礼真琴復帰へ&宙組別箱『Xcalibur』再び

 

意図せず連続更新になっております…。

今日は全く違う方向性の話題がありましたのでまとめます。

 

宙組別箱『Xcalibur』再び

 

まずは宙組の次の別箱公演が発表されました。

 

公演情報

【博多座公演/梅田芸術劇場メインホール公演】

ミュージカル『Xcalibur』

Book by Ivan Menchell/Music by Frank Wildhorn

■潤色・演出:稲葉太地

■主演:芹香斗亜、春乃さくら

 

2人のプレお披露目公演となった『Xcalibur』の再演です。

コロナ禍前までによくあった、1月に東京国際フォーラム→夏に梅芸で再演という、

あの流れの亜種みたいなもんでしょうか?

 

今回はまさかの博多座公演付きで、

柚希礼音の『ロミジュリ』『ノバボサ』あたりを彷彿とさせますが、

公演期間が異常に短い(閏年なので8日間)のが不思議。

「空いてるし、ついでにやっちゃえ!!」的なノリなんですかね。笑

 

結果的に『Xcalibur』→『PAGAD』→『Xcalibur』→『FF』と、

なんだか似たようなラインナップが続いている気がしますが、

スタイリッシュな宙組はそういう雰囲気が今一番似合いますし、

「ファンタジー路線」という新たな方向性で攻めているのは実に興味深いです。

 

再演にあたり気になるのは、どうキャストを弄ってくるかなわけですが、

一番の注目点は話題を攫ったモーガン@真白悠希でしょう。

続投か、それとも別の誰かがやるのか。

まだ未発表である裏の外箱公演もあわせて、その行方が気になるところです。

 

礼真琴・復帰へ

 

そして、全宝塚ファンが心配していたであろう、

礼真琴の復帰がアナウンスされました。

なんと、本日8月24日から。意外とあっという間でしたね。

 

この一件に関して個人的な感想を書かせて頂くと、

私は何より「本人の意思を一番尊重して欲しい」という思いです。

 

例えば、甲子園しかり、箱根駅伝しかり、

「人生長いのだから、そこで消耗し尽されるような活動は良くない」

という、オトナの意見も良く分かります。

 

けど…今はその一瞬しかないのだから、

本人がそこで燃え尽きても良いと思うほどの強い覚悟があるのなら、

その刹那を生きても良いじゃないか、というのが実生活における私のポリシーです。

(なぜなら、自分がそういう青春時代を過ごしてきたから。)

 

ただ、一番問題なのは「強要されること」。

本人がやりたくない、もう無理だ、とHELPを出しているにも関わらず、

それを大人の事情で宥めすかして酷使するのは言語道断。

 

しかしながら、私のような観客席に座る一般人からはその内情は見えないわけで、

もちろん劇団はそんなことをしない、と、一応信じるしかありません。

 

だから、礼真琴が「やりたい」と言うなら、

(医師と相談のうえ)その意思を尊重したら良いと思うし、

プロデューサーたる劇団がしなければならないことは、

2度とこういう事態が起きないよう、

演出方法やスケジュールの見直しを適切に行うことです。

 

幸い、暁千星をはじめとする星組生たちは実力者たちの宝庫ですから、

じゃんじゃん分業していきましょうよ…!!

いつでも一番自分が全力投球の礼真琴ですが、

もっともっと他人を頼っても全然良いんだぜ?????

 

宝塚110周年たる2024年は礼真琴主演の『RRR』から始まるわけですし、

日本ミュージカル界の至宝・礼真琴がぶっ壊れないよう、

きちんとプロデュースして欲しいと切に願います。

 

宝塚ファンって詮索好きな人が多いよね

 

しかし…みんなそんなに、

礼真琴がなぜ休演したのか気になるもんなんですかね?

