2019年宝塚における組替えについての仮説

本日仕事始めをしてきました、蒼汰です。

 

実は年始に「2019年の各組を大予想?」みたいな記事を

5日間かけて連載しようと考えていたのですが

いかんせん年末になーんも発表されなかったので出来ませんでした。笑

 

個人的には、2018年末に組替えがあるんじゃないかと勝手に予想してたんです。

ですが実際は何も起こりませんでしたね。

 

現在の各組のスターの偏り(特に星組)を見れば組替えは必須である、

なんて私自身偉そうに何回も書いていましたし

実際皆様の中でも組替え発表を待ってる方が多いと思うんです。

 

けど、ふと気付いたことがあるんですが…

最近いわゆる「大規模組替え」って起きてないですよね?

 

もしかして小川理事長の方針で

大規模組替えをしないようにしている?

 

ないし組替えより組内育成を重視し、

組替えは必要最低限にしている風潮があるんじゃないかな?って思ったんです。

 

 

ここ7年間の組替えを振り返る

 

ということで調べてみました。

(これも口癖になりつつありますね。笑)

2011年末からの組替えの発表時期は以下の通りです。

 

※ネットの海に漂う情報を必死にかき集めたので誤りがあったら教えて下さい。笑

また、幹部組の組替え(専科の出入り)は拾い切っていませんのでご了承下さい。

 

2018年10月18日発表

愛月ひかる:宙→専科

 

2018年9月6日発表

梨花ますみ:雪→専科

 

2017年7月7日発表

芹香斗亜:花→宙

綾凰華:星→雪

桜庭舞:雪→星

天彩峰里:星→宙

華雪りら:宙→星

朝月希和:花→雪

 

2016年9月30日発表

月城かなと:雪→月

朝美絢:月→雪

真彩希帆:星→雪

有沙瞳:雪→星

 

2016年5月23日発表

凪七瑠海:月→専科

 

2015年4月22日発表

星条海斗:月→専科

 

2014年12月9日発表

北翔海莉:専科→星(落下傘)

真風涼帆:星→宙

七海ひろき:宙→星

 

2014年7月15日発表

望海風斗:花→雪

鳳月杏:月→花

沙央くらま:月→専科

真彩希帆:花→星

城妃美伶:星→花

桜良花嵐:宙→雪

 

2014年4月1日発表

華形ひかる:花→専科

鈴奈沙也:宙→専科

 

2013年12月12日発表

花乃まりあ:宙→花

咲妃みゆ:月→雪

早乙女わかば:星→月

美城れん:星→専科

 

2012年12月25日発表

明日海りお:月→花

沙央くらま:雪→月

凪七瑠海:宙→月

 

2011年12月2日発表

北翔海莉:宙→専科

美弥るりか:星→月

凛城きら:雪→宙

緒月遠麻:雪→宙

夢乃聖夏:星→雪

芹香斗亜:星→花

華雅りりか:星→花

梨花ますみ:専科→雪

飛鳥裕:雪→専科

夏美よう:花→専科

英真なおき:星→専科

 

2015年以降の組替えの意図

 

まず、この一覧を見て言えることは

2011年12月、2014年全般に大規模組替えが起きたということでしょう。

 

こんな一度に大量に組替えするなんて、今だと考えられませんね。

(2011年12月なんて11名同時組替えですよ)

 

小川氏が理事長に就任したのは2015年4月1日。

この約4年間で男役で組替えしたのは、7名。

 

それを踏まえて見てみると、

やっぱり就任以降から組替えがガクっと減っているような気が…。

 

そもそも2015年以降は組替えの意図が非常に明確であり

まさに「必要最低限」って感じがしますよね。

 

具体的に言うと

 

・凪七瑠海、愛月ひかる

このまま自組で番手を上げることが不可能なため、専科へ避難。

 

・月城かなと

暫定3番目スター彩凪を抜かすのが難しいため、月組で3番手へ。

 

・朝美絢

月城の組替えによって路線の道を閉ざすには惜しいため、雪組へトレード。

 

・真彩希帆、有沙瞳

真彩雪組トップ就任に伴い、キャラ被りする同期生をトレード(避難)。

 

・芹香斗亜

愛月を2番目格に上げず、かつ柚香を2番手に上げたい、

さらに『ポーの一族』を明日海・柚香でやりたいため組替え。

 

・綾凰華

同じ星組に同期の天華がいて経験を積めないため、雪組へ組替えし新公主演へ。

 

・天彩峰里、桜庭舞、華雪りら、朝月希和

現段階ではまだ読めないのですが、

きっと娘役人事にとって必然であった理由が数年後分かるのでしょう。

 

・星条海斗、梨花ますみ

二人とも専科異動ですが、まぁ理由は書かなくても皆さんお察し頂けますよね。笑

 

 

ちょっと前まで、路線スターは組替えを経て経験を積み成長し

トップスターになるのが普通でした。

(その考えの極北に生まれたのが悪名高き「新専科制度」でしたが)

 

そして裏を返せば、「生え抜きスター」はまさに選ばれし者という存在。

自組で育ちそのまま頂点に立つのは、稀なことだったと思います。

 

しかしながら、現在はトップスターが2名(珠城、紅)。

さらに二番手で組替え未経験者が3名(柚香、彩風、礼)と

比率的にどう考えても増えています。

 

これはもしかしたら、劇団として

組替えという組子に大変負担のかかる育成方法を取ったり

足りないスターを他から寄越して補填する、という作戦を取るのではなく

 

中長期的目線でスターを組内で育成し、「組の力(ファン)」を醸成させながら

スターが足りないという状況に陥らないよう計画的に配置する

という方針に転換したのかもしれません。

 

大規模組替えは起こるのか?

 

私は基本的に組替え賛成派です。

 

組替えはスターにとって大きな環境の変化であり、

それによってをスター本人の意識と能力の向上を図るとともに

 

起爆剤として組に新たな風を吹き込み、

組全体を盛り上げることができるからです。

 

ですが、逆に無理な組替えが減ったということは

使い捨て人事が無くなったとも言えるわけですし、

 

中長期計画で人事裁量が進み、

滞りなく事業が構築されているともいえるわけですから

それはそれで喜ばしいことなのかもしれません。

 

ですが周期的に考えたら、そろそろ大規模組替えが起こるかもしれませんし…。

うーんなんとも予想できません。

 

いずれにせよ、次の組替えは早くて

花組の次期トップ娘役発表(やもめ含む)と同時でしょうから

とりあえず動きを待つしかありませんねー。

 

これで次に大量組替えが発生したら一緒に大笑いしましょう。笑

ってかせめて次の星組大劇場公演と花組別箱だけでも発表しないかなー。

 

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