春乃さくらのトップ娘役就任劇は「異例」なのか?

 

芹香斗亜&春乃さくらの次期宙組トップコンビ決定の報から一夜明け、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

片や順当の芹香斗亜、片や異例の春乃さくら、

宙組をちゃんと見て来た私としても、

結構意外な組み合わせな気がするのですが、

本日はそんな春乃さくらのトップ娘役就任劇について考えていきます。

 

異例が続くトップ娘役就任劇

 

ここ最近の、というかコロナ禍以降のトップ人事において、

男役の方はずっと順当が続いていますけれど、

娘役人事は異例(前例破り)が続いている印象が有ります。

 

・春乃さくら→新公ヒロ1回かつ外箱波線下ヒロイン1回のみ。

・海乃美月→就任前から組み過ぎ問題。

・朝月希和→古巣に戻ったのに1作で反復横跳びさせられる。

・潤花→全ツポスター掲載にも関わらず開幕後にWヒロ扱いされたかと思いきや組替え。

・星風まどか→約15年ぶりのスライド案件。

 

順当に上がったのは、組替え後に美味しい役を貰いながら、

外箱ヒロインを独占していた夢白あやくらいですが、

彼女も元超路線で3作待たされたと考えると、

果たして「順当」と呼べるのかどうか…。

 

実はこの「前例破り」続きは娘役人事に限らず、

3番手の扱いが微妙に変わったり、

歌劇の表紙予告が無くなったりと他にも諸々あることを考えれば、

まさしく木場理事長就任による変更なのかもしれません。

 

ま、私のような人事屋としては、

壊される前例の中でも必死に読み解くからこそ燃えるわけですが、笑

いやはやタカラジェンヌ側は大変ですよね…。

 

この男役トップスターありきで相手役である娘役をぶんぶん振り回す感じ、

まさしく小川元理事長時代のさらに前の宝塚に戻っている気がしますけど、

その頃に比べると組内昇格を優先しようとしているので、

まだ優しいと言えるんでしょうかね…?

 

春乃さくらは異例の就任なのか?

 

で、春乃さくらですよ。

彼女の就任劇について、やはりイレギュラーだったと私は思います。

 

『NEVER SAY GOODBYE』新公で彼女をトップにと決めたのであれば、

例えば『カルト・ワイン』波線上ヒロにするなり、

『Capricciosa』で水音志保を押しのけ娘3ポジションにするなり、

あるいは『夢現の先に』ダメ押し波線上ヒロを取らせても良かったはず。(少なくとも次期同士が就任直前のDSで共演するなんて異例過ぎません?それともそこで相性最終チェックした感じ?)

 

だけどそうはさせなかったし、そんなつもりもなかった。

そう考えると、やはり劇団が選んだ最有力相手候補は、

天彩峰里だったと思うんですよね。

 

事実、下級生に強い対立候補を作らせず、

他組から路線娘役もやって来ず、

銀橋で管理職内に入らせ努力賞まで取らせた、完全なるお膳立てモードです。

 

だけどじゃあなぜ彼女にならなかったかったかと言えば、

ここからは完全推測ですが(前置き)

もはや芹香斗亜の気持ちを汲んだのかな、と思わざるを得ません。

 

そう、私が人事予想する時に最も嫌う(なぜなら根拠が無いから)

本人の意向を劇団が尊重した、というヤツです。

 

その背景については分かりませんが、

私が実際に目にしたあの『Capricciosa』のブリザードデュエダンを見る限り、

芹香斗亜は天彩峰里と組みたいと強く思ってなさそうでしたし、

劇団もこりゃ組ませられないと思ったのかもしれません。

しかしながら是非は兎も角として、芹香斗亜は劇団が計画していた相手役最有力相手候補を察知しつつ何が何でも嫌だと体を張って表現したとするならば、なかなかに凄いですよな…。(小声)

 

つまり、今回のイレギュラー案件は某週刊誌 だ け の影響ではなく、

劇団もこの数ヶ月必死に他の手を模索していたのではないか?という話です。

さすがにこの1週間ちょっとで人事が変わるとは思えませんしね。

 