 

そりゃ確かに劇団には説明責任(キリッ)があるのかもしれませんけど、

繰り返しになりますが私は本人の意思尊重主義なので、

礼真琴が明かしたきゃ言えばいいし、

そうでないなら「体調不良」でええやんって思うんですけどね。

 

ただ、憶測に尾ひれがついて、

知らない間にメンタル説が堂々と語られることには心底驚きましたし、

返す刀が「劇団の隠ぺい体質が悪い」と開き直る人も一定数いて、

これぞ詮索好きの極みだなーと思いました。

 

あと、週刊誌報道が出ることが分かって、

先手を打って22日に「回復報告」のプレスリリースしたことに怒ってた人が多いようですが、

結果的に24日から復帰することになったわけで、もし22日に何も出してなかったら、

「週刊誌報道されたから無理やり復帰させた!!」とかいらん詮索が始まるのが容易に想像出来るわけで、

企業として当然の判断だったのでは?と思うんですが…。

 

あ、別に苦言を呈しているわけではありません。

「心配している」フリして「ただ(無自覚に)騒ぎ立てているだけ」の人が多ければ、

そりゃ週刊誌の標的になるでしょうよ、と対岸の火事を見つめている気分です。

 

こういうことを書くと、お前も所詮汚い人事ブロガーやんけと言われそうですが、

私は人事という企業決定に対して興味があるのであって、

個人のパーソナルな部分(セクハラ騒動の時の性別しかり)を暴こうとすることには、

やっぱり抵抗が有る…というこの微妙ニュアンス、伝わりますかね?

 

私は礼真琴を待っています

 

とにもかくにも、礼真琴の復帰はめでたいし、

私は彼女の決断を応援したいだけ。

 

そしてこれが「無理ある復帰」でなく、

宝塚110周年と礼真琴のトップ人生の円熟期に向け、

計画的に色んなことが進んでいることを祈るばかりです。

 

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コメント

  1. 五條 より:

    赤と黒あたりから普段喋りでも声枯れてない?とか言われてました(ごく少数ですが)し、文春が書いてる原因に特に違和感はありませんでした。手術→リハビリ(数日間声出せない)→完全復帰までは早くてだいたい1ヶ月。このための休養と思われますが、色々な都合上1789はどうしても動かせなかった。で強硬したら結果こうなったって感じでしょうか。
    ここまでしっちゃかめっちゃかになるならば、わかった時点で始めっから病名明かして完治にこれくらいかかるから休むよ、で良かった気がします。それこそ赤黒やらずに完全休養とか。今だから言えることですが…。

    今回の件が文春の書いた通りであるとすれば、つまるところ病気が発症した結果なので、それは劇団のせいじゃなくね?と思います。毎公演ごとに喉の確認と治療をしろ!とかそーいうことでしょうか…まあやりませんわな。
    礼だってなりたくてなったわけではなく、それはもちろん劇団も。どうしても劇団が悪い!としたい方が多いように見受けられますが、病気に対しては対処のしようが…。病気や怪我まで劇団のせいにするというのはどうでしょう。
    やれるとすれば、トップコンビは大劇場後に毎回別箱ではなく、1年に1度、完全休養ひと月半くらい取らせるとかでしょうか。それだけ期間があれば、手術等完全オーバーホールも可能でしょうし。別箱は2番手以下で。それでチケットが売れるかは別問題としてw

    ただ。
    今回のようなトップの休養は20年ぶりとどっかに書いてありました。20年に1度のレアケース前提にスケジュール組めって、それは無理があるような…会社としては普通やらないんじゃない?とも思います。心情としてはわかるのですが、ビジネスとしてはわかりません。

    ちなみに、もうお茶会復活してるようで。コロナで休止、体調不良者で休止、それでもお茶会はやるということは、やらなければいけない理由があるんでしょう。
    今現在はわかりませんが、odyssey完全休止があったせいか、雪組はお茶会禁止だったようです。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます。まさしく全文同意です。
      外箱を休演した時点でポリープ(?)の治療は決まっていて、それを働き方改革の一端?みたいな感じで誤魔化したのは、超人イメージを壊したくない劇団の配慮かなと邪推します。動かせない1789はなんとかやり切りたいと思っていただろうにこうなってしまったことは…まぁ難しいですのね。なので企業としてやれたことといえば、負担のかからない演出にすることしかなかったような気がします…。

