今年で宝塚歌劇団は110周年、
新時代に向け一気に新陳代謝が進んいます。
本日はそんな次世代トップ陣について、
現段階で想定されるであろう任期を考えていきます。
【前半の雪組&星組編】
政権交代前夜の雪組
雪組は彩風咲奈が退団発表済みで、
後妻として3作組んだ夢白あやの残留が決まっています。
で、次の雪組トップについては未発表ですので、
仮に朝美絢であったとして話を進めていきます。
以前だったら、朝美絢の任期は4作か6作と想定していたと思います。
これは夢白あやと添い遂げるのか、
あるいは後妻を取るのか(夢白2作→後妻4作)で、
答え合わせが出来るんだろうな、とも予想していました。
…が、公演スケジュールが年8回に変わったことで、
一番影響をモロに受けるのが彼女でしょう。
だって高2入団の研16就任ですよ?
結構高学年ですし、年9作でいうところの7作任期と
ほぼニアイコールである年8作勘定の6作任期は無理があろうに思われます。
よって任期6作ではなく5作で、夢白2作→後妻3作で添い遂げかな、
というのが現段階での予想です。
となると、任期3作で一緒に退団してくれそうな相手役をと考えた時に、
超路線枠ある音彩唯と詩ちづるは(勿体なくて)落ちる気がして、
やはり最有力候補は美羽愛かな、と思ったり。
いわゆる初恋の成就!!(小声)
…とここまで書いて気が付いたんですけど、
前ヒガシマルガールの潤花も任期4作であっさり退団してるんですよね。
だから年8作勘定の3作とニアイコールで、詩ちづるも全然有りなのか…。
なお、朝美絢に関しては「夢の音楽会」より、
『忠臣蔵』再演フラグが立ちましたので、
果たして本当に回収するのかを含め、今後の展開が気になります。
政権交代前々々夜の星組
礼真琴の任期については、
就任当初から10作が目途だと書いてきました。
この「10作」というのはただの当てずっぽうではなく、
歴代のトップオブトップである和央ようかと明日海りおの任期であり、
柚希礼音は11作のうち1作が轟悠降臨作だったことを鑑みると、
劇団が想定する長期任期の最上限が10作なのかな、と思ったわけです。
で、礼真琴は『RRR』で任期7作目、
8作目が箸休め作品『記憶にございません』が発表済みで、
あとはもう1作なのか、2作なのか、という話なのですが…。
ぶっちゃけもはや誤差の範囲ですよね。←
個人的にはオリジナル大作1本物をやって欲しいと思ってましたけど、
(ロミジュリも1789も再演物だったので)
今の宝塚の情勢的に厳しそうな雰囲気。
それに後任である暁千星も良い具合にスタンバってますし、
交代劇はいつ起きてもおかしくないと思います。
個人的には…就任当初から揺るかず10作予想だったのですが、
雰囲気的に(休演もありましたし)9作の可能性も出てきたなと思い始めてます。
それこそ『RRR』で退団を決意した、という設定にすれば自然ですし、
次の外箱が大箱ショー系なら完全ビンゴって感じですよね。
そして気になるのは、もはや次の暁千星の任期だったり…。
中卒入団の研14or15就任となると、長くやっても7作くらい?
もしかしたら一路→瀬奈→朝夏に続く、
下一桁が8の期のスターが東宝に入るジンクスに続き、
あっさり6作くらいで退団して外部に進む、なんてこともありえるのかしら…?
なお、礼真琴→暁千星の道が決まった時点で、
極美慎がトップ街道に進むのであれば、
外に出ていくのは確定だと思います。それこそ宙組とか?