最近は雪・花・月と色んな組の外箱公演関係の発表が遅かったですし、

ピンチヒッターで誰かを来させるか検討してみたけど、

実は芹香斗亜の縁のある娘役はほぼ退団してしまったし(高学年就任の余波ですね)

じゃあ組内から上げるなら春乃さくらVS山吹ひばりで、春乃に軍配が上がった。

 

だから『カジノ・ロワイヤル』でヴェスパー役にした、

という順番なのかなと妄想しています。

 

周囲の人事関係はさらに次に続く

 

裏を返すと、宙組としては一応のスペア候補として、

春乃、山吹の両名を忍び込ませつつギリギリまで引っ張ってたと言えるわけで、

まさしく娘役人事は水物、ですね。

 

そして、ここでトップ娘役チャンスを逃した山吹ひばり。

学年的には105期だってもうトップ娘役就任適齢期なわけですが、

とはいえ他組の同期のバランスを見るにつけ、仕方がないのかも…?

 

ってことで、春乃さくらトップ娘役就任劇から見る、

芹香斗亜の任期を始めとした周囲の人事模様については、さらに次回に続きます。

(前置きのつもりで書き始めた本稿がここまで長くなるとは。笑)

 

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コメント

  1. 杏仁豆腐 より:

    私も同じく「芹香が嫌がった」もしくは「天彩が断った」のどちらかくらいでは?と思います、、、。
    週刊誌については劇団が事実無根と宣言していますし、実際どうかは置いておいてもトップにする気ならそんなことで変えはしないと思います。

    どちらが悪いのか真相は知りませんがかなりモヤモヤ、がっかりです。

    • のら より:

      蒼太様は人事屋としての視線からの見識だと思いますが、トップコンビを企業の役員と秘書の関係と置き換えれば、好み・相性でトップの意向が反映されるのは、ある意味アリかと思います。秘書が力不足でも、周りを固めれば成り立ちます。まあ、役員の好みだけ優先させたら組織はガタガタになりますが。
      劇団の意図もあり今回の人事になったと思いますが、第二の檀れい、千紘れいかにならないよう見守りたいです。

  2. YK より:

    いつも客観的なコメント楽しみに拝見してます。春乃さんのトップ娘役就任は少し驚きましたが、娘役はフレッシュ感が重視が普通&カルトワインの好評からの勢いでの就任と考えると納得出来る部分が大きいので良かったのかなと個人的には思います。天彩さんは女役としては素晴らしい方だと思うので、嘗ての強い娘2(裏娘1?)のように劇団から大切にされて欲しいなぁと心から願っております。駄文失礼しました。

  3. より:

    天彩さん、就任予定だったからこそ、ボンドで退団しなかったんだと思ってました。トップ娘役選出にどんな背景・どんな真実があったとしても、この先、茨の道ですよね…

    また、このまま組替えがないと、ボンド楽後は宙組の人数が雪組・星組と16人も少なくなってしまいます。ほぼ上級生の人数差ですし、それだけチケットを売る人が少ないということは、新体制に向けて大きなテコ入れが入ることは間違い無いですよね。でも、さすがに桜木さんは2番手に上がるでしょうし、97期の秋奈さんの副組長就任が決まったということはそれ以上の別格上級生の組替えはないですよね。この先どうなるんだろうか、と今から怖いです。

  4. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    劇団は、ファンに人事のサインを読まれすぎだすと、暗号表を改訂するので、油断なりませんね。蒼汰様、解読をよろしくお願いいたします。

    「カルト・ワイン」では、春乃さんは波線上のヒロインというには、主人公との淡い恋愛感情すらあったのか?な役どころでしたね。

    さらに関西の宝塚ファンにとっては、ネバセイの宝塚大劇場の新人公演は実施されず、「カルト・ワイン」もろくに上演されず、「春乃、誰?」の状態で馴染みが薄いというのに、

