「娘役人事は水物」とはよく言ったもので、
このブログが始まって以来も度々ビックリ人事が起きているわけですが、
一口にそう言っても娘役人事にもトレンドがあるように見受けられます。
本日はそんなトップ娘役人事のアレコレについて、
過去から未来について、書いていきます。
移り変わるトップ娘役人事のトレンド
振り返れば、宝塚100周年より前の時代は、
トップ娘役の落下傘就任が度々起きていました。
例えば、映美くらら、彩乃かなみ、蒼乃夕妃、舞風りら、
渚あき、陽月華、野々すみ花、などなど…。
そして、最後の落下傘就任は花の95期生の1人である実咲凜音。
この後、小川前理事長時代からは、
トップに就任する1つ前の作品で組替え合流しておく、
いわゆる「1作前異動」がトレンドとなります。
これは就任する側にも、される側にも、
身体的精神的負担を減らす目的で始めたことなのでしょう。
花乃まりあ、咲妃みゆ、真彩希帆、舞空瞳、
そして朝月希和、潤花と、
コロナ禍においてもそのルールが守られているのが凄いですよね。
で、ここ最近は、
さらにもう1歩踏み込んだ人事が続いているように推察されます。
それは、夢白あや、詩ちづると、
何作も前に異動しておいて充分に組に馴染んだうえでトップに就任する、
というパターンです。
それは偶然か、必然か
ただ、これが計画的なものなのか、
それとも偶発的なものなのかは分かりません。
例えば、夢白あや。
彼女は雪組で4作経験したうえでトップに就任しましたが、
これまでの人事に当てはめれば、1作前合流出来ているわけですから、
フツーに彩風咲奈と同時就任・同時退団こそが順当だったはず。
だけど、敢えてそうしなかったのは、
コロナ禍というあまりにもイレギュラーな事態に対して
劇団が防衛策を取ったからなのか、
あるいは、相当数アンチの多かった若手時代の彼女への対応策だったのか…。
そして詩ちづるに至っては、なんと6作も星組にいるわけで、
もはや月組にいる期間(3作)よりも長くなっている。
結果的に後からやって来た暁千星と「再会の成就」を果たしたわけですが、
これは計画的なものではなく、
本当は再組替えも視野に入れていた人事の果ての、
ただの結果論なのかもしれない。
とまぁ、ただ2例しかないので、
まだトレンドと呼ぶには弱い気がするのですが、
この説を補強する存在がいる(いた)んですよね…。
そう、それがきよら羽龍です。
本来であれば、芹香斗亜新政権時から宙組に合流する予定だったところ、
例の事件によりとん挫。
仮に予定通りに組替えしていたとしたら、
芹香斗亜在位期間中まるまる宙組で過ごし、
その後、桜木みなとと同時就任する予定だったのでは?と邪推してしまいます。
仮にそうだとしたら、彼女もまた数作前異動パターンとなり、
夢白あや、詩ちづると同じ例となる。
3例揃えば、それは偶然ではなく、必然と呼べるものでしょう。
次なる異動型娘役は…?
ちなみに、この3人の共通点は、
初詣or電鉄旅情ポスターに掲載されるほど、
各期を代表する娘役であること(詩ちづるは他にも強い娘役が大勢いますが)。
そしてこの系譜を継ぐものではないかと個人的に思ってるのが、
107期生の七彩はづき。
彼女は電鉄旅情ポスター掲載者であり、
大本命だった一輝翔琉の退団により不遇の期唯一の星になりそうで、
かつ自組に超路線の彩葉ゆめが入団し、トップ戦線が危うい状況。
なので、トップ人事を見越して早めに動くんだろうなーと
勝手に想像を膨らませている私です。
ま、だいぶ先の話になりそうなんですけどね。
果たして今のこの流れをトレンドと呼ぶのが正か誤か、
今後も注視していきたいと思います。
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