贔屓の条件・成り上がり系愛好症候群

 

突然ですが、皆さんは日プ女子を見ていますか?

アイドルを目指す女性101人がデビューを賭けて競い合うサバイバル番組。

出演者に天寿光希そっくりな女の子や、元宝塚受験生も居るので必見ですよ。

 

ってことで、しょーもなコラムもどき第2弾は、

私の愛好についての散文です。

 

朝美絢の何に惹かれたのか

 

前回、自分の宝塚史を振り返りながら改めて考えました。私は朝美絢の何に惹かれたのだろう、と。

それはひたむきで向上心が強い努力家なところか、朗々とした歌唱力か、あるいはしっかり者とちゃっかり者と弄られ属性が良い塩梅で混じり合った性格か。…ただ、これはあくまで副次的なものであって、結論、結局は顔である。顔がイイ。とにかくイイ。『A-EN』のアーサー役を演じて許されるレベルでイイ。そりゃSNSでバズるレベルですから、私のような一般人もイチコロである。

けど結局のところ、みんな贔屓or推しの顔は好きですよね。「顔が生理的に無理だけど、歌が上手いから好き」なんて人を聞いたことがありません。もちろん入口は違ったとしても、結局その対象物の顔が「ギリでもイケる」レベルに達さなければ、応援することなんて出来ない。それは宝塚に限らず、どんなエンタメ興行も、あるいは日常における恋愛も同じ。だからビジュアルVS歌ウマ論争なんてものは無意味なのです。みんな結局、少なくともその人の顔は好きなのですから。

だけど、顔がキレイな人なんてごまんといるわけで、その中でわざわざ「好きだ」と公言するほど肩入れするからには、顔以外の「何か」がきっかけとしてあるはず。それが私にとって何なのかと考えた時に、それはやっぱり「背水の陣で挑んだ向上心から生まれる圧」だったろうと思います。『ひかりふる路』の冒頭で、大き過ぎる瞳をクワっと見開き「国王であることが罪なの~だ~」と歌う彼女の、スターとしての覚悟と気負い。それを感じた瞬間に心を鷲掴みにされたのでしょう。

 

成り上がり系愛好症候群

 

ところで、私は中学生くらいの時に、安室奈美恵にハマっていた時期があります。ちなみに曲で言えば「ALL FOR YOU」を歌っていた頃です。当時の彼女は、浜崎あゆみに歌謡界のトップを奪われ、従来のファンを振り切るようにブラコン路線に舵を切り、ついに「ALARM」でオリコントップ10を逃してしまいました。つまり、完全なるオワコンモード。その次のシングルが、この「ALL FOR YOU」でした。

確か、夏の音楽特番に出演してこの曲を歌った姿を見たんですけど、その居住まいから「まだ諦めてませんけど???!!!」という青い炎のようなオーラがバリバリ出てたんですよね。で、ここで初めて彼女に興味を持ち(最盛期は幼少期だったので知らない)、応援し始めたわけですけど、その次が「GIRL TALK」でスマッシュヒットを飛ばし、「WANT ME, WANT ME」「Baby Don’t Cry」と着実に歩みを重ね、わずか3年後にはアルバム「Play」で再び頂点に君臨。そこからの活躍は、皆さんのご存知の通りです。

他にも、プラチナ→道重イレブン時代のモーニング娘。とか、「USA」を出す前のDA PUMPとか、そういう「復活劇」「成り上がり物語」に強烈に惹かれる性分があるみたいです。で、冒頭の日プ女子の話。見ている方なら分かると思うのですが、私は一番最初のPR系を見た時から、会田凜推しでした。はい、まさしくですよね。笑

分からない方にざっくり説明すると、現在彼女は絶賛成り上がり中。我ながらやっぱりこういう人が好きなんだなと思っていたら、管理人から「今から成り上がりますっていう人をかぎ分ける嗅覚が凄い」と言われて、今更ながら気づきました。日本人は特に判官贔屓な特性があるものですが、私はその前段階の、「さぁこれから成り上がるぞ」という人を見つけて、人知れず応援することに快感を覚えるタイプなのかもしれません。いわゆる、ワシが育てたって言いたい系ってやつです。笑

だから、私が朝美絢を知るきっかけは雪組『ひかりふる路』であり、その時彼女は既にもうスターの階段を駆け上がり中だったわけですけど、もし初見が月組『グランドホテル』だったとしても、たぶん彼女を好きになってたんじゃないかな、と思った次第。もちろん、あの日あの時に出会ったからこそ落ちたという運命を信じていますが、そんなifに思いを馳せるほど暇な、今日この頃です。

 

次なる成り上がり系探し

 

ところで、朝美絢に続く「成り上がりの芽」を、

私は現時点で見つけられていないんですよねぇ…。

最近は決まった人ばかりが上がっている印象があって、

安定感はあるかもしれないけど、面白くはない(by青山テルマ)って感じです。

 

いや、正確には居なくはないんですけど、まだ公言するほどにはハマっていないし、

今は宝塚がそういうモードではないのでねぇ…。

ちゃんと推すと決心するその時まで、取っておこうと思います。

 

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コメント

  1. より:

    結局は顔。はい、おっしゃる通りです(笑)
    歌が、踊りが、お芝居が……と自分に言い訳はしているものの、顔が好みだったからそもそも目に留まったのです。そしてそこから気にして見るうちに、芸事だったりスカステや出版物での芸名でのキャラだったりがどんどん好きになって行くわけで……。

    最近は劇団が推すと決めた生徒がそのまま上がっている気はしますが、それも諸々あった時期だからかもしれません。今の問題がなんとか前向きに進んだら、また鳳月さんというドリーム(さらに大きな羽根を背負うと思いますが、仮にそうでないとしても)の実例もありますから御曹司以外の台頭も期待したいです。

  2. ra. より:

    いつも楽しく読ませていただいています!

