全てを「無に帰す」花組人事

 

さ、柚香光&星風まどかの同時退団の報から一日。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

柚香光トップ時代の作品の文句については、

既に前回の記事で書きましたが、

 

今日は違う角度から、改めて今思うことを書いていきます。

 

星風まどかとは何だったのか

 

中途半端に放り投げている当ブログの連載シリーズ(予定だった)

「娘役の肖像」の星風まどか編で書くつもりだったのですが、

星風まどかって、トップ娘役としての理想美だと思うのです。

 

絶世の美女、というわけではないけれど人好かれするおぼこい顔立ちに、

キャンディボイスのヒロイン声、芯がありつつも純度の高い歌唱、

実はスラっとナイスバディで小顔なスタイル、

芝居の好みは人それぞれですが、ダンスはしなやかにきちんと踊れるタイプ。

 

十数年ぶりのスライド案件も納得の逸材だと思っていました、が。

この数年を振り返って抱く感想、

それは「YOUは何しに花組へ???」ですよ。

 

確かに柚香光との並びは素晴らしかった。

作画が合ってるとはまさにこのこと。

だけど、じゃあ上演した作品群を見た時に、

「…別に星風まどかをわざわざ呼んだ意味なくない?」というものばかり。

 

凄く酷い言い方をしてしまえば、

「スライドしなきゃ、別の誰かが一人トップ娘役になれたじゃん」

と思ってしまうわけ。

 

いや、正しくはそう思わせないよう、

まさしく柚香光&星風まどかのオリジナル代表作が欲しかったわけですけど、

現時点でそれが見当たらないから消化不良感が凄いです。

(そう考えると、任期のちょうど真ん中あたりに代表作を当ててスター物語の山場を作る小川采配は改めて素晴らしい。)

 

あと、彼女のスライドが発表された時、

「トップ娘役として逸材である星風まどかを第3の女帝にしたい」

「長期確定の真風涼帆の鮮度を保ちたいが、芹香斗亜を動かせないので相手役を変えたい」

という双方の思惑が合致した結果の人事だと思っていましたが…、

 

…なんだか、蓋を開けてみたら真風涼帆の一人勝ち感が凄いですよね。

相手役を変え1期下の2番手を待たせて、

大作2本にメディアミックス作品して大往生ですよ?

 

この落差に、なんだかクラクラしちゃいます…。

せめて花組時代のオリジナル作品で、

何か一つ「これぞ」というものがあれば納得出来たんだけどなぁ…。

 

永久輝せあとは何だったのか

 

で、もっと酷いのはこっちですよ。

御VISA様を背負った永久輝せあの昇格がスローペースなのは、

音月桂のクラッシュを踏まえ、

敵を作らないよう慎重に上げているのだと思っていました。

 

が、結局1作前に人気2番手を専科に追い出して、

その次でトップに駆け上がるのだから、ほとんど同じやんけ!!という。

 

ってかさー、こうなるならとっとと2番手に上げちゃえば良かったのにね?

正直、花組ファンは彼女が御VISA様背負って組替えしてくる時点で、

ほとんど覚悟してたと思いますよ?

 

例えば、『Cool Beast!!』で水美舞斗に誤魔化しエトさせて3番手羽根装着し、

次で東上主演、からの『The Fascination!』で正2番手就任。

そこから数えたら2番手を5作も出来るわけで、次期トップとして充分でしょう。

 

で、正統派悪役のコウズケノスケ、アンニュイな親友ショパン、

王族コスプレが映えるジャン、ご陽気殿様の峰沢丹波守。

ここまでやれば永久輝せあの人気は確実に上がっただろうし、

柚香光ファンも交代の予感を敏感に感じ取れたと思うのです。

 

じゃあなぜそれをしなかったかと言われたら、

そりゃ水美舞斗の人気が捨てがたかったからに他ならないでしょう。

 

「れいまい」売りをしたかったという計算も分かりますが、

けど、状態がほぼ同じの星組はそれをしなかったわけで、

これぞまさしく目先の利益に走った行動としか評価のしようがありません。

 

一番不思議なのは『The Fascination!』で番手を並べたのに、

次で2番手と3番手にわざと引きはがし、

そこから結局上級生を専科に追いやり現トップを交代させたように、

「み え る」人事をわざわざしたことなんですけどね。

 

100周年前に逆戻り、だが。

 

で、ここまで人事についてボロカス書いといてなんですが、

「これが宝塚人事だ」と言われれば、

まぁその通りだよねと納得出来ちゃうんですよね。笑

 

100周年前、宝塚はファンを置いてきぼりにした意味不明な采配を揮い、

人気を地の底にまで押し込めました。

それをミュージカルブームに乗っかり小川政権期に大復興を遂げたわけですが、

上が変われば、はい元通り、ってわけです。

 

そしてこれは花組だけの話ではなく、トップ娘役人事は行き当たりばったり、

礼真琴は擦り切れ寸前、朝美絢と桜木みなとは高学年化でステイ、

次期トップの邪魔になった水美舞斗と瀬央ゆりあは専科へGO!!

