美弥るりか・計画的人事の弊害

前身ブログを始めたころ、私は

美弥るりかは絶対にトップスターになると確信を持って言えていました。

 

それは、私が彼女の純真なファンだからではなく、

彼女がトップにならずして退団することはどう考えても劇団的に悪手であり、

全く持って合理的でない采配だと断言できたからです。

 

でも結局、彼女はトップに立たずして昨日退団しました。

それはなぜでしょう?

そして、どうするのが正解だったのでしょう?

 

彼女が退団を発表してからというものの

ずーっと私はグルグル考え、その答えを探し続けています。

 

非常に計画的に準備されている宝塚人事

 

宝塚という事業は、100周年以前に比べ

明らかに計画的に進めているように見受けられます。

 

というよりも、100周年前が

行き当たりばったり過ぎるという方が正しい表現かもしれません。笑

 

退団公演が一番儲かる事業だと言わんばかりに

前後の脈絡など関係なく、空いた席にぽんぽんスターをトップにしては

1作や2作で切った(退団させた)り、

 

頻繁な組替え、意義の見出せない男役の女装、

トップに合っていないミュージカルをぶつけたり、などなど。

 

 

それに比べ、現在の宝塚は

なんと計画的に事業を進めていることでしょう。

 

例えば星組で例を上げるとすれば、

レジェンド柚希退団⇒北翔が高齢任期3作⇒紅が通常任期5作⇒礼就任という間に、

 

池袋こけら落としに礼を主演させるよう、紅に台湾公演をさせるよう、

お披露目にスカピンが上演できるよう、北翔でガイズが上演できるよう、

もっと言えば退団公演直前に柚希に武道館でライブをさせるよう…。

 

演目は作品によって数年前から交渉に入るといいますし、

外箱との日程調整なんて営業努力以外の何物でもないことを思えば、

こーんな綺麗な流れ、果たして何年前から着々と計画を立てているのでしょう?

 

逆に言えば、一つでもポシャればこの綺麗な流れが崩壊してしまう。

つまり、美弥るりかが星組でトップとして受け入れるタイミングなど

そもそも無かったとも言えるわけですね。

 

計画的人事の弊害

 

もしも100周年前の行き当たりばったり人事であるならば

美弥るりかのここまでの人気を見たら、

星組か花組に落下させるか、月組の珠城を切ってトップに上げたことでしょう。

 

でも実際はそうならなかったということは、

超計画的に進んでいる宝塚事業の波の中に

そもそも美弥がトップに立つ芽が無かったと言えてしまうかもしれません。

 

星組は上記の通り、少なくとも礼真琴に引き継ぐまでの間は

超計画的で全く入る隙間が無かった。

(発表されてないけど礼が主演する演目も周到に準備されたものになりそう)

 

花組に関しては、宙組で2番手としてさらなる成長を遂げた芹香が落下しようと、

『花より男子』の勢いに乗った柚香が順当にトップに上がろうと、

どちらにせよ明日海退団&横アリ公演を見ればこちらも非常に計画的。

 

月組は珠城用に『ON THE TOWN』『I AM FROM AUSTRIA』を

調整しているあたり、そもそも彼女の長期は決定事項なのでしょう。

もちろん、雪組・宙組に入る余地は無い。

 

そう考えたら、やはり美弥のここまでの人気って

劇団的には本当に「誤算」だったんだろうなって思います。

美弥るりかにまつわる「誤算」

 

走り出した中長期計画に突発的な変更は出来ない。

これがまさしく計画的人事の弊害と言えるかもしれません。

 

じゃあどうするのが正解だったんだろう?

 

でも、私は劇団を責められません。

 

だって家族経営的行き当たりばったり人事から

事業拡大・グローバル化を目指した結果が、

この宝塚全体の盛り上がりであるならば、企業としては正解だと言えるからです。

 

でもやはり、宝塚ライトファンとしては

どうにかならなかったんかと思っちゃいますよね。

 

 

ということで、もしも上記の通り、

現トップの退団や次期トップ就任の時期が変わらないものとするならば

どうするのが正解だったんだろう、と考えてみました。

 

彼女がもしトップに立つとしたら、花組は同期引き継ぎだから無し、

月組は若きスターが就任したばかり、ということを踏まえれば、

私はやはり星組でしかあり得なかったと思います。

 

例えば、紅ゆずるが任期を1作短くして4作退団。

美弥るりかに1作譲る、とかはどうでしょう。

しかもそれを最初っから大っぴらに言ってしまうとか。

 

紅「本当は5作退団と決めていましたが、美弥ちゃんから退団しようと思うと相談を受け、ここまで来たのにもったいない‼と本人を説得し、私の分を1作あげたいと劇団に直談判しました。」みたいな。

 

後からワン切りと発覚するとそれこそ炎上物ですから、

最初っから美弥は1作だけで次は礼真琴ですよーって公表しちゃう。

相手役は綺咲が1作だけ残るか、それこそ有沙が1作のみ登板でしょうかね。

 

だがしかし、1作だけトップを変えるという荒業は

星組子たちの負担が計り知れないでしょうし、

そもそもトップスターは契約時に「〇作」と最初から明記しているでしょうから

全くもって現実的ではありませんよね…。

 

 

とすれば、そもそも論ですが彼女に2番手羽根を背負わせて

ファンに期待させたことが失策だったのかもしれません。

 

グラホでは2番手羽根を背負わず⇒AFOは一本物だから羽根無し

⇒カンパニーで初めて2番手羽根で退団、とかね。

(この場合だとさすがに『BADDY』は生まれなかったでしょう)

 

で、エリザで愛希退団、フランツは凪七特出か月城とかはいかがでしょう?

(うーん、でもルキーニがいないか。)

 

七海がエルベで初めて3番手羽根を背負い

「良かったね」的な風向きになったことを思えば、

珠城3作目で初めて2番手羽根を背負えば、ファンも納得したかもしれません。

 

だけどそれでは、

美弥がもしグラホの時点で「まだ頑張りたい」という気持ちでいるならば

この想定は成立しないことになってしまうわけで。

 

そう考えると、

今の結末に至ることは必然だったのかもしれませんね。

 

もちろん、彼女の思いがどういうものなのかは分かりませんけども、

私はこんな答えの無い想定をずっとぐるぐる考えてしまいます。

 

はなむけのことば

 

スターとは、時の花のようなものです。

時が淀みなく流れるように、永遠のスターなど存在しない。

だからこそ、スターの輝きは切ないのです。

 

スターは時代の波に揉まれ、変化し、卒業する。

それは贖えない宿命のようなもの。

タカラジェンヌが卒業する度、そんなことを思います。

 

 

美弥るりかが宝塚の門をくぐって19年、宝塚の人事の波に揉まれながら、

果てしなく続く苦難の道の先に彼女が見た景色は、彼女だけのものなのでしょう。

 

