リセールシステムは宝塚に馴染むのか?【雑記】

当ブログは「企業目線」であることも

売りの1つとしてご評価頂いているものですから

やはり触れないわけにはいかないでしょう。笑

 

ということで、

宝塚でついにリセールシステムが構築されました。

(外部リンク)宝塚歌劇公演におけるチケットリセールサービスの取り扱い開始について

使い方は、色んなブログで紹介されているようですので

どうぞそちらをご覧ください。笑

 

当ブログでは、これまであえて

リセールシステムについて言及をしてきておりませんでした。

 

なぜなら、宝塚というタニマチ文化において

このリセールシステムというものは

いまいち利害が合致しないと考えていたからです。

 

とはいえ、以前の記事でも書いた通り、

私設ファンクラブが孕む矛盾

会チケット依存体質から抜け出し、一般流通(友の会等)を増やしていくとすれば、

このようなチケット再販体制を整えるのは必要不可欠。

 

さらに6月よりチケット不正転売禁止法 が施行されたことにより

その対応は急務となりました。

 

しかしながら、以前からSNSや他の方のブログを見ると

「転売対策のためにリセールシステムの構築は急務である!!」

的論調があまりにも多く見受けられ過ぎて、

実際多くの人が心待ちにしていたシステムなんでしょうけど

 

このリセールシステムは本当に宝塚に馴染むのか?

という点の方が、個人的には非常に気になっていまた。

 

ということで、本日はそんな

リセールシステムにまつわるあれこれを書いていきたいと思います。

 

リセール機能を内包する会システム

 

まず、大前提として。

 

チケット興行というのは、

その日、その時間に絶対に見に行けるから買うのであって

もし自身の事情により見られなくなった場合、

その代金を全額被るのは当然のこと。

 

ですが、せっかくの座席が空いてしまうのが勿体ないから

それをどうにかしようと考えた結果、希望する人にチケットを

再販できるサービスとして生まれたのが「リセール」です。

 

そもそも、宝塚をはじめとするタニマチ文化が根付いた興行では

この「リセール」的システムは、

主催者側の中で内包しているものだったと言えます。

 

宝塚で言えば、前述の通りチケット販売は、

各スターがノルマとして抱え、それぞれの会で販売・管理する

「会チケット」に依存していました。

 

会チケは、原則として事前振り込みの当日手渡し。

もし誰かが急な事情で、予定していた観劇が見られなくなってしまったとしたら、

会の中でキャンセル待ちをしている他の人に当てがい、それを消化していきます。

 

つまり、会の中で「リセール」を行うことで

無駄なく会内に行きわたるよう調整しているわけですね。

(もちろんお金は返ってきませんけど。)

 

そしてこれは宝塚に限らず、

どんな小劇場でも、大きなオーケストラ公演でも、

出演者がチケットを管理する公演体系を取っている所は、

ほぼ同じことをしています。

 

ですから、宝塚において、

リセールシステムが必要である状況と言うのは、

会チケではなく、友の会や先行販売等で購入された、

いわゆる一般購入のチケットが対象になるわけです、が。

 

前述の通り、宝塚はほぼ会チケに依存している体系を取っていますので

実際にリセールを活用する状況というのは少ないはずです。

 

ともすれば、活用機会の少ない事務手続きを行うにあたり

手数料が高くつくのは当然でしょう。

 

そして、前述の通り「そもそも全額被るのが当然」なことを思えば

少しでも手元にお金が残るのであれば、儲けもののはずです。

 

で、す、が。

 

実際にそのシステムが構築されたら「手数料高過ぎ!!」と

文句ばっかり言われるんじゃないかなぁと思っていたら、

案の定そんな流れになっていましたので、もう笑うしかありません。笑

 

ではなぜ、手数料が高いという感情が先走るのでしょう?

 

誰のためのリセールシステムなのか

 

そもそも「転売対策のためにリセールシステムが必要」って

どういう意味なんでしょうね?

