宝塚のトップオブトップ論【雑記】

コメント欄にて

「トップオブトップって何だと思います?」的な話題を振られましたので

今回は私の勝手な所見をまとめたいと思います。

 

といいますのも、実は以前書き溜めておきながら

タイミングを逃してずっと掲載していなかった記事の草案がありましたので

特に話題もありませんし加筆修正して掲載したいと思います。笑

 

そんなわけで本日の記事は

いつも以上に私感バリバリですのでご了承下さい。

 

「トップオブトップ」って何よ?

 

柚希礼音からトップオブトップという立場を引き継いだ明日海りおは

100周年以降の宝塚を力強く牽引し、

今後はその系譜を礼真琴が引き継ぐだろう。

 

…的なことを私はこれまでよく書いてきましたが

そもそも「トップオブトップ」ってなんでしょう?

 

トップオブトップとは「トップスター」「理事」とは違い、

正式な立場ではなく、あくまでも俗称。

はっきり言って人それぞれ認識が違うものです。

 

広義の意味では

「何年かに一人現れる人気実力集客共に頂点と呼ぶにふさわしいトップスター」

ということらしいです。

つまりまぁ、一番人気のスターさんってことでしょう。

 

では、私が思う(記事内で使用する)トップオブトップはいうと、

簡単に言えば「劇団の顔」であるということです。

 

裏を返せば「劇団の顔」として内外どこに出しても恥ずかしくないような

人気・実力ともに圧倒的であり、さらには大衆性も持ち合わせ

宝塚に興味が無い人すら引き込むパワーを持つアイコン的存在、という認識です。

 

例えば、乃木坂46で例えるなら

一番人気は西野七瀬でしたが(卒業したけど)

やはりトップオブトップは白石麻衣だし、

 

ジャニーズで例えるならば

20年前だったら木村拓哉だと思うわけですよ。笑

 

長期トップスターが存在する所以

 

柚希礼音、明日海りおの共通点は

どちらも超長期トップであることです。

ということは、長期トップこそがトップオブトップという存在なのでしょうか。

 

いいえ違います。

私は逆に、トップオブトップと劇団が最初から目していたからこそ長期になった

という考え方の方が正しいと思っています。

 

そもそも、なぜに長期トップが生まれるのでしょうか?

トップがみんな普通任期5作であれば、

色んなスターがトップに立てて良いと思いません?

 

でもそれは、柚希政権後期の星組や、

明日海政権後期の花組の充実ぶりを見れば、

皆さんなんとなくお分かりになるのではないでしょうか。

 

トップスター充実期による組の結束力や

組子の意識・実力が果てしなく向上することで、

舞台クオリティが高まるというのはもちろんですが、

 

そのパワーが波及し、他組も引っ張られることで、

宝塚事業全体が盛り上がる印象なんですよね。

 

ですから、5つある組のうちの1つくらいは

超人気のトップスターがとなって事業全体を牽引し、

中長期的な目線を持って推進していくというのは

企業として非常に理にかなっていると思うのです。

 

だからと言ってみんながみんな長期トップでは

宝塚全体の新陳代謝が活発にならない。

 

ですから、劇団の顔として選ばれたスーパースターこそが

アイコンとして長期を張って宝塚を引っ張っていく権利と力があるのだと思います。

 

そのためには安定した実力は絶対必要不可欠ですし、

宝塚を知らない層にも訴求力を持つスターこそが

トップオブトップと呼ばれるにふさわしい資格を持つのだと言えるでしょう。

 

そして次世代でその存在に立ち得る存在は

やはり安定した実力と、一般受けする狸顔スターである

礼真琴であると私は思うわけです。

 

トップオブトップの系譜

 

ここからは蛇足なんですが、

皆さんは歴代トップオブトップって誰だと思います?

 

私が勝手に思っているのは

明日海 ← 柚希 ← 瀬奈 ← 春野 ← 真琴 ← ?

