雪組『ファントム』見どころまとめ

早いもので、明日は『ファントム』千秋楽ですね。

私は某所のライブビューニングにて鑑賞する予定です‼

 

今回の『ファントム』は超チケ難公演ということで

このライビュが初観劇という方もいらっしゃると思いますので

そうでない方もあわせて、今回の見どころを改めて紹介していきたいと思います。

 

キャストの見どころについて

 

まずは、改めて各キャストの見どころについて

簡単にまとめていきます。

 

望海風斗:エリック

 

今回、念願のエリックを演じることになった彼女ですが

見どころと言えば、ファントムという存在の哀れさ、救われなさ、

そして複雑かつ屈折した内面を演じ切った、その表現力でしょう。

 

圧倒的な歌唱力も、冒頭から始まる官能的なダンスシーンも

結局はそのエリックという悲劇の存在を表現する

一つのファクターでしかありません。

 

逆に言えば、そんなエリックを完全体として演じるために

あの圧倒的な歌唱力は絶対必要だったわけですから

舞台を見たら「望海風斗がエリックを演じてくれて良かった」

思えること間違い無しですよ。笑

 

真彩希帆:クリスティーヌ

 

もちろん、その天使の歌声を心して聞いて頂くのはもちろんですが

それを「演技をしながら歌っている」という点にも注目して頂きたいです。

 

パリの街角で夢見がちにフワフワしているクリスティーヌに始まり、

夢も希望も、そしてエリックへの母性や恐怖も

自身から様々な感情が溢れ出し、それをメロディーとして紡ぐその姿は

まさに至高の歌姫・ミューズと思えて仕方なくなります。

 

個人的にはビストロの覚醒シーンで

「え、私…歌えてる?先生やったわ‼私、こんなに歌えてるっ…‼」

と、演技をしながらあの超絶技巧の曲を歌いこなす彼女が、

今回の見どころの一つだと思ってます。要注目です!

 

彩風咲奈:キャリエール

 

彼女に関しては、この『ファントム』を通して

2番手スターとして大きく成長した、その姿をぜひ感じて頂きたいです。

不得手であった歌も、キッチリこなしていますよ。

 

何よりも注目すべき点は、そのビジュアルです。

舞台を見た皆が「髭が似合う」と声を揃えて言うわけですが

そのビジュアルでちゃんと「父性」を表現できているのが素晴らしいです。

 

何頭身か数えたくなるそのスタイル、頭身も含め

新たな魅力を開花させている彼女を、ぜひ堪能して下さい。

 

彩凪翔:シャンドン伯爵

 

東京千秋楽ではシャンドン伯爵を演じる彼女ですが、

見どころといえばそのキラキラ感でしょう。

生粋の宝塚スターとしてのオーラ、風格は要注目です‼

 

確かに歌唱力はアレで、大事な場面ですっこけそうになることもありますが

「そんなもんは関係ないぜ‼」といわんばかりの圧倒的なキラキラオーラは、

まさにTHE・宝塚の男役と言えるでしょう。

 

また、彼女がこういう正統派イケメンを演じるのはだいぶ久しぶりですので

彩凪翔の男前さ、気品溢れる王子様感もぜひ楽しんでください。

 

朝美絢:アラン・ショレ

 

東京千秋楽ではアラン・ショレを演じる彼女ですが、

器用な彼女だからこそ、これまでに無い新たなショレ像を確立しています。

 

成り上がり者丸出しなのにB級面白キャラ

妻とはラブラブでいちゃいちゃしまくる、という

非常に魅力的なキャラになっています。

ぜひ、その香川照之感を楽しんでください。笑

 

『ファントム』という舞台全体を通して

・ストーリーについて

 

『ファントム』という物語は

その内容に関して、実は賛否両論です。

 

主人公は人殺しだし、

パパは相当な屑男だし、

クリスティーヌは裏切りますし、ね。笑

 

でも、この『ファントム』という話は

エリックという存在の哀しさと、悲劇性と、

「音楽」という親子(母子・父子)の絆を堪能するものだと思います。

 

まぁ簡単に言えばバットエンドストーリーであり

救われない悲劇だからこそ、浸れる世界もあるというものです。

 

なので、舞台を最後まで見て

「こいつら全員クズやんけ」と否定するのは、野暮というものですよ。笑

 

・映像演出と小道具について

 

この『ファントム』は、

これまで以上に映像演出に凝っています。

 

冒頭の水路のシーンに始まり、

月や蝋燭、舞台の背景や追想シーンなど

映像演出が随所に使用されているので、そのクオリティに注目してみて下さい。

 

そしてもう1つ、照明演出もメチャメチャ凝ってますよね。

特にエリックの心情とシンクロするような演出が多々あり

「こういう表現もあるのかー」と観ていて感心する箇所もあります。

 

そして全精力を注ぎこんで作られたと思われる舞台道具の数々。

個人的に印象深いのはやはり、小舟シャンデリアですかねー。

 

小舟はディズニー?と見まごうほどのオシャレなクオリティですし

シャンデリアも細かな装飾もついていて、とっても豪華です。

 