 

転売というのが

「他人に高く売りつける前提で、見るつもりも無い公演のチケットを買う行為」

であるとするならば、リセールシステムの構築がその抑止に繋がるなんて

因果関係が成り立たないと思いません?

 

じゃあなんのためのリセールシステムなのか。

それは「チケットをたくさん買ってしまった ワ タ シ が、犯罪行為をせずに

少しでも元手を回収ながらチケットを捌きたいから」なのが実態なんですよね。

 

つまり、転売対策だなんだとそれっぽいことを言っておきながら

結局自分が損したくないだけでしょっていう話なんですよ。笑

 

宝塚というのは、

コアなファンが複数回見ることを前提に興行が成り立っているわけですが、

そのコアなファンは普通、誰かしらの会に所属しているはずです。

(所属していなかったとしても、友人のツテというものが絶対にあるはず。)

 

そして、会に入っていないようなライトファンは、

たった1回の公演を見るために必死にチケット先行に応募しているものですから

予定が入らないよう慎重にスケジューリングするはずです。

 

ということは、そもそものリセールシステムの対象者が

「とりあえず友の会のランクを育てなきゃいけないから興味もない公演に申し込みまくって当たっちゃったけど、友達もいらないって言うししょうがないからサバくかなー。」

的な人がメインなわけですから、

手数料が高くつくのは致し方無いと思いません?

 

逆に言えば、手数料が非常に安価なシステムであったとしたら

「余ったらリセールすれば良いから適当に申し込みまくっちゃおう!!」

という状況に絶対になると思うのです。

 

一見チケットは売れているのに、

実在はユーザーが再販しまくっているという状況が、

主催側にとっていかに喜ばしくないことか、皆さんもお分かりになるでしょう。

 

つまり、チケットが見たい人に行きわたるようにするには

言い換えれば、リセールシステムが正常に稼働するためには、

転売対策はもちろんですが、むやみやたらとチケットに申し込んだり、

おけぴ等で譲渡するための交換アイテムよろしく興味も無いのに入手したり等、

そういった状況を改善することも必要なのでは?と思ったりするのです。

 

とはいえ、それが常態化しているのが現状であり

さらに言えば劇団側もそう煽動しているように見受けられますので

まずそこを正すことなんて、果たして出来るのかなぁというのが

個人的に思うところです。

 

結論:今後の展開に注視したい

 

ところで、今回のリセールシステム構築にあたり、

チケトレという外部サービスへ委託するかたちとなったことは、

まぁ想像の範囲内といったところでしょう。

 

ですが、一部の方はもっと高度なリセールを、

たぶん四季のリセールシステムのようなものをご所望されていたようですが、

個人的に現時点でそれを望むのは難しいと思うのです。

 

なぜなら、四季のような舞台興行を主業としている企業と違い、

宝塚はあくまで阪急電鉄のなかの1つの事業に過ぎません。

 

鉄道会社のたかが一部門の中に、

そんな大がかりなシステムをいきなり構築しようとするのは、

だいぶリスキーなのではないか、というのが一点。

 

そしてもう1つは、前述の通り

宝塚はこれまでタニマチ文化に支えられてきた興行ですので

いきなりそんな大がかりな文化の転換を顧客に迫ると

大きな混乱をもたらすのではないか、ということも考えられます。

 

ですから、今回はとりあえずの一手として様子見をして、

今後さらに手広く展開していくのかもしれません。

 

果たして、宝塚にリセールシステムは馴染むのか、

否、馴染ませることが出来るのか、今後の動きに注視したいと思います。

 

 

…とはいえ、ここからは完全に独り言ですけど

皆さん、そんなにリセールで出品するような機会ってあるんですかね?

