100期生のトップ事情・天彩峰里と極美慎

 

【業務連絡】少しばかり冷却期間中のためブログ更新が不定期になっております。

 

2023年の宝塚人事における関心ごとの一つ、

それは宙組次期トップコンビが果たして誰になるのか、

もとい、天彩峰里が逆転サヨナラホームランを打てるのか?ということでしょう。

 

今日は彼女を含めた100期生のトップ事情について、考えていきます。

 

100期生のトップ事情

 

さて、宝塚には様々な前例やジンクスがありますが、

その一つに「一学年からトップスターが輩出される最大人数は5名」

というものがあります。

 

具体的に言えば、

71期(愛華みれ、真琴つばさ、稔幸、轟悠、鮎ゆうき)、

74期(和央ようか、森奈みはる、麻乃佳世、白城あやか、渚あき)、

76期(彩輝直、純名里沙、風花舞、月影瞳、星奈優里)の3学年。

 

人気者のトップスター候補生が多数在籍した89期生も、

結局は明日海りお、望海風斗、夢咲ねねの3名のみであることを思えば、

いかにトップスターが狭き門であるかが良く分かるでしょう。

 

もちろんこれは「5名までしかトップを出さない」と決めているわけでなく、

単一学年にトップの素質を持つ逸材が多数集まる可能性が低いことや、

前後の学年のトップ就任事情の影響を大きく受ける結果として、

最大値がたまたま5人だった、という話だと思います。

 

…で、何でこんな話をしたかと申しますと、

100期生は既に星風まどか華優希の2人がトップ娘役に就任済み。

そして男役では聖乃あすか風間柚乃が、

100期のツートップとしてトップ確実の歩みを進めています。

 

となること、これまでの通例から考えるとすれば、

トップの座に辿り着ける枠は「多くても」あと1名。

 

つまり、超路線から一段落ちる、

天彩峰里極美慎のどちらもが上がれるのは、

確率論の話として可能性が低いのではないか?と思うのです。

 

規格外だった95期生との共通点

 

と こ ろ が 。

この通例を宝塚100年の歴史で破った学年が現れました。

 

そう、花の95期生。

実咲凜音、愛希れいか、妃海風、柚香光、礼真琴、月城かなとと、

既に6名を輩出し、歴代最多を誇っています。

 

そして95期の恐ろしいところは、

その記録をさらに塗り替える可能性が高い点なのですが、

ここで注目したいのが、妃海風の存在。

 

ぶっちゃけ、棚ボタでしたよね、彼女。笑

「実咲凜音、愛希れいか、柚香光、礼真琴、月城かなと」の名前の並びで見ると、

あぁ超路線組ですよねぇという印象になりますけど、

ここに彼女の名前が出てくるからこそ最多人数になったわけです。

 

北翔海莉の落下傘の受け皿として登板した妃海風ですが、

あのタイミングかつ北翔の相手役でなければ絶対にトップになれなかったし、

裏を返すとあのタイミングで上がれるのは彼女しか居ませんでした。

 

結果として、花の95期の頭数を増やしたことになったわけですが、

トップ娘役として華々しく活躍したことは間違いありません。

 

そして現在。

宙組次期トップスターが芹香斗亜だと仮定して、

その相手役大本命だった潤花の続投が無くなり、

通例だった「1作前組替え」の可能性も無くなった今、

天彩峰里に棚ボタが降って来そうな流れになっていますね。

 

「星風まどか、華優希、聖乃あすか、風間柚乃、極美慎」の並びでみると、

あぁ最初から推されてましたもんねという印象になりますが、

ここに天彩峰里の名前があったとしても、

「なるほどな」と納得する何かを持ち合わせているのかもしれません。

 

トップになれるか否かはその人次第

 

もちろん、トップになる資格があるかは本人次第であって、

それは決して学年で囚われるものではありません。

 

ですから、天彩峰里がトップ娘役になれたら、

それは本人が手繰り寄せた運であるし、

トップ娘役になれなかったら「人数制限の問題」では無く、

単に、他の人が運を手繰り寄せたというだけなのでしょう。

 

