組長5人に見る宝塚の組カラー【雑記】

現在、不定期更新している

「各組の気になるスターを取り留めなく語る」シリーズ。

 

書いていて思ったのですが、

私、組長5人みんな大好きなんですよね。

 

憧花ゆりのの退団、梨花ますみ、万里柚美の専科異動により、

気付けば組長は5組が全員男役

 

そして組長を見てみると、

各組の組カラーがよく分かるような気がする?

というわけで本日は、そんな5人の組長について語りたいと思います。

 

組長5人の簡単プロフィール

 

まずは組長5人の簡単プロフィールから。

 

花組:高翔みず希(76期・月組→宙組→花組)

月組:光月るう(88期・月組生え抜き)

雪組:奏乃はると(85期・雪組生え抜き)

星組:美稀千種(79期・星組生え抜き)

宙組:寿つかさ(76期・雪組→宙組)

 

実は今回調べて初めて知ったんですけど、

光月るう、奏乃はると、美稀千種の3名はなんと生え抜き組長。

 

勝手ながら100周年前は組替えの嵐でしたし、

組長さんって組間を反復横跳びしている人が多い印象だったので

まさか半分以上が生え抜きとは…!!

 

もちろん組に長く居るということは、

その組や生徒の良さも悪さも一番良く分かっているということですから、

組長というポジションはまさにピッタリ。

 

さらに組に残り続けて

劇団から組長という立場を任されているということは、

それ相応の人格を持ち合わせている人ということなのでしょう。

 

そして76期同期である高翔&寿コンビ。

この2人は同期なだけでなく、

宙組創設に伴う発足メンバーに選ばれ同じタイミングで組替え。

 

宙組を軌道に乗せるため2年半共に戦い、

高翔は花組に組替えし後に組長へ、

寿はそのまま宙組に残りその後組長になったという、まさに盟友。

 

しかもこの2人は『エリザベート』『メランコリック・ジゴロ』

『オーシャンズ11』 さらに振り返れば『ファントム』など、

組を越えた再演で同じ演目に出演することも多く、

お互いアドバイスしあったりしているとか。

 

同期・樹里咲穂がMCを務めた「JURIの宝塚音楽同好会」にて、

高翔から借りた譜面に書いてあったト書きを

さも自分の考えのように寿が組子にアドバイスした、

なんていう笑い話も披露されました。

 

こういう話を聞くと、

組長もただの一タカラジェンヌなんだなぁと思いますよね。笑

 

組長5人に見る宝塚の組カラー

 

そんな高翔&寿コンビ、中堅時代は同じダンサータイプとして

ブイブイ言わせていた(らしい)スターにも関わらず、

舞台に立つと全く違うカラーになるのが面白いですよね。

 

例えば同じ日本人のおっさん役である

『花より男子』『王妃の館』を見ると一目瞭然で、

高翔は年相応の萎れた魅力が光るのに対し、寿はどこかスタイリッシュ。

 

高翔は月組育ちの芝居力がそうさせるのか、

役として生きる芝居力が光る一方で、

昔の中堅スター時代の作品を見ると、もうビックリするくらいの花男!!

 

当時の彼女はとにかくキザでクサいわけですが、

現在は組長として品に溢れる雰囲気の一方で、

どことなくその頃の色香が見え隠れするのが魅力ですよね。

 

寿は現在も生粋のダンサーとしてスタイリッシュに活躍する一方で、

皇太后マリアやローマ教皇など、芝居はどこか洋画風でスマート。

 

そして何を演じても「寿つかさ感」が出るのが

彼女のスター性としての強みだと思います。

 

学年で言うと次は星組・美稀千種。

彼女もまた、平成初期感漂うホストっぽさが魅力なわけですけど、

もう笑っちゃうくらいに歌舞伎町の匂いですよね。

 

新宿では知らない人は居ない伝説のホスト(今は手広く6店舗経営)みたいなオーラ。

そんなギラギラはさすが星組。

 

なんだけれど、喋ると意外と声が高くてニコニコしていて、

そのギャップがまた素敵だなぁと思っちゃいます。

 

そして月組・光月るう。

花組は男クサさを追求するのに対し、

月組は王子様っぽさを追求するのかな、と勝手に思っているのですが

彼女はまさに、いつも品良く柔和なイメージ。

 

芝居の月組生らしいエルフィー・シュラットの大活躍は記憶に新しく、

現在の『ピガール狂騒曲』でも愉快な役で楽しませてくれているようです。

 

そんな彼女と同じ、柔和なイメージがある奏乃はると。

それでもどこか質実剛健な雰囲気があるのが、さすが雪組だなと。

(以前コメントにて「石原プロっぽい」と書かれていて納得してしまいました。)

 

とまぁ、男役組長5人を比べてみると、

キザでクサい花組・柔和な月組・質実剛健な雪組・ギラギラ星組・スマート宙組、

という、それぞれの組カラーがなんとなく見えてくるのが

面白いなぁと思った次第です。

 

組長の活躍にも是非注目を!!

 

最近、どんどん身近になりつつある配信放送。

千秋楽の挨拶等、舞台進行をするのは組長さんですので、

ライトファンの方も覚えやすい存在ですよね。

 

そして組長は基本的に組内最年長者。

学年が高いということは、

それだけ経験や魅せ方を習得しているということであり、

実際、舞台での活躍も本当に本当に素晴らしいのです!!

