星組『RRR』新人公演感想

 

星組『RRR』新人公演が無事上演されましたね!!

まずはおめでとうございます。

 

私は予定があって見られないハズだったのですが、

その予定が早まったおかげで、

冒頭15分後あたりから見ることが出来ました。

 

立ち上がりが見られなかったのは残念ですが、

さっくり感想を書いていきます。

 

主要キャスト感想

 

主演を務めたのが花の105期生の1人、大希颯。いわゆるスタイル先行の大型スタータイプで、ダンスが不得手というイメージがあり、果たして『RRR』大丈夫か?と思っていましたが、見事真ん中を立派に務めていたと思います。顔立ちはクール(珠城りょうと鳳月杏を混ぜた感じ)で大柄なのに、子犬のような可愛らしい芝居作りで、そのギャップが素敵でした。個人的には姿勢が悪い(首が前傾姿勢っぽい?)かな?と思う瞬間もありましたが、歌も芝居も高安定。ぶっちゃけ私の好みのタイプのスターではないけれど、たぶん大型スタータイプが好みの人にとってはストライクど真ん中なんだろうなーと改めて感じた新公主演でした。

2番手ラーマを務めたのが104期生の御剣海。『1789』新人公演から大きく飛躍し、凄く良かったです!!特にビジュアルがだいぶ進化していて、暁千星にしっかり寄せていたのが良かったと思います。実はそこまで身長が高くない(171cm)のですが、小顔なのでスタイル抜群に見えるのも良し。後半に行くにつれ芝居もどんどん深まっていて、いい塩梅で別格路線候補に仕上がっていました。あと、大希颯×御剣海だと学年的にアニキなラーマと自然児のビーム、というキャラ設定が本公演より自然に見えて、それも良かったです。

ヒロインを務めたのは106期生の乙華菜乃。『バレンシアの熱い花』の時から感じていましたけれど、やっぱり彼女は声美人。そして今回見て思ったのが、芝居が意外と(良い意味で)クセ系というか、クラシカルな持ち味が似合うタイプなのですね…?超現代的な舞空瞳が演じるジェニーと違って、古き良き宝塚ヒロイン的なジェニーという全く違うキャラ作りで面白かったです。

 

その他キャスト感想

 

3番手格・ジェイクを務めたのが105期生の稀惺かずと。ぶっちぎりの安定感で、もう立派なスター様でした。ちょっと化粧が星仕様でしたけど、圧倒的なキラキラ感。極美ジェイクが生まれながらのイギリス人的思考で嫌味なくナチュラルにインド人を下に見ている感じなのに対し、稀惺ジェイクは記号的な嫌なヤツキャラで、その違いが面白かったです。ま、個人的には極美ジェイクの方が好きですけど、そういう役作りの挑戦も大事です。

ペッダイヤ(本役:天華えま)を務めた104期生の碧音斗和、歌もダンスも芝居もぶっちぎりで上手かった!!数少ない一瞬の出番をバッチリ決められるのが良いですね。星組らしい圧とパッションが感じられました。

エドワード(本役:碧海さりお)を務めた107期生の和波煌。顔も綺麗だし悪役芝居も板についていて凄く良かったですね!!なお、彼女は文化祭主演経験者にして姉は雪組の蒼波黎也と期待の星の1人でもあります。今後が楽しみですね。

娘役の方はというと、まずはキャサリン役の103期・瑠璃花夏、安定度高すぎて何も言えません!!悪女役もピッタリだし最後の挨拶も良かった!!新公長お疲れ様でした。歌登板となった詩ちづるはさすがの歌唱力で、ザ・ヒロインな役よりハマっていたような気がします。シータ役を務めた104期・綾音美蘭、綺麗でしたけど、やっぱり別格感が出てきたなぁ…という印象です。マッリ役の108期首席入団・茉莉那ふみ、素晴らしい歌声と幼女感が良かった。顔立ち含め、外部の子役さんみたいでした。あとはモブ役として背景でちょいちょい映る藍羽ひよりの抜群の可愛らしさが群を抜いていましたね。

 

105期・104期バトルの行方やいかに

 

星組は105期の稀惺かずとVS大希颯という路線バトルが注目株ですけれど、今回の新公で改めて「スター性の違い」が如実に出ていて面白かったです。やはり星の系譜は稀惺かずとでしょうけれど、果たして今回の新人公演で大希颯がどう評価され、どう進路の舵を切るのかが要注目ですね。

そして104期路線バトルの碧音斗和VS御剣海、最後のラスチャンをどっちに振るか星組は決めかねているようですが、どうなんですかねー。個人的には首席入団である碧音斗和の方が好みなんですけど、今日の配信を見て御剣海の進化に驚き、こっちに軍配が上がるかも、と思いました(というか前後のスターと持ち味が被らない、というのは非常に強い)

娘役も詩ちづる、乙華菜乃、藍羽ひより、茉莉那ふみとしのぎを削っています。星組の新世代がますます楽しみになった新人公演でした。

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コメント

  1. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、興味深く拝見しております。

    延期されはしましたが、新公の開催、本当によかった。
    皆さん、素敵でしたねー。
    東京で一度切りなので、また時期がくれば以前のように、宝塚大劇場での開催を、と願っております。
    新公出演の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

  2. アライグマ より:

    私も新人公演を配信で観ました。

    新人公演は一回限りで、緊張もしており、皆様、最初は硬いかなと感じていましたが、徐々に新人らしい真摯な取り組みに引き込まれました。

    コムラム・ビームのところも、大希さんの熱演、歌(彼女なりの歌でよかった)と、御剣さんの葛藤の演技をしっかり受け取ることができました。御剣さん演技は安定しているし、ビジュアルよいですねえ。お化粧は暁さんに寄せた?

    乙華さん、最初は、舞空さんの華やかな姿を見慣れた目にはおとなしそう(ストレートに言えば地味?)と思ってしまったのですが、徐々になかなか演技が良いではないか、本役とは、全く別の役作りをしている、これはこれでありだと感じました。

    稀星さんは、目立ちます。スタアさんです。堂々としている。役としては本役の人の良さが少し薄められる一方で美形の嫌味感が出ていて、こちらも、これはこれであり。(ジェニーとのカップル感は、本役さんたちのほうがあったかもですが。)

    他の配役の方々も、皆さん、相当頑張ってた。新人公演ができて本当に良かったと思います。人数が少ない分、大人数で演じるところは大変だったかと思いますが、水も火のダンサーたちも、本当に素晴らしかった。

    ところで、昨日20日のお昼の本公演、幸いにも観劇できました。情報が出ている通り、RRRの監督らが観劇されており、大いなる盛り上がり。
    ナートウもすごかったですが、最後の銀橋で、ビームとラーマがよくわからない両手をフリフリの交互のダンスで、中央付近に行ったかと思うと、二人して合掌ポーズで監督等に対してお辞儀。そして、礼さんが監督の紹介をして劇場全体が大拍手。監督のお人柄も素晴らしく、観客も幸福感いっぱいの時間でした。

    この本公演や、新人公演を見るにつけ、今舞台に立てていない若手の方々が、遠くない時間に、このドキドキとワクワクを味わえることを心から祈っています。