今日はスカナビなりたての優希しおんの退団発表もありました。

 

なんつーかこう、全体的に雑ですよね。

着々と100周年前に空気が戻りつつあって色んな意味でドキドキしてます。←

 

が、全てぶっ壊せば、そこからはひたすら再生するのみ。

たぶん新トップであろう永久輝せあは、花組では珍しく相手役まで一新。

まさに全てが無に帰したまっさらな状態からのスタートなわけですが、

裏を返せば「自分色に染められる」とも言えるわけで。

 

こうして宝塚は110年続いてきたわけですから、

逆境を跳ね返しぜひ頑張って欲しいですね。

(どうか相手役不在でお披露目からヒロインダブル体制なんて、血迷ったことが起きないよう祈るばかりです。笑)

 

柚香光&星風まどか・マイベストアクト

 

そして唯一の救いは、

退団会見での柚香光&星風まどかが晴れやかな様子だったこと。

 

正直、もっと違うスター人生を見たかったけれど、

2人が納得して退団するのであれば、ファンとしては充分、

と、納得するしかないのかもしれません。

 

若くして外に出て新たな挑戦をすることは良いことだ!!

2人の未来は明るいぞー!!

 

ちなみに、柚香光&星風まどかのマイベストアクトを選ぶとしたら、

『The Fascination!』のデュエダンですかね。

 

花組100周年記念公演で、もっとしっとりした雰囲気でも良かっただろうに、

2人のフレッシュなビジュアルと妖しい曲調のマリアージュ、

そして華麗でダンサンブルな振りが印象的で、

普段デュエダンに全く思い入れの無い私が何度も繰り返し見てしまう場面です。

 

最後の一作が、それ以上に2人のフィナーレに相応しい名作であること、

そして最後まで一度も舞台が止まることなく千秋楽が迎えられることを、

今から全力で祈っています。

 

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コメント

  1. mire より:

    めっちゃ分かります!!fasination!のデュエダン、私もれいまどベストアクトでした。蒼太様と解釈一致で嬉しいです。何度も見返しました。
    まどかちゃん、何しに花組に来たのか、確かにそうかもしれませんが、私は今日の退団会見の記事を読んで、シンデレラストーリーを作りたかったのかな、と思いました。まどかちゃんが入団前から柚香さんのかなりのファンだったことは色々な所から伺えて、組が違えど縁が多くて、ついにコンビを組む。この2人には添い遂げという道が1番似合っていたんだなぁと思いました。本当に美しい終わり方だったなと思います

    • riri より:

      私は柚香光さんのファンです。
      「哀しみのコルドバ」「元禄バロックロック」「TOPHAT」「巡礼の年」「うたかたの恋」「二人だけの戦場」「鴛鴦歌合戦」などなど柚香さんとまどかちゃんで作り上げた作品はどれも素晴らしく大好きです(唯一フィレンツェはアレですが)

      ショーも特に「Fascination」「ENCHANTEMENT」は柚香さんの魅力がたっぷりでとても華やかでした。

      ファンは毎回幸せな気持ちになりながら観劇していました。
      まどかちゃんとの息ぴったりのお芝居やダンスはどれも大好きです。
      私にとっての柚香さんの代表作は「巡礼の年」「うたかたの恋」です。

      それぞれに好きな作品があって何が駄目なのですか。

      あなたや一部過激ファンの言う「代表作」ってメディアミックスや海外ミュージカルのことだと思います。
      もちろんそういう作品も見たかったのは事実ですが、勝手に代表作がないことにしないでもらえませんか。

      多くの柚香ファンの不満は退団作品が一本ものでショーがないこと、大運動会に出演できないことです。
      110周年でVISAへの引き継ぎが想定されていたのなら、永久輝さんを巡礼の年あたりから2番手にしておけばよかったのに。
      毎回羽根のことで騒がれることも、拍手合戦も辟易していました。
      色々と想定外のことがあったのだとは思います。今はすべてを受け入れる気持ちでいます。

      なぜか柚香さんファンでもない人のほうががっかりしているのが不思議ですね。

      • 蒼汰 蒼汰 より:

        コメントありがとうございます。
        別にダメなんて言ってません。もちろん全ての作品を愛し、また納得しているファンもいるだろうことは充分理解しています。確かに私はあなたが言うところのファン(会に入ったり、チケットを大量に買う人)ではないかもしれませんが、巡礼以外は全ての作品を観劇し、コロナ真っ只中の時は少しでも足しになればとはいからさんに通い(一作品で見た回数で言えば人生最多)、外箱も管理人にチケットを手配して貰って見に行く程度のファンであり、そういうライト層に波及していくような「分かりやすいオリジナル佳作」が欲しかったって話です。一人でも多くのファンが増えたり、また数十年後まで語り継がれるような大衆受けの良い作品が経歴に乗ることって、少なくとも私は大切なことだと思いますけどね。ま、絶対理解して頂けないでしょうけど。

  2. ロージー より:

    個人的には、まどかちゃんが花組に来た意味は、相性がいまいちな真風さんから離れ、公私共に相性の良い柚香さんとタッグを組むことに尽きるのだと思います。
    パートナーを変えることに意味があり、特に代表作を作るためにスライドした訳ではないと考えています。

    ひとこちゃんマイティを巡る処遇は行き合ったりばったり感が強く、宝塚ファンも生徒当人たちも張り回らされて疲弊した感がありますね。
    もう少し計画的に、納得できる人事をしてもらいたいですね、、、
    ひとこちゃんの花組では、作品に恵まれることはもちろん、手堅い人事を祈ります。

  3. みみ より:

    今日の会見の二人の晴れやかさ、素敵でしたね。
    エリザやら御VISA様やらなんやら、そんな外のざわざわなど一ミリも感じさせない「自分達で決めた終わり」を全うするんだと、
    裏側はそうではないにしても、表側はきっぱり夢を見せてくれる、素敵な姿だなぁと思いました。

    どうしても、真風さんの会見での裏事情が透ける言葉や、礼さんの終わりを決めることが出来ない状況などと重ね合わせてしまいました。

    代表作があることよりも、夢を与えられる体力気力の範囲で責務を全うされることを選ばれたのかなと思ってしまいました。

  4. ポポロ より:

    蒼汰さま

    全くその通りです!

    ただ、星風に関して一点違うのは、やはりあの時点での柚香の相手役には、並びがピッタリで能力も高いだけでなく、経験豊富な娘役、ずばり星風が必要だったと思います。
    星風がきて、舞台が安定して良かったなーという印象を抱いた記憶があります。

    永久輝に関しては、激しく同意です。
    ただ、組替え、イメガが決まったあとの、SNSバッシングはひどかったと思います。
    長年の花組ファンとしては、恥ずかしく悲しい気持ちでいっぱいでした。
    永久輝のポジションを上げることに躊躇した劇団側の気持ちもわからなくありませんが、蒼汰さんがおっしゃる通り、花組100周年で決着をつけるべきでした。

    私は、元々、上級生2番手に反対です。
    同学年2番手は論外です。
    理由は、ここ数年の花組のように、漂う空気がどことなく不安定、かつ、時には不穏な様相を呈する場合があるからです。

    是非劇団には、去っていく柚香、星風の最後の舞台にふさわしい、お二人とファンの心に残る感動の名作を、お願いしたいと思います。
    柚香と花組男役全員による大階段での黒燕尾シーンも忘れずに。

    そして、いきなりトップに立たされる永久輝を全力で支える責任が劇団にはあります。
    新生花組にふさわしい演目を(駄作じゃなく)ちゃんと用意してください。

    あのね。
    チケット売りをスターとファンの努力に頼らないでほしいんですよ。
    ちゃんと、一般の人が観劇してみようかなーと思う演目にどうしてできないのでしょうか?
    株主総会で質問したいです。

    • ヤタロー より:

      はじめまして。初めてコメントいたします。
      水美舞斗・永久輝せあ二人の扱いについては正しく「目先の利益に走った行動」だと思います。蒼汰さんの提案された永久輝せあ2番手配役をやっていれば、また違った状況だったのかなと思います。SNSでも良い歳をした大人の恥ずかしい誹謗中傷・やっかみが見受けられ、またそんなコメントに少なくない数の「いいね」が付いていることに悲しくなりました。
      まずは退団するお二人に感謝と労いの言葉を贈りたいと思います。
      そして新生花組に期待しています。

  5. えふ より:

    共感しました。
    人事や公演内容、拍子抜け感が大きいです。
    色々と中途半端に思えてしまいます。
    消化不良です。

  6. 八栄 より:

    私は、舞い戻りのライトファンで、かつ、花組に特段の思い入れはありません。皆様が大好きな漫画作品も、それぞれ一回ずつくらい観て、可愛いなあ、華やかな舞台だなという印象は持っていますが。