    『HiGH&LOW ―THE PREQUEL―』『Capricciosa!!』の段階でもスチール写真も販売されていないのは驚きですね。同期の花宮さんは出たのに。

    「エクスカリバー」は海外版権ですし、韓国の制作会社に情報解禁の1週間前になって急遽ヒロイン変更を打診するのも考えづらい。

    数か月前には春乃娘1は決まっていたのでしょうが、1年以上前から春乃を娘1に!構想があったわけではなく、ギリギリまで迷っていたので、波線上やスチールを出し渋った、というところでしょうか。

  5. ジャスミン より:

    続きがあると存じておりますが、あえて、この時点で少しだけコメントさせて下さい。

    私は、蒼汰様とほぼ同じ意見です。全文に渡ってです(笑)

    ただ今回の件、たとえば熱心なファンの方などは、見方・ご意見、全く違うのだろうなとも思います…

    どの見方が正しいとか、間違いというものでもないと思いますが。

    今は宙組の明るい未来を祈るばかりです。
    ライトファンからフライ級に、とか言いながら、次回も楽しみに読ませて頂きます。

  6. 通りすがりのヅカファン より:

    いつも楽しく拝見しております。
    ヅカファン歴研23の娘役ウォッチャーです。

    私もまったく同じことを考えたいたので思わずコメントを(笑)絶対『何かあったよなー』と思わずにはいられませんね。某週刊誌のことも関係ないとは言えないと思いますが、それだけじゃないよな…と。
    芹香さんのこれまでのお人柄を見ていると、私情を舞台に持ち込むようなタイプには見えないので、余程の事なのかなぁとも思ったり。

    とはいえ新コンビの就任を心からお祝いしますし、応援します。
    新生宙組がどうなるのか、楽しみです!

  7. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、興味深く拝見しております。
    現在、御園座で新たな娘役トップさんを迎えての御披露目公演中・雪組ですが、潤さんの組替、宙トップ娘役就任劇の際、彩風さんが肩透かしを喰らったかのようで、驚くやら気の毒やら…、だったのをよく覚えています。
    結果、帰ってきてくれた朝月さんとの、さききわコンビは素敵な関係で、温かな舞台を観せてもらえました。

    各組事情により、様々な体制となるのだろうなぁ、と宙組はじめ他組も、気になります。
    満場にするという厳しい現実を前に、できるだけジェンヌさんが健やかでいられるように、と願います。
    続編の記事を楽しみにしております。

  8. みみ より:

    いつも楽しく拝見しております。

    エクスカリバーについて、韓国ミュージカルを日本初演として持ってくるわけですから、
    版権の問題からもアナスタシアばりに早い段階から演目が決まっていたのでは?と思います。
    それはがっつりミュージカルナンバーが歌えるトップ娘役前提で。

    そしてこの後にきっと明らかになっていく演目の中にも、そんなトップ娘役ががっつり歌える前提で版権の都合で早めから決まっている演目があるのではないかと思っています。

    そんな中でどこかのタイミングからか、路線として上げられる娘役の中で最も歌い上げられるのが春乃さんだったのかな、と思います。(きよらさんの怪我は影響あったかもしれませんが…)

    そもそも理事長の方針として、波線上は今後意味ないよとか、娘役レースの流れが変わることのアピールもありの、
    ここ一年の範囲でのイレギュラーだった→今後はイレギュラーではなくなるケースと思っています。(ここ数週間のイレギュラーではない)

    劇団側の方針変えのアピールをしたい意向と、宙組の内情や芹香さんの意向が合致した結果かなと思いますが、妄想がすぎますかね。

  9. ずんだもち より:

    春乃さくら はイレギュラーだったと思います。
    なら天彩峰里がトップ娘役だったかというと、それは疑問。
    「カプリチョーザ」はどう見ても、潤花は芹香に引き継ぎなので。
    演出変更できないところまで来て、退団表明されちゃったのでしょう。
    潤花退団で天彩に席を譲られそうですが、週刊誌報道を察知して、急遽春乃育成かな。(というか芹香さんがねぇ、あの行動だからねぇ)
    朝月希和が雪組トップ娘役に就任したときのように、様々な事情を飲み込んで任を果たしてくれそうな人柄も考慮されたのではないでしょうか。
    後付けになってしまうのですが、
    峰里ちゃんについては「夢千鳥」の頃からもう“女優”。宝塚の娘役なんて窮屈になっているのでは、と感じてました。彼女がトップになりたいと思っているなら、技術で可憐さも演じられる人ですけど。
    男役ありきの宝塚ではなく、正真正銘の女が主役の舞台で主演して欲しいと思っていました。