  2. みかん より:

    劇団側の上演決定に関わる判断にファンが振り回されている印象で、劇団側に一部ファンの不信感が募っているのだろうとみています。そこが週刊誌の稼ぐ隙を生んだのかなと思います。
    礼さんお帰りなさい、応援しています。わたしはこの一言につきます。

  3. クルミちゃん より:

    いつも更新を楽しみにしています。
    以前1度だけコメントを寄せた者です。
    何度読み返しても礼さんに関する部分全部に全面同意でコメントを寄せずにはいられませんでした。
    休養理由というのは個人情報の中でもデリケートなもので個人情報保護法という物があるのに芸能人となると糾弾の的になるのが心底怖いです。
    私が医療従事者の末端なので体調不良について軽率な推測はいくらでも出来ますがメンタル説を口にする人は専門知識の無い層のような気がします。
    そして「ミュージカル界の至宝」という言葉がこれほどぴったりする人がいるでしょうか。
    こちらで常識的な記事に触れて落ち着いた気持ちで週末の配信を観ることが出来そうです。
    これからもブログ記事を楽しみにしています。

  4. はは より:

    復帰は(本人の強い意志であるのなら)嬉しいことですが。

    上演中に幕を下ろし、代役準備のため中止日まで設けた公演です。代役公演は中継・千秋楽映像などで確実に残して、多くの人に披露されるべきだったのでは?とも思います。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      何を持って「べき」なのか全く分かりません。代役公演は役代わり公演とは完全に別物で、不測の事態に対する危機管理です。タカラジェンヌも動揺しながらプロとして必死に舞台をこなしていますが、ある意味で不完全なものをわざわざ全員に披露する必要はありません。個人として「見たかった」と思われるのは自由ですが。

      • はは より:

        ある意味で不完全なのに、通常通りのお金を取って興行したということでしょうか?
        幕を上げるため、演者もスタッフも必死だったはずです。代役公演を成功させるために、中止になった公演がある程なのですから。
        そして「不完全ではないもの」が出来上がったからこそ、代役公演を行ったのでしょう。

        プロが「プロとして」上演したものです。不測の事態であれ危機管理の一環であれ、その努力は「多くの人にみてもらえること」でこそ昇華されると考えます。

        彼女たちの努力を称える意味で披露される「べき」と申し上げました。
        見たかった云々の話ではなく、その努力が形に残らない(劇団として残さない?)ことが最善策だとは思えないのです。

        スレッド汚し、失礼しました。
        (以降、コメントは致しませんのでご安心ください。)

        • 蒼汰 蒼汰 より:

          いえ、違います。不完全というのはプロとしての出来栄えのことではなく、あくまで「不測の事態で上演した突発的なもの」という意味です。
          私が考えるその努力の昇華先は、一人でも多くの人に見て貰うことではなく、あくまで休演した人が戻ってくるまで滞りなく舞台を果たすことだと思いますし、興行主たる劇団がそこまで配慮する必要があるのかと言われれば、甚だ疑問です。なので、ファンとして見たいなと思う気持ちがあるのは理解します(そりゃ私だって1回くらい見てみたい)が、プロとしての努力を讃えるために形に残す「べき」という考えには、残念ながら共感することは出来ません。

  5. ゆうまま より:

    こんにちは、いつも楽しく拝読しています。

    確かに、医師がゴーサイン出してるならあとは本人に委ねられるべきですね。蒼汰さまの意見に同意します!