    柚香さんは、ショースターですが、演技はうまいなあ、主役のお芝居をされると、特に最近感じていました。二人だけの戦場はとてもよかったです。
    今は、最後の小池作品を(こわごわ)期待しています。是非、彼女と星風さんが輝く舞台に。

    わたしは、どちらかというと雪組ファンだったので、今は永久輝さんのことが気にかかっています。
    花組でのお役がいずれも、近い将来のポジションとの比較で気の毒というか、じりじりする思いでした。マイティさんが素敵なスタアさんというのもわかりますが、現在、花組ファンの方の反応が,柚香さんが退団したらもう花組は観たくないとかというSNSを拝見して、蒼汰さんの書かれたことはこのことかと、・・・。

    トップと二番手の信頼関係を丁寧に作ること、そして、トップも自分がいなくなった後が閑古鳥が鳴くよりは、上級生として自分がきちんと育てた後輩たちが活躍するところを見守るという姿勢を見せてほしいということです。(例え、いろいろな思いがあって、実際にはそれが外見だけであったとしても。)それがご自身たちのためでもあると思うのですよね。
    宝塚が繁栄することがご自身の退団後のステイタスにも影響するでしょう。
    柚香さんのお人柄としてはそのつもりだろうと思いますが、ファンの反応の一部が、意外と違っていて(結構強烈)、若干、心配しています。

  7. うき より:

    花組娘役下級生のファンです。
    柚香さん時代の花組、コロナ禍直撃で新公もほぼ消えたのに下級生までのびのびしていて朗らかで、若手退団者も比較的少なかったのは、本当に柚香さんの徹底したケアのお陰だったなと思って感謝しかないです。本当に素敵なトップさんでした。
    作品については、会見で見出しに上がるのがやはり花男、はいからさん、トップハット、になってしまうのが少し勿体無いなとはやはり思いますね。巡礼の年、本当にいい作品でしたが東京がほぼ全滅でしたし…ライト層や新規が演目名だけで見てみようかな、と思うキャッチーな作品が後半に1つでもあればファンの方の気持ちも違ったのかな、と思います。

    男役番手争い、娘役ファンとして外野から見ていました。水美さんの方がここで潰れる訳はいかない、というガッツがあり、永久輝さんは完全に舞台上で遠慮する姿がみえてしまっていた、という点に尽きると思います。
    元バロ巡礼うたかた、水美さん二番手でしたが、出番の数やショーのポジションなどは、ほぼ2人が同格で、他組の二番手に比べてかなり永久輝さんに配慮された配分だなと思ってみていました。が、ひとこちゃん、そこで私も頑張って爆発しよう!みたいなガッツよりも、変に遠慮してしまっていて勿体無いなと思ってました。
    舞台裏で色々あるのは誰しもそうだと思いますが、それを観客に感じさせないのが仕事だと思います。そういう面では水美さんの方がいつも吹っ切れた笑顔でプロでしたし、劇団としても誤算だったと思います。

  8. アオセトナ より:

    こんにちは。

    特に推し組のないライトファンですが、花組は
    芹香追い出し→柚香就任
    水美追い出し→永久輝就任
    というなかなかサイコな人事が2代続き、人事どうなってんだと思います。

    星風に関してはまさにおっしゃるとおりで、これだと週刊誌の報道は…ってなりますよね。。

  9. はは より:

    今回の件を受け、

    劇団って、そこまで深く人事について考えてないんじゃない?!

    って思ってしまいました(笑)。

    誰が何作どのタイミングで退団、みたいなのは、あくまで本人の申し出ベース。で、その時になって初めてコマを動かしたり対応を協議したり・・・

    ファンが考えるような将来展望や方向性って、実はあんまり考えてなかったりして!!

    もちろん、新人公演主演など将来のスター候補やグッズ化スターについては、ある程度のレールは敷くでしょう。
    「もうちょっと長く在任してほしいんだけど」という場合個別に相談!はありそうですが(※礼真琴の休養はその相談が生み出した産物?)、私たち外野が思うほど、劇団内は思慮深くないんじゃないか?というのが、今回のことで感じた感想です。

    スレ汚し、失礼しました。

  10. PY より:

    星風さんに関しては、宙組で代表作かつタイトルロールのアナスタシアが出来ましたし、花組でも代表作を作れなくともいいのでは、と思いました。
    エリザベート希望が多かった星風さんですが、そもそも彼女ってシシィ役者かと言われると…?そりゃ歌唱力抜群でスタイルもいいですが、お顔がどうしても童顔ですし無理して上演しなくて良かったと思います。
    柚香さんもお歌は苦手分野ですしね。少し不安はよぎりますが、小池先生の新作1本ものの方がずっと良い気がします。