改めて、卒業おめでとうございます。

彼女の行く新たな道に、幸多からんことを祈りたいですね。

 

そしてここ数年計画的人事が続く中で、

唯一の懸念点を乗り越えた宝塚がどのようにまた変貌を遂げていくのか。

非常に気になるところです。

 

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コメント

  1. こんちゃん より:

    はじめまして。いつも楽しみに拝読しております。先日ライビュでみやちゃんを見送ってまいりました。

    無限無双はこれが初見だったんですけど、(地方民なものでライビュでないと見られない)ネット上では不評の嵐で、覚悟して見に行ったらまあまあ楽しめました。

    「吉川版武蔵を100分でやる」となったらこんなもんかなと思いました。

    というかなんでここまで評判が悪いのか、のほうが興味深いので、考えてみました(みやちゃんの出番の少なさはまあそのとおりなので置いておく)。

    「今の客にはチャンバラ映画のお約束がわからない」からではないか、と。

    今回の作品、昭和の前半によくあった「チャンバラ映画」みたいな展開なんですよ。この手の映画のお約束といえば

    ・主人公は「なぜ戦うのか」とあまり悩まない(「革命」とか「独立戦争」とかもっと具体的で高尚な理由はないんかい)

    ・主人公は行かないでとすがる女(堅気)を振り切って戦いに向かう(女性客は娘役を依り代に男役にうっとりしたいのにつれない態度)

    ・討ち入りの前に玄人の女と過ごす(昔はお色気サービスシーンという表現がありましたね。今は「♯metoo」とかあってだな)

    ・ラストはお待ちかね大立ち回り(大量殺人は肯定しがたいわ)

    原作が連載されたのは昭和10年ごろで、当時は徴兵制もあり、今とは「戦うこと」「強くなりたい」ことへの意識もだいぶ違ったんでしょう。

    今は地上波でチャンバラ映画なぞ見る機会もないし、そういう映画のファンもほとんど男性。昭和の無邪気なチャンバラ映画の様式はもう令和の「♯metoo」時代の女性客には合わないのではないか、という仮説をたててみた次第です。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼なるほど、確かに一昔前のチャンバラものっぽいですね。笑
      それを思えばこれだけ多様なエンタメが発展している今、昔懐かしい(古めかしい)一本調子な演目だとやっぱり皆さんはつまらないと感じるのかもしれませんね。

  2. YS より:

    コメント失礼いたします。
    今日は電撃発表があると期待していましたが、結局何もなく落胆しています。
    以前の人事は行き当たりばったり、そうかも知れませんが、今の計画的人事は臨機応変な対応が出来ない、という事でもあるのでしょうね。
    かつての雪組のような惨劇を回避するには、今すぐ対応を取らないとまずいでしょう。
    いずれにせよ美弥さんは(凪七さんもだと思いますが)劇団の思惑に翻弄された犠牲者。今後の活躍を祈らずにはいられません(でも芸能界がトップ歴のない宝塚出身俳優に甘くないのは周知の事実、やはりワンギリであってもトップにするべきだったと思います)。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      雪組の惨劇もだいぶ長い期間かけて回復していったことを思えば、なかなかに回復は難しそうですが…どうなるのでしょう?
      まぁあの頃は変なことが立て続けに起こってましたから、それに比べればいくらかマシかもしれませんが…。
      宝塚を卒業された後も、彼女らしく歩んでいただきたいと思います。

      • YS より:

        度々失礼します。
        私が最初にまともに前体制下の月組を観たのは「PUCK」(厳密にはベルばらも観たけれど、この時はまさドレみりカルという逆Ver.であったこともありハマるには至らなかった)。
        この時前トップの眩いばかりの華とあの涼風真世様仕様の激ムズ楽曲を歌いきった歌唱力にうっかり堕ちてしまったのですが、この時2番手の力があると先入観無しに思ったのが美弥さんでした。
        珠城は知ってましたよ、爆上げされてましたから。天海祐希の役をやったから2番手、と言われてたのも。でもあの役はただ脇で騒ぐだけ。初演でもそうだったらしいので、気にも留まりませんでした。
        1789では美弥さんには完全に2番手の雰囲気を感じたのに対し、珠城は最大の見せ場で単なる主役の前座、というだけで何の存在感もなかった。後から東宝1789を観て最も宝塚版との格差を感じたのはロベピとマリーでしたね(無論東宝版が桁違いに上w)
        その次のマノンで正式に珠城が2番手になりましたが、当時の私は「まぁしょーがないかな~」程度でした。他組から最悪のトップが落下傘というシナリオもありましたから。はっきり言えば騙された、訳です。
        思えばその少し前から、月組のベテラン、実力も華もある珠城からすれば「お局様」的な方々が次々と専科異動になっていました。この時にはもうどんな手を使っても珠城をトップに仕立て上げる事は決定事項だったのでしょう。
        珠城体制になった後は、手始めに朝美さんの異動…結果的には逃がしてもらえて良かったのですが、トップより華のある組子が何人もいてはまずかったのでしょう。そして相次ぐ組子の退団。美弥さんの退団は劇団側としては総仕上げだったのかもしれません。これで名実ともに珠城の天下になる、と。
        でもそれは大誤算でしたね。他の方がおっしゃった通り、今はもうプロデュース側の力で無理くりスターを仕立て上げる事は出来ない。多分、劇団は珠城をトップに立てさえすればスターに仕立て上げられる、と踏んでいたのでしょう。それがそもそもの間違い。あそこまで華のない人を無理くり持ち上げても、横には華のある美弥さんがいるのに…
        ある意味、客をナメてたと思います。
        暴言覚悟でずーっと思っていた事を書きました。失礼いたしました。

        • 蒼汰 蒼汰 より:

          本当は龍さんと珠城さんの間に誰かを挟みたくてずーっと模索していた(私は凪七だと思いますが)けれど、
          結局は劇団は若きホープに賭けることにした。そのために事前にいろいろと整理することにした…まぁきっとこんなところでしょうけど、やっぱり無理があった印象ですね。
          ぶっちゃけ美弥さんはスペアとして、また月組の支えとして上手に利用されてしまった形ですよね。それがまたファンの怒りに火を注いだわけですが…。
          いわゆるスターの「ステマ」は宝塚に限らず難しくなっていますよね。既に走り出した列車を止めるのは難しいのですが、月組の早期安定を本当に望んでいます。

          • YS より:

            度々失礼します。
            凪七さんも本当に不幸でしたね。よりによって最も反感の強い月組に飛ばされるとは…正直当時の彼女は美しく実力もあっても男役として魅力的とは言い難かった。でも今の彼女を見ると、トップにしておけば良かったと思います。美弥さんと正々堂々と争った末の事なら、どちらがトップに立っても納得出来たのではないでしょうか。
            録画してあったスカステで月千秋楽を見ましたが…何ともはや。
            珠城をトップにしたのはリフト専科だからでしょうか?wもっと大切なものがあるはずですが。

