問われる真価・月組2020年1作目の本公演詳細発表

世間では台風19号の話題で持ち切りですねー。

 

この3連休に某雪組公演のチケットを持っている身としては

何とか開催して欲しいと心から願って止まないわけですが、

果たして、どうなることやら。

 

ということで今日は大きいニュースが続々と発表されました。

一つずつまとめていきたいと思います。

 

真価が問われる?珠城りょう7作目公演

 

まずは月組大劇場公演の詳細発表の報から。

 

公演情報

【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】

JAPAN Traditional REVUE

『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』

■作・演出:植田 紳爾

■監修/坂東 玉三郎

<特別出演>(専科)松本 悠里

 

ミュージカル『ピガール狂騒曲』

~シェイクスピア原作「十二夜」より~

■作・演出/原田 諒

 

うーん、何とも普通。笑

 

トップ任期2作目や4作目にありがちな、

良くも悪くもコメントに困る、

いたって普通な宝塚的作品って感じでしょうかね。

 

とはいえ、これまで珠城りょう任期時代は

「無理やりな早期就任でごめんね」ブーストとも言える、

多くの下駄履かせが続いてきました。

 

簡単にまとめると、

月組伝説のミュージカルの再演『グランドホテル』

→小池氏の新作オリジナル一本物『All for One』

→ウエクミショーデビュー作『BADDY』

→伝家の宝刀&愛希退団公演『エリザベート』

→美弥退団公演『夢現無双』

→日本初上演オーストリアミュージカル『I AM FROM AUSTRIA』

 

という感じ。

…改めて見ると壮観ですなぁ。

 

今作も「坂東玉三郎初監修」「106期生お披露目公演」

ブーストっちゃあブースト公演なわけですが

これまでに比べるとちと弱い感じだし、

珠城もこの『ピガール狂騒曲』公演時には、もう研13。

 

いつまでも「早期就任で大変だったよね」的存在ではいられませんし、

自身(と相手役)よりも後輩たちがトップに就任もしました。

 

任期7作目にして、

ついにその真価が問われる状況へ置かれたとも言えるでしょう。

ぜひ、新生月組のパワーを見せつけて欲しいですね。

 

今の月組ってショースターが少ない?という懸念

 

そして、ずーっと思っていたけれど、

口に出さずにいたことをあえて書きますが、

今の月組ってショースターが少なくありません?

 

番手組の中では暁がダンス、鳳月は歌が得意なんでしょうけど、

いかんせん中央にいる珠城も月城も(ついでに美弥も)

舞台技術に穴は無いが何か突出しているタイプでもないし、

ショー公演において熱狂的ファン以外に訴求するモノが少ない印象なんですよね。

 

で、劇団も似たような懸念を抱いているのか分かりませんけど、

珠城トップ就任後、王道なレビュー公演が

お披露目の『カルーセル輪舞曲』しかないというのは

実は由々しき事態だと思うんです。

 

『BADDY』は佳作とはいえウエクミらしい変化球公演ですし

『クルンテープ』も展開は非常に古典的ですけど、いかんせんタイ。

そして今度は和物、しかもウエジイで『WELCOME TO TAKARAZUKA』。

 

『カルーセル輪舞曲』が2017年3月までの公演ですから、

珠城8作目でもし王道レビューをやったとしても

3年半もの間ご無沙汰になるわけで。(これで8作目も一本物なら4年越えですぜ!!)

 

他組(特に最近は星組)がガンガン王道レビューをやってる最中、

苦手だからといってずーっと避け続けても

組子たちの経験値とパワーが上昇しないだけと思いますので、

そろそろ見たいんですけどね、王道レビュー。

 

『-雪と月と花と-』の意味とは?

 

ところで、レビューの公演名についている『-雪と月と花と-』ですが、

皆さんは何の意味があると思いますか?

 

SNSで「雪組と花組の特出があるのでは」説を見かけ、

それはそれで面白そうだなぁと思うのですが、

まぁ、さすがに無いかな。笑

 

今の公演スケジュール&スターたちの多忙さを思うに、

このご時世そんな無理はさせないような…。

 

個人的にありそうだなと思うのは、

雪の場面では月城が、花の場面で鳳月が時の移ろいを表現し、

月の場面では珠城と暁が「月を継ぐ者」的演出がある、みたいな?

