望海風斗と珠城りょうの退団発表により
気付けば真風涼帆が最古参トップスターとなるんですよね。
…と言っても、だいぶ先の話なんですが。笑
トップの任期も3作を過ぎると、
話題の中心になるのは「退団時期がいつなのか」。
雪組と月組の新体制を読むにあたり、
宙組の今後についても考える必要があるわけですが、
本日は真風涼帆の任期についての、個人的な一考についてまとめます。
真風涼帆の任期についての個人的予想
ブログ開設当初、私は真風涼帆の任期を
他の多くのスター同様、通常任期5作と安直に予想していました。
実際は早期就任&御曹司育ちの彼女が
そんな短い任期なはずがなかったわけでして、
現在も彼女はトップスター業を全う中。
じゃあ、結局何作任期なんでしょう?
ついこの前までの私の個人的予想を申し上げるならば、
なんとなーく7作くらいかなぁと思ってたんです。
その理由はと言いますと…。
・通常通りいけば6作目は2021年宝塚大劇場のお正月公演。
→宝塚お正月公演に退団公演を行う例は少ない(姿月あさとくらい?)ため
6作目は退団公演ではない?
・真風涼帆が岩谷産業のイメキャラ就任。
→2020年5月に90周年を迎える岩谷産業のイメキャラなので、
少なくとも2021年5月までは在任している可能性が高い?
・5作目に大作『アナスタシア』
→大作の次の次の作品が退団公演であることが多いため、
7作目が退団公演ではないか?
・星風まどか退団の予兆もなく、芹香斗亜が組替えする雰囲気もないため、
同じ体制で運営するのは7作あたりが限界?
という感じです。
ちなみに、もし仮に公演順番が入れ替わらず、
かつ何も問題が起きていなければ、
真風涼帆の7作目は宝塚大劇場は2021年7月くらいから8月くらいまで、
東京大劇場は2021年9月から10月中旬くらいまでだったと予想出来ます。
コロナによる影響があるのか?
で、ですよ。
これは新型コロナによる休演が起きる前の前提の話です。
ご存知の通り、宝塚では長く休演が続いたことにより、
2020年のスケジュールは大きく変更され、
当然ながら2021年分にも同様に変動が起きていると予測されます。
で、現在2021年スケジュールで明らかにされているのは、
月組公演の珠城&美園の退団公演まで。
宝塚大劇場は6月21日、東京大劇場は8月15日が千秋楽となっています。
そして開催順の変更がなければ、
月組公演の次は宙組公演となります。
するとどうででしょう、宝塚大劇場は6月25日前後から、
東京大劇場は8月20日前後くらいから始まると予想できますね。
つまり、コロナ前に予定されていただろう真風7作目の日程と、
リスケ後の真風6作目の日程がほぼニアになるんです。
お察し頂けるでしょうか?何が言いたいかというと、
「本当は7作任期の予定だったけど、コロナの影響で6作になった」
みたいなことが、果たしてあり得るのだろうか?…なんて思いまして。
もちろん、私はただのド素人ですので、
トップスターがどういう契約になっているかなんて知る由もなく、
その答えを知ることも一生無いでしょうから、
この疑問はただの空想上の小話でしかありません。
ですけれど、もし仮にそんなことが起ころうもんなら、
「コロナ許すまじ」としか言えないわな、とふと思ったのでした。
とは言えですよ、もし仮に真風が6作で退団することになった場合、
2021年は望海・珠城・真風と
トップスターが一気に3人退団することになります。
もちろん過去にも同様の例がありますが、
新型コロナでしっちゃかめっちゃかな現状において、
「トップの変更」という体制の根幹を揺るがすことを
そんな頻繁に行うのかと聞かれたら、個人的には疑問だったりします。
芹香斗亜の研16就任の是非
そしてもう1つ気になるのは、
現在宙組の2番手スターである芹香斗亜の学年。
例えば、芹香斗亜を2021年の10月くらい、
つまり研15のうちにトップスターにしようという予定が当初からあった場合。
仮に真風が任期7作そのままで行くとしたら、
このまま宙組で引き継ぐ場合は芹香は研16就任となってしまいます。
もし研15でトップに就任するという目論みがある場合は、
ともすれば、真風の任期6作でバトンタッチするか、
あるいは退団を待たずして月組に落下傘せざるを得なくなるわけです。
「たった1年そんなに変わらないだろう」と皆さん思うことでしょう。
そう、その通りです。その通りなんですけれど、
超主観だと研15と研16の間には大きな違いがありまして、
研16を過ぎると途端に高齢就任のイメージが強くなりません?