    Youは何しに花組へ?と仰いますが、柚香さんと星風さんが並んだ時の「イケメン&イケ女」の、例えば学校一の人気男子と女子のカップル感と言いますか、イケイケ感を見せてくれて良かったと思います。
    しかも同時退団で、それこそ少女漫画みたいな流れで尚良しなのでは。

  11. 尾田椿 より:

    柚香さん時代の人事には異例が多く、夫々に大人の事情が絡んでるように見えます。
    あとから見ると、星風さんのスライド移籍はやはり「緊急避難」的だったのではないでしょうか。ただ、移籍時に噂されたような看板演目こそなかったものの、花組に移籍してからはトップコンビ間の雰囲気も良好に見え、こうやって添い遂げ退団になったわけですから、人事的にも本人的にも良かったのではないかと思います。
    難しいのは永久輝さんですね。長期間ファンクラブが立たない(承認されない)、柚香さんとコンビを組む期間が短いというのは、柚香さんと永久輝さんの関係に何らかの影を落としているように見えます。また、公演での存在感やパフォーマンスにおいては、最後まで前2番手の水美さんを抜くだけの説得力は感じられず、むしろ人気面で差をつけられる展開で、それが羽根にも反映されたのではないでしょうか。
    とはいえ、柚香さんと星風さんが添い遂げ退団する、というのは、むしろ花組的には永久輝さんへの支援の意図があるように思います。体制も一新されることですし、永久輝さんは遠慮を捨てて納得のいくパフォーマンスを発揮してほしいと思っています。

  12. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    予測のつかないコロナ禍で、歌劇団の経営がおぼつかず(?)、大作といわれる作品をあてがわられなかったのかもしれません…。
    何といっても、人気スターがひしめく花組ですので、スターさんの人気で、席は埋められますし。
    大劇場での代表作は、すみません、やはり柚香さんと華さんの「はいからさん~」をあげてしまいます。
    星風さんとは、別箱のトプハは素敵でした。
    「巡礼~」では柚香さんの多才さをみせてもらえました。
    もうねぇ、人気スターには大作や話題作を振らない、内輪作品でって、経費削減で商魂逞しいったら(ケチッ)ないですよ、まったく。
    大作なら組子さん達のポテンシャルも違ったり、あるのかもしれません(浅はかな臆測です)。
    「鴛鴦~」は楽しさが細部まで満載でした。
    只、最近の下級生さんは優秀なのか、ヤンチャな男役さんがいないのが淋しいです。
    柚香さんのコンサート(神戸国際)と共に、永久輝さんの全ツを、一族ヅカ部で観光付で、どこまでも追いかけますよー!

  13. 菊子 より:

    私は10年前の、110のとき~、見てますが、同期同士の、一番手と、二番手は、はなしたがる傾向が、あるみたいです。ランジュさんと、えりたんさんも、少しの間、花で、一番手二番手だった~、ひとこさんは雪の、ほうが、あってたと、私は思います。無理から花組に、きた気がします。花組は、海外ミュージカルまどかさん、ガ、きて大劇場では、なかったですよね。エルザベートに、限らず、海外ミュージカルやってほしかったです。カレーくんは、芸能界で引く手あまたと、思います、、あれだけ綺麗だから、

  14. イレーヌ より:

    蒼汰さん

    スカステで会見の様子を拝見し、漸く二人が退団するという実感が湧いてきました。
    二人の晴れやかなお顔、特にまどかちゃんの幸せそうな様子を見ることができてよかったです。
    仰る通り、後世に語り継がれるようなれいまどの代表作が現時点でないことが本当に残念ですよね。。

    まどかちゃんがなぜ花組にスライドしたのか、もう真実を知ることは叶いませんが、
    まどかちゃんがずっと大好きだった柚香さんと結ばれて添い遂げるためだった、と思うことにします。
    四半世紀ぶりの花組添い遂げ退団がれいまどだなんてこんなロマンチックなことはないです。
    最後までファンに夢を見させてくれる二人は理想的なタカラジェンヌだと思います。

    また、ポーの一族のファンとして、新しい世界に旅立った柚香さんと明日海さんで「小鳥の巣」の上演を密かに期待しています。

  15. ぽん より:

    お疲れでしょうに相変わらずの冷静な記事に感謝します
    昨日発狂していた私とは大違いです()