 

…さすがにそんなコテコテなことしないか。笑

ということで来年の月組公演に関する所感でした。

 

そして最後に改めて…台風逸れろー!!

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. こんちゃん より:

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。紅さんの大千秋楽は何とか!

    「雪と月と花と」の意味ねえ・・・玉三郎さんが花組と共に創設された歴史ある月組に敬意を表して、当時名づけの由来となった白楽天の「雪月花のとき君を思ふ」の語句にちなんでアイデアを出してくださったのでは?特出は深読みしすぎでしょうと思ふ。

    ちなみに戦前宝塚のライバルだった松竹少女歌劇団の組名は「松・竹・梅・桜」

    もし両劇団の運命が入れ替わっていたら今ごろ「竹組の演目発表きた!」とかSNSに飛び交っていたかもしれませんね(笑)

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      雪月花って綺麗な響きですよねー。もちろんその語句にちなんでからの組の命名、からの作品命名だとは思いますけどね。
      ちなみに、松竹梅だとどうしても序列っぽく見えてしまうので、同列の雪月花を選んだのも改めてナイスだなーとも思います。

      • こんちゃん より:

        返信ありがとうございます。

        思いついたこと

        オリンピックの開会式は7月22日
        月組千秋楽は7月26日
        ショーは「JAPAN Traditional REVUE」 で「歌舞伎」の人間国宝の女形監修
        お芝居はシェイクスピアの翻案。異性装の話。

        開会式前に前乗りしている外国メディアを招待する場合、お芝居のあらすじがわかっている話であればとっつきやすい。紹介映像を作る場合和の絵面が映えるし、「雪月花」の解説や歌舞伎との対比、女形と男役と異性装など論点てんこ盛り。

        これは外国向け宝塚紹介教材公演かも。時期的に取材陣にブルーレイも配れるし。

        • 蒼汰 より:

          コメントありがとうございます‼
          まぁ時期的にも海外向けは意識されてるかなぁとは思いますね、おっしゃる通り人間国宝の女形監修なんてその最もですし。
          不安なのは海外を意識し過ぎて「古めかしい」作品になり過ぎないことかなぁと思いますが、
          そのあたりは宝塚の「斬新性」を期待したいですね。

  2. YUKIMARU より:

    今の月組にショースター不足というご意見もあるかもしれませんが、鳳月杏が歌の人、そうかな?
    と思いましたので。

    花組のカサノバでの、鳳月杏の女役での歌は素晴らしかったですが、
    月組の下級生時代の鳳月杏は、ダンサーとして、光っていたと思います。
    ロミオとジュリエット、新人公演の死を見たときに、なんてのびやかに、広がりのあるダンスをする人だろう、と驚き、以後本公演で、鳳月杏のダンス場面では、そのしなやかでシャープな動きに目がいってしまうようになりました。
    美弥るりか、宇月颯が退団してしまいましたが、
    鳳月杏、夢奈瑠音、結愛かれん、はじめ、ショーで光るひとは、いないとは思えません。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      書いといた後に思いましたが、これまでの月組が「ショースター不足」でしたので
      これに鳳月を入れるのは文脈的におかしいですよね…ということで彼女が今後の月組を支えることを大いに期待したいと思います。
      そうおっしゃる方がいるかなぁと思いわざわざ「番手組の中で」と書き足しましたけど、夢奈さんや結愛さんが一場面貰えるよう飛躍されることも併せて期待したいと思います。

  3. YS より:

    もはや「玉さま」頼みかよ、とかお寒い連想をしてしまいました。
    あと、比較的長期のトップ退団ひとつ前の公演はわりと古典の翻案が多い?(アンドレ・シェニエとかオセローとかマノンとかカサノヴァとか?)から?とか、シェイクスピアものはまだやってなかったなー、とか考えました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼まさに「たまさま」つながりですね。笑
      確かにそういう意味で古典物ってなかったかも…と思ったのですが、アーサー王って古典ですかね?違うか?
      まぁ普通に月城さんに繋ぐため9作以上確定ですかねーと最近思ってます。

