宝塚歌劇団・理事長の交代を発表!

 

宝塚歌劇団首脳陣の人事異動が発表されました!

ななななんと、小川理事長が退任に!!

 

 

 

新理事長は元月組Pの木場健之氏

 

以下、抜粋です。

宝塚歌劇団は1日、新理事長に宝塚音楽学校副校長の木場健之(けんし)氏(58)が4月1日付で就任すると発表した。木場氏は東大法学部を卒業後、1986年に阪急電鉄へ入社。2005年には宝塚歌劇団月組プロデューサー、19年4月から宝塚音楽学校の副校長を務め、昨年10月に同歌劇団理事に就任した。

 

新理事長に就任するのは、木場健之氏。

記事によると元月組プロデューサー(5年間)の方のようですね。

 

2005年の月組と言えば、彩直輝主演の『エリザベート』、

すなわちトップ娘役不在からの衝撃の瀬奈シシィにはじまり、

5年後は瀬奈じゅん主演『エリザベート』で凪七シシィを抜擢、

同時に龍&明日海を育成し、準トップ体制の下地を作っていた期間。

 

当時の情勢を振り返ると

一抹の不安が…笑

 

ま、始まる前から勝手に不安に思ってても失礼ですので、

まずは1年間どんな采配を振るのか、楽しみにしたいと思います。

 

現任・小川友次理事長の今後は?

 

そして現任の小川友次氏は今年度末で退任。

小川信者と言っても過言ではない私としてはショックです…。笑

 

以下、抜粋です。

2015年から理事長を務めた小川友次氏(64)は引き続き大阪・梅田芸術劇場の取締役会長に就くとともに宝塚OGの活動を支援する「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」の代表取締役社長に就任予定。
退任する小川氏は「理事長として6年間、よりクオリティの高いライブ・エンタテインメントをお届けできるよう努めてまいりました。おかげ様で一昨年には過去最高の年間動員数も記録いたしました。これもひとえに、お客さま・関係者各位をはじめとする多くの皆さまのお力添えによるものと、心より感謝しております」とコメントを寄せた。

 

小川理事長は引き続き大阪・梅田芸術劇場の取締役会長を務めると同時に、

いつぞやのインタビューで熱く語っていた夢組構想、

その本体になるであろう「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」の社長に就任。

なるほど、だからあれほど熱が籠ってたのねぇと納得。

 

64歳で席を譲るということは、

定年なのでしょうかね?

勝手にもう10歳若い方かと思ってました…。笑

 

利益第一!!という経営者としての熱意を崩さず、

それでいて今のニーズ、すなわちミュージカル旋風スターの物語性の創造という

現代的な感覚をこの年齢で持ち合わせていた小川理事長。

 

これまでの閉じた世界から「開かれた宝塚」への方向転換は

賛否両論だったと思いますが、

100周年以降の大繁栄は彼の手腕によるところが大きいのは間違いありません。

 

特にライブ配信事業の拡大は、

結果的にコロナ禍における貴重な収入源となっていることでしょう。

 

就任時は海外ミュージカルに傾倒していましたが、

最近はそこからオリジナル作品の質の向上に力を入れていました。

(だからこその「駄作を作らない」発言だったと思います。)

 

が、その道半ばでコロナ禍に…。

今後は新理事長が引き継ぐのでしょうかね?

 

そして最後の最後まで利益をおおっぴらに公表して去っていくのも、

彼らしくて、私は大好きです!

新しい場所での大いなる活躍を祈っております。

 

前理事長・小林公一校長退任

 

この発表と同時に、小川友次氏の前の理事長であり、

現在宝塚音楽学校の校長を務める小林公一氏の退任を発表しました。

 

 

以下、抜粋です。

タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)は1日、3月31日付で小林公一校長(61)が退任すると発表した。公一氏は、宝塚歌劇団など、阪急東宝グループを創設した小林一三氏のひ孫。15年まで宝塚歌劇団の理事長を務め、17年から同校校長に就いていた。

 

今更ですけど、小川氏よりも若いんですね。

2004年に理事長就任で、当時彼は45歳、若っ!!

 

どうなる芹香斗亜?!

 

そ ん な こ と よ り も 。

一番気になったのは芹香斗亜ですよ。

 

芹香斗亜の父は野球選手で小川理事長と近しく、

それがゆえに彼女が『宝塚幻想曲』で2番手羽根を背負ったのと、

小川氏が理事長に就任したのがほぼ同時期だったことから

「コネだ!」と叩かれていた記憶がありまして。

 

まさか芹香斗亜がトップになるよりも前に、

理事長が退任になるなんて思いもしなかったです。笑

 

いや、だからと言って扱いが変わるって話でなく、

単純に「はよトップにしたりよ」と改めて思ったのでした。

 

スターだけでなく、運営側も新体制となる宝塚歌劇団。

新たな舵取りに期待したいと思います!