    れいちゃん贔屓の身としては贔屓目もあるかと承知の上で真風さんの一人勝ちというよりれいちゃんの一人負けだったのかなと思います

    まどかちゃんが会見でハッキリファンだったと公言されて
    宙組で色々あった()けれどファンだった人の相手役になれるなんて作品よりも何よりもまどかちゃんは価値を感じていらっしゃるのだろうなと…
    そう思うとかのちゃんを迎えた真風さんもれいちゃんの相手役になれたまどかちゃんもお互い良い相手役に出会って、長期張って、もう十分充実した素敵な宝塚人生だったと思います。

    しかしですね…れいちゃん贔屓としては、古臭い価値観で申し訳ないですが私はれいちゃんにも新しいお嫁さんを頂けると劇団さまを信じておりました…!勿論華ちゃんまどかちゃんお二方ともお似合いで存分にれいちゃんの魅力を引き出しては下さったのですが、琴ちゃんが自分のために組替えまでしてくれたなこちゃんをお嫁さんにいただき(特にここ最近は演目も劇団の本気を伺えるものばかりで)ばっちぐーなのを見てちょっと羨ましく思っていたので…
    軍服は十分堪能したので最後に真新しい若いお嫁さんとザ少女漫画な学園もので制服姿を披露してくれると願望込みで思っておりました

    あとまどかちゃん、お芝居のことを時々他ブログさんでトゲトゲされているのですが十分お上手だったと思います!蒼汰さんが仰るように好みの問題だとは思うのですが。ほんとに彼女はなんでも出来ましたね笑
    でもナイスバディかと言われるとちと‥‥かなぁと笑(まどかちゃんごめん)
    ずっとファンにエリザエリザ言われてましたけど、歌の上手さはシシィですがあのファニーフェイスとドレスの着こなしは正直シシィではないと思っていましたので新公で十分だったと思います。(でもまどかちゃんのバックの強さだと新公エリザがカウントされて次の東宝ご登板も有り得そうですけど。笑)
    でもそろそろ宝塚のエリザも恋しいのはその通りですので

    あやちゃんやってくれないかなぁぁぁぁ!!

    あの上半身(というか全身)の華奢さと長くてきれいな首、顎もシュッとしていて演技力のあるド美人とかこの子がシシィやらずにどうすんねん!って感じです。が、ベルばら決定でもう私の夢は散りました。笑
    またみりおんみたいにこれぞシシィ!な子にやっていただけたらなぁと思います

    退団話だったのに話があちこち行って申し訳ないです

    歌劇1月号事件で蒼汰さんだけは 1回もブレることなく まだ大丈夫だと書き続けてくださって。
    どれだけれいちゃんファンは嬉しかったか
    前回のブログも拝読させて頂きましたが、どうか謝らないでください。れいちゃんとまどかちゃん(とあやちゃん)へのあたたかい記事にわたしはいつも感謝しておりました☻
    蒼汰さんの考察が好きでブログを拝読させて頂いているので当たり外れはあるかと思いますが是非このままのスタンスでいてください。
    私は蒼汰さんの文章がすきです。あと管理人さんのたまに出てくる名言もすきです。笑
    これからも幽霊読者なりに応援しております
    散文失礼しました。それでは

  16. より:

    悲しいことに花組の人事は采配をミスったせいですべて幸せに祝福モードにとは行かなさそうな雲行きですよね。

    水美さんや永久輝さんがどうということではなく、単純に変な争いやストレスなしで楽しむためにも「2番手は次期トップスター」「3番手はその次の世代のトップスター候補」というきれいなピラミッドにしていただきたいです。

  17. ととこ より:

    ここ近年のトップ退団会見思い出してみたのですが、柚香光は元気溌剌、ずいぶんと余力を残しての退団なんだなと思いました。
    とにかく美しく、フレッシュ感さえ感じてしまいました笑
    今からトップ就任ですか?みたいな。

    もう次のステージが見えているのでしょうね。

    確かに演目は渋かったですが…(少女漫画とかもっとやって欲しかった!)そこがなんとなくチラリズム的で良かったと思うことにします笑

    とにかく柚香も星風も今本当に幸せなんだなと伝わって来ましたし、そう感じさせるのはすごくプロだと思います。

    二人の宝塚卒業後次のステージ、映像か舞台か、はたまた一般人なのかはまだわかりませんが、とにかく楽しみです♪

  18. ぴぴ より:

    いつも楽しく読んでいる星組ライトファンです。
    まさに今踏んだり蹴ったりの宝塚…
    花組2番手問題ですが本当に…永久輝さんは穴がなくクセが強くなく、万人受けできるスターさんだと思うので花組トップになる(まだ発表されてないですがほぼ確定だと。)将来を憂うばかりです。