    調べたわけではないので「たぶん」なのですが、確か雪組ロミジュリの夢華あみの急性胃腸炎までは公式ホームページ上で理由が明記されてたと思います。
    あの時「ざまーみろ」的な誹謗中傷が凄まじくて、これが最後になったような気がしています。
    (るろ剣のインフルエンザは公式には出てなかった気がします…違ったかな…)

    あの騒動を見ていた身としては(私は夢華あみ役者として好きでしたよ)病名だって個人のプライベートな部分に値すると思うので、今回の「体調不良」に留めるのは賛成です。
    ただ急性胃腸炎だったらまぁこのくらいで復帰かな、とか、これが脊髄炎とか膠原病とか言われるとうわぁ長く休んでほしい、とか、感覚的にわかったものがなくなってしまったので、今回みたいに詮索合戦になってしまったんだろうなぁと。

    いずれにせよタカラジェンヌもお年頃の女性で、この年代って男女ともほんとキラキラしてて、自分で自分の選択を積み重ねていく大事な時期なんですよね。こっちゃんの選択を応援したいと思います!

  6. ずんだもち より:

    礼さん復帰できてなによりです。
    ありちゃんロナンも見てみたいとか、本当に回復したのか?という気もありますが、星組の真のトップは礼真琴ですから!
    劇団には臨機応変な対応を望みます。休演理由は本人が公表してもかまわないのであれば公表。
    そうでなければ体調不良等で。その辺はファンも悟ろうよ。
    昨今、ファンと週刊誌の関係が、決してうかがい知ることのできない内部の様子を、週刊誌に“掘り出してもらっている”ように見えて不快ですが、ファンがいちいち大騒ぎする限りこれからも続くでしょうね。
    うっかり駐車違反のような誰にでもあるようなことまで書きたてられ、ジェンヌ達をさらにがんじがらめに縛ることにならないと良いですが。
    ジャニーズ事務所の事件のような明るみに出されるべきものと、そうではないものと区別できるようでありたいと思います。

    「Xcalibur」は版権分やりたいとか、東西南上演して一応本公演並みですと、ワイルドホーン氏にそれこそ忖度とか?笑
    裏箱で確率高そうなのは風色バウですが、そうなると上級生路線が皆「X―」に集まることになるし‥。
    情報は小出しなので、しばらく楽しく悩みます。

  7. より:

    どうして文春の記事を無条件に信じる人がいるのかと毎回呆れています。
    今回の記事も文春が劇団の膿を出してくれるなんて言っている人がおり、あたおか過ぎて引きました。
    文春に狙われているのは劇団でもスターでもなく、懲りずに釣られる一部の宝塚ファンです。
    贔屓を守りたいなら無視する・課金しないしかないのに・・・心配するふりをして詮索するファンが一番スターを傷つけているのだと思います。

  8. すいかの種 より:

    蒼太様お久しぶりです。
    今回のまこっちゃんの休演は心底心配しました。

    コロナ禍は特に毎日生の舞台に立つ舞台人には大きなリスクをもたらしました。
    コロナのせいか、ワクチン接種のせいか、いずれにしても、これからも多くの体調不良者を出す可能性は高くなりました。

    「鉄人」礼真琴でも例外ではないのでしょう。彼女の体力・気力・強い意思があるからこそ極限まで舞台を務め、それでも倒れてしまった。休演後は毎日心配でたまりませんでした。

    週刊誌が何を書いても、それが真実かどうか私達は知りようがありません。だからこそ劇団の発表を信じるしかない。
    そして今日の復帰を彼女が決めたのなら、心から応援します!