 

私はこれまでたくさんのチケット興行に参加してますけど

生まれてこの方、行けなくなったことも、人にあげたことも一回も無いんですよ。

 

とはいえ、色々と想定してみますけど、

例えば、突然の身内の不幸で行けなくなってしまたっとしたら、

それこそリセールに出品する時間なんて無いでしょうし、

 

急な仕事、子供のイベントが重なった等で行けなくなったとして、

S席8,800円のチケットをまるまる無駄にしてしまうところを、

7000円近く戻ってきたら「ラッキー」と 私 は 思うんですけどねぇ。

 

手数料が高い、というのが

リセールシステムの形骸化に対して怒るのはまだ分かるのですが

「手数料が高いから私は出品しない」「だったらおけぴで充分」というのは

ぶっちゃけ傲慢ですよね、と思ってしまうのですが…(小声)

 

そして、そんな余らせたチケットを譲ったり譲り合ったりする文化こそ、

宝塚をはじめとする横のつながりが深い舞台興行の世界であり、

それをネットの発達により流通システムを作ったものこそが「リセール」であって

その分の手数料が必要なのは当然だと思ってしまうのですが…。

さすがに企業側の視点に立ち過ぎなのでしょうかねぇ?

 

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コメント

  1. YS より:

    宝塚じゃなく帝劇でしたけど、去年家の事情で観劇遠征に行けなくなって、結構な枚数のチケットを譲渡せざるを得なくなって、期日も迫ってたのでフリマサイトで券面価格割れ・手数料・送料自分持ちで必死で売りました。それこそ少しでも回収出来れば儲けもの、くらいで。
    チケット転売が取り締まられると、本当に都合で行けなくなった公演チケットの譲渡の場もなくなり、仮に譲渡出来ても違反チケットとして無効になるなどのトラブルも起こるから、正規のリセールシステムは必要だと思うのですが、、
    宝塚に関しては確かにブログ主様ご指摘の通りですね。。

    最近は宝塚の動員がおおむね好調で、高額転売でも買い手がつく状況みたいでしたが、それ以前の動員が思わしくない時期なら譲渡先を探すのも大変だったろうし、そういう時期を支えてきた会チケシステムを無下にも出来ないだろうな、と。
    むしろ券面価格での取引に限定されたことで、額面割れでもいいから早く譲渡したい場合でも買い手が付かない方を心配した私はズレてますかね?

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      そのあたりのバランスが難しいですよねー。どこまでもオッケーでどこからが違反なのか。
      これまでグレーだったことを明確化しようとするとあれはダメ、あれは許されてズルイなど、なかなかに線引きは難しような。
      今回のことで調べたんですけど、もともと宝塚って「譲渡」については何も書いてないんですよね。
      だからタダで譲渡なら現時点では許されるんでしょうけど、額面割れだと意味合いが変わってくるでしょうし、このあたりもややこしくなりそうな気が…。

    • YS より:

      今さらですが、リセールシステムが高額転売の抑止になる、というのは、本当に行けなくなった公演チケットは適正価格で取引できる正規のリセールシステムで譲渡可能にした上でないと、高額転売の全面禁止・転売サイトの徹底取り締まりは難しい、という考え方だとは思うんですが…

  2. 竹内 より:

    以前もコメントさせていただきました宝塚観劇歴45年のものです。この度の蒼汰様の内容は、私が感じていたもやもやを文章にしていただき、すっきりしました。リセールシステムに対し、良く手数料が高い!という意見を聞きますが、ベルバラの初演から(今ほどのチケット難ではありませんでしたが、前売初日には朝早くに日比谷に行きました)まず行ける可能な日のチケットを買いますし、観劇が最優先の為、他の用事を入れる事もありません。長い観劇歴の中で急に行けなくなったのは身内の不幸の時だけでした。その時のチケットは無駄にしました。友人に頼んで行ってもらう時はチケット代はいりませんから代わりに行ってくれませんか?くらいの気持ちでした。自分で購入したチケットは自分で責任を持てば良く、ダブったり、急用で行けなくなって無駄になってしまうチケットが、手数料を取られても、いくらかでもお金が帰ってくればラッキーだと思うのですが、今はそうは思えない時代なんでしょうかね・・。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      今はチケット難が続いてますので、保険用にいろいろ入手するということなんでしょうけど、
      だからと言っていけるかいけないか微妙な公演までとりあえず取る、というのは私はいまいち尺全としません…。便利化の弊害なんでしょうかね?笑