で、礼真琴→暁千星→天飛華音と続くのが一番綺麗ですよねー。
ま、星組は体制的にまだまだ盤石ですので、
妄想は広がるばかりなのでご容赦を。
まずは礼真琴の円熟期を楽しみたいです。
そして、宙組。
で、こういう話をしても宙組をスルーするような状況が、
半年以上経ちました。
次、こういう人事論を綴る時は、
宙組についても書けるような状況になっているといいなぁと、
うっすら思いながら、記事を〆たいと思います。
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コメント
いつも楽しく拝見させて頂いております。初めてコメントさせて頂きます。私は朝美絢の後妻はやはり音彩唯かな、と思います。朝美×音彩は現時点でファンも多いですし、なにより相性がかなり良いので綺麗に収まるかな、と…。雪組的にも潤花で逃した生え抜きトップ娘役を排出したいところでしょうしちょうどいいかと思います。
雪組、星組の予想、宙組についてもコメントをありがとうございます。
星組についての予想にもし、これまでのように宙組も組み込んで考察できたなら、仕上がってる暁千星を待たせないで宙組に、というのもチラッとよぎったんですが…
RRRトピアで礼真琴が暁千星の存在によってかなり負担が減り余裕が出来たのかな?と思ったので、ことありはこのまま贅沢に並べて、蒼汰さんの予想に異議なしです。
で、雪組ですが、仮に次期が朝美絢だとして、後妻は迎えず夢白あやと短期添い遂げ希望です。
朝月希和、彩風咲奈と雪組にはめずらしくソロでの卒業が続き、雪組なのにまた夢白が先に1人で卒業するのか?と言う気もします。
年間公演数が減り、高学年就任、鳳月杏のように中卒でもない朝美絢、実年齢的にあと何年…ご本人の宝塚への思い、男役としてのこだわりは強いですが、卒業後の姿にも期待しています。
箸休めや謎作品なくお似合いの夢白と短期で添い遂げて欲しい、ファンとしての勝手な希望です。
トップスターと相手役の組み合わせについて「作画が合う」「トップの弱点を補う」等いろいろと囁かれていますが、私は「トップが自身の最大の武器のリミッターを解除できるか(=トップの得意分野の足を引っ張らない)」というのも重要な気がします。
望海さんは真彩さんと組んだから歌のリミッターを解除できたように思いますし、礼さんも舞空さんが相手役だからあれだけのデュエットダンスを踊れるのだと思います。(礼さんは踊りも歌も武器ですが、デュエットダンスはトップコンビ2人だけで踊るものなので踊りが重視されたのかと…)
さて朝美さんの武器ですが、私は芝居だと思っているので相手役さんには芝居巧者を希望します。さらには忠臣蔵再演フラグも立ったことですし、和物の雪組としては音彩さんはやはり違うのではないか…と思うんですよね。
美羽さんが殉情でヒロインをされた時に「これは雪組へ行くフラグでは?」と思ったのですが、組み替えがスムーズに出来そうなのは音彩さんと詩さんですよね。
果たしてどうなるのでしょうか。
いやぁ、大きいニュースが飛び込んできましたね…蒼汰さんが仰ってた’舞空瞳のMSの意味’が①次回公演で退団 となってしまいました(т-т)今年1番の驚きです。これで(振分け見ると)詩ちづるちゃんにという感じでしょうか…また考察お待ちしております(宙はまだかしら…)
いつも楽しく読ませていただいております。
今回の記事を拝見していて一箇所その心をお伺いしたくなった場所がありましたのでコメントを残させていただきます。
「極美慎がトップ街道に進むのであれば外に出るのは確実」
という記述です。どのような分析からそのようなお考えに至ったのか非常に興味があります。
もしお答えいただけるのであればぜひお伺いしたいです。
詩ちづるちゃんの星組でのトップ就任も可能性として濃厚になってきたこともございますし改めてお考えをお伺いできれば幸いです。
ご多忙な毎日かとは存じますがお体に気をつけてくださいませ。ブログの更新これからも楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
極美さんがこのまま星組にいたら何歳くらいでトップになるんですか?
いつも楽しく拝読しております。
星トップ娘役、ひとりでもめっちゃ発光できちゃう感&ここ最近の公演におけるトップコンビの最早不自然さすら感じさせる蜜月感の無さ具合。
いやー、ちょっとそうなのかもと覚悟しておりましたが…。寂しいです。
しかし、このタイミングで後妻となると、誰が来るかで礼真琴の任期についてもかなり微妙になってきますね。
人事的にはちょっとワクワク?と思って寂しさを紛らわせようと思います。
蒼汰様
いつも考察楽しませていただいています。
添い遂げと疑わなかったなこちゃんが「記憶にございません!」で退団。
私は、音彩さん星、うたち雪との意見でしたが、流石にうたちが星で上がるんでしょうね、、、
今、星組は最高潮の充実期。
それは小桜さんやるりはなさん、都さんなどの歌ウマ娘役も大きな役割を果たしているからと思っています。
星組娘役の一時代がなこちゃんの退団により閉じ、新たな時代になりますが、娘役の新体制も大いに気になります。
本日、月組ムラ公演を拝見しましたが、彩みちるさんの存在感、素晴らしかったです。
星組でも実力派娘役ジェンヌさんたち、引き続き頑張って欲しいです!