という感じでしょうか。(それより前は情報が無いため知らない)

 

それぞれが長期トップであり、

やはり当時のほぼ任期ナンバーワンな人たちが劇団の顔を兼ねている印象です。

(しかもこの5人はほぼ任期が被っていないのが面白いですよね。)

 

ちなみに、ここに名前が上がらなかった長期トップについて

勝手ながら私見をまとめますと…。

 

■和央ようか

彼女本人の人気よりも花總まりとのコンビが人気だったため

「ゴールデンコンビ」という通称の方が正しい気がする。

 

■轟悠

■真飛聖

任期のわりに人気がイマイチな印象。(ゴメンなさい)

 

■朝海ひかる

新公未経験からのトップ就任というウルトラCな存在ですが、

やはり同時期の春野(VISAガール)と比べちゃうと

大衆性というよりは玄人好みっぽい印象です。

 

■水夏希

これは悩みましたねー。

だって「AQUA5」でめっちゃテレビ出まくって広告塔の役割果たしてましたし。

(「うたばん」で彼女達が出てたのを子供ながら見ていた記憶があります。)

 

ただやっぱり同時期の瀬奈と比べると一段落ちる印象なのと、

任期後期の白羽退団後のゴタゴタの印象が強すぎて…うん。

 

 

ちなみに真矢みき天海祐希といった、

いわゆる超人気だけど革命児的な存在だったスターさんは

果たしてどういう扱いになるんでしょう?

 

彼女たちも「トップオブトップでしょ?」と聞かれたら、

まぁそうかなと思うわけですけど、

個人的には「うーん?」という感じ。

 

まぁ、解釈は人それぞれということですね。笑

 

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コメント

  1. はる より:

    蒼汰様、管理人様

    こんばんは。

    私の私感ですが、「トップオブトップ」は大地真央さんですね。
    まだ全作品が東京公演にかけられていない時期でしたが、当時は珍しく
    レコード(年代がバレますね)を宝塚の曲とかでなく発売されたり、テレビにも良く出られていた印象がありますね。
    麻実れいさんも幅広い人気があったと思います。
    劇団が経営や企業としての利益追求のかけらも感じられない時期なので今と比べようがないのも事実ですが。。

    お気付きの通り、今はスターの在団任期も昔より計画的に考えられているように感じます。(とは言え本人意思優先だとは思いますが)
    経費削減もあり公演内容が以前より早く決めて準備するようになった事にも大きく関係している事でしょう。

    ぶっちゃけ、私が青春をかけていた頃の宝塚は絶対100周年まで持たないだろうと言われておりました。
    出戻ってみたら過去最高収益を叩き出してる!
    考えてみたら凄いことですね。

    雪組ファンですが、礼さんのプチお披露目公演は大変興味深く見てみたいと思っております。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      大地真央さんは確かに「トップオブトップ」感ありますよね。退団後も安定して活躍されているOBのおひとりでもいらっしゃいますし。
      おっしゃる通り、人事は非常に計画的になされていますよね。以前にくらべ良くも悪くも突貫人事がなくなり、
      だからこそそれに泣くことになる人もいるのだと思います。(たぶんいずれ記事にするかもしれません)
      であるからこそ収益が伸びている節も有りますので、一概に批判できないのが難しいところですね。

  2. YS より:

    コメント失礼いたします。
    トップオブトップの定義は色々あるみたいですし、ただ単に「その時点で最も長くトップをつとめている人」の場合もあるみたいです。
    (そうなると次期トップオブトップは某月トップになってしまうので困るのですが)
    天海祐希は華はあるようですがトップ歴は短期ですし舞台俳優として評価する人はいないのでトップオブトップではないでしょう。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      私も個人的に在任期間が長ければトップオブトップではないと思います。
      やはり実力人気で選ばれてことなんですが、でも例えば早霧なんかもトップオブトップではなく「超人気スター」というイメージなんですよね。
      天海さんは凄い人気のようでしたけど、それでも評価は意外に分かれたりして面白いですよね。なるほど、貴重なご意見ありがとうございました‼

  3. アクビ より:

    好きですわー、その手のお話。
    私はベルばらブーム時代から、細々見ていているのですが、四強が退団しはじめてから、ちらほら、言われ出すようになったような気がします。それこそ、今のタカスペみたいなので、誰が最後に降りてくるか、誰が真ん中に立つかで、あ、トップ・オブ・トップだ!なんて、感じていましたね。今は集客数とか長期でいわれるのかもしれませんが、その頃は、就任順、学年順みたいなので、はかってたように思います。