    水美さんはやはり落下傘トップ(言い方悪いですがスペア)になれる可能性を残しているんですかね。
    礼さんファン(会には入っていないライト、かつ新参者)として頭に浮かんだのが
    もしももしも礼さんがこのまま復帰困難になった場合に星組に落下傘してRRRできるのは水美さんだなと。(舞空さん残留で3作で退団すればバッシングも少ないですよね。)
    ※こんな大変な時に文章にできる場もないのでこのブログのコメントにて失礼します…

    とにかく木場理事長にはタカラジェンヌを大切にする、そして未来の繁栄も見越した舵取りを祈るばかりです。

  19. たみさん より:

    はじめまして、いつも楽しく拝読しております。
    色んな思いがあり、もやもやしております。
    ①れいまどコンビ大好きです。添い遂げ賛成。もっと観ていたかったけれど、お二人が素敵な笑顔で会見をしてましたし、受け入れ応援していくだけです。(てっきり、ひとこ&まどかエリザあるかと思ってた1人です笑)
    ②マイティ好きで、雪組ひとこも好きでした。花組に来るとなって、どちらのファンの立場にたつと、もう落ち着かなくて。2人のファンとしては,マイティが専科に追いやられたり、じわじわ抜かされていく姿を見るのならなら、ひとこちゃんはトップになるべくやってきたのだから、100周年で2番手にしてしまってほしかったです。ひとこちゃんの立場もしっかりするし、マイティには、ミスター花男★別格スターとして輝いていてくれたらと・・・
    ③こんな人事の仕方で、ひとこちゃんが色々言われないか、すごくすごく心配なんです。
    哀しみのコルドバ良かったなー、2番手経験もう少し積んで、みんなに祝福されてトップになってほしいです。(音月ファンでもありましたから)

    長々失礼しました。

  20. かのこ より:

    お久しぶりです。
    そもそも演目って誰が決めるのか、をよく分かってない書き込みかもなのですが、花組P(Pで合ってますか…?)よりも宙組Pの方が、というか5組の中で宙組Pが1番、「主演に適したメディアミックス作品の選択と実施」に積極的かつ長けてるのかも、とちょっと思いました。

    妄想ですけど、花組は宝塚歌劇の代表たる立場だからこそメディアミックス作品はあまりやらない傾向があったりするのかな、とか。
    逆に宙組は1番新しい組だからこそ、迷いなくメディアミックスに進めるのかな、とか、思ったりしています。
    (しかし帝劇でジョジョやったりする時代なのだし、なんかそういう作品、あっても良かったのに…。
    ポーがOKなら萩尾先生の作品で何か…11人いる!とか…今さらですが)

    次期がどうなるかに関しては、少し離れたところでそっと見ていようと思います。
    まあ、後戻り、と言われつつも、良くも悪くも時間は前にしか進まないものではありますし。

  21. ゆうまま より:

    こんにちは、いつも楽しく拝読しています。

    ほんとにおっしゃる通りで!!思うに、その昔超絶弱小2番手のキキちゃんを切らなかったどころか2番手羽根を与えてしまったところから始まると思うんですよね…元からカレー氏をあげておけばよかったのに。
    まどかちゃんは実は元から花組の予定だったんじゃないでしょうか。うらら嬢がどうにもこうにも技術的にマカゼの相手役になれなかったのと、華ちゃんの存在が無視できなくなったのが大きいかと…。はいからさんは脚本的には正直当時のまどかちゃんでもできたと思うんですが、あの頃男役の皆さん華ちゃんにメロメロでしたよね。

    個人的にはマイティの今後が気になります。2番手羽根を背負わせてからの専科異動というのが何か理由があっての処遇ではななく、行き当たりばったりの策だったら、今後飼い殺しなんじゃないかと心配です。

  22. るぴなす より:

    はじめて、コメントいたします。
    あなたさまのブログからは、いろんな視点を与えられ、楽しみに拝見しています。

    コロナ禍の大劇場千秋楽配信「はいからさん」を娘たちと観て柚香光さんの魅力に落ちて春野さん以来、ご贔屓ができた我が家です。

    正直、はいからさんでなければ、観ることはなかったです。つまり、柚香光さんに出会えなかった。おっしゃるように魅力的な演目、演目の力は大事ですね。

    コロナ禍のもろもろの負の側面を一心に受けてきた感がある柚香さんと花組。

    私のように古参ファンもたくさん呼びもどした、この稀有な大スター柚香光さんの一般の方々に向けての代表作といえるものが、はいからさん、花男だけなのは、劇団に対して思うところがあります。