    宝塚だけではなく、礼真琴の今後の活動も考えると今無理しても…と勝手に思ったりするのですが、蒼太さんの「本人の意思を1番尊重して欲しい」の言葉で、それしかないよなと納得したのでした。

    周りが何を言おうが最後は本人の意思です。それは覚悟を持った決断でしょうから、無事に千秋楽まで終わることを祈るのみです。

    そして実力のあるトップが身をもって素晴らしい後輩を育てているのですから、トップを酷使させないような構成やプログラムに移行しつつ、今後のリスクに備える運営を劇団にお願いしたいです。
    がんばれ!!星組

  9. りす坊 より:

    本人はどうしても1789をやり遂げたく、劇団もそこまでは持つかと思ったけれども、ダメだった。
    「本人の意思を一番尊重」して、「礼真琴がやりたい」と挑んだ結果、なんだかドタバタになってしまって残念ですね。

    結局、最初から2カ月の休養の理由について、歌劇団がちゃんと説明しておけば良かったってだけのことですがね。
    「詮索好き」だの「隠ぺい体質」うんぬんではなく。

    22日の中途半端な経過報告。。。そのタイミングではもう24日あたりの復帰は目途が立っていたのだろうから、24日(目途)から復帰予定です、くらいにしておけばいいのでは?
    22日の経過報告の仕方が企業として当然の判断だとしたらセンス無いなと思います。仮に22日経過報告したら、文春が記事を出さないと見込んでいたのであれば、とんだ判断ミスです。
    情報の出し方がどうもよろしくない。

    1789までなら、なんとか大丈夫というのも医師の判断があったでしょうし、今回も医師と相談したと言ってますが、きっと本人の意思が大いに尊重されていると思います。
    本人の意思を尊重しするとともに礼真琴を守るため、ミーマイは休演として休養期間を設定した。
    歌劇団も対応はしているのでは?

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      的外れ過ぎて笑っちゃうんですけど、一言。
      それ、ぜーんぶ結果論です。(企業における主要事業で)働いたことがない人が後出しジャンケンで屁理屈捏ねてるみたい。

  10. みみ より:

    美談っぽく捉えるのは何か違うけど、でもやっぱり不測の事態に対処された皆さんには敬意を示したいなぁと、矛盾した気持ちを持ちました。

    あと、これは私のあまのじゃくが大暴れした結果ですが、週刊誌やらSNSやらが本件を騒ぎ立てれば騒ぎ立てるほど、
    裏側はもういらないからエンタメが純粋に楽しみたいと、思うようになりました。
    なんか冷めました。皆いろんなこと考えて怒って大変そうだなぁ、疲れないのかなぁと。
    (あ、蒼汰さんのように発信されている方に対してではなく、負の感情に取り込まれてる方に対してです。)

    エンタメを純粋に楽しみたいと思った結果、配信で暁ロナンも見てみたかったし、礼ロナンが見れることも嬉しいし、素直に楽の配信が楽しみです。

  11. May より:

    前回、礼さんの体調が心配なあまり、これは労災だ!と些か感情的になってしまっておりましたが。
    文春がある程度真であると仮定すれば、ポリープは喉を使う仕事の職業病ですし、術後、声に影響が出ないとも限らないので決断が難しく、騙し騙しやりつついよいよとなったら処置、という種の症状のようなので、今回に至るまでの流れもそこまでむちゃくちゃではなかったのかな、と考え直しました。にしても劇団、昨今ちょっと舵取りが微妙だな、という印象は払拭しきれていませんが…まあそれとこれとは別ですかね。
    というのも、復帰公演を観劇された方々のご感想を拝見していると、きっと礼さんご本人が強く望んで復帰されたのだなと、なんだかひしひしと伝わってくる感じがしたのですよね。
    一ファンとしては、ミュージカルスターの永く輝く(八木!?)未来を想っては、ゆっくり休んでほしい、無理はしないでほしい、と気を揉んでいたものですが、いやいやいや、タカラジェンヌとしてあのクイーンビー揃いの大集団のトップになりたい!と才能と努力と根性で並み居るライバルに打ち勝った者が、その立場として全うしたい、と思わないわけがなかった…。大変失礼いたしました。
    SNSを通じて届く今日の彼女達の芸のさまに、こちらが勝手に「退団ではなく休養からの続投にするなんて、、、」と想像を逞しくしたことを恥入りましたね。