    面白いなと思ってたのは80周年の頃のトップが、就任順が雪の麻実れいさん、月の大地真央さん、花の高汐巴さん、星の峰さを理さんだったのですが、勿論、この時は麻実さんが、就任順、学年順、実力、どれをとってもトップ・オブ・トップだったのですが、超人気、爆上げだった大地さんは就任は高汐さん、峰さんより早かったですが、同期の2人より学年は1年下。一応、大地さんが麻実さんと真ん中でも、おかしくはないんだけど、なんか微妙な空気も。
    で、花、月、雪、星って並ぶと、ちょうど、同期の2人が両端になって、大地さんが真ん中にいてても、別に組順にならんでるんですよー、って誤魔化してる感じもしましたね。麻実さん、大地さんが辞めてからは、成績上の峰さんが高汐さんより、後に階段を降りることが多くなりましたが。

    真矢さんは、トップになった時は既に最上級生だったと思うので、いきなりトップ・オブ・トップという雰囲気だったと思いますよ。天海祐希さんは学年が若すぎたので、そういう位置付けは一度もなかったと思います。
    OGの中ではトップ・オブ・トップののような扱いの鳳蘭さんは、実は四強時代は、学年、成績順で、榛名さん、汀さん、鳳さん、安奈さんの順はほぼ変わらなかったような記憶があります。

    就任順、学年、成績、この辺が、バランスが上手くいった時にトップ・アブ・トップって、言ってたようにおもいます。
    剣幸さん、大浦みずきさん、紫苑ゆうさん、杜けあきさんなどはそういう雰囲気の時期があったように思います。

    それから、私は全然知らない時代ですが、退団公演名が「ザ・スター」の真帆志ぶきさん、「ザ・ビッグ・ワン」の上月昇さんなんて、もうタイトルからして、トップ・オブ・トップだったんだろうなって感じがしますよね。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      80周年の頃のお話、非常に興味深いですねー。その頃から内外のメンツを気にしつつもうまいこと並ばせようというあたり、今とそんなに変わらないですね。笑
      やはり天海さんは若すぎることと任期が短いことから「超人気スター」という扱いが正しそうですね。
      真矢さんは「革命児」っぽい印象が強いのですが、なんだかんだ花組ならびに劇団を牽引する存在だったんですねー。
      以前調べたら大浦さんのお名前はよく出てきますね。杜さんも任期的にも人気的にも(ギャグみたい)トップオブトップ感があるなぁと後世から見ると思います。
      貴重なお話ありがとうございました‼とても興味深かったです。^^

      • アクビ より:

        追伸 蒼汰さま

        そうそう、四強時代も
        花 安奈淳さん 月 榛名由梨さん 雪 汀夏子さん 星 鳳蘭さんと組順に並ぶと学年順 成績順に中央に並べるという
        不動の並びができたわけですね(笑)。

        剣さんや大浦さん、紫苑さんは最上級生の時があったので
        自然にトップ・オブ・トップって感じで当たり前なんですけど
        杜さんは最上級生だったことはないと思うんですけど
        早くから堂々とされてましたし、スペシャルでは上級生トップより、後から降りてこられても納得の感じがしました。
        (歌劇の評論家評で新公の麻実の役を本役より上手いなんて書かれてましたしね) 

        • 蒼汰 より:

          コメントありがとうございます‼
          杜さんはスカステ等での過去の作品でしか拝見したことがないのですが、本当に堂々とされていてまさに「トップスター」という感じですよね。
          過去を振り返っても序列や順序は色々と気を遣うものなのですね…。

  4. 夢まつら より:

    トップオプトップ、定義が難しいところですね。天海さんの現役時代にファンになった者ですが、各組トップの安寿、一路、紫苑、天海と4人とも学年が違い、とても仲が良かったのですね。紫苑さんを3人がたてていたのもあり、トップオプトップ感がありました。真矢さんは2番手の時から人気がずば抜けていました。トップになった時点で、最上級生だったのと、東京宝塚劇場のラスト公演を飾ったのも、トップオプトップ感ありました。71期4人同時トップのときは、やはり轟さんが唯一御曹司として育てられた経緯もあり優遇されていましたが、専科に行ってから現在までが、公式のトップオプトップという位置づけかなと。
    春野さんの頃は、その前の新専科人事のゴタゴタと、轟さんが必ず各組1作主役をしていた事もあり、トップオプトップ感は薄かったかなーというのが、個人的な見解です。

    • 蒼汰 より:

      コメントと貴重なご意見をありがとうございます。
      真矢さんて勝手ながら「革命児」のイメージだったのですが、なんだかんだきっちりトップオブトップの位置にいらっしゃったんですねー。
      春野さんはいかんせん若くしての就任でしたし、実は私もあんまりその印象が薄いのですが、
      検索すると必ず彼女の名前が出てくるので、人によって色んな解釈があるんだなぁと思うところです。笑

  5. ぴょこ より:

    蒼汰様、管理人様
    コメント失礼致します。初めてのコメントですがいつもブログを拝見させて頂いています。

    私は以前、彩吹真央さんのファンだったことがあり、ファントム再演と共に出戻ってきたので蒼汰様の客観的な分析が、距離を置いていた私にもわかりやすく更新を楽しみにしています。

    「トップ・オブ・トップ」とは難しい言葉ですよね。水夏希さんがトップオブトップとは言い難い、というのはあの時のゴタゴタを経験した身としては納得です。もちろんジェンヌさんたちに罪はないのですが…

    真琴つばささんの前のトップオブトップというのはやはり真矢みきさん→紫苑ゆうさん→大浦みずきさん→剣幸さん→大地真央さん…と遡って行くのでは無いでしょうか。
    私は安寿ミラさんのファンでもあるんですが(現役時代は残念ながら知りませんでしたが)当時のTMPや現役を知っている親戚の話を聞くと、やはり紫苑ゆうさんの方がトップオブトップではないかと思います。

    安寿ミラさんの方が就任時期や集客率は上だったとはいえ、紫苑ゆうさんの方が学年も2年上。紫苑ゆうさんは二番手も長かったですから就任時には既にトップスターとしての貫禄もあったように思えます。安寿ミラさんは人気は抜群だったと思いますが、安寿ミラさん個人の人気よりもヤンミキ人気の方が高かったのではないかと思います。
    逆にその後の真矢みきさんは一路真輝さんや天海祐希さん、麻路さきさんの方が就任時期は早かったですが、学年的にも人気的にも貫禄的にも既にトップオブトップだったと感じます。やはり二番手時代に人気を蓄えておくことが大事なのではないでしょうか。安寿ミラさんは二番手が一公演しかなかったので…
    天海祐希さんはトップオブトップというより人気トップスター、というのには同意します。彼女はある意味イレギュラーな存在ですし、若すぎて常に最下級生でしたし、華はともかく舞台技術の方は若干怪しかったと感じます。

    その前は確実に大浦みずきさんだったと思います。杜けあきさんも貫禄はありましたね。どっしり構えていたあの存在感と包容力は抜群でした。

    トップオブトップというのは学年、就任時期、人気などがうまく重なって作り出されるものかなと思います。一路真輝さんや杜けあきさんはもう少し学年が上だったら確実にトップオブトップだったと思いますし。
    あと個人的に重要に思うのはトップスターとしての雰囲気ですね。貫禄、と言ってもいいかもしれません。パッと見てこの人がトップスターなんだ!とわかるような堂々としたオーラがあると納得です。大浦みずきさんは衣装はほかの群舞と何も変わらない、装飾も付いていない黒燕尾でしたが出てきた瞬間にオーラが溢れ出ていたと思います。
    (安寿ミラさんは小さくてもそのオーラはあったと思うんですけどね笑)

    こうして見ると花組が多いのかな、と思いますが…剣幸さんや大地真央さん、真琴つばささんは月組ですもんね。
    花組が盛り上がっていると宝塚が栄えるというジンクスがありますが、蒼汰様はどう思われますでしょうか?

    長々と失礼致しました。これからもひっそりと読ませていただきますね。更新を楽しみにしています。

    • 蒼汰 より:

      コメントと貴重なありがとうございます‼
      他の方のコメントも合わせて、なんとなく真矢みき→紫苑ゆう→大浦みずき→大地真央という感じなのかなぁと思うようになりました。
      大浦みずき・大地真央は凄い人気だったらしい、という印象が強いのですが、
      真矢みき・紫苑ゆうの当時の任期ぶり、トップとしての佇まいなどが聞けて非常に面白かったです。
      トップとしてのオーラ、それはよく分かります。やはり柚希も明日海も、任期中版以降の佇まいは凄いですもんね。
      今の宝塚の栄華は、花組の明日海の安定とイコールだと思いますので、そのジンクスもやはりそうなのかなぁと思わなくないですね。
      (というかそれを狙って花組に明日海を動かしたのではないかと私は思っています。)