          • 蒼汰 蒼汰 より:

            むちゃくちゃな劇団的には「月組に縁があるし月組へ」だったんでしょうかねぇ。
            彼女に対する壮絶なアレルギーがファンの中に出てしまい、結局は人気が伸び悩んだイメージです…。
            個人的に思うのは月組に就任して愛希と一緒にエリザで退団、「シシィに抜擢された凪七がトートで退団」って物語的に綺麗じゃないですか?笑

  3. 美弥ちゃんファンの女S より:

    初めてコメントさせていただきます。
    前身のブログの頃からずっと読ませていただいています。
    いつも冷静かつ中立的な視点から書かれた読みやすいブログで、毎度更新を楽しみにしています。

    美弥ちゃん最後の日はライビュで観劇しました。
    美弥ちゃんの男役集大成の美しい姿を目に焼き付けながらも、
    「なんでこんなに素晴らしい方がトップになれないんだろう」
    「なんで、なんで?」
    という気持ちが拭えず、寂しい気持ちとやりきれない気持ちと色んな気持ちがごちゃ混ぜになりながら、涙涙の千秋楽でした。

    私のこの気持ちが成仏できる日はまだまだ来そうにありませんが、今日の蒼汰さんの記事を読ませていただいて、
    「計画的人事の弊害」という言葉で、少しだけ腑に落ちたというか、少し整理ができたような気がします。

    知り合いが言ってたのですが、今はトップになるとトップ監修グッズが発売されますが、グッズの生産から販売までの流れや販売、その費用の回収?のことまで考えると、ワンギリトップを立てることは不可能で、最低3作はやらないと回収できないそうです。。
    それも含めての「計画的人事」なのでしょうね。

    過去に何人かいらっしゃったワンギリトップですが、以前まではワンギリなんて可哀想すぎる、と思ってましたが、美弥ちゃんのことを考えると、例えワンギリでもトップという立場に立てたことは幸せなことだよなぁ、と思います。

    美弥ちゃんが宝塚からいなくなったことが信じられなくて、実感もないし、本当に辛くて寂しくてやりきれない思いですが、私のこんな気持ちに少し整理をつけて下さり、ありがとうございました。
    美弥るりかさんという唯一無二の男役に出会えて、本当に幸せでした。
    美弥ちゃんの次の人生に幸多からんことを心から願います。

    初めてなのに長々とコメントしてしまいすみません。
    これからもブログ楽しみにしています!

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼グッズは確かにワンギリでなんて作ってられませんもんね。笑
      せめてロットを絞れば2作(1年)でもイケそうですけど、難しいんですかね?
      歴史の答えを知ってしまった身としては、たとえ1作でもトップにしてあげれば…と思ってしまいますよね。
      美弥さんだけでなく、応援し続けていたファンの皆様の気持ちも救われることを祈るばかりです。
      これからもどうぞよろしくお願いいたします‼

  4. はる より:

    蒼汰様、管理人様
    こんばんは。
    昨日は月組公演千秋楽の東京宝塚劇場に想いを馳せておりました。

    美弥さんが無事に卒業を迎えた今だから思ったことを書きます。
    彼女は2番手の羽まで背負っているので珠城りょうは先にトップにするけれど各組の状態を見ながら結論(トップにするとかできないとか)は各組の公演のラインナップを決めなければいけないだろうギリギリまで劇団は出さなったのではないでしょうか?
    トップスター決定に我々ファンは気を揉みますが、舞台は1人じゃできる訳もなく色んな個性の生徒が集まって作品は出来るので彼女が作品作りにおいて重要な存在であった事は今までの活躍を見ていると間違いはないと思います。
    他組とのバランス見ながら公演は重ねてきたけれど残念ながら彼女のタイムリミットがきてしまった、結果トップスターの椅子には座れなかった。。なのかなぁと思っています。
    製作側の回し者のようですが舞台は生ものです。考えたくはないですが、人ですからいつ何があってもおかしくないです。(病気や怪我、本人の意思など)でも劇団は万一に備えて代役立てても公演は打たなければ企業としては大きな損失です。スターは多ければ多い方が良いはずです。オブラートに包むべきところはギリギリまで包み、劇団発表で我々の心をかき乱す。そう考えるとなんてうまいやり方なのでしょう!?
    それでも人事において昔ほど行き当たりばったりな非情な感じは受けません。

    蒼汰さんがおっしゃる通り、美弥るりかの人気と成長度は劇団も大きな誤算だったとは思います。何か一つのボタンの掛け方で結果が変わったようにも思います。

    月組公演の評判を聞いていると愛希の後の美弥の退団は結果、月組に大きな打撃を与えかねないと心配にもなります。が、しかし次世代スターの育成に「ピンチはチャンス!」でもあります。

    卒業後の美弥さんの人生に幸多かれと願いながら在団中の生徒さんらの頑張りを引き続き応援したいと思います。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      もちろん、彼女は劇団としての保険、つまり「スペア」的立ち位置だったと思います。
      けどスペアは所詮スペアですから、何か不足な事態がなければトップには立てない立場なんだと思います。壮一帆なんかもそうですね。
      95期上げと月組のあの体制になってしまってから、もう走り出した車輪は止まらなかったんでしょうねぇと思います。
      在団している月組の生徒さんたちも、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

  5. めー より:

    ライトファンの私ですら泣きそうになりながら読ませていただきました。
    確かにおっしゃるように彼女と劇団とは、2番手退団は数年前には既に契約されていたのでしょうね。
    けれど、芸事は水モノです。人気が出る予定が出なかったり、出ない予定がでたり、ですよね。また、数年前の彼女では、トップは無理だと判断されていたのかも知れません。

    今回のことで、何より素敵だと思ったことは、トップと2番手がお互いに思いやりの詰まった言動であったことです。

    どちらにも後々の傷にならぬようにだと感じました。

    企業側からの考察。いつもながら均衡が取れていてわかりやいです。
    ありがとうございます。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      スペアとしていつトップに立ってもおかしくない立場ではあったと思いますが、残念ながらその枠が空くことはありませんでした…。
      正直月組組替え後はどう考えてもトップ路線じゃなかったと思いますが、それでここまでくるんですからまさにタカラヅカドリームですよね。

  6. 海苔巻き より:

    こんにちは。
    美弥さん卒業されましたね。
    彼女の美しさと存在感にいつも目を奪われていたので、次の大劇場からいらっしゃらないのが本当に寂しいです。

    おっしゃる通り。
    誤算、これに尽きますね。
    劇団も、生徒さんも、ファンも、本当に誰も悪くないのですから。

    土日両日ともに帝劇のエリザベート観劇に行っておりまして、日曜日のお昼は愛希さんシシィと田代さんフランツのネックレスを渡すあたりの歌を聴いて感動するとともに、昨年は美弥さんのフランツで何度も観たなぁと思い出して少ししんみりしました。
    その夜に通りかかった東京宝塚劇場の周辺を小雨の中、美弥さんが出てくるのを待たれている方々の多さに驚きました。
    本当に多くの方に愛されていたのですね。

    また違う形で美弥さんの元気なお姿が見れる日が来るといいなと思います。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      おっしゃる通り、誰も悪くないんですよねー。ですからファンの罵り合いみたいなものはぜひ止まって欲しいと思うのですが…笑
      ただ正直劇団的には(というか月組的には)もう少しやりようあっただろうになとは思いますが。
      あのエリザからもうすぐ1年ですもんね…時の流れは早い。そしてもう帝劇エリザ始まってるんですね…(蛇足)

  7. HSTZ より:

    いつも、楽しみに拝見させていただいております。

    拙ブログの記事の中に、リンクを張らせていただきました。

    もしも、ご支障がありましたら、削除いたしますので、ご連絡頂ければ幸いです。

    よろしくお願いいたします。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      いつも貴ブログを拝見しておりましたー。特に舞台の感想等は予習がてらよく見ておりましたので、取り上げていただけて嬉しいです。笑
      これからもよろしくお願いいたします。^^

  8. shime より:

    いつも拝見しております。
    珠城さんトップの不可解人事が問題だったと思いますね。
    何故あのタイミングで突然の珠城さん上げからのトップ就任?。
    不思議でしたね。
    多くの歌劇ファンは同様に感じたと思います。
    劇団側も何らかの理由で珠城さんをトップにせざるおえなかったのでしょうけれど。
    龍さん退団後、ミヤちゃんトップからの珠城さんトップで良かったのにね。
    そうすれば、珠城さんは今以上に輝けるトップになれたでしょうし、今とは全く別の宝塚歌劇作品も楽しめたと思います。
    宝塚歌劇団のこの様なズル賢い人事は大嫌いです。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      別の記事でも書きましたが、正直あの時点での美弥トップ就任は状況的にあり得なかったと思います。外箱主演0でしたし、なれるとしたら望海か紅か珠城の3択でした。
      しいていえば美弥の人気の芽を感じた瞬間に凪七とのW体制をやめて主演経験積めばありえたのかもしれませんが、劇団は「若きスター候補」に賭けたわけですね。
      その判断は間違いではなかったと思いますが、いかんせん2番手時代に美弥の人気がグングン伸びたことが誤算なのでしょう。

  9. ヅカオタ より:

    蒼汰さん、久しぶりにコメントさせていただきます。以前の「美弥るりかにまつわる「誤算」」の際に、美弥さんへの考察が最後と書かれていたので、また書いてもらえて嬉しいです。
    入り待ち・千秋楽・出待ち・フェアウェルとフル参加させていただきました。それまではその日をどれだけつらく悲しい気持ちで迎えるのか恐怖でした。しかし、青春の全てをかけた集大成を美弥さんが終始温かく満ち足りていて、誇らしげに幸せそうな顔を迎えていて、それを観ていると心の中にあった怒りや憤りなどがなくなりました。逆に美弥さんが幼い頃、抱いた夢が唯一無二の男役になることで叶えられたと思うと、美弥さんの決断を温かく受け入れられ、とても充実した気持ちで帰れました。同時に、こういう気持ちにさせてくれる美弥さんの優しさや魅力を改めて感じました。(珠城さんのことはどうしても好きになれないです。それでも緞帳前の2人の会話で、2人にしか分からない感情・聖域があるのだと思いました。)
    そしtw劇団の想定に反して、多くのファンや演出家までに大劇場の0番に立つ姿が観たかったと言わしめた美弥さんは「劇団に翻弄された哀れなスター」のではなく、「劇団をも翻弄した偉大なスター」なのだと心の底から思いました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      美弥さんを深く愛し、応援されていたファンの皆様がどういう心境で今日を迎えるのだろうと思っていたのですが、
      少なくとも1日を楽しまれたみたいで本当に良かったです。
      彼女は確かにトップにはなりませんでしたけど、振り返ればとても輝かしい宝塚人生だったと思います。
      「劇団をも翻弄した」とはまさにその通りですね。宝塚の歴史に名を遺すのは確実でしょう。

  10. “ちぃさま” より:

    こんばんは!紅が大劇場お披露目が研16という学年や実年齢や実力から考えて、何も星組が2回も台湾に行かなくても2年大劇場4作で十分だったと思います。そしたら美弥で3作できたと思ったりしますが、柚香が礼より先にトップ就任は有り得ないですし、ひとつ変えれば5組のバランスが狂ってしまうんですね。会の規模は明日海に次ぐのではと思う美弥の人気はあっぱれだけど、珠城のあまりの人気の無さこそ劇団の誤算だったのでは?( 笑 )

    よほど象徴的な大スター以外は長期トップ反対です。それは誰かがトップになり損ねてしまうわけだし(娘トップも)、なるべく上の学年から2〜3年で回してあげたらなと思います。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      おっしゃる通りで全組のバランスが崩れることと、実はあの時点で台湾に行けたのは紅しかいないのですよね。
      (明日海は既に行ってるし、珠城は若い、望海と真風はまだ就任してから日が浅い)。
      海外公演はその日程調整の中でも最も早くに始まりそうですし、そう考えると紅に台湾にいかせるために北翔を挟んだのでは?と邪推しちゃうくらいなのです。
      私も長期トップ反対派なのです…やっぱり5作って調度良いですもん、色んな意味で。

  11. KAO より:

    美弥さんの退団発表から先日の東京千秋楽まであっという間でしたね~(他にも怒濤のようにいろんな発表ありましたし…)
    美弥さん、他の方にはない空気感のある、素敵なジェンヌさんでした。いつかどこかでご活躍されるのが楽しみです(*´ω`*)

    それにしても、計画的にことを進めている劇団人事が美弥さんの人気ぶりを読めなかったなんてこと、本当にあるのでしょうか?
    美弥さんがこのタイミングで退団してしまうことこそが、劇団の誤算だったという可能性はないのでしょうか…?
    ほとんどの方が「劇団側が切った」という論調なんですけど、私はなんだか腑に落ちないですσ(^_^;)

    蒼汰さんが記事内で指摘されていますが、番手ぼかししておけばいいのに2番手羽を背負わせ、炎上の前例があるのに2番手切りの悪手をふむ、ちょっと理にかなってない気がして…

    バウでの餞別公演はともかく、サヨナラショーをするなんて破格の扱いですし、本当はトップにするつもりだったのではないのかなーと感じています。
    むしろ、こう思わせることが劇団の策略なんですかね??