    突然日プが出てきて驚きましたが北里理桜ちゃんの天寿さんみを分かり合える人がいてとても嬉しいです。笑 親戚と言われてもあっさり納得できるそっくりなお顔…

    日プで投票している11人も贔屓含め好きなタカラジェンヌも並べると本当に系統が同じなので、顔の好みって大きいなと改めて思いますね。
    この記事を読んで改めて考えると、私はそれに加えてしなやかなダンサーが好きな気がします。

    もしよければ今後も日プ記事楽しみにしてます!笑

    • orange芋 より:

      日プ、話題になっているのでなんとなく知ってる程度なのですが天寿さんみある子がいると蒼汰さんが書いておられるのを見て、どの子なのかな!?と思ってたのでお名前書いてもらってありがとうございます!
      おかげで検索できました。
      本当に似てらっしゃる…かわいくて魅力のある女の子ですね!

  3. 通りすがりの国プ より:

    いつも楽しく拝見しています。まさかこのブログで日プの話題が出てくるとは思わず初めてコメントします。

    日プは過去の2作品も見てきたのですが、私も人気上位より下位からのし上がろうとする練習生を好きになる傾向があるので、頷きながら読み進めてしまいました。実際過去作でも、初回66位からデビューを勝ち取った練習生がいるので、今の順位がガラッと変わる可能性も秘めているのがこの番組の面白いところだと思っています。

    今後も番組内で練習生が覚醒するチャンスは沢山あるので、もし蒼汰様の心が動かされるシーンがありましたらぜひ感想を伺いたいなと思ってしまいました。もちろん宝塚関連の記事も楽しみにしているので、これからも書きたい記事を書きたいタイミングで書いてください。

  4. ももも より:

    長らくロム専でしたが初めてコメント致します。まさかここで道重イレブンに相見えるとは。

    成り上がり直前って何とも言えない独特の魅力があって、それが何かのきっかけで爆発したときの衝撃と、以降の爆進劇はリアルタイムで追ってるとめちゃめちゃ楽しくてたまらないですよね。その起爆剤が、きっと朝美絢にとっての組替えであり、プラチナ娘。においての亀井卒業と9,10期加入であり。(来月の譜久村卒業できっと娘。は再び耐えの期間に突入し、成り上がりを目指す形になるので面白くなるだろうなと思ってます。)

    ところで顔の話だと、「成り上がり顔」ってある気がするんですよね。上手く言語化できないですが、まさしく朝美絢はその系統だと思ってます。私はその系統は好みではないので、その成長が面白くて雪組箱推しになったけど贔屓にはならなかったクチです。蒼汰さんはきっと成り上がり顔の系統がお好きで、それが成り上がり検出力の高さに繋がってるのでは?と勝手ながら拝察しました。

  5. ことね より:

    顔がイイ!すごく大事ですよね。
    私も贔屓の一番好きなところは顔です。
    宝塚ファンの友人たちと話すと、顔だけのファンと思われたくない一心なのか、もしくは他のファンと自分は見る目が違うんだというアピールなのか「顔じゃなくて歌に惹かれて」とか「顔は別にそこまでなんだけどダンスが好きで」とすごく必死に言われることがあります。
    もちろん、歌やダンスに惹かれる気持ちもよく分かりますが、「顔じゃなくて」「顔は別に」とあえて言ってくるあたりに「ん?」と感じてしまいます。
    私は、宝塚は趣味の一環なのだから、顔が一番好きって堂々と公言したっていいじゃんと思います。
    そして10年以上宝塚が好きだけれど、極端に歌が下手な方や極端に上手い方以外の方はみんなそこそこ同じように上手く感じるし、ダンスも同様です。そこそこ長く宝塚を観てても歌やダンス、芝居の上手い下手が私にとってはあまりよく分からないため(美的センスがないのかもしれません。。)、一番の差を感じるところがビジュアルです。
    なのでビジュアルがどタイプの方が贔屓になるし、それで楽しくヅカライフを送れているのだからいいのかな⋯と思っています(笑)

  6. うちやね より:

    いつも素敵な記事ありがとうございます。

    日プ!!!今回の女子版もしっかりチェックしてます。ビジュアルがギャル天寿さんな北里さん、自己アピールで真彩さんの曲を歌った飯田さんもヅカオタ的にめちゃくちゃ気になる存在なのですが、櫻井&山本コンビの華にやっぱりグイグイ引っ張られています…笑

    宝塚にしても二次元にしてもオーディション番組にしても、前提として全員美しい中でも自分にはこの人のビジュアルが刺さる!→他の要素(歌ダンス芝居、キャラ、雑誌でのワードセンスとかファッションとか)が刺さる!!という段階を踏むのは全く同じです。笑
    たまーにしか生観劇出来ない(事前に気になる人を入念に確認してから行く)身としては、舞台を見ていたら遠くにいつの間にか目を離せない存在が…それが今のご贔屓…みたいな体験をいつかしてみたいです。

    3話の会田凛ちゃんさん輝いてましたね…!これからのステージも楽しみすぎます。