北翔の落下傘をくらった紅ゆずるが研15就任で、
そこそこ待った印象が強い望海風斗ですら研15就任で、
さらに待たされた感強めな蘭寿とむが落下傘就任で研16。
果たして研9で2番手羽根を背負った芹香がここに並ぶのか?
という素朴な疑問が沸いてきます。
(みんな結局5~6作任期ですから違いは無いと言われればそれまでですが。)
芹香斗亜は宙組でそのまま上がった方が自然だけれども、
研16まで待つことが自然かと聞かれれば、微妙ですよねーっていう。
皆さんはどう思われるでしょうか?
半年先に何が待っているのか
少なくとも『アナスタシア』宝塚大劇場千秋楽後に真風の退団発表があれば、
芹香はそのまま宙組で上がる可能性が高いことは確実。
月組の次期トップスター発表と、
果たしてどっちが先になるのでしょう?
もはや検討もつきません。笑
当初は真夏の公演予定がコロナの影響で約半年遅れとなり、
結果的に真冬の公演となった『アナスタシア』。
シーズン的にはピッタリですが、半年先に一体何が待っているのか、
新人公演が出来るのかも含めその行方が気になるところです。
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コメント
こんばんは!もうそろそろ話題が出ると思ってました。まあ仰る通りですね
私も7作目退団だったと思います。
ただ時期的にはどんぴしゃりなんですよね。しかも芹香さんはグラフも単独表紙を飾るそうですし、いい加減トップにさせてやれよ、と言う意見が大方だと思います。私もわからなくなりました。真風さんはやはり次期は芹香さんに繋いで行きたいと思ってらっしゃると思うんですよね。まかキキでバディ感を出して真風さんを支えてくれてる芹香さんですから、これからカレンダー掲載月が出るでしょうから、そこで大体はわかりますよね。
コロナの影響でもし1作短くなったとしても真風さん本人が納得するなら
ファンとしては粛々と応援するのみです。私個人はかなり腹を括っているので、なる様にしかならないと思ってます。私は真風さんが大好きですが、やはりここまでがんばってきた芹香さんに宙組でトップになって欲しいと思ってます。どんな結果になっても受け入れるだけです。
いつもコメントありがとうございます。
当ブログにおける真風さんの活躍は通りすがりのれいこ様と一緒に見つめているといっても過言ではないので
間もなく任期5作目かと思うと感慨深いですね…笑
おっしゃる通り、本人が納得のうえでの退団ならそれでいいのかなと思う一方で、宙組の安定感も捨てがたいし…というジレンマがあります。
果たしてどんな結果になるのか、1年先が楽しみ半分不安半分ですね。
こんばんは!
私も当初はまかまどは7作、もっといえば東京宝塚劇場の改修前サヨナラ公演で送り出す予定だったのかも、と思っていました。工事、どうなるんでしょうね。
真風さんから芹香さんへと宙組のバトンが引き継がれることを期待する反面、まだ真風さんたちの宙組を見ていたいな…という気持ちもあります。宙組ファンの端くれとして、今の宙組を精一杯応援して、何より楽しみたいです。
いつも興味深く読ませていただいています。ありがとうございます。
真風さんの任期が今後どのようになり、芹香さんがどの組でトップさんになられるのかと思い巡らせています。
宙組さんでのお二人と星風さんの存在が本当に大好きですが、歌劇団という組織の中でそれぞれの立場を引き受けてご活躍される日が来るのかもしれないと考えてしまいます。
もし芹香さんが組替えされることになれば精神的なご負担が少なくないと思いますが、待望のトップさんとして、そして進化を続けて歩んで来られた男役さん道を更に楽しまれて、今まで以上に輝かれることを信じて応援させていただきたいと思います。
真風さん星風さんには、まだまだ大変な状況の中ですが、宙組をリードし続けてくださることに感謝し、ますますのご活躍を期待して応援させていただきたいです。
みなさまの心ができるだけ穏やかに、ぞれぞれ納得された上で前向きに、様々な事が運びますように。
これから来年にかけてどんな変化が起こり思いを巡らせることになるのかと、ドキドキしながら待ちたいと思います。
蒼汰様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
今、宝塚は既存のファンがチケットを捌くために友人知人を誘い、ご新規ファンを発掘するシステムが機能していない。団体もとれない。当面は既存ファンに頼った営業をせざるを得ない。
となると、1年の間に望海ファンと珠城ファンがごそっと抜け、さらに真風ファンも抜け、芹香宙トップ、月城月トップとなると、
宙組はともかく、
月組、大丈夫?