  10. まるこ より:

    こんにちは。ご無沙汰しています。
    ワンチャンないかな、あったらいいな、劇団やるう!です。スラっとしたコンビが成立して嬉しいです。

    経緯はどうでもよく、間違いなく言えるのは芹香さんと春乃さんは作画が合う、ということ。
    密かに芹香さんの嫁選びをやってきた身としては(笑)かつては相手を選ばないと言われてきた芹香さんですが、最近はかなり細身なせいか、誰もいないのでは?と心配になっておりました。貫禄のある子はもう並べない、若いピチピチした子も違う、縦長シルエットで上品で、かつ時にはフリルの可愛い衣装が着れる子は、と思ったらちゃんといました(フリルについてはDSで芹香さんの最後の衣装がバリバリ可愛く笑、トップになったらこういう世界なんだなとふと思ったからです)

    春乃さんはスヴィッツラで歌はもちろんヒロイン性で注目し(文化祭で絶賛されていたそうですね)、可愛いタイプかと思ったらプロミセスでかなりのスタイル良しさんで色っぽい、メイクは潤花ちゃんみと気づき。ネバセイは風色くんのお馴染み同期コンビと思ったら自立したヒロインが印象的で。ハイローも地味にいい役、というよりチャイナドレスと失われない品と美声で優勝です。その場その場でしっかり評価を上げてきたのではないでしょうか。育成期間が足りないかもしれませんが、いけるという判断なのでしょう。大人っぽさも可愛いさも持っていて芹香さんの一色ではない魅力、アダルトとフェアリーと重なると思いません?

    プレお披露目がワイルドホーンものというのもポイントで、少なくとも1年前のネバセイ時点でこの演目は決まっていたのでは。コロナがなければプレは1月の国際フォーラムですしね。ワイルドホーンを歌えるヒロインというのも選定基準にあったのではないでしょうか。

    並びが合うコンビを作る、特技を揃えるという最も大事なポイントは外していない、どころか現時点でベストチョイスだと思っています。組内はもちろん生え抜きはポイント高いと思います。

    93期初舞台はさくら/シークレットハンターなのも何かの縁でしょう!

  11. kobara より:

    同組内同期で3人の新公ヒロイン経験者がいる時点でかなり異例でしょうね。
    2人ならよくありますが、3人はほとんどないような。
    潤さんが異動してくる前に春乃さんが新公ヒロインしていて3人というならわかりますが、トップの潤さんがいて既に経験済みの花宮さんがいるなら特別な理由がない限りわざわざ春乃さんにさせないでしょう。トップに上げるつもりのない2番手娘役ポジションにしたいなら、新公ヒロインはさせずにバウや別箱で留めると思います。
    劇団側は天彩さんを推しつつ、芹香さんの意向もある程度知ってて、仙名さんのように新公ヒロイン未経験も困るので念のために春乃さんに新公ヒロインさせたのかなと思います。
    110周年記念やベルばら(たぶん)があるので経験値が高く人気もある天彩さんをと劇団は考えていたんでしょうかね?天彩さんの数年前までの扱いの渋さを考えると最近の扱いがいくら上がっても半信半疑なとこありましたが。

    • もひもひ より:

      今回の発表はがっかりしました

      劇団は否定していましたが
      これはなにかあったなと
      世間は思うわけですよ

      おまけにみねりちゃんは残るわけで

      娘役はトップ候補に気に入られれば
      引き上げでもらえる
      悪しき前例にならなければいいのですが

      報道なければ
      素直におめでとう
      みねりちゃんがんばってね

      だったんですがね

      なんでこのタイミングで。。

  12. 五條 より:

    まったくもって同意です。
    カプリのアレは週刊誌関係ないわけで、なーんの根拠もなくあれは演出だ!と言い切っている方も散見されましたが、いやなんの為の演出なんだよ?なんでそんな演出するんだよ?と。
    週刊誌が全て正しいとは思いませんが、何かがあったのは間違いないのかな。なんか、繋がっちゃった感がありました。腑に落ちたと言いますか。ああ…そーいう…なるほどね、という感じ。
    しかし同じ文春記事なのに、原田の時はクソミソ罵った人が真風や天彩になると(以下省略)

    水物人事の潤花も朝月も海乃も星風も、彼女らの努力と才能と相手トップスターの対応もあって結果大成功と言っていいと思います。今のところは。
    春乃も今後、結果これでよかったんだな、と言えるといいなと思いますね。
    しっかし天彩、よりにもよってこのタイミングでなにを…いや、確実な事はまったくわかりませんし、あえて言いますまい。

  13. かのこ より:

    今回も興味深く読ませていただきました。

    男役トップに関しては、順当にバトンが渡って、側から見ててもなんだかホッとしたのですが、娘役は…やっぱりちょっとびっくりでした。

    もはや妄想レベルの話なのですが、潤花さんが真風さんと一緒に退団することが劇団としては想定外だった可能性はないでしょうか。
    劇団側としては、真風さん単独退団・潤花さんは残って芹香さんと組んでからの添い遂げ・天彩さんはその次のトップさんとコンビを組む…そんな予定だったけれど、みたいな…。ところがどっこい、芹香さんの相手が空位になってしまった。
    じゃあ天彩さんを前倒しでトップ娘役に、と思ったけれど、蒼汰さんが触れたように芹香さんの気持ちを汲んだか、あるいは、劇団としては次のトップさんと組ませたい気持ちが強かった、とか…。
    …うん、妄想ですね(苦笑)。
    月組みたいに、次代のトップさんと組む可能性を思っているがゆえの妄想でもあります。ですが、それこそイレギュラーでしょうか。

  14. カカオ豆 より:

    毎回楽しく拝見しております。

    今回のドタバタ就任劇、若い新進の娘役が抜擢される、という個人的には一番面白くない結末でした。

    また、更に今回は発表直前に、見えない大きな力が発動されて、これがダメ押しとなったのか、決定事項をひっくり返したのかは謎ですが、これも前代未聞かと。

    それにしても、宙組はゴタゴタ続きで、カジノの稽古場は、いろいろな生徒の思惑と愛憎が入り混じるエグい現場になっているのでは、と案じずにはいられません。

  15. orange芋 より:

    こんにちは!

    考察ありがとうございます。
    蒼汰さんのご意見に全面的に賛同いたします。

    某週刊誌もちょっとは影響したのかなと思っていましたが、劇団側が出したコメントを信じるしかないですし。。。

    じゅっちゃん、これで見切りをつけないかなぁ…と心配しています。

  16. らんらん より:

    今回の就任劇、一つ言えるのは天彩さんのトップ娘役姿が見たかった、それだけです。

    数年に一度棚ぼた(失礼承知です)でトップ娘役に就任することがありますが、今回はまさにそれに当たるかと。
    まだ、いずれトップになるであろう娘役が超早期就任する方がマシです。

    これでは外箱独占しながら最強の娘2のまま退団していく娘役たちに報われて欲しいとさらに強く思ってしまいます。

  17. AKIRA より:

    人事は所詮ヒトゴトですよ。
    昇格カードを持ちながらトップになれない(ならない)人がそれなりに存在しているのが証明していますよ。方程式とは違いエモーショナルな要素に左右されるからこそ生身の人間だと思いますがね。

  18. k より:

    いつも楽しみに拝読しています。

    今回のトップ娘役人事、じゅりちゃんが本命と言われる方が多かった印象ですが、私はずっと違和感ありました。そもそも、同期のまどかちゃんお披露目のタイミングで組み替えして来たことを考えても劇団は将来的に実力派の別格路線を想定していたのでは?
    そして、もしトップ娘役の目があるなら、すでにカードが揃っていた真風さんの後釜がラストチャンスだったのかなと思います。
    芹香さんの相手役選びは宙組の内情とかもあるでしょうが、今年は25周年ですし組内で生え抜きから選びたいという意向もあった可能性も考えられます。プレお披露目やこれから発表されるお披露目の演目から、歌唱力のあるさくらちゃんとひばりちゃんで最終的にさくらちゃんが選ばれたのかと思います。