  3. ともじの嫁 より:

    こんばんは!
    チケットリセールシステムって、効果的なのか良く分かりません。チケット入手に四苦八苦してる私は、売るチケットなんて考えられませんし、売ってないかなぁ~と覗いても、取り扱い0ですもの。笑
    死ぬまでに一度、宝塚歌劇を見たくなって、東京の研修に併せて、突然観劇しようと思いつき、購入したのがネットの某センターでした。その時たまたま花組が公演中で、当時は定価の2倍位のチケットでした。宝塚のことを全く知らない土素人が、短時間で確実にチケットを購入するのには、それしかありませんでした。
    まさか、その一度の観劇で人生がこんなに変わるとは。。笑
    その意味では、某センターには感謝しておりますが、最近の高額取引を見ると、どうにかならないものかと思います。みりおちゃんの大劇場の千秋楽のチケット、55万円で買われてましたね。
    買える器量が素晴らしい!?羨ましい!?
    日頃、誰に宝塚の話をしても、まず、チケット取れないでしょ!と言われます。もっと友達を誘いたくても、現実はその通りです。
    報告ですが。一応、東京公演の1回分はゲット出来ました!これからまた頑張ります!千秋楽の2回は、ライビュが現実的かなぁ~と考えてます!ライビュも難しい勢いですが。。
    まだまだ残暑厳しいですが、御体気を付けてご活躍下さいませ!

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      55万?!それは凄い…。分かります、私も人から行ってみたいと言われるのですが、チケット取れないので断ってます。笑
      実は私も某クレカ先行で1枚だけゲットしています!!絶対に予定を入れないよう調整中です。笑
      一緒に楽しみましょー!!^^

  4. ニーコ より:

    演劇はよく観てきたほうですが、宝塚は初心者です。

    よくぞ書いてくださいました。
    チケトレ公認のニュース以降モヤモヤしていました。
    まず、自分と連れが行ける公演だけチケットを取りましょうよ、その中で「やむを得ず行けなくなる」ケースがどれだけあって、そのレアケースの救済のシステムを構築するのがどれだけの費用対効果があるのか考えてくださいよ、と言いたかったです。
    しかしSNSで繋がりのある諸先輩方は皆、四季を見習え論調でなかなか言い出せず…。

    手数料を目の敵にする人多いですよね。出費は抑えられたほうがいいですが、手数料をとるプレイガイドは転売と一緒!という意見には眩暈がしました。システムは作るのも維持するのもお金がかかることを理解してほしいです。(これはプレイガイドと友の会を主戦場としていて、なかなかチケットが取れない元システム屋の自分の私怨も入ってますが。)

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      >「手数料をとるプレイガイドは転売と一緒!」
      確かにこの意見には眩暈がしますね…笑
      コンビニATMですら手数料がつくわけだから、お金が動けばその手続きで利益を生むために賃料が発生するのは当然なのに…。
      そりゃもちろん無駄金を使わないにこしたことはないですけど、手数料憎しの感情が強まるとお客様根性が強すぎて、なんだかなぁという感じですよね。
      そこで発生する構築費人件費維持費はもちろん必要ですから…。

  5. はまち より:

    初めてコメントします。
    知り合いに熱心なファンがいたことをきっかけに、ファンの方たちのブログをいくつか読む中でたまたまこちらのブログを発見しました。いつも更新を楽しみにしています!
    ただ、私は観劇したこともなければ誰かのファンになったというわけでもありません。蒼汰さんの文章を読むうちに、データに基づいて(主に)人事を考察することがとてもおもしろいと感じた、というだけです。(かなり変ですよね。)