コロナの影響下で、外部演劇でも1席空きでも完売しない状況多発の中、月組の大劇場の販売、頑張っている、と思います。
が、ピガールを売るために異例の早期退団発表をしたうえでと思うと、なあ。これで月城さんに引き継いで、状況は劇的に改善するのだろうか。
私はとっくにトップさんたちより年上ですが、なんというかなあ、真風氏や愛月氏を見ていると、「年上の大人の男」として見られる貴重な男役さんなのですよ。(95期トップはもう完全に「年下の男の子」目線で見るようになっちゃった)
勝手な想像ですが、真風氏や愛月氏は、ヅカファン歴が長い、人生経験を積んだファン(昭和生まれの、子供の手が離れて、時間と可処分所得があって、宝塚からなかなか離れない客)が多そう(私は違うけど)
真風氏の人生設計のこともあるし、軽々しく言えないのですが、彼女は宝塚の男役芸の中核にある、何とも言えぬ暗い悩ましい魂に触れられる稀有な存在だと思うのです。
つまり、大劇場で、アナスタシアもよさそうだけど、これぞ!という当たり役を出してから退団してほしい!
新規ファンが右肩上がりに増えていた宝塚は、きっと色んな挑戦も可能で、トップスターを若手にシフトしていく事も、何の不安もなく進めていたと思います。
が、コロナの影響は、その新規ファンが一旦立ち止まり、残念ながらしばらくは観劇から遠ざかる事になると思います。
貸切公演もなく、学生さんや農協の団体さんも来ません。
今は、どんな時も何があってもついてきてくれる、いわゆる「ファン」が、宝塚を支えています。
それが分かっているからこそ、舞台の上から、「皆さんに会いたかった」と、必ず挨拶で言ってます。「皆さん」それは「ファン」のこと、お茶会も、入り出待ちもない今、改めて、ずっと支えてくれていた「ファン」がクローズアップされています。
チケットを捌くのが大変な博多座を満席に出来る真風さんを、今の劇団が手放すでしょうか。
真風さんの意向次第かもですね。劇団は、離したくないと思います。
真風っちが、博多座(この秋)に凱旋してお正月の大劇場・・・で(その後いつかわからないけど)「卒業」と思ってました(笑)そして、いったんわたくしも卒業・・・という計画で。去年の12月には、初大劇場・観劇。あ~~去年で、無理してでも行ってよかったです~~。
諸事情から、礼音ちゃんおっかけ(自分としては、せいいっぱい。今も・・・ですけれど)しての宝塚観劇、いちおう区切りとしての真風氏卒業のつもりだったのでした。
いつも「予測」楽しみに(わからない、詳しいことも多々あります。初心者ですから・・)読んでいます。特に「人事」は、みなさん燃えますね(笑)おもしろいです(野次馬)脱兎
※及ばずながら、応援のつもりで(わずかなことですが)星のライビューを、見てきました。舞台関係者(いろんな職業・住民も含めて)、ほんとうに大変と思います。こっちゃんも星のみんなも「進化していた」(笑)ここのところ宙ばかり、見てたので・・・
芹香さんを早くトップに!
研9で二番手でしょう?このままだと飼い殺しですよ。そのために月でトップになってもらわないと。雰囲気も合ってるし、月の救世主になると思うのですがね。その特は彩みちるちゃんもお忘れなく…プロデューサー様お願いいたします
こんばんは!
まだまだまかキキを見ていたい気持ちも、キキちゃんには慣れた宙組でトップになってほしい気持ちももちろんあるのですが、個人的にキキちゃんには月組の地盤固めと人気の安定という大仕事を任せたい気持ちが大きくなってきました。
キキちゃんなら、宙組におけるゆうひさんのような存在になってくれるんじゃないかなあと思っています。
蒼汰様も書いてらっしゃいましたが、れいこちゃんにはショー含めもう少し2番手としておいしいポジションを経験させてあげたいという気持ちもあります。
キキちゃんは大変でしょうが、期待を込めて。
蒼太さん
興味深く読ませていただきました。
カレンダーの詳細が発表されましたね。蒼太さんの考察、楽しみにしています。
私は「真風さんはもともと6作予定だったが、コロナやたまきち退団時期予定変更により、トップ最古参として残留。7~8作になる。」説でいきたいと思います(笑) キキちゃんが月の次期トップで。なぜなら、これが普通の企業の人事で、私が会社の役員だったら「芹香くんにしかできない仕事だ。やってくれ。」って人事異動させると思うからです(笑)