雪の御曹司の去就と、永久輝せあに思う

スカステでちらっと見た専科公演 『パパ・アイ・ラブ・ユー』が

めちゃめちゃ面白そうなんですけど…‼

 

こういう時、本拠地に近い方を

本当に羨ましく思う蒼汰でございます。

 

本日のテーマは、前から気になっていた

雪の御曹司とその去就についてです。

 

「御曹司」という言葉の定義はいろいろとあると思うのですが

私が思う御曹司は以前記事にまとめておりますので、気になる方はご参照下さい。

宝塚における御曹司という宿命

 

雪の御曹司の去就を調べてみる

 

雪組といえば、中途半端な路線(新公主演1回とか)を基本作らず

この子と決めたらある特定のスターにだけ重点して育成する

「一人っ子政策」として有名な組です。

 

そんな中で、以下の人たちの去就についてまとめてみました。

 

【雪の御曹司トップの条件】

・最初の配属が雪組

・新公主演3回以上経験

・最終的にトップスターになった人

 

以上のルールの中から、

1990年以降にトップ就任した人を絞ると、以下の7人が該当します。

 

杜けあき:雪組トップ(生え抜き・65期・研10就任)※ちなみに新公主演8回‼

一路真輝:雪組トップ(生え抜き・68期・研12就任)

高嶺ふぶき:雪組トップ(生え抜き・69期・研14就任)

和央ようか:雪→宙組トップ(外様・74期・研13就任)

安蘭けい:雪→星組トップ(外様・77期・研16就任)

貴城けい:雪→宙組トップ(外様落下傘・78期・研15就任)

音月桂:雪組トップ(生え抜き・84期・研13就任)

 

※他組出身で雪組に組替え後、新公主演を3回以上経験しトップになったスターに

轟悠(月→雪組トップ)と香寿たつき(花→雪→花→雪→新専科→星トップ)がいる。

 

※雪組出身で新公主演2回でトップになったのは凰稀かなめ(雪→宙組トップ)のみで、

新公主演1回でトップになったのは0名。

 

 

改めてまとめてみると、特に共通点は無いのですが

昔はほとんどが生え抜きトップに、

2000年(新専科制度発足年)以降は外様でトップになった人が多いですね。

 

現代の雪の御曹司について思うこと

 

さて、上記のルールを雪の御曹司としたとき、

現在当てはまるのは、彩風咲奈、月城かなと、永久輝せあの3名。

 

私は前ブログにて、彩風咲奈について

「音月桂の失敗を踏まえ計画的に目立たないように育成している」と書きました。

計画的サイレント御曹司・彩風咲奈

 

そんな育成の甲斐があったからかどうかは分かりませんが、

彼女が順調に2番手スターとして花開いているのは皆さんご存知の通りでしょう。

 

得意のダンス、圧倒的な華はもちろんこと

不得手であった歌唱力も一定の向上が見られてきましたし、

望海とも互いの長所を生かしあうコンビ芸を魅せていて、非常に魅力的です。

 

たぶん、何事もなければ

このまま雪組生え抜きトップとして就任すると思われます。

 

そして月城かなと。

彼女は既に月組へ組替えしており、現在正3番手スターとして活躍中です。

 

3番手として唯一羽根を背負っていますから、

たぶん、何事もなければ順調に2番手スターへと駒を進めることになります。

 

彼女に関しては、雪の御曹司という名刺より

「95期生の3番目」という重い肩書きを持っていますので

雪組への固執よりも、いかにしてトップに上り詰めるか、の方が

よっぽどの重要事項だと言えます。

 

波乱の月組での修行の道となりますが、

ぜひ「95期生6人目のトップ」という、新たな記録を打ち立てて欲しいですね。

 

雪組の王道・永久輝せあに思うこと

 

最後にして本題の永久輝せあ。

 

雪組の御曹司として将来を期待されている彼女ですが、

ところがそうは問屋が卸さない現状になってきていると思います。

 

なぜなら、皆さんご存知の通り、彼女自身は全く意図しないまま

「97期生最後の頼みの綱」という、

重い重い肩書きを持つことになりそうだからです。

 

ただでさえ御曹司という非常にプレッシャーがかかる立場であるのに

その上「97期生で唯一トップになれそう」という、

二重の運命を背負うことになるなんて、その重責は図り知れないでしょう。

 

そのためか、彼女の育成に関していうと

劇団は非常に慎重だと思います。

 

朝美絢や綾凰華を風よけに、

彩風咲奈同様、ゆっくりかつ確実にスターとしての場数を踏ませている印象です。

 

というか、最近あまりにゆっくり過ぎて

ビックリするくらい本公演で使われてないですよね…。

 

少なくとも1期下の同じく御曹司・暁千星より目立たないのはもちろん、

芝居の方では花組・飛龍、宙組・瑠風と一緒くらいの出番なのでは?