  4. りす坊 より:

    久しぶりに拝読いたしました。
    ふと思ったのですが。。。
    各組で蒼汰さんが思う「ショースター」ってどなたですか?
    月組はショースター不足、そうか、ふむふむ。。。と思いつつ、
    ん?でも他組だと、そんなにたくさん「ショースター」いるの?と素朴な疑問です。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      私が勝手に「ショースター」と定義しているのは、分かりやすくダンスもしくは歌唱力が突出しており、中央で場面を持たせられる人のことだと思っています。
      現在の2番手スターまでの男役で言えば、望海(歌)、彩風(ダンス)、柚香(ダンス)、礼(どちらも)、
      娘役で言えば真彩(歌)や愛希(ダンス)や仙名(どちらも)なんかもそのくくりかなぁと。(明日海さんレベルになるともはやショースターではなく、別格)
      月組では美園さんに飛躍して欲しいと思うのですが、いかんせん緊張しいなぁタイプっぽいので、ぜひ殻を破って欲しいなぁと応援しています。

  5. りす坊 より:

    こんばんは、りす坊です。
    お返事ありがとうございます。
    宙組もショースター不足なのかしら?
    娘役に至っては、現役は真彩さんだけですか…
    意外に寂しいですね〜。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まぁ突っ込まれるかなぁと思っていたのですが、実はそう思っていました。笑
      ただし宙組は前代がスーパーショースター・朝夏まなとであり、2017年にヒット作ビバフェスを生み出していることと、
      新体制になってからはシトラス再演に和物の白鷺ですので、自作次第で評価が分かれるかなぁと思ってます。
      娘役で大切な舞空さんを忘れてました…。そして潤花氏も期待高めです。星風さんは何でもできるがゆえに「ショースター」感が薄いですね、個人的に。

  6. 藤尾 より:

    月城さんの二番手羽根は予想外でしたが、フィナーレにオーストリア国旗の赤白赤の羽根が三枚並んだのはきれいでしたよ。演出上絵柄的にこれがやりたかったのではないかと思います。おめでたいムードこれで月組も一息付けるといいのですが。

    先日発表された珠城さん7作目は、演出監修の先生方の外部評価の高さからむ珠城さんの箔付け「外部の賞狙い」だと思います。

    昨年坂東玉三郎氏と元トップスターズで越路吹雪を歌うコンサートがありました。根回しは進んでいたのですね。美意識の塊の方なので、舞台や衣装も新調、さぞや美しい舞台が出来上がりそうです。

    珠城さんは9作目で2021年月組100周年を生え抜きトップとして務めた後退団の運びと予想。その為
    の鳳月さん東上、月城さん暁さんステイ。

    その前に御園座ですがいたってオーソドックスな配役で、月城さんはあくまでも正統派で売るつもりなんだなと再確認した次第です。2月の名古屋一本物の三重苦、多分御園座は真っ赤にしても良いのだろう。

    鳳月さんは自力でなんとでもなる方なので安心して東上ヒロイン育成も任されそうです。どなたになるか楽しみです。

    鳳月さんには珠城さん、月城さん、暁さんと個別に一通りガッツリ組んだお芝居をやって欲しいです。珠城さんと月雲再演が見たい。月城さんとです心中が見たい。あとジャハンギールのスピンオフが見たい。

    95期写真集は今年中にファフォブを出さないと、近々決定的に路線から落ちる人が 出てしまう。写真集ですむなら玉石混交で出して儲けようという感じにみえます。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      その「オーストリアの国旗を表したかったから」的意見をたまに聞くのですが、果たしてそのため「だけ」で羽根を背負わせるのは個人的には疑問なのです…笑
      とはいえ、お祝いモードには変わりませんし、オーストリアへの顔立たせの意味も含め、複合的な理由での羽根だとは思いますが。
      後半は全文同意です。珠城さん9作目までやるでしょうし、そのための月城暁ステイなのでしょう。
      鳳月さんという新しい「風」がやってきたことで、いろいろな組み合わせで様々な公演(外箱含む)ができるわけですしね。