は基本歌唱力重視派ですけど、でもやっぱり彼女が舞台に立つと凄いなぁと思いますし…。
      トップに立つのはゴールであってスタートでもあります。夢の終わりが定められたという意味でもありますが、ぜひ最後まで一緒に応援していきましょう‼^^

  11. みー より:

    またもや遅れてコメントいたします。
    柚香さん、スターとしてのオーラもビジュアルも半端ない!!おめでとうございます。

    Yahoo!ニュースでもコメントが大盛況でした。読むと新トップコンビはあんまり歓迎されてないなぁという印象でした。でもきっと何だかんだ言ってても皆さん観に行くのではないかな?空席が目立つ心配は絶対無さそうな予感。そしていつの間にかチケット難の人気コンビになりそうな気がします。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼新たなトップの門出はやはり祝福したいですよねー。
      結局彼女のようなビジュアル型も需要がありますし、なんだかんだ安定しそうですけどね。体制的にも気になるところです。