考察

澄輝さやと・極めし脇役路線道

澄輝さやと、宙組の男役スターで91期生。彼女のことが好きか嫌いかで言えば、私はだいぶ好きな方でした。なんなら、朝夏、真風の次に気にしていたくらいに。でもそれは、真ん中で輝くような眩いスター性に惹かれたわけじゃありません。彼女はあくまでも、その脇で静かに輝く月のような魅力を持つスターだと思います。例え...
観劇感想

東宝版『エリザベート』を観劇してきました

先日、念願だった東宝版『エリザベート』を帝国劇場にて見てきましたー‼前身ブログにも書きましたが、実は私が初めて宝塚を認識したのは雪組初演の『エリザベート』だったので、花總まり主演のエリザを見るのがずっと夢だったんですよね。ということで本日は、東宝エリザを見てきて思ったことをまとめていきます。宝塚版エ...
最新情報

星組・2020年1作目の本公演詳細発表‼

星組の2020年1作目の本公演、つまり礼真琴&舞空瞳のお披露目作品の詳細が発表されましたね。幻想歌舞録『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』作・演出:謝 珠栄Show Stars『Ray -星の光線-』作・演出:中村 一徳主演:礼 真琴、舞空 瞳ちゅーことで星組新トップコンビは中華物でのお披露目公演となり...
考察

鳳月杏・路線と別格のはざま

現在、宝塚が誇る別格路線スターと言えば、瀬戸かずや、鳳月杏、彩凪翔の3名でしょう。この3人の共通項は、若手時代に新公主演を経験し、バウ主演も果たし、今現在一定の学年に達していて、「FOCUS ON」というスタイルブックを出していること。実はこのポジショニングのスターは過去にもいて、2013年前後に別...
考察

芹香斗亜・余裕綽々2番手の魅力

一概に、2番手スターというのは美味しい立ち位置らしい。トップスターが演じないような黒い役や恋敵、親友、あるいは王子様的ポジを演じ、主役の当て馬として目立つポジションを与えられ、伸び伸びと演じながらも試練が課され、スターとして成長していく。本人の個性と魅力がメキメキとつくことでよりファンが増え、それが...
考察

彩風咲奈・宝塚とディズニーの親和性

超主観で申し訳ないのですが、私の勝手なジンクスとして、確信を持って言えることがあります。それは、20代女性の宝塚ファンうち9割くらいの人はディズニーも好きだということです。…というか、別に20代に縛る必要もなく、宝塚ファンでディズニー好きの人は非常に多く、逆もしかりでディズニー好きな人に宝塚を見せる...
観劇感想

花組『花より男子』キャスト別感想

花男感想シリーズ、最後はキャスト別感想です。さっくり参りましょう‼前半の全体感想はこちらから。花組『花より男子』感想キャスト別ざっくり感想道明寺司/柚香光宝塚で道明寺を演じるには彼女でしかあり得んっ‼というくらいのハマリ役でしたね。一歩間違えたらお寒いツンデレ芝居を真正面から演じても自然なのは彼女の...
観劇感想

花組『花より男子』感想

SNSや他の方のブログを見る限り制作発表会の前評判なんて何のその、結構評判良いっぽいので楽しみにして行ってみたら普通に面白かった。そして色んな意味でふり切れてた。今作はそんな「思い切り」こその成功なんじゃないかと思うわけで、そのあたりを重点的にさっくり感想、まとめていきます。色んな意味で思い切った『...
考察

100期・101期の御曹司候補生たち

現在、各組には御曹司候補生と言っても過言ではない劇団から猛烈なる推しを受けているタカラジェンヌが数名います。何が面白いって、それがみんな100期生・101期生なこと。帆純以外の99期生の更なる新公主演が微妙な今、数年後の人事の駒として動き始まるのは、紛れもなく彼女たちでしょう。ということで本日はそん...
考察

トップの座へのタイムリミット

先日の美弥るりか・計画的人事の弊害についての記事ですが非常に多くの反響を頂きました。(もっとコメント頂いてるのですか返信が追いつかず…もう少々お待ち下さい)皆さん声を揃えておっしゃるのは「遅咲きスターは不利だ」ということ。まぁ、確かにその通りですよね。中長期的に人事が動くとなると、「研10以降くらい...
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