どちらも物語の中で重要なアイテムですが、

ほんの数シーンでしか現れませんので、ぜひ凝視してご覧ください。笑

 

・フィナーレについて

 

フィナーレ超豪華なんですよー‼

もうね、雪組最高っ…‼と思えること間違いなしです。

(ファン根性丸出しですいません)

 

色々と見どころはあるのですが、

一番は望海、彩風、彩凪、朝美の4名で大階段を降りてくるシーンですかね。

 

さらにその周りに立つ黒燕尾の雪組生たちが

みんな男前ばかりで、まさに眼福。

その神々しさに、つい拝みたくなりますよ?笑

 

燕尾シーンでは永久輝、綾の若手コンビも目立つ場所に立ってますし

下級生ロケットの衣装も可愛くて手の叩き甲斐があり、

本編ではあまり踊らなかった真彩の全力セクシーダンスもあり、

もちろん最後はトップコンビの美しいデュエダンもあります。

 

そしてこの『ファントム』で専科に異動される

組長・梨花ますみの銀橋歌唱シーンは感動ものです。

7年間本当にお疲れ様でした、と感謝の言葉を伝えたくなります。

 

『ファントム』では最後の場面となる、

このフィナーレでの雪組の団体芸を見るにつけ

雪組はトップの歌唱力だけでもってる人気だとは間違っても言えないぜ‼

と大声で言いたくなるほど、それはそれは素晴らしいクオリティです。

 

『ファントム』という本気作

 

はっきり言いますが、今回の『ファントム』は

劇団的に相当力を入れた作品であることは間違いありません。

 

去年でいえば『ポーの一族』と同じで

「代表作を作ってやるぜ‼」という物凄い気迫が

舞台を通じてビンビンに伝わってきます。

 

それは劇団側だけでなく、演者も、技術者も同じであり

だからこそ観客も「これは凄いものを見せられてるな…」

圧倒されるのでしょう。

 

そんな本気作『ファントム』は、もちろん見どころがたくさんありますので

詳細がお知りになりたい方は、ぜひ以下の記事をご覧下さいませ。

雪組『ファントム』感想

雪組『ファントム』主要キャスト感想

雪組『ファントム』役替わりに対する個人的感想

宝塚と映像演出【雑記】

 

明日参加される方は、ぜひ全力でエンジョイしましょー‼

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コメント

  1. 横山薫 より:

    蒼汰様
    いつも、楽しく拝見しています。
    本日、前楽でファントム観劇します。
    2回目です。1回目は、余りに評判が高かったので、かえって覚めた目で見てしまいました。私は、超凡人のミーハーですが、感想①いくら歌うまとは言え 歌唱力に頼りすぎ、②アランショレ(彩凪様)のキャラが意味不明、③エリックを引き取った時にお父さんだよ、って言えばいいじゃん、
    などなど。
    ひねくれてました。今日は、素直に見たいと思います。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      楽しんでご覧になられましたでしょうか?
      評判が高すぎるとハードルも高くなり、冷めた気持ちになるの、よく分かります。
      実は私も前評判が高すぎて、初見時はすこーし冷めた気持ちで見てしまいましたから。笑
      これからもぜひ一緒に宝塚を楽しんでいきましょう‼

  2. ともじの嫁 より:

    こんばんは!
    ファントム、閉幕、ありがとー!やってきましたよ。やりましたか?笑
    地方にいるとライブビューイングは有難い。とっても満足して帰ってきました。なんだか宝塚じゃないみたいでした。笑
    花坦としては、組替した希帆ちゃんはもちろん朝月ちゃんが歌うまで誇らしかったです!
    初めて認識した舞咲さんも、素晴らしくてビックリしました。
    もう、咲ちゃんがだいもんのちゃんとお父さんで、ラスト。。泣きました!
    雪組は去年の全ツ以来見てなかったのですが、素晴らしい組だと再認識しました。
    次は、3月の花組大劇場のライブビューイングを楽しみに頑張ります!
    度々コメントしてスミマセンです。では!

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼リピーターの方が増えると嬉しいですよ‼
      仮面を空に帰す流れ、面白かったですよね‼私は人の目を気にしてできませんでした。笑

      確かに、元花組陣が大活躍でしたねー。
      といってもだいぶ雪組に馴染んでいますので、舞咲さん、彩風さん含め、さすが雪組といったところでしょうか。
      『CASANOVA』も楽しみですよねー。私も仕事の都合をつけようと必死なんですが、行けるといいな…‼

  3. はる より:

    私はありがたい事に生で観てきました。てっぺんでしたが、千秋楽独特の演るよ、観るよ感!!ヒシヒシと感じてきましたー。「ファントム」は初めて観たので前評判は知ってはいましたがここまで心鷲掴みにされるとは!
    雪組「ファントム」は全体のバランスも良かったし組全体で頑張っていて伝説になりますね!!
    観られて幸せでしたー!

    ファントム、閉幕、ありがとー!!

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まさに伝説の公演でしたね。その千秋楽を生でご覧になられたなんて、とっても羨ましいです‼
      あ、一緒に仮面を空に帰せたのも羨ましいです。笑
      きっと会場は盛り上がったんでしょうねぇ…。