    外箱は、どれも完走、フィレンツェ以外は素晴らしかった。再演ものばかりでしたが。あ、ナイスワークは初演でした。大好きな作品でしたが、原田さんなので公にはいえないのかな。

    巡礼、素晴らしかったですが東京ではほとんどできず、東京での熟成していく様がみられず、評価されきれず歯がゆい思いでした。

    このコンビに話題作をふっていたら、宝塚人気にもっと貢献できたかと。もったいない。

    生徒同士の関係が良好でも、劇団、スポンサー、その他もろもろの事情のせいで、あれこれ言われるスターさんたちが気の毒です。生徒は生徒でしかなく、自分たちの力のおよばぬことなのに。どうぞ、どの生徒さんもファンのマイナスの念を弾き飛ばして、うまく流されますようにと願わずにいられません。

    2024年の記念の年、劇団の思惑、スポンサー問題、それらすべてを前向きにうけとめ、東西完走を成し遂げていない時期に、
    やりきったというより、自分の中で落としどころを見つけて未来に希望を見出しての清い潔い決断のように私には思えます。

    まどかちゃんスライドに関しては
    華ちゃんの退団、花組100周年、長期になる真風さんに大人ぽい相手役がのぞまれていて、双方の事情が一致してのスライドだったのではと思っています。(あの時、さんざんに攻撃を受けたのは柚香さんでした。)れい華、れいまど、どちらも素敵な夢をみせてくれるコンビであったことがせめてもの救いです。

    で、真風さんにはあんなに手厚い道が用意されたのに、なぜ柚香さんには?と劇団には不信感しかないです。

    劇団の戦略下手で、ひとこちゃん人気が思ったより爆発せず、水美さんの熱烈ファンの方が多く、ずるずるきてしまったんでしょうね。れいひとのお芝居の相性がよく、このワンツーをもっとみたかった。水美さんも魅力的ですから、悩ましかったですよね。

    れいちゃんプレお披露目から合流したひとこちゃんを歓迎して、トップ初めての花組ポーズをひとこちゃんに譲ったり、下級生との鍋パーティに招いていたことなど、バトンを渡す人としてとても大切にされていたと思いますよ。

    ひとこちゃんは大丈夫です。三拍子そろい、声が魅力的で、日に日に存在感と華が増しておられました。
    大きなスポンサーがついてますから、いい演目がくるでしょうし。れいちゃんが作り上げた雰囲気のよい花組の中で愛されキャラのひとこちゃん。真ん中に立って、ますます華と力を発揮されるでしょう。ひとこちゃんのお芝居が大好きと公言していたれいちゃん。同い年のひとこちゃんの旬の今、それも、れいちゃんは考えていたと思いますよ。組子、花組ラブの彼女のことですから。

    どうぞ、退団公演がそれに相応しいもので、れいちゃん、まどかちゃんがやりきって卒業できますように。

    そして、新生花組が華々しく船出できますよう祈ります。

    書いているうちに、もやもやしたものが整理されたように思います。長文失礼しました。ありがとうございます。

  23. May より:

    柚香さんは素晴らしいザ・花男のスター。純然たる「宝塚ファン」と、元は「ミュージカルファン」でその一つとして宝塚が好き、の前者、キラキラやトキメキを観にきているファンへの訴求力では他に類を見ない人です。自分は後者なので実力派ギラギラ系が好きでわりと蒼汰様のお好みに共感する部分が多いのですが、それはそれとして、柚香さんのずば抜けたスター性はお見事だと常々思っておりました。
    お二人の会見の晴れやかな様子に少し救われましたが、しかし。そりゃあ、柚香さんファンからすれば、彼女のジェンヌ人生が消化不良だっただなんて考えたくない!と憤るお気持ちも理解しますが、あんな素晴らしいスターにコレ!!というトップ主演作品があるのか…?というこの切なさ、やりきれなさ。二番手時代に代表作が集中している。月城さんのロマンス劇場、彩風さんの蒼穹の昴、礼さんはきっとロミジュリ、1789であり、ゆくゆくはRRRになるのでしょう。真風さんはたっぷりとスーツを着ましたし、星風さんのアナスタシアはタイトルロール。柚香さんにはもっともっと、相応しい舞台が、何かがあったはずです。彼女の魅力はユニセックスな美しさだと思うので…外部…か…。
    作品にあと一押し、物足りなかったとはいえ、それで柚香さん自身の輝きが薄れるわけではありません。しかし。
    そして言わずもがな、永久輝さんが押し潰されることのないよう、どうかどうか、綺城さん、頼みます!!!支えは綺城さんしかいない!!!!

    小川理事長時代は良かったですね。