    なお、劇団として病名を公表する必要はないと思います。興行ですから、歌劇というサービスを提供できるか否かという意味での情報公開はあれど、その背景まで言う必要はないでしょう。

  12. より:

    Xcaliburはライブ配信すら所用で拝めず悔しい思いをしたので、新たなチャンスを得られたのが素直に嬉しいです。
    気になるのはキャスティングですね。
    あの流れの亜種という事なら、宙組ですとWSSでの和希アニータ(高評価)が再演で桜木アニータに変わったのが思い出されます。
    なので、真白のモーガン続投は無いにひとまず予想しておきます。ここで天彩が再演でモーガンになったら面白いかと。
    とは言え個人的には是非とも真白モーガン続投でお願いしたいところではありますが。

    もう一つの話題の礼復帰について。
    ともかくはめでたいです。
    実情はわかりませんので、復帰出来る状態に整って礼自身も望んでの結果と信じます。
    どう憶測したところで真実がわからないのなら公式で与えられた情報が全てと思うようにしています。
    そして病歴は普通に個人情報であるという事。
    説明責任とやらは体調不良と公表した事で充分果たされているかと。
    もうこれ以上は論じる気が起きません。

    真実がわからない憶測ですが(^_^;)、1789を動かせなかったがゆえの現状というのは同意です。
    乱暴に見える中止・代役公演の実施に、色んな意味で冷静さを欠くファンが一定数生まれるのも致し方ないのでしょうね。。。

  13. 素志 より:

    興行ではないですが、事業を司る立場です。

    エース級の営業マンが体調を崩した→本人も事業主も遂行させたい重大案件が控えており、完遂後に療養休暇予定だった→重大案件のさなか、いよいよ体調悪化(労災の危惧)→エースは休養させ、サポートメンバーで続行→関係各位からの問い合わせが殺到したため、個人情報に触れない程度のプレスリリース→最終局面にはエースが立ち会えそう!(結果論)

    と、蒼汰さんの記事を読んで礼さんを取り巻く今回の騒動を読み替えました。
    すると、”復帰目処”や”病状の詳細”を公表することがいかに悪手かゾッとしましたね。

    どこの世界にも(知らなくても良い)事実や経緯、詳細を喧伝したがる輩はいるもので…
    そんな声から従業員を守ることも事業主には求められます。
    蒼汰さんのおっしゃるパーソナリティへの抵抗感に大変共感します。
    いかに本人が詳細を公表したいと言っても、企業としては慎重にならざるを得ません。

    いかんせん興行とは無関係の視点です、、不適切であればお読み捨て下さい。

  14. ドルチェ より:

    8月15日の東京宝塚劇場で幕間中断を体験した身として複雑な思いです。
    コロナ禍以降、星組チケットはほぼ全て中止になりました。1789も友会で当選した大劇場公演が中止、東宝は落選、有沙瞳さんのアントワネットをどうしても生観劇したくて阪急交通の普段は手を出さないオプション付きS席をやっと入手したところが…
    数日後阪急交通から、返金はチケット代のみとメールが来ました。まあそうだろうと思ってはいましたが、あのランチがあの値段かあと…すみません、ただの愚痴です。
    支配人の中断説明に拍手で応じたファンの模範的態度が称えられる一方で、ロビーで阪急交通の社員にお金はどうなるんだ!と詰め寄ってる人たちもいました。ホテル宿泊SSプランの料金を考えると気持ちは分かります。
    まだ中断を知らなかった幕間に、礼さんの名前も知らない、1789のストーリーも知らないと思われる二人連れが、一幕の感想を述べ合い、この後どうなるんだろうね楽しそうに話していました。あの方たちはふだん劇団公式サイトも見ないでしょうし、阪急交通社にぼったくられたという印象だけ残るのかなと、帰途寂しく考えました。
    長期休養の理由や体調不良の詳細を公表すべきとは思わないし、する必要もありません。ただ、公演中止の前日14日が休演日だっただけに、この段階で中止や代役の判断ができなかったのかモヤモヤは残ります。もちろん、できなかった事情があったからこうなったのでしょうが。
    トップスターの急な降板が各方面に与える影響の大きさを改めて痛感する出来事でした。
    千秋楽配信で礼真琴の元気な姿、有沙瞳の有終の美、代役を勤めた生徒はじめ大変な困難を乗り越えた星組生たちの活躍を見られるよう、公演関係者の健康をひたすら願っています。