(レビューだともちろん多いんですけどね)

 

SNS情報によると、永久輝はダンスが得意ということで

現在雪組トップは歌特化、かつ2番手の得意分野がダンスということで

完全に割を食っちゃってると言えるかもしれません。

 

だがしかし、貴重な下級生路線スターとして

さらなる飛躍と、今後の大きな活躍が期待されていることは間違いありません。

 

そんなわけで、組替え推奨派である私は

彼女も組替えして大きく進化して欲しいと思っておりますし、

他の方のブログ等でも組替えの話題の際は

彼女はまず絶対に名前がある存在なのです、が。

 

超個人的な印象なのですが、永久輝ファンの皆様って

「雪の御曹司」である彼女に非常に括っている印象なのと、

さらに雪組的にもなんとなーく彼女を手放さなそうな雰囲気があるような?笑

 

生まれの組でトップになるにこしたことはありませんが

あまりにその肩書き括り過ぎると、

「宙組念願の生え抜きトップ」という呪縛に囚われた愛月ひかると

同じ運命を辿ってしまうのでは?という懸念点があるように思います。

 

もちろん、劇団的には絶対にそんな

同じ轍を踏ませるような真似をしないと思いますけど、

 

逆に言えば「絶対に失敗できない」なんて

運命としては過酷過ぎません?

(彩風が芹香・愛月と同期2名と競わせながら育ったことを思えば余計に)

 

もうちょっと柔軟になっても良いのでは、と思うんですけどね…。

果たしてどんな運命が彼女を待っているのでしょう。

 

このまま生え抜き育成か、組替えか。

その運命やいかに?

 

永久輝せあというスターに期待すること

 

個人的に、永久輝せあって陰の魅力があると思うんですよね。

 

同じ御曹司である暁千星が陽のオーラだとすれば

彼女は大人っぽくて湿り気があり、

まさしく王道の宝塚男役的な魅力と言えるでしょうか。髭も似合うし。笑

 

他のスターでいうと真風涼帆が似たような系譜だと思いますが

彼女たちのようなスターって本当に貴重な存在であり

宝塚という「ブランド」を維持するにあたり、必要不可欠な資質だと思うのです。

 

ですから、このまま雪で育つにしろ組替えするにしろ、

そんな資質を生かしながらぜひ大きく飛躍して欲しいと

個人的に思っています。

 

まずは、バウ主演が決定していますし

新公卒業後の初の真ん中を経験し、一皮二皮剥けて頂きたいですね。

彼女の今後に大いに期待です‼

 

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コメント

  1. 和世 より:

    『パパ・アイ・ラブ・ユー』は幕開き翌日に、観劇しました。
    (初バウホールでした)

    轟さんがまた若返っていらっしゃったとか、お役以外では絶対見られないお姿だったとか、いろいろありますが、やっぱりお芝居は
    随一です。もちろん、宙組の皆さまも一歩も引かず…。
    (個人的には、愛白もあさんが好きです)

    本題の雪組さんですが、歴代の顔ぶれを見てあらためて凄いなと
    思います(初演『エリザベート』との絡みで)。
    (香寿さんの異動の多さと、轟さんの月→雪の異動をいつも不思議に感じます)

    人事にはさほど関心を持ちませんが、ジェンヌさんたちの理解を
    一定得られる采配になれば良いなと思っています。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      バウご覧になられたんですねー。本当に本当に羨ましいです‼
      轟さんもまだまだ現役バリバリ感があったようですし、宙組の皆さんも生き生きされているようで、
      スカステでの一瞬の映像だけでも本当に魅力的に見えます。