    すみません、長々とコメント失礼しました

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      実は私も「切った」という表現は腑に落ちないので、彼女に関しては「2番手切り」という表現をしないようにしています。
      正直待ってればイケたのかもしれません。同期引き継ぎがあり得ないとすれば花雪は無いでしょうから、それこそ珠城の後か宙組の後?
      でも彼女はこれ以上待てなかったんだと思います。タイムリミットというよりも、美弥さん本人が満足して踏ん切りがついた、という表現の方が正しそうです。
      けど正直、劇団が本当に美弥をトップにさせる気なら花組の明日海の後でもイケたと思いますけど(星はどう考えても礼の流れなので)、
      そうしなかった時点でやはりトップの可能性は最初から薄かったのかもしれません。いわゆるスペア枠ですから、ただ枠が空かなかったんだと思います。
      で、餞別はまさに劇団の精一杯のハナムケなんじゃないでしょうかね。

      • まいまい より:

        私は、劇団はるりさんにどこかのタイミングでトップの打診をしたのでは、と感じていますがそれはないですか?
        エリザの時の体調不良が何かはわかりませんが、さまざまな本人にしかわからない悩み(人生設計?)を経て、その話を本人の意思で辞退したのではと推測しています。その結果、劇団からバウ主演の話があり、おそらく本人の希望の演目を上演(バウで、あんな日程でしか枠がとれなかったのはおっしゃっているようにスケジュールがすでに長期にわたって確定している宝塚ですから)することになったと。
        そうだといいなと思っているだけなのかもしれませんが。
        (いつも感嘆しながら読ませていただいています。これからも楽しみにしています)

        • 蒼汰 蒼汰 より:

          コメントありがとうございます‼
          まぁエリザ体調不良の頃にはとっくに退団の意思は伝えていたとは思いますが、打診して断るんでしょうかねぇ…。
          断る説を考えるなら、花組でしょうかね?まぁこのあたりは推測でしか話せないから何とも…。
          愛希の時は最初から餞別バウだって言っていたようなものですが、美弥の場合は不意打ちでしたからね。東上しても良かったと思いますけど…。

  12. 2娘の母 より:

    いつも楽しく読ませていただいてます!私は、小学生の頃に涼風真世さんのカフェカルナバルを観て宝塚にハマり、以来ライトなファンを続けておりましたが、、、数十年ぶりに美弥るりかさんにハマってしまった者です。始めは涼風真世さんファンだったジェンヌさんということでの親近感からのスタートでしたが、るりかちゃんの男役のDNAに涼風真世さんが刻まれているのを感じて癖になり、今ではすっっかり男役美弥るりかの虜となってしまいました。

    今回の美弥るりかちゃんの一件、そうか、なるほど!計画人事の弊害!確かにそうかもですね。
    私は、寿退団だったらいいなぁと思っていました。つまりは、るりかちゃんが幸せであることが確信できる要素があっての退団だったらいいなぁと思っていました。

    そして、龍さん退団後からここまで、、、いやそもそも、、、るりかちゃんの組替えからここまで、、、一体全体どうするのが正確だったのか、、、私もそればかり考えておりました(カチャが月組に来なければ番手ぼかしがなく2番手でいられた?でもその頃のみやちゃんはやはり2番手を張れるほどの破壊力はなかったか…。たま様より先にトップになったら良かった?いや、やはりあの当時はここまでの爆発的人気はなかったし2番手となって一気に人気が爆発したのだからそこは覆せない)。

    いろいろ考えて私が到達した結論は、
    私は、こういう時こそ(トップスターと2番手スターの間にまさかの人気のネジレが生じてしまった時こそ)
    【準トップスター制度】
    を使うべきだったのではないかな〜と思いました。
    龍&明日海の頃より今の方がその制度しっくり来ませんか??
    実際るりかちゃんは2番手というより1.5番手ポジションで月組を支えたと思うんです。
    2番手というと、あと一つ繰り上がって1番手にならなきゃいけない感じがしますが、1.5番手というと、もう頂きに到達している感があります。なので1.5番手で退団となっても、1.5番手切り…という印象にはならないと思うんですよね〜。
    デュエットダンスは前半と後半でそれぞれが担当、群舞もしかり、最後のパレードの羽根も遜色ないトップと同じ分量で!
    どうでしょうか…

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      この公演で「準トップスター」なる表現をされたとかで物議を醸しましたが、やはり組子さんの負担が半端無さそうですよね…。
      そもそも龍&明日海の頃は、本当は龍をトップにしたいが明日海の明らかに人気が高まっていたが故の苦肉の策のイメージでして、
      じゃあ珠城と美弥が同じ役を回し合うかと言われれば、全く違うタイプのスターさんだから難しそうでしょね。

  13. まいこ より:

    家族経営的行き当たりばったり人事からグローバル化人事に、と書くと、一見大衆向けにやり方が改善されたように見えますが、結局、スターの選択を間違えると、大衆に支持されている美弥、劇団がどうしても推したい珠城(推すたびに客は萎えていく)という構図になり、客の意思とは逆を突き進むことになるという、内輪向け人事に戻ってしまっているところが皮肉だなと思います。多くの客からしたらなぜ珠城がトップで美弥がトップにならないのか理解できない訳ですから。このままのやり方でいくなら、これからもそういう現象はありそうです。計画的人事は上手く滑り出すと楽でしょうが、そうじゃない時のリスクが大きいところがデメリットですね。あと珠城さんのような、劇団に選ばれてしまった生徒の精神的負担が大きすぎます。

    誰も悪くないという意見がありますが、私は普通に劇団が悪いなと思います。心象がやばいと思ったら武蔵で美弥の出番をたっぷりとってお詫びするくらいはできたはずですから。全ての選択で間違った方をチョイスしてしまったという感じです。

    客や、もしかしたら中のジェンヌにまで心の負担を強いたり、不信感を抱かせた弊害って後から毒のように効いてきますよね。昔と違ってSNS、国民全員ネット民の時代なのも、人気や人の感情が全て可視化されるので、もう「ファンそっちのけで無理くりスターを作る」ことは難しいのかなと思います。推し活のページのぎこちなさとか見てると、その辺に対応できてないイメージがあります。
    何事もバランスで、「ぼくのかんがえたさいきょうのけいかく」もいいけど、舞台人の能力や人気の変化に臨機応変に対応できるようになったらいいですね。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      ぶっちゃけいうと、月組だけが現行の流れと逆行しているので、それで古い体質の人たちとバランスとってるのかななんて邪推しちゃいます。笑
      それだけ内輪なノリがずーっと続いていますよね。そしてそれが変わる気配が感じられないという…。
      抜擢される側の負担も考えれば、やはり2番手期間(人気と実力蓄積期間)は本当に必要なんだなって思います。
      そして今の感じだと、もう2番手にたどり着くまでが本当に勝負って感じですよね。
      ですから男役も娘役ほどではないですが、結構短期決戦なイメージです。高齢待機スターが一新されちゃいましたしね。
      おっしゃる通り、人気のバロメーターが可視化されたからこそ無理くりスターを作ることは難しくなったわけですが、
      だからといって人気スターを上から5人をトップにするわけにもいかないのが難しいところですね。まぁ何事もバランスですけど。