    リセールの件については、「高額転売を防げるようになる!でも手数料高いから私はあまり使わないかな」とか「手数料がこんなに高いと利用する人いないよね?もっと安くするべき!」というような声を見ました。私なんかからしても、「いやいや、そういう話じゃなくないですか??」と思わず言いたくなりました。。。そんな中、蒼汰さんの文章を読んですごくスッキリしました。

    チケットの売り方もそうですし、スターさんとファンの方たちの距離感、番手などの制度?を知れば知るほど、良くも悪くも奥深い世界なんだなあと感じます。いやあ、ほんとすごいですね(笑)。だからこそ、多くの人がファンになって応援するのかもしれません。

    まだまだ知らないことだらけなので、こちらのブログで勉強させていただきますね。今後も私なりに宝塚を楽しみたいと思います。こういう楽しみ方をしている人はあまりいないでしょうが。。。
    長文駄文、大変失礼いたしました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼私も考察寄りから宝塚に興味を持って行ったクチなので、お気持ちよく分かります。笑
      宝塚は複雑な事象が絡まっていて、知れば知るほど面白くなりますよねー!!
      リセールの件含め色んな考えの方がいますから、たくさんの情報の中から自分の楽しめる軸を見つけて楽しむのが一番だと思います。
      これからもどうぞよろしくお願いいたします。^^

  6. めー より:

    こんばんは。
    リセールシステムについての考察を投稿されるのをお待ちしてました!
    そもそもリセールとは、どうしても行けなくなった、譲る相手も居ない。無駄にするのはもったいないから少しでもチケット代を回収出来ればラッキー!と言うことを基本としていれば、手数料が少々お高くても納得!なはず。と言うのは確かにその通りかもしれませんが、おっしゃるとおり、緊急事態の時は宝塚のリセールシステムでは到底間に合わないのも事実ですよねー。日数が必要ですから。

    実際、私は2、3年前、家族の緊急入院や容体の悪化などが繰り返しあったので、何枚かのチケットを手放しましたが、手離すにあたり自分で手配するなどと言う余裕はまったくなくて、すべて友達に行く人を探してくれと頼みました。

    宝塚のリセールシステムはそう言う緊急事態には役に立たないなーと思うのです。

    ついでに言うと売る側はそう言う理由で手数料がかかるのは仕方ないとしても買う側も手数料が結構かかりますよねー。

    個人的には斜め目線で言うと企業努力してますよ!の意味合いもつよいんじゃないかとこっそり思ってます。

    それと鉄道会社の一部門ではありますが、外部委託だったのを内部でチケット販売システムを開始しましたよね?
    今後の展開で、自社でリセールもやるのでは?厳しいですかね。

    企業側の立場の考察。いつもながら、なるほど、と思いながらも徒然に思うことを書かせていただきました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まさに「企業努力してますよ!」のポーズでしかないと思います。笑
      とはいえ、やらないだけもちろんマシなわけですが…。
      チケット販売システム含め、今後どのように変わっていくのか気になるところですね。

  7. あやめ より:

    蒼汰さんの分析の良い所は、ビジネスに徹している所だと思います。
    が…確かに宝塚はタニマチ文化ですが、歌舞伎や相撲とは又違った「ゆるさ」を伴った特殊なタニマチ文化だと思います。
    要は興行を続けて行く為にはお金は必要です。ただ、会に入る前の一般ファンが「友の会」でステータスを上げるために、見たくもない組の公演まで申し込まなきゃいけないという所…おかしく無いですか?本当に見たい組を見る為に、見たくも無い組のチケットを申込、当たったら「このチケットどうしよう?」…そもそも一般ファンにまでそんな苦行を強いてまでチケットを売る劇団の経営がおかしいと思いませんか?
    劇団側の稼働率に拘るのも理解出来なくは無いのですが…、特に東宝はあそこまで貸切公演だらけにする必要性が有るのか疑問です。
    1度はどん底を味わった劇団だからこそ、予防線を張るのは分かります。ただ…会やコアなファンのリピートだけで本当に、生徒も演出家(脚本家)も成長出来ているのかは疑問です。
    良い作品(面白い作品)には人が入る。
    駄作(人気が無ければ)には人が入らない。
    このシンプルかつ当然の本物の実力主義に目隠ししている現状は如何なものかと思います。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      はっきり言っておかしいと思います。(というのを「煽動している」という表現で書いてみたわけですが)
      あの友の会ステータスのシステムこそよく分からないのですが、今さら改変するのもそれこそ難しいんでしょうかね?

      とはいえ、人が入らなくても困ってしまいますからねぇ。
      これまで貸切でなんとか埋めていたものを「最近評判良くて自分で客呼べるからもうお呼びじゃないよ」と突然切るわけにもいかないですし。
      バランスって難しいなぁと見ていて思います。

  8. ぱんだ子 より:

    蒼太さま、初めまして。
    いつも楽しく拝読しております。

    私自身、リセールシステムについて、他のブログやSNS上にあがる「観に行けなくなったときのために、システムを至急構築が必要!それが転売防止!」等々の意見に違和感を覚えていましたが、まさに蒼太さまの仰るとおりだと思います。
    リセールシステム=転売防止ではないですよね。

    新たな独自システム構築は、相当の経費がかかるでしょうし、ましてどの程度利用されるかも不透明な中でリスクを背負って資金を投入する企業なんかありません。

    この転売問題、生業としている方は別として、行き着く先は個人のモラルしかないように思います。
    そう考えると、会のチケットシステムは転売防止と興行、両面からも非常に理にかなっていますよね。

    基本的に、舞台興行のチケットは観に行くことを大前提に皆さん購入されているわけですし、「行けなくなった時のためにリセールシステムを作って!」という要望自体、筋違いに感じてしまうのは私の考え方が古いのでしょうかね。(^^;

    これからもブログの更新楽しみにしております。
    暑さ厳しき折どうぞお体ご自愛くださいませ。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      「行き着く先は個人のモラルしかない」は、まさにその通りだと思います。結局転売を批判していても、ほぼ同義のことをしている人もそこそこいたりするわけで。
      行けなくなった、ならまだ良いですけど、ただ保険で取ったチケットの余りに「手数料が高い」と言われてもねぇと思ってしまうのですが…。

  9. 香織 より:

    私も馴染まないだろうな、と思っていますが、制度が出来て大っぴらに転売出来ない以上、無駄な購入などは少し減るんじゃないかという淡い期待は持っています。
    会に関する諸々を何とかし、取次の撤廃、及び、本人確認システムの構築の方が撲滅にはなるでしょう。
    私がやれるならば、
    ・各種プレイガイド撤退、宝塚一括管理
    ・リセール有り
    ・高倍率チケットの再販売はそれに準じた値上げ
    したいですね。
    余るチケットも値下げしたい所ですが、トップの責任が可哀想かな、と。
    転売ヤーがなくならないのは買う人がいるからだと思ってますし、高額でもファンは買っているので、それならちゃんと宝塚に入るようにしたいです。
    版権、円盤化、衣装などお金を回したい所もありますし。
    ちなみに私は事故による入院でチケットを無駄にした事が10年前に1度あります。SS席でした。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      結局、トップになったからにはチケットが「余る」状況には見かけ上絶対に出来ないんだと思います。プライド的にも収益的にも。
      もはやここまでくるとSS席はオークション制にするしかないかもしれませんね。笑
      と、書いていて思ったのですが結局それが「花代」なのかもしれませんが。そしてSS席、残念でしたね…。