それは極美慎も同じで、

実はトップ確実と呼ばれるには微妙な推し度になっている彼女ですが、

とはいえアンダー100期の中では抜群の人気を誇っていますから、

慢心せず努力をすれば、きっとトップの道は拓けるはずです。

 

果たして100期生から何人のトップスターが誕生するのか、

その行方を見守りたいと思います。

 

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コメント

  1. こけし より:

    「天彩峰里・極美慎」という字の並びで思い出すのは、「うたごころ。」です。毎回選ばれた2人が主にJ-Popなどを歌い、ミュージックビデオ(風)に挑戦するスカイステージの番組ですね。星組時代の2人が高校生カップル(役)になっていました。私はいつかの再放送を見たのですが、思いのほか高校生カップルが似合いすぎていて、2人とも歌ったあとのトーク部分が絶妙にほわほわしていて、いい番組だな〜2人で新公主演やって欲しかった〜なんて思いました。(この時はこの時で有沙さんが組替えしてきたり星蘭さんが抜擢されたりでなかなか天彩さんが入る余地はなかなか無かったんですけどね。)

    前回の記事のコメントっぽいものになりますが、「うたごころ。」の始まりが奇しくも2015年なんですよね。なんと小川理事長就任年とピッタリ。(もしかするとそこまで関与しては無いかもですが…)
    この番組、2019年に終わってしまっていて。104期以降の出演がなかったので(103期も希波さん・朝葉さんのみ)、今まだこの番組があれば誰が出ていたんだろうなぁ…なんて虚しく考え始めそうです。

    直近でターニングポイントの人事が出る(あるいは出ない)ひとりと、これから長い成長の道のりを歩まなければならないひとり。素敵なふたりを見守ろうと思います。
    (冷却期間了解です。蒼汰さんの中で、いい意味で冷静になってなんかいられない!というような出来事・考察がありましたらその時に書いてくださればありがたいです。)

  2. 五條 より:

    わかります。私も花→星とチケットが飛んで、モチベだだ下がり。
    やっと取れてもどうせ飛ぶんだから、もうしばらくは雪だけでいいかなという心境です。
    真風のアレは正直どーでもいいかなと。望海や美弥等、あれほどの女性集団なので中では言えない事も色々ある、と公言してる人もいますしwまーそら色々あるわなと。あからさまに相性極悪のトップコンビもいますしね。別に今更。

    妃海や朝月(海乃もかな?)等、棚ぼたトップ娘役は割といますね。天彩が妥当かつ皆喜びますが、さて。
    私は、芹香のアレはマリッジブルー的なもんだったのかなと思ってまして(願望込み)。
    トップコンビが内定すると、関係性が変わる為か就任前後に大なり小なりギクシャクするらしく。普段通りに喋っているのに「ああコンビ内定したのね」と邪推されるのを避けるためでしょうか。で、結果塩対応になる事があるみたいで。関係性が悪い…というわけではない事を祈りたいです。

  3. あず より:

    こんばんは!
    研2から峰里ちゃん贔屓&宙組に組替えしても星組が好きなあずです。
    娘役スキーなので娘役の人事のお話が出ると嬉しいです!
    峰里ちゃんは早くから結構場面もらってたし、華ちゃんが別箱はいからさんを取るまでは峰里ちゃんの方が推されてる印象あったんですけどねぇ。
    華ちゃんははいからさん取ってからの爆上げが凄まじかったですね。
    風ちゃんもスキルもあってスタイルがよく早くから目立ってましたが、ちえねねの次が紅さんだったら相手役は風ちゃんじゃ無かっただろうなとは思ってました。紅さんと風ちゃんが組んでた喋り出したら止まらない爆笑夫婦漫才みたいになってそれはそれで面白そうですけどね(笑)
    宙組はみりおんうららが2人共美人系で目の保養♡だったけどまどか峰里も2人共かわいい系で双子みたい♡目の保養♡とのほほんと楽しんでいたので、ここにきて色々あってトップ娘役候補として名前が上がる度におっかなびっくりというか不安な気持ちになってしまいます。
    峰里ちゃんからあんまりガツガツしたところや出世欲みたいなものを感じたことがないので、大丈夫かな……ファン目線だとどうしても過保護になってしまいますね。