  14. ルンルン より:

    計画人事の落とし穴として、かなり早い段階でトップ路線を定め流れを立てるため早熟タイプのスターに圧倒的に有利、大器晩成型のスターには不利でしかないように思います。
    あくまでも例えとして捉えて頂きたいのですが斎藤佑樹選手が今でも球界の第一線として起用され高校時代公式戦登板ゼロだった上原浩治選手は控えに回り続けるというようなことも起こりうる訳ではないでしょうか。
    トップになれなかった理由は人事の答え合わせを見ながら何とでも推測出来ますし、彼女の下級生時代を振り返って事実そうなんだろうなぁ…と納得せざるを得ないものもありますが美弥ちゃんに関しては「それでもどうにか上手くならなかったのかな?」と思ってしまいますね(笑)

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼野球で例えると非常に分かりやすいですね。笑
      まぁゆうちゃんもですけど「引っ込みがつかなくなる」という状況も起こりうるわけで、そう考えるとリスキーですね。

      もしも歴史のifで言うなら、とっとと凪七を諦めて月組は美弥で推して主演を踏ませて、
      龍の任期を伸ばすか北翔を挟んで美弥就任、という流れかなぁと私は思いますけども、それでもなかなかに厳しそうです。本当、どうにかならんかったんですかね?笑

  15. あずき より:

    はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いています。ファン歴が浅い私には冷静で分かりやすい解説はとても勉強になり、ありがたいです。
    美弥さんを知って宝塚が大好きになりました。退団発表があってから、ショックでいろんな方のブログを読み漁りました。
    そこで疑問に思うことがあり、教えて頂けると幸いです。
    美弥さんが二番手になってから、人気と実力がここまで膨れたのが誤算とのことですが、美弥さんは1789の頃から人気が格段に増え、お茶会も1000人前後まで膨れ上がったとか。凪七さんより人気も高く、個性的な役も注目されていたとのこと。それでも、たまきさんが二番手に就任になりましたが、このときに全てのシナリオができていたのでしょうか。
    この時点でも劇団的には人気も実力も足りなかったのでしょうか?
    それとも、もっと以前からたまきさんへの期待が大きく、凪七さんとの二番手ぼかしは単なる風よけだったのでしょうか。
    真咲さんトップ時代の、映像を観ながら、なぜこのときに美弥さんを二番手にしなかったのか、不思議でありません。充分に華もオーラも感じますが、それは私の贔屓目でしょうか。
    長々と書きつらね、失礼いたしました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      次の舞音で珠城が正2番手に昇格したことを思えば、1789はもう遅かったのかもしれません。
      この年の末にはもう龍が退団を発表し、これより前に珠城は既に2回も東上を済ませていますから、美弥は主演経験が足りていません。
      と、このコメントを書くために調べて分かったんですけど美弥凪七で風除けしている間に珠城は既に2回も東上してたんですね…。
      同期の望海風斗がベネディクトを当て、路線の道を拓いたのが2013年ですから、同じ頃で思えば『ルパン』くらいがギリだったのかもしれませんね。

  16. あん より:

    こんばんは。いつも楽しく拝見しております。私はみやさんでなくたまきちさんがトップになった理由、それはちゃぴちゃんとの並びかなってなんとなく思ってます。劇団からも小池先生からも好かれていたよーに見えたちゃぴちゃん。娘役としては背の高めなちゃぴちゃんが綺麗に見えるのは華奢なみやさんより背もありガタイもいいたまきちさんだったからかなってなんて思ってます。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      それはぶっちゃけあると思います。劇団の愛希への寵愛を見るにつけ、彼女を残したかった意図はあると思います。
      逆に若手スターをトップにするには、経験者を残しておいた方が良いという、まさにwin-winな関係で成り立ってましたよね。
      まぁベストコンビだったと思いますけども。

  17. skyblue より:

    先日のブログで蒼汰さんが『トップスター=幸せとは限らない』と仰っていたことにハッとさせられました。
    美弥るりかはトップになれなかったけれど、これだけ愛され、こんなにも退団を惜しむ声があり、彼女の幸せの形はこれだったのかな~と自分を納得させています!
    最新号の『歌劇』で、演出家の原田諒氏が『大劇場でセンターに立つ姿を見たかった』と言わせた彼女は、本当に唯一無二のジェンヌだと思いました。
    美弥るりかという素晴らしい男役の舞台を何度も観れたこと、幸せでした☆

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      歌劇のコメントたちは凄かったですよねー。ここまで言わしめながら真ん中に立てなかったということは悲しくもあるわけですが、
      でもまさに歴史に名を刻んだことには変わりないですもんね。ぜひ彼女には幸せになっていただきたいです。

  18. 文車 より:

    蒼汰 様

    美弥るりかさん、宝塚の舞台から去りました。もどかしいというか、虚しいというか、未だ気持ちが落ち着きません。

    ここで触れられている通り、美弥さんは別格路線を歩むつもりでいたでしょう。星組在籍時、月組に来た当初はそんな雰囲気でした。しかし二番手になってから人気と実力が現れるようになりましたね。ある意味、歌劇団にとって、何よりも本人にとって「誤算」でしょう。珠城りょうさんを支え、時期を見計らって去ることを決心したでしょう。トップスターにしようという考えは芽生えてはいたでしょうがこの結果となりました。

    美弥さん退団後が不安です。これが杞憂になることを願います。それが原因で珠城さん・美園さくらさんのトップコンビが退団に追い込まれないか危惧します。鳳月杏さんが戻ってくるからいいけれど月城かなとさん、海乃美月さんのその後が心配です。

    心配するのは止しましょう。心配は万病ならぬ万災のもとです。

    美弥さんの新しい舞台を応援します。

    宣伝になりますが先月ブログを開設し、美弥るりかさんのことを記事にしました。ご覧下さい。

    それでは、ご機嫌。

    不一

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      当時月組には同期の超路線・明日海さんがいたことを思うと、路線としての組替えという意味ではなかったのでしょうね。
      月組の不穏な空気はもちろん、美弥さんの退団後もどのように活躍されるのか、不安と期待が入り混じっています。
      ブログを開設されたとのこと、運営は大変かと思いますがお互い頑張りましょう。^^

  19. ちるちる より:

    皆様のコメントを読み、私も一言残したくなりコメントさせていただきます。

    私が宝塚に嵌まりかけた頃、みりおが花組に組替になり、月組にかちゃがやってきました。その頃はみやちゃんとかちゃ2人合わせてもみりおの穴を埋めるのは難しいだろうと言われていました。
    でもそこから、2人はしのぎを削り努力され、W2番手として月組を支えてこられました。私の推測ですが劇団は彩彩コンビのようにみやかちゃもニコイチで使いながら、本当はかちゃを正2番手に上げたかったんでしょうね。でも役幅が狭く謎の抜擢などあったかちゃはそこまで人気が上がらず、逆に変幻自在なみやちゃんの人気が上がってしまったことが、劇団としては1番誤算であったと思います。
    ファンの人気には抗えず、みやちゃんを2番手にしたものの、かちゃへの配慮もあり、結局トップには劇団としてできなかったんでしょうね。(かちゃならばまさおとたまきちの間で短期トップにしていたと思います。)
    みやちゃんがトップになれる目は私は星組しかなかったと思っています。(劇団のちゃぴ愛も強かったですし、みやちゃんではバランスが悪い。)ちえさんからすんなり紅さんに引き継がれていればそれもあったかなぁ。(紅さんの失態で間にみっちゃんが入った話はまことしやかに囁かれていますし、笑)でもそうなるとキキちゃんがことちゃんの前に来ていたような気もしますが・・・。スペア論、その通りだと思いますが、みやちゃんの立場の難しさはかちゃとニコイチ扱いされたことこそが1番の原因かと思います。でもその微妙で難しい立場にいながら、ここまで素晴らしい男役をまっとうされたことにファンの1人として感銘を受けずに入られません。
    みやちゃんの最後のすがすがしい笑顔そのままの第2の人生を歩まれることを祈っております。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      実は私も、龍の後任本命は凪七だったのではと思います。というよりも美弥に人気が出ないよう…という表現だとアレですが、要は目立ち過ぎないように、
      凪七(や沙央)と互いに蓋をし合い、結局その間にカードを揃えた珠城が出た、という印象です。
      つまり美弥さんの立場の難しさは、ニコイチが原因でもあり、そもそもの結論でもあるという感じ。
      逆に凪七と、あるいは珠城を反射する鏡としてより人気が出ていったことが、まさに誤算なんだろうなーと思いますね。うん、難しい。
      そのあたりは昨日あげた記事にもまとめてみましたので、よかったらご覧ください‼

  20. はは より:

     いつも大変興味深く拝見しております。
    非常に客観的で「宝塚愛」に溢れた文章だと、感動しながら読ませていただいています。
    図図しいとは思いましたが、自分の意見もお聞きいただきたく、コメントさせていただくことにいたしました。

     昨今の劇団人事は、確かに過去の雪組の一件(※「惨劇」との表現・・・的確過ぎて笑ってしまいました)や「ハログバ」「ワンギリ」等のいわゆる「トンデモ人事」時代から見れば、一見平和に見えなくもありません。
    しかし、何事も表裏一体、劇団の事業拡大計画に見る「長期政権」や「計画的人事」にも弊害が生じているのではないでしょうか。

     他の方もおっしゃっていますが、トップのグッズ製作に始まり、ホームページやCSを含めた各種宣伝媒体等、昔よりもはるかに増えたコンテンツにおいて、短期間でトップスターが代わられたのではそれらの管理が追いつきません。
    計画的人事も、今般の美弥さんのような「突然変異」スターが発生した場合、臨機応変に対応することが出来ません。

     私個人としては、『契約時に「〇作」と最初から明記』されている事は無い気がしていますが(※現在長期政権のトップさんに関して、もはや妄想の域を出ませんが、こんなに長く務められるとは劇団としても想定外なのではないでしょうか・・・もう少し早く辞められると踏んで、スターの専科異動なども人事計画に盛り込まれたのではないかと。)上記のような理由も鑑み、4~5作以上の在任期間は求められているのではないかな、と想像しています。
    トップが長期間固定されると、興業演目計画も立てやすいですからね、会社としてはまさに「長期ウェルカム」ではないでしょうか。
    そう考えると、昔のように劇団が小回りの利く状態であれば、美弥さんも短期トップを務める事が出来たのでしょうが、「長期」を前提にするとなると、それは難しいようにも思います。

     「長期政権で安定の経営」の一方、宝塚が長年継続してきた理由の大きなひとつでもある「新陳代謝の良さ」が失われつつあるように思います。これが、私の思う「事業拡大計画の弊害」です。
    特定のご贔屓さん無く宝塚全般を楽しんでいる身としては、退団発表・就任発表の緊張感も宝塚歌劇団の大きな魅力の一つと思っています。この魅力を失ってしまうと、宝塚はあっという間に失速するのではないか、という危惧さえ感じています。
    (※・・・もしかしたら、新陳代謝を悪くすることで、私設ファンクラブから夢や希望を奪い、その弱体化を狙っているのかも・・・なんて裏の裏の裏的な読みもしてしまうひねくれた自分もいるのですが。)

     長くなってしまって申し訳ありません。お読みいただいてありがとうございました。
    今後も面白い記事を、楽しみに待っております!

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      長期、というのがどれくらいの作数を前提としているのかが難しいのですが、
      私は意外と昔の方が6~8作トップが多いイメージなのですよね。というか1~2作の短期とどちらか、という極端なイメージです。
      おっしゃる通り、トップやスターの配置の固定化は事業の硬直化を招くと思います。
      退団・就任・異動のドラマッチクさを演出することもエンタメの1つだと思いますので、どんどん風通しよくしてほしいものですよね。

  21. りす坊 より:

    こんにちは。
    ご卒業されてもなお、こんな風に語られる美弥さん。
    改めてその人気と影響力に感嘆の思いです。
    フムフムとみなさんの考察を拝読しておりました。
    私の周囲では、結果論ですけど、珠城さんは愛希さんと一緒に退団されるのが月組にとってベターだったんじゃないかって意見が多かったですね~。まるで、龍さん時代に存分に踊ることが出来なかった愛希さんのリフト担当のためにトップに据えられたような印象があるので(笑)

    美弥さんの人気爆発は誤算だったのかもしれませんが、龍さんの退団のタイミング(元々わりと早い就任(研12?)でしたが、当初は明日海さんと分けっこしてたし、晴れて「ピン」のトップになってからでカウントするとちょっと早い?)も、珠城さんがトップになってからの人気伸びなさぶりも、劇団的には誤算だったのではないでしょうか。だから、私の中では、月組に関しては「こうなって欲しい」という計画は完璧にあるのだろうけど、如何せんそう上手くコトは運ばず、計画的どころか、わりと行き当たりばったりな印象も(笑)月組をどうしたいのだろう???って感じです。