  15. さん より:

    ビジネスとしては大変だったんでしょうが、何だか今の星組はトップコンビや番手級の個性も相まってか、リアルにスポーツ系の少年漫画みたいな展開になってきていて、ファンも組子もそれに感化されたミーハー層もクライマーズハイやらランナーズハイ状態である意味で大盛り上がりだなと。
    観劇予定の3回の内1枚チケットが消えてしまいましたが、千秋楽はどんな展開でこの「1789編」を締めくくるのか、ジャンプ読者のような気持ちで配信を見守りたいです。

    エクスカリバーは再演は芹香さんファンにとってはどうなんでしょう。
    東京フォーラムでやってから1公演挟んで梅芸続演は割とありますが、芹香さん短期ならばこのスケジュールは組まない気がするので、やっぱり5作以上は普通にされるんだろうなと改めて思いました。
    桜木さんに繋ぐにしてもぎりぎりいけなくはないですし。

  16. りりあ より:

    新理事長は生徒愛がないなんて揶揄され嫌われることが多いですけど、礼真琴に博多座を回避させた選択は評価されるべきことですよね。生徒に対してドライだからこそ、冷静にトップを休ませるという判断ができたというか。原田氏の件も前の理事たちが見て見ぬふりをしてきたのも事実だと思うので。個人的には発信力がないだけで実務はそこまで悪くないかなと思います。
    別件ですが、あの階段降りのブログが復活されてました。とてもありがたいです。

  17. 鷹の道 より:

     はじめまして。いつも楽しく拝読させていただいております。今回初めてコメントさせていただきます。

     幸運にも先日『Xcalibur』を生観劇することができまして、演者の皆様のパワーに圧倒されました。
     中でも真白さんのモーガンが本当に素晴らしく「彼女をもっと見たい!」という意欲が高まりました。大劇場公演も何とかチケットを確保しましたので、今から楽しみです。どうか歌の多い役でありますように…

     さて、宙組でのお披露目東公演→西公演というのは、真風さん星風さんのWSSと同じ。
     大役アニータは東が和希さん、西が桜木さんで、それぞれに素晴らしいアニータだったと聞き及んでおり、これを踏まえると、恐らく再演での真白さんの登板はなさそうだなぁ…とひっそりと感じております。

     Twitterなどを見ると「天彩さんで見たい!」という声が多いですが、娘役が演じるには些か大きすぎる役だと思います。
     私は何となく鷹翔さんかなぁ…と思いますが(桜木さんDS、瑠風さんランスロット、風色さんバウ主演とか?)蒼汰様の鋭い予想をお待ちしております。

  18. オールドファン より:

    いつも的確な記事をありがとうございます。初めてコメントします。

    とりあえず働かせ過ぎです。
    2回公演をこんなにたくさんする必要があるのでしょうか?
    土日は致し方ないとして平日は1回でよいのでは?
    宝塚は結構な場所にあるので行くのにも時間を要します。主婦層や年配の方などは1回公演の方が行きやすい、と思うのですが。
    組みによってはチケットが余っているのかバンバン回ってくる事もあり、そこまでファンに押し付けなくても‥と思ってしまいます。
    古くからのファンである私は昔のようにのどかな宝塚であって欲しい、そして生徒さん達が自由に研鑽に励める時間をとってあげたいと願わずにはいられません。