  10. ときめき花子 より:

    リセールは保険。いざという時の為。程度に考えている一人です。
    友会員でもなく、スターさんのどこかの会に所属せず、ぴあと当日券とカード会社、バスツアー、宝塚ホテル観劇プラン、最終手段は立ち見、で、乗りきって、やっぱり生涯に一度はSSで見てみたいと思い、ついに友会員となりました。レギュラーなのに、月組のSSが当たりました。
    嬉しいけど、月組の動員力が心配になりました。(^^;かたや、花組は何一つかすりもせず、
    公認リセールサイトを見ても花組のチケットはなかったです。取引終了。
    チケット流通◯◯を見たら、なんと15万で売りに出ている。強気だな。
    売れるのか注目してます。

    チケット流通◯◯出展者が主催者というのはどういうことなのか、雪組の20世紀号…の時、何枚か見かけて、何でただろうと思いました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      たぶんそれくらいの情熱の方が一番負担の無い(金銭的にも精神的にも)活動の仕方なのかもしれませんね。
      15万…簡単に売れちゃいそうですね。

  11. より:

    いつも楽しく興味深く拝見しております。

    記載の内容は大変ごもっともと感じています。
    とは言え、かくいう私もリセールの仕組みの構築を待ち望んでいた1人でした。

    と言うのは、リセールの仕組みに期待していたのは、イコール高額転売の為に買い漁る人達をなくしてほしいという思いがあったからです。
    リセールの仕組みを作るということは、それだけに留まらず、公認の方法以外での転売によって入手したチケットでは入場できない、というところまでいくのだと、勝手に期待していました。

    おそらく私はリセールを売る方では利用することはないです。
    理由は蒼太さんはじめコメントを寄せてらっしゃる方と同様です。

    なので、今回のリセールについては、結局高額転売の抑止には何の影響も及ぼさないことが大変悔しく思いましたし、ある意味憤りも感じました。

    視点がズレていて申し訳ありません。

    チケットキャンプは廃業になったのに、何故他のサイトは変わらず運営されるのでしょう。
    リセールの仕組みがないから、そのようなサイトに頼らざるを得ない無計画な人達もいるのだと思ってきましたが、リセールの仕組みが作られても、そういった転売サイトが有る限り、一般のチケットを取ることが出来ない現状がこれからも続くかと思うと、それにうんざりします。

    勝手に期待して勝手に怒っているのは、私も同じ穴のムジナなのでしょうが、少し吐き出させて頂きました。

    お目汚し失礼いたしました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まぁお金が動くところに商売がありますからね。ぶっちゃけ戦争が無くならないようにイジメが無くならないように、転売もイタチごっこな気がしますが…。
      今回のシステム構築は「まずは第一歩」として、今後の対応を注視したいですね。

  12. ヅカおばば より:

    この問題、色々な方のブログ、こちらのコメントを拝見して思ったことを書きます。

    宝塚においてそもそも「リセール」に流れるチケットは俗にいう「不人気」チケットになるのではないでしょうか。
    「東宝組」の方にはあまり理解できないかと思いますが、すでに「ムラ(大阪)」では人気公演以外、特定の日(曜日)でなければ即日完売にはなっていません(なっていても戻りとかがあります)。東宝では取れない!連発の「壬生~」ですらある程度取れました。月組にいたっては「別箱」は販促祭り、本公演貸切は「手数料ゼロ」というあり様です。
    リセールでの手数料を引いた手元に返る金額が少ないならば無用なチケットを購入する人が減る、これだけは確かかな?と思います。その裏返しが今の「ムラ」のチケット販売状況ならば「見ようかな」という人にチケットが渡ることはいいことだと思いますね。もしくは「あ、○日空いたから見れるかな」とか。
    「東宝」に会社帰りの人が「見ようか」と立ち寄れたら素敵だとおもいませんか?「ムラ」は位置的に絶対ムリですが。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      いつか「会社帰りの人が「見ようか」と立ち寄れ」るような環境になると良いのでしょうけど、今の人気っぷりだとなかなかに難しそうですよね…。
      しかし最近、友の会の当選率が体感で上がってるという話も聞きますし、「無用なチケットを購入する人が減る」というのは効果があるのかもしれません。