 

これからのさらなる活躍を楽しみたいと同時に、

ぜひ多くの方にその活躍を見て頂きたいなと思います。

 

その一方、コロナ禍で対応に追われる宝塚のおいて、

組子へのケアやモチベーションを保つ等、

組長さんも大変なのかなぁと思ったりする今日この頃。

 

大変な状況下だとは思いますが、

トップスターとは違う「組の顔」として

是非頑張って頂きたいですね。

 

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コメント

  1. あやこ より:

    よ!待ってました組長特集!
    しゃがれ声とあの輪郭で「出たな!」と唸らせるオーラの『寿つかさ感』めちゃめちゃ分かります。対して、おや、後方からなんかダンディな視線感じるなと思ったら、高翔氏。タイプの異なる胸アツ同期ですね。
    新米組長部門(?)も、コメディの演じ方にカラーの違いが出ております。光月氏は、品のいいオネェ振付師やらせたら日本一という事がピガールにて証明されました笑。それでいて、名門私大のテニス部OBみたいな、さわやか王子様風味がある。谷三十郎みたいな、小心者のほろ酔いオヤジは、奏乃氏の真骨頂。とりまき(?)の別格連中も、どっしり渋めの石原軍団ですし笑。
    そして、なんといっても、歌舞伎町の元カリスマは、小柄で歌ウマなのもツボ!誰よりも苦労して努力して、今じゃトレーニングジムとタピオカ店まで成功させ、若手に店長任せてる感!(←マサ様にお伝え下さい笑)
    ふぅ、ついつい長くなってしまいました。組織を支える幹部として、なくてはならない彼女たち。これからも活躍を楽しみにしておきますね。

  2. 閑尽亭 より:

     初めてコメントさせていただきます。出戻り第三期のヅカファンです。いつも蒼汰様の幅広い目配りと、ちょっとした事象からヒントを見つけ出して、正しいであろう解答を導き出される姿勢には、感服しております。
     さて、気になる記載がありました。
     確か、すっしーさんは雪組のご出身ではなかったかと……
     お調べいただければ、と思います。

     これからも、的確なご考察を楽しみにさせていただきますね。

    • 蒼汰 より:

      ご指摘ありがとうございます‼︎
      わわ、おっしゃる通りです。大変失礼致しました。訂正させて頂きます。

  3. 和世 より:

    私も、組長さんたち、好きなんです。
    今は専科へ移られましたが、万里柚美さんの妖艶でありながら
    組全体を包み込むような雰囲気が素敵でした。

    現組長さんで、舞台を観ていて目を惹くのは寿つかささんですね。
    お芝居もさることながら(皇后マリアを演じられる男役さんは寿さん
    だけだと思います)、『シトラスの風』でハット帽をかぶって
    舞台中央で気だるい感じでいらっしゃった場面(伝わることを願います。説明が下手ですいません)が忘れられません。

    もちろん、観劇回数も持っているDVD/Blu-rayも一番多い
    雪組の奏乃さんは(副)組長に就かれる遥か前のお姿も拝見しています。初日や千秋楽のご挨拶が好きです。
    (『タランテラ!』の歌唱場面も…)

    中間管理職とも呼ばれているようで、気苦労も多いのかと思いますが
    皆さん、これからも末永く組をまとめ、活躍して下さることを
    願うばかりです。

  4. ともじの嫁 より:

    こんにちは!
    取り留めなく語るシリーズ良い企画ですね。ラフな雑記が大好きです。
    宝塚を観るようになり、驚いたことの一つが、各組組長さんの御挨拶です。とても落ち着いて、長~い文章を噛まずに心のこもった言葉でお話出来る能力。素晴らしいです。いつも、どんな御挨拶だろうと期待しますが、裏切られたことがありません。そして、慈愛のこもった眼差しで、組子達を包み込む包容力、あ~私にも欲しいなぁ。最近、イライラすることも多く、優しくなれない自分を反省します。
    今日の朝は寒かったですね。風邪を引かないように気を付けて。
    では!

  5. 海苔巻き より:

    こんにちは。
    まだ宝塚を博多座で数回しか観劇した事がなかった時のことですが、、、

    SMAP×SMAPにタカラジェンヌが100人登場した際、豹柄のジャケットを着ていた寿さんに、木村拓哉さん→『組長クラスにならないとアニマル柄っていうのは、、、』寿さん→『そうですね!!』というやりとりがすごーく印象に残ってて笑
    宝塚には組長ってのがいるのか!?と、興味津々で観ていたのを思い出しました。
    その時は花組星組宙組の出演だったので、高翔さんと万里さんも並んでらっしゃいました。
    懐かしいです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます!!
      分かります!!書かなかったですけど実は私も一番それが印象に残ってまして。笑
      あの番組での天真さんのタンバリン芸と寿さんのヒョウ柄のやり取りで「タカラジェンヌにも面白い人がいるんだ」と思い至り、
      宝塚について調べ始めた一因の一つになっています。なので私の中で組長と言えば寿さんなんですよね。
      ブログを始めてから見返すと、それこそ高翔さんがいたり2番手チームで紅さんや朝夏さんが出ていたりと、凄い豪華なメンバーだったなと気付かされますよね。

  6. きおづき より:

    おっしゃりの通り、「トップスターとは違う組の顔」。
    この方々によって組のカラーが決まるのでは…?と思っていた裏主人公、「組長特集」とは、ニッチなところに目をつけられる!笑

    こちらにお名前は出ていませんが、個人的には夏美ようさんが花組の組長をされていた時代が印象的で。
    夏美さんご自身は花組以外でも長く過ごされているのに、いかにも「よっ!花男!」という感じがして。悪いタイプのオジさんですね。気軽についていってはいけない。ヤケドしますね。

    オジ役ジェンヌだった天真みちるさんのコラムにも先輩格のオジ役ジェンヌのお名前が出てきます。ああいったものを読んでいると一度オジ役(イケオジ)だらけの舞台というのも観てみたい気がします。皆様がた極めし者でカッコいいですから。