 

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コメント

  1. 五條 より:

    この方って、月組サイコパス人事の始祖なのでは。大丈夫でしょうか。

    もしや瀬名だけでなく凪七シシィにも関わってます?やーばいですね。
    娘役トップ不在にダブルトップ、その後珠城早期就任からの美弥2番手退団の礎になったプロデューサーでしょうか?
    歴史は繰り返すとはよく言ったものですが、闇人事再来は勘弁して頂きたいですね。理事としては有能であることを心から願います。

  2. 夏みかん より:

    ショック!ここでニュースを知りました。
    私も小川信者です(泣)。
    何があろうと小川理事長がいる限り大丈夫と信じていました。
    今後の人事に異変がないよう祈るばかりです…。

  3. AKIRA より:

    トップ交代ですか。。。
     組織のトップが代わると下で働く人間は色々と気苦労が絶えませんよね。特に東大卒のキャリアを持っていると何かと自分の意見を通そうとするのですよね(笑)自分の信念の実現に向けては世間一般の常識とかけ離れている事も多いですがね。果たして如何なることやら・・・また、月組のPをやっていたとか・・・蒼汰さんご杞憂のとおり訳の分からない人事が勃発するのは止めてもらいたいですよね。ところで、この人事のためにトップの発表が遅れているのですかね?今後怒涛の発表がありそうですよね。

  4. なぁ より:

    ニュースを見て、小川理事長推しの蒼汰さんが一番に頭をよぎり、
    小川理事長組替え…
    と、わなわなしました。笑

    どうにも、小川理事長就任以前の作品は余り好きになれないものが多い(昭和スターから平成スターへの移り変りも影響してるかもしれないけど…)ので、不安です…

  5. 照風 より:

    初めまして、蒼汰さんの取り組み方が好きで楽しみに拝見しています。
    私もショックです。
    小川氏はバウホール初日に何度もお見掛けし、いつも座席は最後列の端っこにパイプ椅子を置いて観劇されていました。休憩中は通路にずっと立たたれて表情からは見守り感が見受けられました。
    過去の理事長や演出家の多くは、立ち見が出ていてもイロハ席に堂々とお座りで、ちっとは歌舞伎界を見習えと思っていました。
    もはやコロナより黒歴史が怖いけど、改心された?お手並みを期待しています。

  6. orange芋 より:

    小川理事長の明るい客寄せ手腕が好きだったので、元月組Pと聞くといい印象がないですよねぇ…。
    生徒さんたちの心情やいかに…。

    今の宝塚の雰囲気がすごく好きだったのでちょっと不安です。

  7. ちゃとらし より:

    こんにちは!

    過去最高動員数の達成や、顧客満足度1位獲得など、輝かしい実績を創られた小川氏なので年齢的な理由なんですかね…。

    2005年以降の月組は良いイメージ無いというか、誰も考えつかないような斬新な事目指してる運営と、不協和音が聞こえてきそうな舞台と、全く嬉しくないファン、という印象です。

    トップが変わると組織って結構変わりますからね…少々不安です。
    斬新じゃなくて良いので生徒が生き生きできてファンが喜ぶ運営となるよう祈ります。

  8. 海苔巻き より:

    小川理事長、大劇場や東京宝塚劇場で観劇されているのを何度か拝見したことが。
    博多座でも花組公演と宙組公演でお見かけしたことがあります。
    博多座の支配人とも親しくお話されていて、別箱も自前の劇場と同じように力を注いでらっしゃるんだなぁと感心してたのですが、、、
    残念です。

  9. しろん子 より:

    本当にショックです…
    長らくビジネス諸方面に接する仕事をしてきた者として、小川理事長の出した成果は実に大きく、単に宝塚好きの立場を超えて興味深く思っていました。
    公の場で宝塚歌劇団そのものや生徒について話すとき、なんだかとても楽しそうなのも注目してました。笑
    個人的には、グッズ販売で収益を押し上げるのが主目的かもしれませんが、おかげでトップスター1作退団がなくなったのは特に良かったと思います。最低3作は務めないと、グッズの制作→販売のサイクルが成り立たない。
    後任の木場氏は…うううーん。様子を見るしかありませんね。

  10. YS より:

    小川氏について主様が大絶賛されていたことは存じてますし、実際経営面では素晴らしかっただろうし、私が応援していた方がトップだった頃に理事長だったらまた違ったのだろうか、とも思いますが…
    特定のこれといって見るべき所のない団員を重用し無理矢理トップに仕立てて大作名作を次々と与え湯水のように予算を突っ込んでた(他組で儲けてた分全部投資してたのではないかと邪推したくなります)事を考えると、私は手放しでは称賛できないです…
    夢組も件の団員を終身名誉トップに据えるための構想…なんて事はないですよね?!

  11. key より:

     蒼汰様考察の小川理事長唯一の悪手の件ですが、芹香斗亜の二番手としての公演のほうが理事長就任よりわずかながら早いので彼女を二番手にしたのは小川理事長というわけではあるまいにと思っていました。それになかなかトップにさせてもらえないのは(理事長一人で決められるわけではありますまいが)ずいぶん頼りないコネということじゃん、まあ大先輩ならともかく後輩の娘じゃあねと。ところが今回の理事長交代のニュースに関連して偶然目にしたブログでこの件について嫌味な書き方をされている方があってそうしたマイナスの感情に鈍感な私は少しばかり落ち込んでしまいましたw

     小川理事長は阪急ブレーブスでの経験から生徒を満員の舞台に立たせてやりたいという発言もあり、収益第一主義もなにか明るい感じがありましたね。新理事長は緊急事態宣言現の現在、そしてコロナが収束してもその影響は尾を引くでしょうから厳しい状態が続くわけで本当に大変と思います。そこから心配なのは新専科時代のようにガラガラの責任を生徒さんだけに押し付けるような悪改革(「客を呼べない子」の発想ですね)がまた起こらないかということです。新理事長は新専科の終末期に月組Pとしてそれを見ておられたのではないでしょうか。そんな事態がどうか繰り返されませんように。今の状況のせいか悪い予想をして申し訳ありません。