  13. はる より:

    宝塚にリセールシステムは馴染まないと考えます。
    理由はタニマチ文化に支えられてきたのが宝塚だからです。
    私の個人的な見解です。

    ・劇団四季
    俳優さんファン<演目ファン
    ・宝塚歌劇団
    生徒ファン>演目ファン

    勿論、ケースバイケースで逆転してる事もあると思います。
    が基本はこうじゃないかと。。
    宝塚は最近でこそドル箱な演目を持っていますが、基本は生徒個人も売りにしています。「育てて下さい、どう育つかお楽しみに。」と母性本能をくすぐるのが上手です。

    宝塚はリピーターファンが多い。こうなると自分の都合で観に行けなくなっても納得出来ず損もしたくないから買ってくれるなら高値で売ろうなんて考えにもなりやすいのではないでしょうか?
    そんな中にお金になりやすいからと観に行けないのにこずかい稼ぎ、転売業者まで入ってくる始末。。

    きっと馴染まないに1票です。笑

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まさにその通りだと思います。結局スターについてるファンが多いわけですから、会チケの需要が高まるわけですし、
      わざわざ一般流通チケットをリセールするためのシステムを構築する意味があまり無いですもんね。
      とはいえ、今後の対策のための「第一歩」的な対応だと思いますので、今後それをどう馴染ませていくのかが気になるところですね。

  14. k より:

    初めまして、いつも興味深く拝読しています。
    リセールシステムについて、ちょっと思うところがありましたので、コメントを書かせて頂きます。
    劇団四季のようなリセールシステムを宝塚が構築するかどうかについて、鍵を握るのは、寧ろ『日本プロ野球』ではないかと思います。
    宝塚ファンサイドでこの点を指摘している方が、現状、皆無に近いのが不思議なのですが、阪急阪神HDは、『宝塚歌劇団』の親会社であると同時に、『阪神タイガース』の親会社でもあります。現状、これだけ方向性の異なる興行を行っている会社が殆ど無いので、ヅカヲタ組はタイガースのことを、トラキチ組は宝塚歌劇団のことを、互いに忘れておいでですし、普段は意識することもありませんが、社会的影響や動く金額の大きさを考えると、チケット不正転売対策は球団の方が急ぐ必要があるのではないでしょうか。
    例えばNPBやセ・リーグ、パ・リーグといった大きな括りでチケット転売対策が取られた場合(セ・リーグ公式のリセールサービスが出来る……など)、歌劇団はこれ以上のことは行わないでしょう。
    宝塚ファンの方で、どうしても劇団四季レベルのサービスが欲しいとお考えなら、逆に、『阪神タイガースのチケット転売対策を急げ(そして宝塚のチケットもそこで扱え)』という要望を、それこそ株主総会で提示してみるのは方法としてアリではないかと思います。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      凄い!!目からウロコでした!!確かに『阪神タイガース次第』ですよね!!なんで気付かなかったんだろう(興奮)。
      プロ野球側の対応が先に立たないといろいろ出来ないですもんね。いや、逆に小規模な宝塚で試してからそっちに移すのだろうか…。
      その通りですよね、社会的影響を見てもソッチの対応の方が急務&大がかりなものになりそうですもん。我ながらなんで気付かなかったんだろう。笑
      そういう意味では、プロ野球界側の転売対策次第なのかもしれませんね。誰か株主総会で言わないかなー。
      いろいろと考えさせる視点でした。ありがとうございます!!

      追伸:きちんと見ずに返信してすいませんでした…。笑