  19. mammag より:

    宝塚は脚本だけみれば駄作が多いと思っているクールなファンです。
    以前こちらのブログで仙名彩世さんの出世ストーリーを拝読し、とても感動したのですが、
    お芝居での感動ドラマの不足を、こうして補うのも「宝塚」なんだろうと納得してから、
    こちらのブログのファンになりました。

    それから、宝塚では泣かせてくれるドラマも意外に少なくて、お芝居で涙を流したことは数えるほどしかありませんが、今回の天彩さんの件では、涙をとめることができない私がいます。
    それも「宝塚」なのだと思いました。けれど、ファンは、それぞれの方法で、自分を納得させ、今の涙を止めないとファンを続けられません。

    次期トップスターご本人が選んだ人であるなら、何も文句はありませんし、自分を納得させる良い方法だと思います。
    もう一つの方法は、「こんちゃん」のコメントで示唆をいただきました。
    韓国側の指名とか鶴の一声という可能性についてです。顔立ちが韓国側の好みかどうかという問題なのでしょう。数か月前には決まっていたとすれば、決まってから、ダンスでの不仲説が流れたことになりますね。隣国との友好のためですから、この方法なら納得できそうな気がします。

  20. より:

    宙組2番手が長い芹香
    その上 芹香・天彩・桜木と順当に上がったら見飽きた感があり、マンネリと停滞が一番の敵である宝塚ファンにソッポをむかれてしまう
    だから桜木を替えられないのであれば、トップ娘役に新鮮さを入れるべきと考えたのかと私は思いました

  21. こいと より:

     プレお披露目の演目から考えると、潤花さんの残留は考えられませんでしたね。芹香さんの就任学年を考えると、ひばりちゃんは若く経験不足。(夢現ヒロインは、大人っぽさが売りの春乃さんの任では無いですね。ひばりちゃんにピッタリでしたよ。)
     私は塩デュエダンwよりも、カプリチョーザでの天彩さんの別格扱いに、びっくりしました。任される場面も、姿も、貫禄が凄くて。天彩さんは、凄強別格路線に移行、芹香さんの相手役は組替えでお輿入れかなと、思っていました。しかし組替えのお知らせはなく、結果、生え抜きの娘1が誕生。芹香と春乃の新鮮な組み合わせは、これからがとても楽しみです。プレお披露目のヒロインにも、春乃さんはピッタリですね。なので文春は関係なく、ネバセイの新人公演の頃から、春乃さんで話しは進んでいたと、考えています。

  22. 美椒 より:

    いつも興味深い記事、楽しませていただいています。

    私も前述にいらした方のように、潤花ちゃんの添い遂げから劇団のドタバタは始まったように思います。
    すべては、私の妄想ではありますが
    そこから、急ピッチで新公主演、東上ヒロインと、コロナ禍でなかなか順調にはいかなかったものの、急ごしらえをしたのではないかと想像します。

    劇団は、今まで宙組を人事調整組だと考えてきたのでしょうか。
    生徒に、宙組はなぜ生え抜きトップが出ないのか、考えさせるなんて、劇団もどうかしてる。劇団こそ考え、行動すべきなのでは…
    歴代外様トップさんがやってくることに、宙組自体のレジスタンスを感じるのは私だけでしょうか。
    生え抜きトップ娘役さんと、長い春を待ち続けた苦労人トップさんのコンビ。
    管理職も生え抜き。
    今こそ、宙組が立ち上がる時。
    ずっとファンで観てきただけに、今回は特に思い入れがあります。
    是が非でも頑張って欲しい。
    一層、応援していきたいと思います。

  23. コスモスハート より:

    蒼汰様

    宙組人事をどのように語られるか楽しみにしていました。今までのカードある無し、の分析から、前例にない大抜擢。蒼汰さんの、忍ばせつつ、の表現が絶妙、と思いました。

    私は宙組別箱観劇の時、誰?あんな上級生いたっけ?と思ったら、春乃さんでした。こういう主役やっている人以外の中に歌上手さんがいるから、合唱も迫力あるんだわーとか勝手に想像してました。観に行きたいです。
    そして、EMK のエクスカリバーを宝塚が上演することをEMKのインスタに韓国語でアップされているのを見て、めちゃテンション上がりました。あれ、配信でやっていた時見逃していて、観たかった〜と思っていたので。
    韓国でも字幕付きで配信してほしいものです。
    劇団四季には外国枠で入団した韓国人が主役も務めて、今は韓国ミュージカル界で主役以外の主要キャストに常に出演されて活躍されています。

    週刊誌に、まんまと暴露記事のようなスキャンダルで利用されている宝塚ですが、新しい風と、スケール感で、魅了してくださることを期待しています。

  24. れこうみ万歳 より:

    皆様のご意見を見ていると書きたくなってしまったので失礼致します
    ど素人の憶測なので不快になられた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません

    劇団の計画としては、
    潤花ちゃんが添い遂げの意向を告げる

    別格育成兼スペアの峰里ちゃん発動&ずんちゃんは順当昇格で正2番手

    キキじゅりで3、4作の短期で添い遂げ

    ファン(と劇団)悲願の宙生え抜きトップスターにずんちゃん就任。多分その前後あたりであーさも雪トップ就任。光ちゃんの任期次第ですが、もしかしたら短期間でも95期同時に全組トップに…!?

    全員が世間ウケするビジュアルでいらっしゃるので“史上初!”などの看板背負わせてメディアにぶっ込み(コロナも落ち着いているだろうし)、新規さまを連れ帰らせる。もちろん我らは祭りなので散財。劇団は95期緻密計画(?)が成功しニンマリ

    とかだったのかな~などど願望を交えた予想をしてしまいます
    結論で言うとさくらちゃんは異例だったのかなと。劇団の意向を押しのけるほどキキさんの中でもどうしても譲れないものがあったのでしょう…
    キキさんとさくらちゃんのお披露目が無事に出来ますことと、峰里ちゃん始め渦中のジェンヌさん方がご自身が納得出来るところまで宝塚人生を歩まれることを願うばかりです
    そして、多くの方の退団公演でもありますのでお稽古場が少しでも良い雰囲気で、皆様が集中してお稽古出来ますように
    劇団とそして何よりも目の前のジェンヌさんを信じ、微力ながらも応援し続けたいと思います。
    まだまだ寒い日が続きますが、蒼太様や管理人様もお身体にはお気をつけくださいませ。長文失礼致しました。

  25. りょこ より:

    いつも興味深く拝読しています。

    最近は少し宝塚から離れているため、今回の発表にはかなり意外でした。
    ただ、蒼汰さんも言われていた通り、昨今の就任は男役は順当·娘役は意外性、ということも多かったのでそんなもんなのかな、というのが素直な感想です。

    ただ、そこで気になるのが男役の意志を汲む、というところ。

    こういった話を見かける度に思い出すのが
    愛華みれさんが大鳥れいさんのWEBラジオに出演された時のお話です。
    愛華みれさん曰く、「自分にはお嫁さん候補がたくさんいた。そしてその子達と並んで鏡の前にたってみたけど、みどり(大鳥れいさん)と並んだ時に金色の粉が降っているようにみえた!だから劇団には私の希望を伝えた」そうです。(大意)

    その希望だけで大鳥さんの就任が決まったとは思いませんし、
    事実であっても四半世紀も前の体制もスタッフも全く違うであろう時代の話なのですが、
    超路線などでない限りは最後の二択、三択で迷った時にはやはり本人の意向、というものも絡んでくるのはあり得る話かなとは思っています。

    ただ、芹香さんは勝手に相手を選ばない方だなーと思っていたので実際にはみていませんが、噂のブリザードデュエダンの話をチラ見したときは驚きました。

    ともあれ、お名前も何かお似合いな春めいたお二人。歌もお上手とのことで、就任は大変楽しみにしています。