      そう、初演エリザの出演者は今見ると本当に豪華ですよね。
      あの頃の雪組には非常に大きなパワーがあったのかもしれません。
      あと、個人的には轟さんが月出身って忘れがちになります。笑

  2. ゆり より:

    蒼汰さん こんばんは
    私も、永久輝さんには陰の魅力があると思います。

    人生の深い淵を見つめてしまう知性と
    人が心の奥底に隠す思いにまで気づいてしまう優しさと繊細さ。
    辛酸をなめようとも、なお失われることのない品格。

    そういったものを感じさせる
    「大人の男」が演じられるひと。

    組替えして成長してほしいという気持ちもあるんですが、
    では どこに行くかというと悩ましいのですよね・・

    劇団が大切に育ててくれることを祈るばかりです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      彼女のような「大人の男」を演じられる人は非常に貴重なので、ぜひその魅力を生かし大きく飛躍して欲しいと思ってます。
      まぁ星か花なんでしょうけど、組替えしていく姿もなかなか想像できなくて…どうなるんでしょうね。

  3. 春香 より:

    はじめまして(*^^*) いつも興味深くブログを拝見しています

    私の初観劇は30年前 約10年程楽しんだ後離れてしまいましたが ひょんなことから早霧さんの退団公演を観劇からの出戻りです
    その公演で釘付けになったのが ひとこちゃんでした

    雪組好きですし雪組でトップになって欲しい気持ちは勿論あります でも
    組替えして新しい環境で頑張るほうが
    より輝けるのではないかと思います

    宝塚はどんどん変わります
    その中で彼女が飛躍できることを
    願っています

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      30年来のファンの方すらも引き付けるスター性を思うと、やはり彼女は素晴らしいスターさんですね。
      そうですね、彼女には環境の変化でより大きく飛躍して欲しいと思いますが、果たしてどうなるのでしょう。
      いずれにせよ今後に期待ですね‼

  4. ミサ より:

    ひとこちゃんは和装より 断然 軍服が似合いますね
    咲ちゃんも同じ
    特に咲ちゃんは身長が高いので なんで雪配属だったかなあと
    逆に ずんちゃん 桜木さんは和が似合うと この間思いました
    私は組替えじゃんじゃんして 成長してほしい派ですね。
    だいもん も ちぎちゃんと出会えて 今までなかったものがプラスされて良かったと思ってます。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      そうですね、その辺りはさすが雪育ちだなって感じですねー。
      宙組は今まで和物がほとんどなかったですし、新鮮でしたよねー。
      おっしゃる通り、色んなスターとの化学反応で新たな魅力が増すこともたくさんありますから
      彼女にも色んなスターの良いところを吸収していって欲しいなぁと思います。

  5. ys より:

    コメント失礼いたします。
    永久輝さんのファンが「雪の御曹司」に非常に拘っているのは何となく感じられます。
    どんなに朝美さんが注目を集めようと問題ではない、永久輝さんの雪トップは決定事項と思っているファンの方を見ると、何か危ないものを感じてしまいます。
    誰とも争う事なくトップになる某組のような悲劇は繰り返して欲しくないのですが…

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます。
      まぁ雪組は充実期ですからねー。スターのファン同士でいざこざするのは平和の象徴なのかもしれません。笑
      彩風が常に彩凪と競っていたことを思うと、彼女は朝美とは学年もポジションも離れているし、
      綾だと番手上少し遠いしで、余計「決定事項」っぽく見えてしまうのかもしれません。
      波乱があった方がスターもファンも鍛えられると思うのですが、果たしてどうなることでしょう。

  6. 1934 より:

    面白く拝見しました。
    こうして見ると御曹司と言いつつ、
    高嶺さん以降は苦労された方が多いですね。
    (同期のコムさんをトップにするために星に出されたとうこさん、
    水さんとトレードで宙でワンギリされたかしさん、
    色々な事件の煽りで早期退団となったキム君)
    だから特に雪組贔屓という訳ではないですが、ご考察の2人も、今後何があってもおかしくないかな…とは思っています。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      雪の御曹司は、意外や意外、苦労人が多いんですよねー。なので高嶺から音月まで生え抜きが出なかったことも、さもありなんでしょう。
      そして月城、永久輝も学年的にまだまだ若いですから、何が起こるかなんてわかりませんもんね。
      彼女たちの未来に幸多きことを祈るばかりです。