    そんな中で、ご自身の求める「男役」を追求し続けて、「これが私の男役」というものに辿り着いたからこそのご卒業だったのだろうなと。鳳月さんを慌てて月組に戻しちゃうあたり、劇団も予定外かつ引き留める術が無かったのかなって思わなくもないです。
    かつての下級生猛プッシュがあった雪組騒動とは状況が違う気もするし。

    本当に、色々な思いが交差した公演、月組の状況でしたが、千秋楽での満ち足りた美弥さんの表情を見ておりましたら、「ご卒業おめでとう」と、心から祝福する気持ちでいっぱいになりました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼想像以上の反響に私もビックリです。笑
      おっしゃる通り、月組は私が想像する「普通」とは違う裏、どころか予想斜め上のよく分からん方向に走っていってて
      はたしてそれが予定通りなのか行き当たりばったりなのか分からない迷走っぷりですよね。
      私も美弥さんは自身のなかで納得されての卒業だと思います。(なので2番手切りという表現をしておりません)
      だからこそこころから「卒業おめでとう」と彼女には伝えたいですね。

  22. まりん より:

    いつも楽しく読ませていただいています。コメント欄も色々意見があるな、と興味深く拝見しています。
    そして、私が思う事は少数意見なのか?と思い、今頃ですがコメントさせていただきます。

    私はたまきちがトップになったのはちゃぴの相手役としての抜擢ではないかと思っています。もちろん、龍さんがトップの頃に今のみやちゃんの人気や実力があればそれはなかったかもしれませんが、当時はそこまでではなかったように思います。

    しかし、みやちゃんがあれほどの人気と実力は2番手の立場がそうさせたようにも思うのです。ただ、たまきちがトップで強力に支えると言う状態だったからこそ、とも思います。極端な話ですが、星組で紅さんの下ではそうはなってなかったとも思うのです。

    また、たまきちは「男役がする女役」をより女性的に見せられる男役だと思うのです。ちゃぴしかり、みやちゃん、まゆぽん、アリちゃんも可愛く見えると思いませんか?なので、みやちゃんは今までの2番手とは少し違う立場だったのではないのかな?と思います。

    それと、もしかすると体力的な問題でトップにはならなかったのかも?とも思います。私は昔、若手の娘役のファンをしていまして、その子から体力的に大変だと言う話を聞いた事があります。トップにとって一番大切なのは体力とどこかで見た気もします。

    みやちゃんが2番手で辞めたのは勿体ないと思うのですが、2番手だったからこそ最後のショーでもトップのような扱いをうけたり、サヨナラショーをしたり写真集を出したりとさせてもらったのではないか、とも思うのですよね。

    まー、準トップなんて立場を作った月組ですからねー、何かしら2番手以外の立場を作れば面白かったのにな、とか思いますけどね。実際、みやちゃんは2番手男役でもあり、たまきちの相手役でもあった訳ですから。

    長々と書いてしまってすみませんでした。これからも色々な視点からの考察、観劇の感想等、楽しみにしています。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      おっしゃること、非常によく分かります。珠城さんというまっさらなタイプのスターだからこそ、美弥の魅力が反射してより輝く、という
      2番手だからこそ人気が出たという構図だったように思います。(ジャンプの主人公よりも仲間たちが人気が出るような感じですよね。)
      そして愛希さんの劇団からの推しは結構なものでしたから、彼女の残留が決定した段階で美弥さんがトップになることはなかったでしょう。
      退団作くらいは「美弥をほぼ主役に」くらいしても良かったとは思いますが、それって劇団的に「失敗を認めたことになる」わけですから
      死んでもやらないだろうなーと思い至りましたね。笑

  23. キジ白猫 より:

    蒼太さん、こんにちは。

    美弥さんに対する劇団の読み違えと対応のマズさ、本当に大きな傷と禍根を残したと思います。
    そしてその陰にはもう1つ、珠城さんへの読み違えもあったように感じています。

    きっと劇団側は、珠城さんにもっと人気が出ると予測していたと思うんですよね。
    けれど結果は…
    on the townのチケット、土日祝日でさえ完売していない日があるあり様。
    平日はガラガラ?

    せっかく鳳月さんが帰ってきたのだから、月雲の皇子を再演したら、ここまでの不人気にはならなかったように思います。

    この調子で悪手が続けば、月組の先行きが案じられます。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まぁ…あんまり声を大には言えないですけれど、やっぱり想定は下回ってそうですよね…。
      とはいえ海外ミュージカルやればいいってもんじゃないと私は思いますけど…。
      本当に今後が心配です。

  24. Jung より:

    少し辛口ですが、珠城あんなに人気出ないのは劇団の予想外でしょうね。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      まぁ…ねぇ。海外ミュージカルやれば良いって話じゃないと思いますけども…。

  25. YS より:

    オンザタウンの酷評は耳に入ってきますが、上演も計画的に行われているとなると演目変更も出来ないんでしょうか。
    私も海外ミュージカルやればいいってものじゃないと思います。このまま行けば前代未聞「鳴り物入り日本初演海外ミュージカルをコカした伝説」になるのでは?

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      若い水夫トリオがNYでわちゃわちゃ群像劇…って珠城率いる若き月組にピッタリなんですけどねー。いかんせん話の内容が無さ過ぎて…笑
      次のオーストリアもどうなるか非常に心配なのですが…頑張っていただきたいですね。

  26. 詩月 より:

    初めてコメントします。
    前身のブログから、いつも楽しみに読ませていただいております。ありがとうございます!
    縁あって、2014年の花組『エリザベート』から宝塚を観るようになったのですが、花組下級生ばかりを、ひたすらオペラグラスで追いかけていました。そんな私が、月組『エリザベート』での美弥さんの休演がきっかけで人事や番手などに興味を持つようになりました。(遅っ!)
    休演の知らせを受けての皆さんの反応がなんだかすごかったので…。

    宝塚沼に生息して25年くらいの身内がいまして、その身内が美弥さんを応援しているのですが、彼女は美弥さんの退団発表がある前から『きっとやめると思う』と呟いていました。月城さんが組替えをしてきたときに、彼女の中では美弥さんの退団が決定的になったということでした。まだまだよくわかってない私は、彼女の話を聞いてもへーという感じでしたが、美弥さんが卒業した後、今回のタイトルを見たときに、身内の言ってたことを思い出し、なんだか納得というか、心に落ちたというか、そんな気分になりました。
    長々と書いてしまいました。これからもブログを読ませていただくことを楽しみにしています。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼以前のブログから読んでいただけているとのこと、非常に嬉しいです。
      まぁ長くファンをやっている方だと、前後の采配等でなんとなく分かってしまうものなんでしょうね。
      特に本命だと思われる月城さんの異動はファンの皆さんも思うところがあるのでしょう。そして予想の通りになってしまったわけですが…。
      これからもよろしくお願いいたします‼